住宅CMサービス

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感涙のお引き渡し!堺市M様邸

堺市でご建築が進んでいたM様邸。
無事にお引き渡しを終えました!

ここに至るまでの紆余曲折。
お引き渡しの際には、そんな様々な思い出を
色々思い出されたのでしょう、歓喜で涙が溢れていらっしゃいました^^

外観
外構も完成し、存在感のある外観です!

後日、外構工事も終えられ、とても存在感のある、引き締まった風合いに感じます。
お引き渡し時にご主人さんに尋ねると、
「まさか本当にここまで辿り着けるとは!」

と、しみじみと感慨深げに我が家を眺めていらっしゃったのがとても印象的です。
こう言う思い入れのある瞬間に立ち会える。この仕事の本当に有難い瞬間です^^

ブラックウォールナット 長物
床材は、こだわりのブラックウォールナット材の長物

こだわりのリビングには、ブラックウォールナットを利用されています。
一枚一枚がとても長いタイプの床材で、滅多にお目に掛かれない良い材料でした。
「絶対に取り入れたい!」
と、仰っていらっしゃのも頷ける面白い風合いです。

こうした無垢材の良いところは、同じ木目が一つも無いと言うところです。
私が祖父の家で、夜寝る前に天井の木目を見ながら、
寝るまで人の顔を探すと言う、一人遊びをしていた事が思い出されます。

ここで育つお子さんは、どんな思い出を作られるのでしょうか?

納戸の調湿
納戸に杉の無垢材を利用することにより、調湿を期待しています

納戸の壁には杉の無垢材を使用。
無垢材のもう一つの特徴としては、気が湿気をある程度吸湿、
放湿するところでもあります。

人が材質するような場所では、人が継続して湿気を発し続けるため、
やがて、木材が吸湿出来る以上の湿気となり、結局湿度が高い状態に
なってしまいます。

しかし、納戸のような場所では湿度が継続的に供給される状況にならない限り、
木材が適度な湿度に調湿してくれることが期待出来ます^^

とても良い木材の使い方だなと関心しました!

昼寝用のロフト
昼寝をすることも意識した、2階のロフト

ご主人さんはお仕事柄、昼に寝る必要がある場合があります。
そこで、昼間でもユックリ寝れるようにと言う意味も込めて、
2階の屋根裏部分にロフトを作っています。

ここであれば、昼間でも窓からの明るさを気にする事無く、
真っ暗な状態を保ったまま寝ることが出来ます!

もちろん、昔のように夏にはロフトが蒸し風呂状態・・・・
と、言ったような事はなく、きっちりと高断熱にすることで、
ロフトでも快適に過ごすことが可能となっています^^

鍵の引き渡し
恒例の鍵のお引き渡しの瞬間です!

工務店さんから、お引き渡しに当たっての様々な説明がなされている間、
それまでの色々な打ち合わせや、工事期間の思い出や、
それに至る以前のことなどを思い出されたのでしょう、
だんだんお話する言葉が、涙声になってきて、
最後は工務店さんの担当さんと一緒に、涙、涙でした^^
そこまで思いのこもった、真剣な家づくりをして頂けた事が、
私にとっては誇りであり、嬉しい事でもあります。

そして、いよいよ鍵のお引渡しです。
通常、ここで鍵を引き渡すまでの間、大工さんや現場監督さんなどが出入りする際には、
工事用の鍵を使っています。その工事用の鍵は、複製されても良いように、仮の鍵が使われています。

お引き渡しの際に、初めて施主さんが本キーを利用して開け閉めをすると、
工事用の仮の鍵は、2度と使えなくなります。
ですので、その後は工事業者が中に入ろうと思うと、
施主さんに鍵を開けて貰わなくては、勝手には入れなくなると言うことになります。

こうして、お引き渡しが完了すると言うのが恒例になっています。

最後は皆で記念撮影!

