2013年7月

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妻籠宿・奈良井宿・馬籠宿に視察に行って来ました。

木曽ではヒノキが有名です。
その木曽路の旅では、大名行列が行われていた時代から、
宿場町が沢山あったそうです。

今回、その宿場町の視察に行って来ました。
今でも、当時の面影が色濃く残る場所として、

奈良井宿・妻籠宿・馬籠宿が代表的に挙げられます。
これらは、外国人が好んで観光地として訪れるようですが、
私達日本人の心の里として訪れる事もお勧め出来ます^^

 特にその中でも、私が気に入ったのは、妻籠宿でした。

妻籠宿
当時の様子が未だに色濃く残る、妻籠宿

宿場町として、メイン通りの両脇には、宿屋と飲食店、おみやげ屋さんなどが今でも
営まれています。昔から、この通り沿いに 人々は、店を出していたそうです。
当時は、櫛屋さん、飴屋さんなど、様々なお店があったそうです。

妻籠宿
妻籠宿の酒屋林亭の囲炉裏

今でも、内部が保存され公開されている、酒屋さん。
どうも、この町で一番大きな屋敷のようですが、お酒で大成功をおさめた家との事です。
今でも、この場所の写真を撮ろうと、写真家さんや愛好家の方が沢山訪れる場所だそうです。

今回は、夏と言う事で、上の写真から直射日光は降り注いでいませんでしたが、
冬が訪れると、直射日光が降り注いできて、囲炉裏の煙にが綺麗に映し出され、
絶好の撮影ポイントとなるようです。

昔は囲炉裏のこの撮影の場所に、家長が座り、右に母親、
左に長男、右前の板間に嫁さん、向かい側にその他の子供達と、
座る順番も決まっていたとの事。

向こう側に見える屏風仕切りは、家長に風で囲炉裏の煙が行かないように、
立てられているそうです。

昔は、「家長を大事にする」と言うことが、大きな家では行われていたようです。

 

妻籠宿2
妻籠宿の酒屋林亭のヒノキの水拭き仕上げ(?)

この住宅、9割型ヒノキで出来ているそうです。
今ではなかなか実現出来ませんが、当時でもヒノキは貴重な木で、
この地域では、年貢の変わりに、ヒノキをおさめていたそうです。

ですから、ヒノキは一般庶民が勝手に使うことが出来なかったそうです。
江戸幕府が崩壊し、明治に映る際に、この住宅の林さんが、
チャンスを逃さず、ヒノキを切り出し、この住宅を建てたそうです。
(ビジネスの才覚のある人は、何時の時代もチャンスをモノにするものですね。。。)

 囲炉裏のそばにある、上の場所。
写真の中では、とてもツヤのある間仕切りが写っています。
前に立つと、まるで鏡のように自分の姿が映るほど、綺麗に反射しているのですが、
実はこれ、特別な事は何もせず、家の人が水拭きを繰り返した結果だそうです。

ヒノキなどの樹木からは、樹液と言うものが出てきます。
これを水拭きをして綺麗に拭いていくと、何年も経つとこのツヤが実現するようです。

今では毛嫌いされる、樹液ですがここまでくれば立派なものですね!

馬籠宿
坂道に立ち並ぶ、馬籠宿

妻籠宿から車で10分ほど南へ行くと、馬籠宿にたどり着きます。
車なら直ぐですが、歩いてここまで来るには、峠を一つ越えなくてはいけません。
当時の人達は、この2つの宿場町がとても遠かったはずです。

残念ながら、この馬籠宿は割りと現代化されていて、
当時の面影も若干薄れて来ています。

 しかし、当時の事を想像するにはとてもいい場所でした。

奈良井宿
奈良井宿

こちらは、山の麓の川沿いにある、奈良井宿。
道の幅が広く、割りと開けた印象の町です。

この奈良井宿は、宿場町の中では一番大きい方なのだそうですが、
今でも実際に住んでいる方が多くいらっしゃいます。

ですから、この道をあるいていると、普通に表札が掲げられていました。
現在お住まいの人に、色々話を聞きたかったです。

たこの木曽という場所は夏でも大変涼しい場所で、
殆ど、エアコンを使うことが無いそうです。
とても涼しい気候ですが、冬場は雪が沢山降る場所ですので、
冬の過ごし方が気になります。

今度は、冬場にこの場所を訪れられたらと思う次第です。

 

御引き渡し後の3ヶ月訪問  IN和泉市 J様邸

お引き渡しの3ヶ月が過ぎ、和泉市のJ様邸を訪問させて頂きました!
新しい生活にも慣れてきたと言う事で、色々なお話を聞かせて頂きました^^

まず、聞いて驚いたのは、建て替える前までに住んでいた家では、
幼稚園に通う娘さんが、すぐに外に遊びに出たがったそうですが、
新しい家に引っ越してからは、それを言わなくなったそうです。

