工事が進んでいた、A様邸のリフォーム工事が完了し、
本日、お引渡しが行われました^^)
本来は、建て替えを検討されていたA様。
しかし、現状の建築基準法に照らし合わせると、
現状の家より遙かに小さな家になってしまうと言うことで、
建て替えを断念し、リフォームする事にされました。
耐震診断から始まって、大阪市の補助金を利用して耐震補強工事をし、
更に断熱化をはかり、助成を受けてバリアフリー化も行いました。
完成した様子を写真に収めました。
新しくなったシステムキッチン
キッチンは、タカラスタンダードのホーローキッチンなので、扉などがホーローで出来ています。
磁石で引っ付ける事が出来るので、色々なものが引っ掛けられます。
同様にして、壁にも磁石が引っ付くボードを使用しています^^)
更に、窓は新しく入れ替え、内側が樹脂となった窓にし断熱性を確保しています。
内窓を施工し、断熱化
一部の窓は、入れ替えを行わず「内窓」を施工。
コストを抑えつつ、窓を断熱化します。
古い木造住宅は約50%~70%の熱が窓から逃げているので、窓の断熱化が必須です。
内窓のおかげで、外の車の走る音がかなり静かにもなりました^^)
小屋裏収納の設置
2階建ての住宅なのですが、小屋裏にはかなり広いスペースがありました。
なので、出来るだけ広い小屋裏収納を設けています。
可動棚式の収納棚
市販品で売っている物の中に、丁度良いサイズの棚が無かったため、
今回施工をしてくれた工務店さんがいつも仕事を依頼している
建具屋さん(ドアやふすまなどを制作・施工する専門業者)に依頼して、
角の取れた棚を依頼。コストも抑えれたようで、良い選択です。
スペースを有効活用した、具合の良い収納棚が出来ました!
階段の架け替え
元々、急で狭かった階段。
怖くて、後ろを向きながら降りてきていたそうですが、緩やかで広い階段に架け替えました^^)
サイディングを貼った外観
外観も、たってのご希望でサイディングに貼替え。
カッコ良くなりました!
工務店さんからの説明を受けるA様
(床は全てフラットなバリアフリー!)
この他にも色々な思いが詰まった、リフォーム。
A様も非常に喜んで頂いて、私も嬉しくなりました。
最後は皆で記念撮影をし、鍵をお渡しして引き渡し完了!
また、来週引越しされるそうです。
新しい生活が楽しみですね!
今日は、ノダと言う主にフローリングなどの建材を扱うメーカーさんのショールームに行って来ました!
ノダ合板と言う、昔から有名な合板を主に扱ってきているメーカーさんで、
フローリングなどの合板から派生した建材などを扱っているメーカーさんです。
ショールームは、大阪の肥後橋と言うところにあります。
ノダのショールームにてフローリング展示
何種類かのフローリングがある内の、気になる柄のフローリングを色あわせていきます。
フローリングの色あわせが気軽にできる!
このショールームでは、色のコーディネートをその場で画像にて表現してくれるため、
非常に分かりやすいです。
この組み合わせだと、こういう雰囲気になります。
と、言ったようなことが逐一分かるのです。
見て雰囲気が分かるので、非常に決めやすいですね^^)
パソコンが発達して、色々便利な世の中になってきたものです。
オーディションを開催し、様々に検討された結果、工務店さんを決定されました^^)
本日は、決定後第1回の打ち合わせです。
色々なお話を進めていく内に、
「クローゼットの扉の部分に姿見を付けられるか?」
と、言う話になったとき、ちょうどこの工務店さんの社長さんの家では、
そう言ったものを採用していると言う話になりました。
この社長さんの家は、今回打ち合わせをした工務店さんの事務所の
上の階にあります。
「良かったら、見てみますか?」
と、言うことでお邪魔させて頂くことになりました。
工務店さんの事務所の上の階が社長の自宅となっています。
和気あいあいとした雰囲気で進められていく工務店さんとの打ち合わせ。
この工務店さんとの相性も良いようだなと感じながら、立ち会いさせて貰いました^^)
2件ほぼ同時に工事が進行中のリフォーム工事が終盤に近づいて来ました!
1件は既に大工さんの工事が一旦終了し、仕上げ工事と呼ばれる、
内装の工事が進んでいます。
キッチンも据えられました!
キッチンが据えられ、天井にクロスも貼られはじめています。
ここまで来れば、もう一息と言った感じで大分中の様子が
どんな風になるのか分かるようになってきました^^)
5連窓のおかげでリビングが明るい!