とても良いお引き渡しになりました^^

 

オーディション1次審査 提案書に思うこと

住宅CMサービスのオーディションでは、参加工務店さんから、
それぞれ共通の見積雛形を使用した見積と、提案書が提出されます。

この提案書は、規模の大きな企業とは異なり、
手作り感に溢れた提案書であることが多いです。

工務店さん思い思いの提案書ですので、
どれもオリジナリティに溢れています^^

昨今では、家づくりにおいても、
「オリジナリティ」や「個性」のある家づくりが、
徐々に増えつつあります。

それは、個々人が個性を発揮できる、
良い環境が整ってきたことによるものだと思います。

インターネットが普及する以前は、
個々人が個性を発揮する前に、
一応、家づくりを生業としている業界の人間によって、

「こう言うものなのか。」

と、丸め込まれていたでしょうから。

オーディション見積
オーディションで出された、見積や提案資料

今回の提案書を見ていると、そんな個性溢れる施主さんの想いに答えようとする努力が
ヒシヒシと感じてきます。

工務店さんを企業と捉えると、儲ける上においては、

「そんな事ばかりやっていたら、儲からない!」

と、言うのも確かに間違いでは無いでしょう。
標準化、一般化、大量生産
することによって、確かに企業は儲かります。

しかし、私はココに違和感を感じるのです。

家づくりはいつの間にか、
「儲けの道具」
に、変えられてしまいました。

個人が莫大な借金を背負うことになる家づくりにおいて、
本当にそれで良いのでしょうか?

私は町並みの中に、
「日本の文化」
として、同じような見た目の家が揃っているのであれば、
それは良いことだと思います。

京都の町家、木曽の馬籠宿
など、地域に寄り添った、風情ある町並みです。

しかし、これらは「儲け」のためにそうなったのでは無いと思います。
そこの出発点がそもそも全く異なるのです。

全国の需要を平均化して、その中の最大公約数的な需要を
トレンドとしてとらまえて、それがさも今の当たり前のカタチかのように、
家づくりが行われる。

全国を標準化したそんなやり方に、個性や風情が本当にあるでしょうか?

私にはそんなに魅力は感じられません。

村の中で、協力しあって家を建てていた時代はもう終わりました。
今からそんな時代を望んでも、恐らくそれは時代錯誤でしょう。

それと同じように、全国を標準化したやり方にも、
終わりが近づいて来ているのでは無いでしょうか?

インターネットが普及して、さまざまな業界が激変しています。
一番モロに影響を受けているのが、出版やマスコミ関係の業界だそうです。

もう、今までのような儲けは期待できないそうです。

スマートフォンが普及して、ここでも様々な業界が激変しているはずです。

そんな時代に沿った家づくり、街づくり、暮らしづくりが、今後はもっと必要になってくるのだろうと、
提案書を眺めながら、感じていました^^

Ps.
この話にはまだまだ続きがあります。
本当であれば、作り手だけでなく、住まい手側も、
もっと家づくりに対して真剣であるべきだろうし、
子供に教育を施すのと同じくらい、その環境づくりは重要なはずです。

しかし、現状の日本ではそういった事を認識できるシステムは、
今のところ殆ど存在しません。

どんな風に生きたいのか、どんな風に暮らしたいのか、
どんな風に死にたいのか。

そんな観点から、住まいづくりを考える視点を、
学校教育なんかで、広く教えることも必要なんじゃないかと思います。

住まいて側がもっともっと真剣になることで、
そうしたことが実現していくのかもしれません^^

 

無垢素材をふんだんに使用した家の見学会が開催されました!

四條畷市で建築が進んでいたH様邸にて、
見学会を開催させて頂きました^^
多くの方にご参加頂き、とても賑やかでした!

H様邸は、無垢の木や漆喰など、いわゆる「自然素材」と言うものを、
屋内の見えるところ(仕上げと言う)にふんだんに使用しています。

無垢の木は、見るとリラックス効果を促し、
非常に心理的に良い状態にしてくれることが、
学術的な実験によって分かってきています。

特に、室内の面積の半分程度を木にすることで、
人は一番リラックス状態になるそうです。

これは、恐らく、自然界の状態(空や大地を除いた、森林)に
似ているからだろうと予想されています。

見学会来場者
見学会には多くの方がご来場されました!

