2014年10月

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スマートウェルネス住宅の啓発シンポジウムを開催しました。

スマートウェルネス住宅と言う、健康的で、省エネな住宅を普及させるべく、
弊社が事務局として運営する、「おおさか健康・省エネ住宅推進協議会」と、「(一社)健康・省エネ住宅を推進する国民会議」とが、 主催者となり、
大阪府さんの後援を得て、大阪におけるスマートウェルネス住宅とはどうあるべきかを 話し合う、シンポジウムが開催されました!

国民会議シンポジウム
シンポジウムの開催風景

(一社)健康・省エネ住宅を推進する国民会議とは、元々NPO法人シックハウスを考える会において、
代表をされていた上原先生が作られた団体です。

上原先生は、「シックハウス」の名付けの親で、当時、上原先生ご自身が施主となり建てられた住宅において、
お子さんが、まだ名前の無かったシックハウス症状を発症させた事をキッカケに、
「何かおかしい」と気づいた先生(先生ご自身は、歯科医です。)が、色々な専門家の協力を得て、
その原因が、当時使用されていた接着剤などに含まれた、ホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物であると、
突き止め、それが原因で発症する症状を「シックハウス症候群」と名付けられました。
そこから、屋内での換気の重要性がわかり、今で言うシックハウス法と言う法律が出来上がるまでに至りました。

そんな上原先生が更に家を建て替えられ、出来上がった家がまた「健康」とは程遠い、
不健康住宅と言ってもおかしくない住宅だったのです。

その結果、「健康的な住宅とは何か?」を様々な専門家の協力を元に3度めの正直で、
建てられた住宅が、「高気密・高断熱住宅」でした。

そして、その高気密・高断熱住宅をよくよく調べていくために、
また新たに、専門家の集団として出来上がった会が、(一社)健康・省エネ住宅を推進する国民会議です。

そんな(一社)健康・省エネ住宅を推進する国民会議が、
高気密・高断熱住宅を言い換えた、スマートウェルネス住宅を普及・啓発させるための団体として、
国(国交省)に採択されました。

今回のシンポジウムは、その活動の一環として開催されたものです。
そして、弊社が運営する「おおさか健康・省エネ住宅推進協議会」は、
この(一社)健康・省エネ住宅を促進する国民会議(全国組織)の、賛同地域団体として、
活動をする団体です。

国民会議上原
国民会議理事の上原先生からのお話

今回のシンポジウムでは、一般の工務店さんやビルダーさん、ハウスメーカー、更には一般の人や市町村関係者を
対象に開きました。
100人近い人が聴衆として、おおさかにおけるスマートウェルネス住宅とは、どんなものか?
どうすれば良いのかを話し合うシンポジウムに参加頂きました。

北川友克議員
北川友克議員のご挨拶

シンポジウムでは、環境副大臣をされていた北川知克議員や、元大阪府知事の太田房江議員現大阪府の副知事である小河副知事などが来賓として挨拶に来られ、
なかなかの盛況ぶりでした。
(※注意 (一社)健康省エネ住宅を促進する国民会議が、議連設立の意見書を出し、
健康省エネ住宅推進議連」(超党派と言う、様々な党の議員さんが参加する勉強会)が設立されました。
今回は、その中の事務局長である北側議員や大阪に縁のある議員さんをお招きした次第です。)

その2へ続く

 

スマートウェルネス住宅の啓発シンポジウムを開催しました。 その2

意見交換を行うパネルディスカッションにおいては、
「おおさか健康・省エネ推進協議会」において、
役員をされている、方々に参加頂きました。

副会長である、近畿大学建築学部長の岩前教授や、
顧問の大阪大学大学院医学系研究科の祖父江教授、
同じく顧問の元大阪大学医学部講師の中山先生、日本主婦連合会の東瀬会長、
オブザーバーとして協力頂いている、大阪府まちづくり部居住企画課の三崎課長、
大阪歯科大学講師の今井先生
らが、意見交換を行いました。

スマートウェルネスとは、住まいにおける健康や省エネについて、ですのでそれぞれの立場から、
こうあるべきと言うお話がなされました。

岩前教授は、住宅の断熱(室内の温度)と、健康との関連性を示された、パイオニア的存在の方です。
もちろん、大阪のスマートウェルネス住宅にとって、如何に断熱が重要かと言う事が、ポイントでした。