こちらは、最後の最後まで迷われた「5連窓」です。
LDKを明るくしたいと言うことで、5連にするかどうかを迷われていたのですが結局は5連にして丁度良かったと非常に喜ばれていました!
こちらももうすぐ大工さんの工事が終わる予定です。
そうなれば、完成間近まであともう少しです。
昨年の11月に差し掛かろうと言う頃に、お引渡しをしたH様邸。
ひと冬が終わったと言うことで訪問をさせて頂きました。
計画で事前にQ値計算と言うものをしていたH様邸。
ある程度の断熱性能があることは分かっていたのですが、実際に住まれた感想をお伺いすると、非常に暖かく過ごせたと言うことでした。
常に温水ヒーター1台で、室温は22℃程度のようで、冬場はずっと裸足で過ごしたそうです。
我々の方で、計算したほぼその通りの結果となっています^^)
1つ難点があるとするなら、現在外の気温が寒いのか暑いのか分からなくなると言うことでした。
奥様は毎年冬に手が割れて、辛かったそうなのですが、今年の冬は全然割れなかったそうです。
恐らく、室温が安定していたせいでは無いでしょうか?
H様は音楽を聞くのが趣味で、新居のリビングにも立派なオーディオ機器を設置されています。
今回、意図してそうした訳では無かったのですが、リビングの天井高を2m90cmと高くし、床に硬い木の無垢材を利用したため、音の反響が良く、音楽がかなり良い感じに響いてくれるそうです。
私も実際に聞かせて頂いたのですが、確かにピアノなどの楽器の音が適度に響くので、音に延びが出てライブハウスのような臨場感を感じました^^) 今まで、そう言った点を意識して計画していなかったのですが、そのお話を聞いて、なるほどと思いました。
かなり高い天井高のおかげで、ステレオの残響音が良い感じでした^^)
引越しの当初、予定していたリビングのピアノラウンジにはまだピアノが設置されていませんでした。
と言うのは、以前住まれていたマンションでは、グランドピアノを置くスペースが無く、別の場所に眠っていたからなのです。
今回の訪問で、そのグランドピアノが設置され、残ったピースが当てはまった感じです。 下の写真を見て頂くと分かるように、一段下がった位置にピアノラウンジを計画したので、リビングと同じ空間にあるにも関わらず、圧迫感を全然感じないと言うことでした^^)
リビング内に佇むグランドピアノ
キッチンを輸入物でご検討中のK様、キッチンに内蔵する家電製品は、
メンテナンスなどを考慮すると日本製が良いと言うことで、
ガスコンロやガスオーブンを見るために、千里にある大阪ガスのショールーム『デリパ』へ
同行しました。
ガスオーブンの説明を受けるK様
最近のガスオーブンは、面白い機能が備わっているものです。
「電子レンジ」と言うボタンがあって、これを押すと昔の電子レンジのように台がクルクル回って、
本当に電子レンジとして動くそうです。
更に、もっと面白いのは電子レンジとオーブンの機能を同時に使うと言うボタンも付いています。
これで動かすと、電子レンジの特徴である、食品を内部から温める機能と、
ガスオーブンの特徴である、食品を外から焼きあげる機能が同時に働き、
少し変わった調理方法として、調理が出来るようです。
私はずっと電子レンジしか使った事が無いので、ガスオーブンの良さは予想でしか
分からないのですが、きっと外はこんがり、中はフワッと焼きあがるのだと思います。
料理に詳しい人なら、両者の違いはハッキリと分かるそうで、
どちらもある方がより、TPOに応じた美味しい料理が出来るそうです^^)
なるほどですね!
現在、工務店さんと打ち合わせ進行中のN様。
この日は、工務店さんとの正式な契約の前に、確認の意味も込めて、
パナソニックのショールームに、設備の確認を行いにいきました^^)
キッチンの説明を聞き入るN様
毎回そうなのですが、ショールームに来るとそれまで思ってもいなかったような最新の良い設備が揃っています。ですから、皆さん絶対に少しは追加で見積もりをとってみたくなるものです^^)
今日は、私が昼から生憎別の打ち合わせがあったために午前中しか同行出来なかったのですが、最初に回ったキッチンの展示スペースでは、案内のスタッフさんの説明に真剣に聞き入る姿がとても印象的でした。
私は、キッチンの設備についてはプロではありませんので少し離れた場所からその様子を伺っていましたが、やはり女性はキッチンを大事に思っているもんだなと、改めて実感しました。
私が以前勤めていた会社では、キッチンを製造する工場を持っていたので、私も良くその工場に行っていました。ですから、私は同じキッチンでも女性が気になるような使い勝手よりも、
「このキッチンどうやって作ってるのかな?」
と、言うような事のほうが気になったりします。
下を覗き込んだり、隅っこの接着の方法を確認したり、どちらかと言うとそういった事に目が行きがちです・・・
端から見ていると、不思議な人に見えると思います。
一通り見終わって、話をすると
「色々迷いますね~」
と。
大丈夫です、皆さん迷いますよ!