そして、更にこの家の秘訣は、

「高気密・超高断熱」

で、あると言う事。

四條畷市の中でも、かなり冬が寒い地域にあるH様邸。
冬場に雪が降ることも多いので、寒さ対策は重要です。
自然の素材と、高断熱の組み合わせによってもたらされる「健康効果」は、
非常に高いものとなるでしょう^^

ヤコブセンランプ
照明は超有名なデザイナー、ヤコブセンの照明です。

ダイニングには、有名なデザイナー、ヤコブセンのヤコブセンランプが
利用されています。
そして、そのダイニングから外側に見えるウッドデッキは、
シロアリに強く、腐りにくい、本物の木材を使用した、
ウッドデッキです!
これなら、夏場でもやけどするほど熱くなると言うことも、
かなりマシになるはずで^^

吹抜
明るく、開放感のある吹抜

開放感のある吹抜は、そとの明るさを取り入れる窓が
沢山設置されているので、とても明るいです。

それにも関わらず、冬場が暖かく過ごせるのですから、
羨ましい限りです^^

ファミリースペース
吹抜の脇にある階段を登ると、景色の良いファミリースペースがあります!

こちらは、吹抜脇の階段を登ると現れる、ファミリースペース。
ここから北側の窓を除くと、緑の多い隣の公園が見え、春になったらサクラ並木を
見ることが出来ます^^

ここでも、床と天井、窓まわりに木材を使っているので、
何となく、リラックスしてきませんか?

木製キッチン
キッチンも木製にこだわり、オリジナルで作りました^^

こちらは、シナの木と言う木を貼って作っているキッチンです。
兎に角、この家では既成品は使わず、一つ一つ丁寧に、木を基調にした、
オリジナルの材料を採用されています。

写真にはありませんが、ドアも既成品は使用せず、
建具屋さんと言う、屋内ドアを作成してくれる、
専門の職人さんに依頼して、作成してあります。

オリジナル洗面
洗面ももちろん、オリジナルです

こちらも完全にオリジナルな洗面です。 H様に、洗面器と、水栓、鏡を選んで貰い、
それを組み合わせて出来たものです。

家の中の壁には、漆喰を利用しています。
多少の吸湿効果があることと、見た目の暖かさが特徴です!

また、屋外側の壁には「ソトン壁」と言う、シラスと言う、
マグマが岩石になる前に粉末となった、養分の無い(つまりカビたりが無い)、
砂が使われいます。

人口ではなかなか作れないものとして、自然素材と言う材料の中では、
かなり有名な材料です。

こう言った材料を利用しながらも、冬に快適に過ごせるようにも、
配慮した住宅。こちらの住宅はいつでもお願いすれば、
見せて頂けるそうです^^

家づくりの参考にされたい方は、私にご相談下さい!

 

輸入カーテンを扱うカーテン屋さんに行ってきました!

カーテンをご検討中のT様と共に、
輸入カーテンを専門で扱う、カーテン専門のショールームに行ってきました!

輸入のカーテンは、日本ではなかなか作成されないような、
ユニークな色やデザインのカーテンが多数あります。
下記の写真は、カーテンレースなのですが、レースだけでもこれだけ色々な
色合いのレースが展示されています。(中には黒色のレースカーテンもありました^^)

色とりどりのカーテンレース
色とりどりのレースカーテン

下記は、いわゆるローマンシェード(単にシェードと呼ばれる事もあります)カーテンで、
上げ下げ出来るカーテンです。最近では見る機会が減った気がします。
代わりによく見かけるのが、同じ上げ下げが出来る、ロールカーテンです。
しかし、ローマンシェードはカーテンの風合いが強く、
お洒落な雰囲気を創りだすのには、丁度良さそうですね。

シェードカーテン
いわゆるローマンシェードタイプのカーテン

そして、今回最も私の興味をひいたのが下の写真です。
通常、カーテンレースは昼間に使用する事が多く、
普通のカーテンは夜に使用しますので、レースが外側に設置される事が多いと思います。
しかし、下の写真のカーテンは敢えて、レースを内側に持ってきて、
レースに模様を入れています。