やはり、子ども自身、感じる新しい家の空気感、開放感、心地よさは、
分かるようです。それが明らかに行動に出ていると言う事ですので、
嬉しい限りです^^

また、アメリカの方がこの家の和室で3泊されたそうで、

「日本でも特殊な家だね!」

と、行って色々驚いていたそうです。

まずは、下の写真に写っている窓の感じ。
この窓の配置が可愛いと、アメリカでも出来ないか今度聞いてみると
話していたそうです。

キッチンの吊戸に入っている、ダウンウォール(引っ張ると下に降りてくる棚)を
初めて見たそうで、非常に感心していたそうです。
また、他の外国人もよく関心する、トイレのウォシュレット、
和室の壁紙の色使いなど、様々な事に興味を惹かれて、
是非、アメリカでも実現したいと言っていたそうです。
 

織り機
J様が作成されている織り機の専用スペース

御引渡し時には、まだ据えられていなかった、織り機。
J様がお仕事で作成されているものなのですが、
階段を上がりきったその場所に、専用のスペースを作っていました。

今回の訪問では、綺麗に設置されていてとても感動的でした。
2階にリビングや和室を設けたので、来客の方は必ずこの織り機を見ることになるのですが、
十分な役割を果たせたスペースと言えそうです。

また、今回家具が入って改めて実感できたのですが、
ダイニングテーブルに座ると、丁度、窓の外の景色が眺められ、
とても気持ちの良い朝食が食べられそうです^^
 

眺望
ダイニングの椅子に座った際に眺められる眺望

飾り棚
テレビ周りの飾り棚。沢山の思い出が飾られています!

工務店の社長さんの提案で、テレビ周りに飾り棚のスペースを設けたのですが、
こちらもフルに活用されています。

 

今後、順次この景色も変わっていく事と思われます^^

 

現場にて打ち合わせが行われました IN寝屋川市 O様邸

工事が順調に進んでいる寝屋川市のO様邸。

この日は、これから施工が始まる「クロス」仕様打ち合わせが行われました。

実際に使用する場所を確認しながら、この場所にはこのクロスが良いんじゃないかとか、
この場所のこの箇所には、アクセントでこのクロスを入れてみようなどと、
より具体的な打ち合わせが行われていました。

クロス打ち合わせ
現場で使用するクロスの打ち合わせ中

実際にクロス如何によっては、部屋の雰囲気は全く異なってきます。

図面の上では分かり得なかった、細かい箇所なども確認しながら決めていくことが可能です。
同じ部屋でも、クロスを使い分け、ここのこの場所で違うクロスをもってきて、この辺を境界にしようなど、
企業の勝手な都合で、図面の上だけで無理やり決めさせられる、手法とは全く異なり、
かなり、手の込んだ事もイメージしながら打ち合わせをしていました。

奥様が中心に決めていきましたが、我々もここはこういう風にしたら良いんじゃないかとか、
ここは、少し冒険してもきっと面白いとか、あれこれアイデアを出し合っていました^^

非常に充実した、現場でのクロス打ち合わせが行われており、
一段と出来上がりが楽しみになってきています!

 

御引き渡し後の3ヶ月訪問  IN大阪市 T様邸

お引き渡し後の、3ヶ月訪問に行って来ました。

今回、お伺いしたのは大阪市のT様邸。
お引き渡しの頃は、まだ家具も入っていなくて、ガランとした感じがあったのですが、
今回、家具が入って完成した姿を見ると、感動的に仕上がっています^^

シアタールーム
シアタールームのような雰囲気のリビング

まず、リビング。
計画の段階から、シアタールームのようなリビングにしたいと言う事で、
配線計画やスピーカーの配置など、工務店さんの現場監督さんと詳しく打ち合わせを
されていました。

実際に出来上がった、リビングシアターの写真が上の写真。
ソファーに座ると、そこはまるで映画館のようです。

ちょうど、写真左下にある、腰壁と言う腰ぐらいの高さの壁があります。
この腰壁の手前は、ご主人の書斎コーナーとなっているのですが、
この腰壁の前にあるソファに座ると、まるでそこが囲われた空間のように感じることが出来ます。
この感覚が、映画館のような雰囲気を出していて、とても良いスペースを生み出しています。

また、調光(色自体も変色)が出来るダウンライトも効いていて、
まるで映画館で映画が始まるのを待っているかのように感じます。

そして、特別に高くした天井もその雰囲気を一層押し上げています!