パネルディスカッション
パネルディスカッションの様子

また、大阪大学の祖父江教授は、専門領域はガンが専門ですが、疫学者(病気の原因やパターンを研究する)と言う立場から、
この住まいが疾患に影響を与えうる可能性を調べる事の大切さについて、お話されました。

シンポジウムの司会
太田が司会をさせて頂いている様子

今回、このシンポジウムは国土交通省が公募した、スマートウェルネス住宅等推進モデル事業
一環として、開催されたのですがこの事業、簡単に言うと、
「住まいの温度が体に与える影響」
を、建築の専門家と、医師の専門家とで協力して、全国的な調査を実施し、
その影響具合を調べようと言う、10年掛かりを予定している大規模調査を行うことを、
周知するためのシンポジウムです。

そして、その調査を元に得た結果を踏まえて、大阪に適した、スマートウェルネス住宅とは何かを
作って行こうじゃないかと言う話し合いの場でもあったのです。

このシンポジウムを発信源として、住まいと断熱性能(家の中の温度)との関連性について、
詳しく知ってもらい、また、温度が体に与える影響具合を調べるための調査の協力を
促すために開催されました。

おおさか健康・省エネ住宅推進協議会では、産・官・学が連携して、
大阪型のスマートウェルネス住宅のあり方を見つけ、それを普及させることを目指して、
今後も、活動を行っていく予定です。

具体的には、住まいと健康との関連性を調査する事業を既に始めています。
こちらでは、住宅の断熱リフォーム前後で、どの程度、室内の温湿度が代わり、どのていど血圧や活動量が変わるのかを
測定します。リフォームには、最高で120万円の補助金も用意されていますので、
もし、もっと詳しく知りたいと言うことがあれば、以下からお問い合わせ下さい。

//www.towntv.co.jp/mailform.html

 

DAIKODENKI(ダイコウデンキ)さんにて打ち合わせ

DAIKODENKI(ダイコウデンキ)さんと言う、 照明を扱うメーカーさんの
本町に構えるショールームにて、これから建築工事が始まるT様と
打ち合わせをしてきました^^

このショールームでは、実際のLDKを再現した部屋があり、
その中で、照明器具を点灯させた際の明るさなどを確認できる場所があります。

最近では、LDKにおいてもダウンライトのみで照明する場合も多いので、
ここで、その明るさの確認が出来るのは大変重宝します^^

明るさは、人によって感じ方が大きく異なります。
ですので、実際に体感してもらう事で、その明るさで良いのかを
決めて貰うのが一番です^^

ただし、人間の目は敏感なので、実際には窓から入ってくる明るさの量や、
天井の高さ、その場所にいる長さなど、様々な影響も受けるので、
ここで体感した明るさがそのままと言うわけでは無いのですが・・・

DAIKODENKI
LDKを模した照明体感ルーム

この体感ルームの奥には、更に庭を照明する場合の
照明パターンも確認できます。
T様の家では、中庭を計画しているのでこちらは、とても良い体験になったと思います。
実際に、庭の木を照らした場合、どんな風に見えるのか、
陰影はどんな感じになるのかを確認することが出来ます。
照明の照らし方にも好みが出て来ますので、その辺りを確認出来るのは、
とても貴重な体験だと思います!

また、こちらでは限られた数ではあるのですが、
照明器具自体も展示されています。
器具自体がどんなものかを確認するのに丁度良いです。

T様も実際に、ご自宅で使われる器具を見ながら、
「やっぱりこっちの方がいい!」
と、言ったようなやり取りをされていました^^


最近では、このDAIKODENKI(ダイコウデンキ)さんでもそうなのですが、
照明器具は、LEDの物しか生産していないと言うメーカーさんが増えてきています。

LEDの照明器具の場合、以前のように電球交換というようなことが
出来ないようになっている器具が殆どです。
ですから、もしLEDの明かりがつかなくなれば、
器具自体を
交換する必要があります。

そう言った器具の特性も、実際にものを見ることで始めて把握される方もいらっしゃいます。
(だからと言って、今から電球を使った照明器具を探すことはとても難しいのですが。。。)

そう言う意味でも、一度ショールームで確認することは、とても有益なことなんじゃないかなと、
改めて実感した打ち合わせでした^^

 

お洒落な建材を扱った展示会に行ってきました!