カーテンの方は、レースの模様を際だたせるために無地になっているのが特徴です。
こうすると、同じ模様のレースでも、背景になるカーテンの色によって随分と
受ける印象が変わります。

同じカーテンでもまた一つ変わった印象になりますね。

内側レースカーテン
レースカーテンを家の屋内側にするパターン

下の写真は、カーテンを束ねておくための「タッセル」と呼ばれるものを
撮影した(写真では小さいですが・・・)のですが、
このタッセルは通常のタッセルとは違って、磁石が中に入っています。
ですから、カーテンを束ねる必要が無い場合でも、磁石を使って、
タッセルだけで、カーテンにくっつけておくことが出来ます。

タッセルを引っ掛ける場所が別に必要が無いので、
これも面白いですね!

磁石のタッセル
カーテンを纏めるためのタッセルが磁石で止められるタイプ

そして、今回T様にピンときたカーテンは、
トルコからの輸入カーテン。
トルコならではと言って良いかと思いますが、特殊な記事になっていて、
ショールーム屋内で見ている分には気づかないのですが、
実際に、窓際で日光を当ててみると、キラキラ光る。
そんなレースカーテンを見つけられました!

光るカーテン
実際に取り付いた光るカーテン

上の写真が、実際に取り付けられた様子です。
写真では、キラキラ光っている様子がよく分かりませんが、
実際には、光の反射によって、カーテンがキラキラしているように見えるのです。
このような種類のカーテンは、私はなかなかお目に掛かることがありませんでした。

更に写真では、暗くなっていますがカーテンを取り付けているレールも、
光沢のある、銀メッキ仕上げのカーテンレールを使用しています。
こちらもレースにとても良く合っています。

今回、リビングやダイニングなどの家のメインとなる部分は、
この輸入カーテンを導入することになりました。

しかし、それ以外の部分に関しては、一般的にどこでも売られているような
カーテンを利用すると言う事でした。

なかなかメリハリが効いていてい良いと思います^^

カーテンひとつとってみても、自身のこだわりどころを作ると、
一つ楽しみが増えることになりますね!

いよいよ完成が近づいて来ました!

 

川西市I様邸のお引き渡しが行われました!

川西市で工事が完成し、先日は完成見学会をさせて頂いた、
I様邸のお引き渡しが行われました!

とてもいい天気に恵まれ、まさにお引渡し日よりです!

配色の綺麗な外観
配色の綺麗な明るい印象の外観

I様は、弊社サービスの特徴をともて上手くご利用されました。
ご自身の拘りどころと、そうでないところをハッキリと認識され、
コストを掛けるところにはコストを掛け、
そうでも無いところでは、極力コストを掛け無いようにすると言う使い分けをされたからです。

明るいリビング
明るくて広々としたリビング

特にこだわりを持っておられたのは、リビング。
上の写真の右側に見える、棚を支えるための金具。
こちらは、I様ご自身でインターネットを通じて探されて来られました^^
全て工務店さんにお任せして、探して貰うのも良いかもしれませんが、
ご自身で探される分には、ご自身の楽しみになります。
また、工務店さん側としても探す手間が省けるので、
その分、取り付け位は・・・と、言うような気持ちになるでしょう。

こう言った少しの工夫によって、コストも違ってきますし、
また、こうしたちょっとした金物一つで、その場の雰囲気全体に
アクセントを加える事が出来ます。

実際に、この写真の中でこの支え(ブラケットと言う。)が、
かなり印象を変えていると感じませんか?