じっくり選んで頂けたらと思います^^)
ひと冬が越えたと言うことで、昨年末にお引渡しをしたN様邸にお邪魔させて頂きました。
この家では基礎に暖房用のパネルヒーターを埋めこんであり、
深夜電力で基礎を夜中の内に温めておいて、そ
の余熱で昼間を過ごすと言う仕組みの暖房になっています。
この冬の過ごし方をお伺いすると、
最初は引越しの都合で布団を敷いて寝ていたそうなのですが、
掛け布団をすると暑くなるくらいで、全く寒くなかったそうです。
今はベッドが新しく入って、丁度良い感じに過ごせたとの事です。
ここは、1階が寝室で2階がLDKと言う間取りなので、
2階はどんなものだったかお伺いすると、
朝起きて2階に上がると寒くは無いが1階との温度差は感じる程度だったようです。
しかし、900Wの通常サイズの電気ストーブを付けると直ぐに暖かくなるそうです。
やはり断熱性能がある程度高いので、暖房もそんなに必要が無いようです。
リビングで談笑するN様と私
2階のリビングは常に明るく過ごせているようで、
基本的に昼間は照明は少々曇っていても必要ないという事でした。
季節柄もあるかもしれませんが、やはり高い位置に窓が来るからですね^^)
住まい始めた方のお話は私にとっても大変ためになります。
満足頂いているようで、良かったです!
本日、工務店決定にあたって見積の細部についての確認が行われました。
見積の内容について、工務店の社長さん、積算担当の方から詳細で
入念な説明がなされました。
丁寧に資料を説明されている工務店さん
その結果、J様のご判断にてこの工務店さんに家づくりをお任せすることに決定されました^^)
この工務店さんは、社長が設計事務所出身の方なので、非常に細かい部分まで図面を作成されます。
上記の写真は、そのような内容について説明されている状況です。
じっくりとご検討頂いた結果の決定ですので、工務店さんもきっとやりがいがあると思います。
これから始まる打ち合わせ、工事が楽しみです!
これからご建築予定のK様邸では、K様が見つけてこられた、オーストリア産のキッチンを設置する予定です。
このキッチン、クルミやブナ、チェリーやアルダーと言った天然木で作成されるキッチンです。
設置予定のキッチンの写真
上記の写真は、ここキッチンを販売しているサイトの写真です。
かなり綺麗な良い感じですね^^)
そして、本日はこのキッチンを設置するにあたって、日本で輸入販売している会社の社長さんである、オーストリア人のマテ氏との打ち合わせがありました。
マテ氏、私のパッと見た印象ではありきたりではありますが、サンタクロースの様な優しい雰囲気の紳士と言った感じでした。
打ち合わせで色々お話を伺っていくと、設置にはマテ氏自らが建築現場へ足を運び、組立や仕上げなどを自らも行うそうです。全て自分の責任なので、人に施工を任せることは出来ないそうです。
なんとも職人気質な好感の持てる方でした^^)
私はこう言った職人気質の方が大好きです。
また、私も4年程度ではありますが、外国に住んでいた経験があるので、このように異国の地に来て、その地に溶け込んで生活している方を見ると、共感を覚えると共に、今までの苦労などを想像して協力してあげたい気持ちになります。
マテ氏との打ち合わせ風景
打ち合わせとは直接関係無いのですが、この時にマテ氏と話をしていてなるほどなと思うことを聞かされました。
「日本は人口が多すぎる、だからちょっとでも”良い”と噂がたつと直ぐに儲かってしまう。
しかし、我々オーストリアではそもそも人口が少ないので儲かると言う事が無い。
だから、本当に良い物を作ろうと努力するのだ。
日本の少子化・人口減は喜ばいいことだ。」
と。
私はすごく共感しました。
ハウスメーカーの薄っぺらい家づくりを見ていると本当にマテ氏の言う事が正しいように思えてしまいます。
だからと言って、人口が減ることが良い事だとは思いませんが・・・
異文化圏から来た方と、色々お話出来ることは新しい考え方を知ることが出来ると言う意味で面白い事です^^)