とある材料メーカーさんにお誘い頂き、
グランキューブ大阪で開催された、住宅用建材の展示会に行ってきました!

LIVING&DESIGN国際見本市と題された通り、デザインに優れた建材の展示会と
言うコンセプトで開かれたこの見本市。なかなかの盛況ぶりでした^^

LIVING&DESIGN
LIVING&DESIGNと名付けられた国際見本市

地域の材料屋さんが手がけた珍しい建材や、外国製品などが多数展示されていて、
普段ではお目に掛かれないような、建材が沢山展示されていて、建材展にしては珍しく、
殆ど全てのブースを見学させて頂きました^^

タイのフローリング
昔は日本でもよく見られた、モザイク柄のフローリング

上にあるのは、タイ製のフローリング部材です。
一昔前の日本でも、割と見かけることもあった、
モザイク柄やその他の幾何学的模様のフローリングですが、
日本では、「大量生産=儲かる」と、言う経済至上主義のお陰で、
殆どお目に掛かれない代物となってしまいました。

確かに、このような製品は手間が掛かる上に、メンテナンスも大変なため、
なかなか採用が難しい現実もあると思いますが、単純に模様として面白いと感じます^^

このようにレリーフのような形なら、採用しても良いのでは無いでしょうか??

襖の取っ手
建具屋さんがお洒落な襖の取っ手を制作!

こちらは、町の建具屋さんが考案されたカラフルな襖の取っ手。
障子や襖ばかりを扱う職人さんなのですが、こうしてみると、
襖の取っ手だけでも、とてもワクワクしてきます^^
最近では、リフォームで採用されることが多いそうです^^

メッキでなくて、鋼材粉末塗料
これはメッキでなくて、粉末塗料です^^

更にこちらは、一瞬メッキのように感じるかもしれませんが、
何とこれは塗装と言う事です。
金属の粉末を吹きかけて、何度も何度も研磨(磨いて)してこのように仕上げるのだそうです。
写真は金ですが、金以外にも銅や銀はもちろんのこと、真鍮やブリキなど自在に表現が
可能だと言うことです!!
これは、本当にすごい技術だと思いました^^
テレビ局の美術スタッフさん何かは重宝するんじゃないでしょうか。

この他にも、変わった畳や面白い塗料、創作性に富んだ家具など、
普段はお目にかかれないような、沢山の建材が展示されていて、
とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

また、家づくりの中にも取り入れて行きたいと思っています!!

 

タカラスタンダードのショールームに同行!

大阪市内でご計画中のM様とタカラスタンダードのショールームへ行ってきました!
タカラスタンダードのショールームは梅田のグランフロントの中にもあるのですが、
今回は東大阪にあるショールームへといってきました。

こちらの方がスペースがゆったりしていて、ユックリと商品を見学することが出来ます^^

タカラスタンダードのショールーム
タカラスタンダードの東大阪ショールーム

タカラスタンダードと言えば、何と言ってもホーローを使用した商品の数々。
一番有名なキッチンはもとより、洗面やユニットバスなど、取り扱い商品には
殆どホーローが利用されています!!

タカラスタンダードのホーロー
タカラスタンダードのホーロー

ホーローの特徴としては、傷に強く、汚れにくいと言うことが挙げられますが、
何と言っても便利なのは、マグネットがくっつくと言う事です。
なので、上の写真のように、マグネットを利用したラックやら、タオル掛けやら、フックやらが
ホーロー上であれば、どこでも取り付きます^^
これはかなり便利ですね!

このホーロー、実はキッチンやユニットバスだけに限らず、
壁や天井など、どこにでもホーロー板を取り付けることが可能です!
ですので、
「ここはラックを設けて、ちょっとした物置にしたい!!」
等と言うことがあれば、タカラさんに頼んでホーロー板だけを
購入することも出来るのです^^
(※ただし、ホーロー板だけの購入はできません!
 タカラスタンダードの商品をいずれか採用する必要があります!)

ホーロー浴槽
ホーロー浴槽はこんな構成!