ほんの少しのこだわり。
これだけでも随分と結果が変わりますし、自分が作ったと言う気持ちにもなります^^

リビングの吹抜窓
リビングに面した、明るい吹抜窓

間取りに関しては、今回私がプランしたものをそのまま採用頂いたのですが、
パッシブ設計と言って、太陽の熱や光、風を最大限に利用できるような工夫がなされています。
上の吹抜の写真が、その一例です。

階段ホールのテーブルコーナー
階段ホールにあるテーブルコーナー

2階の階段ホールには、ほんの少しのテーブルコーナーが設けられています。
窓からは、外の景色が望めるようになっていますが、
ここをどんな風に活用されるのでしょうか?
廊下の通りがかりがこんなかんじでも、かなり普段の生活にメリハリが出そうです^^

ブランコのある子供部屋
ブランコを吊るす予定の子供室

こちらは、お子様の部屋ですが、後からブランコやハンモックが吊るせるように、
敢えて、天井の木材を見せるようにしています。
これなんかも工夫ひとつでできる事です。

可愛い門扉
可愛いデザインの門扉

最後に外構工事が行われました。
上の写真は門扉の写真ですが、
家の雰囲気に合わせて、可愛らしい門扉となっています。

子供部屋や外観の写真を見て頂いても分かるように、
カラフルな上に良い感じに出来上がっているのは、
とても面白いですね!
私自身も勉強になります。

そんなI様の好みに合わせて、この門扉が提案されたようです。

鍵のお引き渡し
恒例の鍵のお引き渡し!

最後に恒例の鍵のお引き渡しです。
この鍵をお渡しすることによって、普段我々が出入りするために使用していた、
工事用の鍵が使えなくなります(道義上使わないのでなくて、実際に使えなくなります。)

無事にお引き渡しを終え、最後に記念の撮影^^
また、住まい心地などをたずねにお伺いさせて頂きたいと思います!

PS.
後日、I様よりとても有難いお手紙を頂いてしまいました!
あまりに嬉しかったので、リンクを貼ります!!
https://goo.gl/5em6jR

 

ショールームで丸一日過ごしました! 姫路市S様邸

姫路市で建築予定のS様と共に、この日は丸一日掛けてのショールーム巡りに同行致しました!
元々は、阪神間でお住まいになられていたS様ですが、新しい住まいの場所として姫路市を選ばれました。

現在、姫路市で仮住まい中でいらっしゃるのですが、姫路市の方では大きなショールームが無いと言う事で、
大阪にある大きなショールームを一日掛けて見て回ろうと言う事で、朝から夕方に掛けて時間をたっぷり使って、
梅田のグランフロントにあるパナソニックショールームと、南港にあるリクシルショールームに訪れてきました。

ショールームに訪れると、どうしても最新の機能のついた"良い物"を見てしまうので、
どうしても従来の見積に入っているものより、高額な見積になります。
今回は、それを踏まえて
「取り敢えず、欲しい物を見積に入れていってみよう!」
と、言う事でショールーム巡りがスタートしました。

ショールームを回っていると、意外と多いのが、
「色の趣味が夫婦間で異なることが多い!」
と、言うことです。
普段、何気に生活していると意外と「色」を意識して生活することは
そうそう無いかもしれません。(服を選ぶ時くらいでしょうか。)

しかし、ショールームに来ると何かと「色」を選ぶ機会が多いので、
その時、初めて色の趣味の違いを意識することが割と多かったりします。

今回もご夫婦の間で好む色の違いが幾つか出て来たのですが、
取り敢えず今回は、色における最終結論は出さずに、見積に反映させて貰う形で
ショールーム見学を進めて行くことにしました。
このように、この日の方向性を決めて進めると、割とサクサクと進める事が可能です。
(それでも時間は掛かりますが。)

午前中、パナソニックショールームでキッチン、お風呂、洗面、トイレを検討し、
そこで一端ランチタイム。

この日は平日と言うこともあって、それほど人通りが多くなかったので、
そのままグランフロント内でランチをとることになりました^^

グランフロント パナソニックショールーム
グランフロントのパナソニックショールーム

そして午後からは南港へ移動し、リクシルさんの巨大なリクシルショールーム巡り。
こちらでは、キッチンなどの水回りが展示されるフロアーに入ると、最近新しく出された、
最新のキッチンが一番最初に展示されています。

今回の最新のキッチンは、恐らく好き嫌いが大きく分かれると思われる、
デザインのキッチンで、少なくともS様が好きな感じでは無さそうでした^^;