また、ゲーム機やDVD、テレビ、プロジェクター、エアコン、照明、種々のリモコンを一つの
操作機で操作できるように実現した、「IREMOTE」と言う機器を用いると、
タブレットやスマートフォンからこれらの機器を操作出来ます。

この操作機の優れている所は、時間を指定してON・OFFしたり出来る点で、
スケジュール運転も可能です。

なんとハイテクなリビングシアターでしょうか。
このスクリーンを使って、ゲームをしているお子さんをキッチンから見守る奥さん。
子供達が何をやっているのかを把握出来ると言う点でも、GOODなのではと思います。

限られたスペースを思いっきり有効活用されたT様。
改めて、良い家が出来上がったもんだと感心しました^^

T様の強いイメージがあったからこそ実現出来ていると思います。
 

 

現状の基礎の調査を行いました。  IN八尾市 K様邸

現在、八尾市で計画中のK様。
K様の建築計画は、想い出深い現在の建物の一部で、
過去に増築した部分を残そうと言う計画です。

今日は、この残す部分が、建物の強度的にどの程度丈夫なものなのかを確かめるための
検査を行いました。

基礎破壊検査
既存の基礎に鉄筋が入っているかの検査中

今日の検査では、主に建物の基礎についての検査です。
実際に、鉄筋が基礎に使用されているかどうか、
また、その鉄筋の太さがどの程度のものなのかを確認するために、
基礎の一部のコンクリートを壊して、内部の鉄筋を直接見る検査を行いました。

結果、鉄筋はキチンと施工されていて、強度的には問題無さそうです。

これらを八尾市に報告し、残しても問題の無いものだと認めて貰うための
協議が行われます。

少しづつですが、工事の開始に向けて進んでいます!
 

 

OB宅の見学に行かれました。  

依頼する工務店さんを決められた柏原市のY様。
今日はその工務店さんで、以前に建てたOBさんを訪問されました。

門真市にある、このお宅は住宅CMサービスをご利用なさった住宅なのですが、
私も、外構工事が完成してからはお伺いしておりませんでした。

OB訪問
OBさん宅のリビングを見学中

久々にお会いしたのですが、相変わらずお元気そうで何よりです。
そして、とてもご親切に今回、計画されているY様に色々アドバイスして頂き、
Y様も大変ためになったのではないかと思いました。

1時間ほどだったのですが、実際に建てる際のイメージ作りや、
工務店さんの施工や提案の実力など、再確認出来たのではないかと思います。

 

気密測定を行いました!  IN寝屋川市O様邸

工事が順調に進んでいる、寝屋川市のO様邸。
気密工事が完了し、この日は気密測定が行われました。

気密測定
気密測定器を設置した様子

外壁の凸凹が多いO様邸。
実は、凸凹が多い建物は、気密を確保するという意味においては不利だと言われています。

しかし、この日に測定したO様邸の気密性能は、

C値=0.55

素晴らしい数字です。

建物全体において、隙間は名刺2枚分とちょっとと言う隙間しか無い計算になります。
何と言う高い性能でしょうか。

熱交換型の換気扇を使用しますので、換気扇を十分に機能させるためには、
高い気密性能は必須です。

平成11年に国が基準値とした、気密性能は C値=5.0 ですから、
それを遥かに上回る数字です。

そして、換気扇を機能させるためには、気密性能は1.0以下でなければ、
機能しているとは言えないと言われています。

これらを考えても、良い性能の住宅が建てられていると言うことが
証明されたと言って、良いでしょう。

 

地盤調査が行われました!  IN堺市S様邸

これから、工事が始まる堺市のS様邸。
現在の家を建て替えるため、工事着工ギリギリまで、
現在の建物を使用して貰うと、言うこともあって、
建物解体前に、先に地盤調査が行われました。

地盤調査
スゥエーデン式サウンディング試験と呼ばれる、地盤調査方法で調査されました。

S様邸は、大きな川のすぐ近くと言う事で、
いわゆる、

「後背湿地」

と、言う場所に当たります。
事前から、土地は軟弱である可能性が高いお話はさせて頂いていたのですが、
今回の地盤調査でも、やはり深さ6m程度までは柔らかい地層が続くことがわかりました。

通常、地盤調査は新しく建てる建物の4隅と真ん中の地盤の状態を調べる事になります。
これは、同じ土地内でも地層の状況が違うことがあるためです。

今回は、新しく建てる家が、丁度現在の家の庭部分に当たる箇所が多く、殆どを庭で
調査したのですが、真ん中部分については、今の床をはがして調査を行いました。

全て調査をし終えて分かったことは、4隅よりも真ん中の方が、深い位置まで柔らかいと言う事です。
よく、建築業者さんでも家が建っていた場所は、地盤が固いと勘違いされている業者さんも
多いのですが、決してそんなことはありません。

建物はその重量で「圧密沈下」と言うものを起こすのですが、その影響はそんなに
深い場所まで及ぼすことは殆ど無く、深い位置においては、
殆ど「圧密(重さで圧縮されて、密度が高くなる(締まる)こと)」されることはありません。

ですから、建物が建っていようがいまいが、地盤調査は必要ですし、
現在の建物の有無は、地盤の状況には殆ど影響を与えていません。

今回の結果をもって、どんな改良が最適なのかは地盤調査会社が判断することに
なるのですが、何らかの改良が必要になることは間違い無さそうです。

 
 
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