また、最近ではホーローを利用した浴槽が人気があるようです。
それは、上の写真の構成にあります。
ホーローだけで出来た浴槽であれば、
温かいお湯によって浴槽も温められはするのですが、
直ぐに冷めてしまいます。

しかし、写真のように途中に断熱材を挟むことによって、
浴槽の内側を温かくして、その熱を逃がさないような構成としているのです!!
ですから、浴槽内はとてもポカポカ温かい訳です。

なかなか良さそうですね。

それでも、お湯の冷めるスピードは通常のFRP浴槽に断熱祭を付加したもの
に比べると、早いような気がするのですが・・・・
実際のところ、比べて見たい気がします^^

いずれにせよ、浴槽の縁に腕を置いた際にも、
温かい熱が伝わってくる事がイメージできるので、
これはこれで心地良いと思います!!

ホーローも良い商品です^^

 

10月19日 グランキューブ大阪で大阪府さん後援の健康と住まいに関するシンポジウム開催

弊社が会員として参加している、(一社)健康省エネ住宅を推進する国民会議が主催となり、
弊社が事務局として参加している、おおさか健康省エネ住宅推進協議会が共催で、
大阪府さんに後援頂いた、「健康と住まい」との関連性に関するシンポジウムを開催致します。

「大阪の住宅と住まい方から日本1の健康長寿推進を目指して」

と、言うサブタイトルで、大阪に適した「健康的な住まい」とはどんなものかを話合います。
また、今後10年(当初3年)に渡って、国の補助事業として行われる、
家の断熱性能と健康との関連性についての調査事業の紹介も行われます。
こちらは、これからリフォームをする人などを対象に、調査協力者を募集します。
リフォームに掛かる費用の半額又は最高120万円までの補助が出る調査事業です。

詳細を知りたい方は、是非ご参加下さい。
 

【趣旨】

大阪府において、2000年にシックハウスを考える会(現健康・省エネ住宅を推進する国民会議)が
大阪府医師会の協力のもとに行った疫学調査が国を動かし、
シックハウス対策に関する建築基準法の立案にまで至りました。

今回、新たに全国の医学・建築の専門家がタッグを組んで、
「スマートウエルネス住宅等推進事業」による疫学調査が開始される事となりました。

この疫学調査では、住宅の温度環境を改善することが、どれだけ健康に寄与するのかを調べます。
(一社)健康省エネ住宅を推進する国民会議は今回の疫学調査の意義や目的を広く啓発するための中心的役割を担う事になりました。

今回のシンポジウムは、疫学調査やリフォーム補助を含めた事業の内容を広く大阪府の医学、
建築学の専門家および行政関係者、大阪府民に知っていただくことが目的で、
府民の協力の元に住宅の断熱性能が健康に与える影響を調査解明し、
大阪に適した住宅や住まい方を将来的に見つける事が、
大阪府民の健康長寿や若年者の健康維持につながる可能性について、議論致します。

 

【主催】 一社)健康・エネ住宅を推進する国民会議
【共催】 おおさか健康・省エネ住宅推進協議会
日時】2014年10月19日(日) 15:00~
【場所】 グランキューブ大阪(大阪国際会議場)10F会議室 
     
〒530-0005 大阪市北区中之島5-3-51        

 【内容】

1 趣旨説明 一社)健康・省エネ住宅を推進する国民会議  理事長 上原裕之

2 開会挨拶 おおさか健康・省エネ住宅推進協議会会長   杉田隆博 

3・基調講演 慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授  伊香賀 俊治氏
「住宅と住まい方と健康に関する啓発、調査を大阪府民 全体で行い、健康長寿・地域活性化の国のモデルに」

4・来賓挨拶 

北川知克衆議院議員
左藤章衆議院議員
太田 房江衆議院議員
大阪府副知事 小河保之

5・パネルディスカッション

大阪を「健康省エネ住宅」による健康長寿・地域活性化先進都市に!
【パネラー】 
東瀬幸枝 日本主婦連会長
今井敦子 大阪歯科大学 講師
岩前 篤 近畿大学 建築学部長
祖父江 友孝  大阪大学大学院医学系研究科教授
中山 邦夫  元大阪大学大学院 医学部講師
三崎信顕 大阪府住宅まちづくり部居住企画課課長    

司会 上原裕之

6・閉会の挨拶
一社)健康・省エネ住宅を推進する国民会議
大阪弁護士会 元副会長 関根幹雄

【後援】 大阪府、(一社)大阪府木材連合会、大阪府地域産材活用フォーラム

お申し込みは、リンク先を参考に、FAXかメールにてお願い致します。

 
 
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