こちらのショールームでは、比較的キッチン、お風呂、洗面などそれぞれの展示スペースで、
多数種類の展示があります。
ですから、気合を入れてショールーム巡りをするとなると、こちらの方が時間が掛かりがちです。
今回も午後から閉店の時間まで、タップリと時間を使って様々に検討されました。

特に洗面においては、イメージしていた大きさの洗面台があり、
それを元に話をされていたので、有意義だったのでは無いでしょうか。

本来、ショールームの利用価値としては、もちろん最新の機器がどんなものかを
知ることも大切なことだとは思いますが、大きさのイメージ、広さの感覚を
体感して貰えることに大きな利用価値があると思います。

ですから、折角遠い場所から時間を掛けてショールームに行くと言うことであれば、
そう言った部分の確認の意味も込めると、より充実したショールーム利用が出来ると思います。

今回はそう言った意味で、とても意味のあるショールーム巡りだったと思います。
最終的には、どこのどんなものを選ばれるのか^^
今からその決断が楽しみです!

 

気密測定でかなり良い値が出ました^^ 堺市M様邸

堺市で工事が進行中のM様邸。
このM様邸において、気密測定が行われました!

気密の測定の方法には2種類あります。
下の写真のラッパのような物体は、内部にファンと圧力を計測する部分があって、
中のファンが回転することで、家の中の空気を抜いたり、逆に入れたりすることが可能です。

気密測定を行う際は、全ての窓と玄関ドアを閉めて、家の中を密閉した状態で行います。
もちろん、屋外との穴もテープなどで閉じます。

下のラッパの口は外部に面していて、空気の通り道は見た目ではここだけになります。
しかし、実際には気づかないような場所において、建物に穴があいているのが普通です。
ですから、ファンが回っている割には、圧力が落ちる(あるいは上がる)割合が低ければ、
それだけ密閉されていないと言うことが分かります。

これが気密測定の仕組みです。

気密測定器ファン
気密測定器のファンの部分

今回、M様邸において行われた気密測定では、とても良い値が出て来ました。
C値は"0.26"と言うとても立派な値です!
この値の意味するところは、この住宅において、隙間と言う隙間を全て集めてきても、
名刺1枚の大きさにも満たない隙間しか無いことを意味します。

なんと凄いことでしょう^^

気密測定器機器
気密測定器の測定値集計機器

そんな話をすると、気密のことをよく分かっていないと、
「家の中で息苦しくなる」

と、言う人が出て来ます。
これは、全くの見当違いな話です。

現在、住宅において換気扇を24時間動かすことは義務付けられています。
何故、このように義務付けられたかを知る必要があります。

それは、現在の住宅はかなり以前の住宅と比べて、壁で完全に覆ってしまう建物になっています。
ですから、既に今の時点で殆どの建てられている住宅の気密性能は高くなっているのです。

それが故に、換気扇の設置が義務付けられているのです。

そして、換気扇をよく機能させるためには、
予想外の場所から空気が抜けたり、入ったりすることを極力避ける必要があります。
そうしないと、事前に計画した換気が予定通り出来ないからです。

つまり、気密の性能が良ければ良いほど、
換気の効果が抜群に発揮されると言う事になるのです。

それを踏まえて、気密測定を行っています。
もちろん、今から50年ほど前までに建てられた住宅のように、
隙間風だらけの住宅にすれば、換気扇も必要が無くなります。
この場合は、気密など無用なのですが・・・

話が脇道にそれてしまいましたが、とても良い気密性能が確保出来ました。
この日はM様ご家族がお揃いで、気密測定の見学に来て頂けました^^
毎回、そうなのですが気密測定は測ってみなければ分からない部分があるので、
工務店さんも緊張の一瞬です。

無事に良い値が出ると、お施主さんだけでなく工務店さんもホッと胸を撫で下ろします。
今回も、M様ご家族と工務店さんの会心の笑顔が見る事が出来ました^^

ここまで来ると、完成まであともう少しです!

 

八尾市での完成現場見学会に沢山ご参加頂きました!

建て替え前の思い出の和室部分を残して、
新築された八尾市のK様邸の完成見学会。

多くの方にご参加頂きました^^

住宅CMサービスでは、建物の完成見学会はあくまで、
ご自身の建築計画の参考の場として頂くために開いています。
様々な建物を見学される事をお勧めさせて頂いていて、今回もその一環として、
完成見学会を開催させて頂きました。
(※もちろん、お施主さんのご好意があっての事です)

リビングに面した中庭
リビングに面した、明るい庭空間

リビングの外側には、明るい庭空間が広がっています。
現在、お隣さんは駐車場となっているため、この庭スペースは、
とても明るくなっています。
しかし、将来的にはもしかしたら、駐車スペースに建物が建つかもしれないと
言う事で、リビングを手前にずらし、建物がたっても相応の明るさが確保できるようにと
いう配慮がなされています。

ダイニングルーム
古い住宅の壁部分が残る、ダイニング

ダイニング部分には、以前の建物の壁の部分がそのまま残されています。
写真の中央より少し右側に見える、タイルを貼った壁です。
そのどうしても残る壁を思い切って、タイルを張って、装飾の一部としてしまうと言うのは、
参考にして頂けたのは無いでしょうか。
この壁の裏側には、給湯器などのリモコンが埋め込まれてもいます。

また、このダイニングはシステムキッチンの扉の色に合わせた
壁紙が貼られていて、とてもお洒落な雰囲気を醸し出しています。
また、照明もスタイリッシュな形をしたものを採用されているので、
この空間全体が、スッキリした雰囲気となっています。

既存の和室
思い出の和室部分

和室部分は、建て替え前の和室をそのままの形で残してあります。
しかし、ふすま紙や畳の表面部分(畳表と言う)は、新しく張替え、
まるで新品のように見えます。

建て替え前、こちらの和室はまるでリビングのように家族でお過ごしになられた
場所と言う事でした。
ですので、その面影がちょっとでも多く残るようにと、ほぼそのままの雰囲気になっています。
ですから、真壁和室と呼ばれる建物の構造の一部である柱が部屋の内側に見えてくる、
そのままを残してあります。

「見学に来られた方は、まるで旅館みたいな和室ですね」

と、仰られていましたが、それは正にこの真壁のためだと思われます。

この他にも、キッチン裏に計画された大きな収納や、裏から自由に出入りできる、
回遊性のある勝手口など、これからの家づくりのご参考にして頂けたら本望です!

 

スカッと大きな吹抜の家 お引き渡し後のご訪問  IN 岸和田市U様邸

1月29日にお引き渡しを終えた、U様邸。
本日、改めてご訪問させて頂き、その後の住まい心地を聞いて来ました!

大きな吹抜空間
スカッと大きな吹抜!

U様邸では、スカッと大きな吹抜を設けています。
通常、吹抜けを設けると、生活上様々な弊害を生みます。
階段から、寒い空気が流れてきたり、暖房費が高くなったり・・・・

今回のU様邸では、そんな弊害をクリアすべく、高い断熱性を実現しています。
(もちろん、それだけでクリア出来るわけではありません!!)

ですので、その住み心地を確かめるために、
お引き渡し後、数週間した後にお話をお伺いに来ました^^

作り付けテレビボード
テレビボードも作り付けです^^

吹抜け空間の利点は、その空間に開放感が得られること。
とても明るい空間とできる事。
等が特徴として挙げられます。

通常の間取りでは、得難い利点なのですが、
その反面、上述のような欠点も抱えてしまいます。

しかし今回のU様邸では、そんな欠点を補うように、
建物の断熱性能を良くしています。
(もちろん、それだけで解決出来る話ではありません!何度も言いますが・・・・)

吹抜上部
吹抜上部の廊下から見おろす。

建物の断熱性能を良くすると、色々な利点が生じます。
一番大きな利点は、建物の保温効果です。
建物を断熱材で覆うことで、魔法瓶のような効果が生まれます。
ですので、少しの暖房で暖かさを持続させる事が可能になります。
(実際には、詳細な計算が必要になります!!)

I型キッチン
I型と呼ばれる配置のキッチン(写真手前にダイニングテーブルが置かれます。)

そして、更なる効果として、壁や床の温度が高くなることにより、
冬場であれば、冷放射が減り、同じ室温でも寒さを感じ難くなります。
これがために、一般的には空間自体の温度差が出来難くなります。
(ただし、これだけで全ての欠点を補える訳ではありません!!再三言いますが・・・)

坪庭
玄関入った正面は坪庭です!

そうした様々な工夫を通して、大きな吹抜があっても、快適に過ごせる空間を目指して、
U様邸は計画されています。

もちろん、オーディションを通して選ばれば工務店さんは、
そう言った施工には長けていて、安定して良い施工を行っています^^

実際にお住まいになられて、どういった感想をお持ちになられているのかを
お伺いに行きました。

床暖房も計画されたのですが、お住まいになられてから一度も付けていないそうです。
暖房はもっぱら、エアコンのみでしかも20℃設定で充分だそうです。
私は事前に聞いていたので、寒くないのかなと心配しましたが、
実際に伺ってみると、充分に暖かかったです^^

U様曰く、
「最高に快適です!!」

仕事冥利に尽きる瞬間です!!

 

SE構法(木質ラーメン)構造見学会を開催致しました!

富田林市でご建築中のT様邸にて、構造見学会を実施させて頂きました!
沢山の方にご参加頂き、感謝感謝です^^

こちらの建物では、SE構法と言う構造的にかなり強度の高い構法で建てられています。

SE構法
構造についての説明中!

SE構法は一般的に「木質ラーメン構法」と言う呼ばれ方をしています。
どういう特徴かと言うと、通常の木造軸組構法であれば、
耐力壁と呼ばれる、地震に耐えるための壁が必要とされます。

耐力壁は筋交いと呼ばれる、斜めのの部材や構造用合板と呼ばれる板を、
柱と柱の間に取り付けます。

こうする事で、壁が水平(横)方向から受ける地震の力に負けて、
倒れてしまうのを耐えれるような壁を要所要所に作り、建物全体で、
地震の力に耐えるようにします。

もちろん、このSE構法においても、構造用合板を用いた耐力壁は存在するのですが、
それだけで地震に耐えようとすると、壁が必要になります。

例えば、大きな吹抜けがあるような空間を作りたいとしたとき、
通常の木造軸組構造では、そんな大きな空間に耐力壁のような壁が
どうしても必要になる場合があります。

なるべく開放感を出すためには、極力壁は少ないほうが良い訳です。

そこで、壁でなくても同じように耐力に出来ないかと言う事で、
考えだされたのが、木質ラーメンと言う考え方です。

この木質ラーメンでは、壁を作る代わりに、
柱と梁(横に向けられる木材)の接合部を頑丈にし、
その接合部分が、曲がらない事で地震に耐えようとする。
そんな構造になっています。

お施主さんのT様は、この大きな吹抜にこだわりを持っていらっしゃいました。
吹抜の上部にある、ファミリースペースから眺める景色が、
(それは、時に外のスペースだったり、時に階下で遊ぶ子供達だったりするかもしれません^^)
普段の疲れを癒やす良い場所になると、イメージされたのでしょう^^
そんなご希望を叶えるべく、採用されたのがSE構法でした!

そして実現したのが、写真のような大きな吹抜です。

SE構法の吹抜
実現した大きな吹抜!

家づくりでは、それぞれのこだわりポイントは千差万別です。
今までに無いような斬新なデザインを望まれる方もいるでしょう。
昔から住み慣れた、和風の空間を望む方もいるでしょう。

今回、たまたまT様のご希望を紐解いていくと、
それに適した構法がSE構法だったと言うだけのことです。
私は、適材適所でそれぞれのこだわりを実現していくことこそが、
注文住宅の醍醐味であり、魅力だと思っています。

今回はそんな醍醐味の1つとして、
SE構法が最適なものとして、採用されました。

今回の構造見学会で、それを感じ取って貰えたら、
今回の見学会は大成功です!!

 
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