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大きな2世帯住宅の家の上棟式が行われました! IN生駒市

暑い日が続くようになってきましたが、
生駒市で工事が行われているT様邸の工事も順調に進んでいます!

工事では、棟木と呼ばれる屋根の一番てっぺんの部分の木材が、
組み上がるタイミングを上棟と言うのですが、
上棟式は、大工さんを労う意味も多分に含まれていますので、
時期をズラして行う場合も多いです。

上棟が終わり、屋根工事もほぼ完成に近づいた段階で、
上棟式を行なうことになりました!!

2世帯住宅(2世代同居型住宅)と言うこともあって、
大きな建物と言う印象のある、T様邸。
屋根も掛かり、丁度いい感じに直射日光を防ぐことが出来て、
式をするには絶好のタイミングです^^

窓設置
既に組み上がっていて、窓まで設置されました!

工務店の担当さんの合図で、みんなで御幣に2礼2拍1礼!
工事の無事を祈ります。

2礼2拍1礼
地鎮祭同様祭壇に向かって2礼2拍1礼

まだ工事中なので、材料なども若干ありますが、
四方お清めは、その中を通って家の四隅に酒と塩と米を撒いてもらいます。
今回は、お父さんとおじいちゃんがそれぞれ塩とお米を。
そいて大工の棟梁さんが酒を撒いて周ります。

そんな中、お嬢さんはお父さんが何をしているのか興味津々です^^

四方お清め
お父さんのお清めする姿を伺っています^^

続いて、おじいちゃんがお清めをしているところものぞきみ^^
いつかこの写真が、とても良い思い出になるやもしれませんね!

四方お清め2
今度はおじいちゃんの姿^^

四方のお清めを終え、T様から大工さん達にご家族の紹介をして頂き、
更に労いのお言葉も頂きました!

最後に工務店の社長さんから、安全第一で、工事が進むように祈願を兼ねた乾杯。
無事に上棟式を終える事が出来ました!

ところで、この建物ですがある特殊な構法を採用しています。
壁の中に、基礎から上がってきた空気が通り、
そのまま小屋裏を通って抜けていくと言う仕組みの建物です。

この上棟式が始まる前に、大工の棟梁さんが丁度その空気の通り道を
作るための作業をしていました。

最近では、事前に工場で必要な形状に木材をカットして持ってくることが多いので、
私もまさか大工さんが現場でこの作業をするとは思っていなかったので、
「現場で作業をするんですね~」

と、少し驚きをもってこの大工さんに話しかけました。

大工さん曰く、
「この作業にはかなりの時間と労力が掛かるのだけど、
 ここをしっかりと工事することで、家が長持ちするので、その分しっかりやらして貰っています。」

とのこと。

こう言う作業を丁寧に心掛けてやってくれる大工さんに工事は任せたいものですね!

マメに掃除をしながら、現場を綺麗に保ちながら工事を進められているので、
現場が綺麗なのはさることながら、作業も非常に丁寧に進められています。

大工さんの良し悪しは、大工さんの性格の表れと言う見方をすることもできます。
普段から、マメな性格の大工さんはやはり、工事作業自体も丁寧な人が多いですし、
あまり気の周らない(気にしていない)大工さんは、それなりに感じます。

もちろん、色々な大工さんがいるので一概に決めつけるのは良くないのですが、
少なくとも慌てて雑な工事をされていないと言うことの証にはなります^^

いい家が仕上がりそうですね!!

 

大きな開口を設置した家の完成現場見学会を開催致しました! IN交野市S様邸

交野市で建築が進んでいたS様邸。
一部、工事を残していますがお施主様のご好意で、見学会を開催させて頂きました^^
今回はあっという間に予約が埋まってしまい、広く案内しませんでしたが、
来られた方はとても参考になったと喜んでいらっしゃいました!!

今回のこのたてもののテーマは
「生活感の無い家にすること」
です。

そしてもう一つの大きなテーマとしては、この場所を購入することにした、
大きな決定要因である、景色を活かす事。でした。

今回、このどちらものテーマを実現するために、かなり大胆な計画となっています^^

竜笛の音色
玄関ホール

玄関に入って、まず最初に目に飛び込んでくるのが、このタイル壁。
モザイクタイルと呼ばれる、正方形のタイルを組み合わせて、あしらってあるのですが、
鏡の位置も絶妙で、外出の際にもバッチリ使えるようになっています。

竜笛の音色
洗面所

洗面室においては、まるでどこかの商業施設の洗面所のようです^^
横幅を広めに取った洗面所で、鏡も2つあるので、親子が並んで使用することも可能です。

竜笛の音色
書斎(ゼブラ?)

まさに目を引くとは、この事かと改めて思い知らさせた壁紙を利用している、書斎です。
基本的には、一般的な壁紙の中から選ばれていますが、ジックリ見ていくと、
このような柄もあることに気付かされます!!

竜笛の音色
2階リビングと大開口

景色を活かすために、2階リビングとなっています。
リビングボード側の壁には、ワニ柄の本来は床に使用する素材を利用しています。
そして、リビングから望むバルコニーには、視界を極力遮らないように大開口が設置されています。
もちろん、単なるアルミの窓だと冬場にとても寒くなるので、樹脂サッシを用いています!

更には、大開口を用いたことで構造的に弱くなっては意味がありませんので、
詳細な構造計算によって、地震などに対する安全性の検討も行っています!

竜笛の音色
リビング

また、リビングからバルコニーへ出て行く部分には、段差を無くしたいと言うご希望を反映し、
一般的でない、少し特殊な計画方法で段差なしのフラットとしています。
こうすることで、外と中のスムーズな出入りが可能となります!

竜笛の音色
ダイニングから桜の見える景色

また、ダイニングにはお隣さんを気にすること無く、目下に広がる景色を楽しめるように、
専用の窓を配置しています!
春になると桜が咲くこの場所で、桜の色を感じながら、朝食を食べる日が直ぐそこに来ています^^

竜笛の音色
大開口を前にして

それぞれのご見学者さんも、この大きな窓によって明るくなった場所に立ち止まり、
その感覚を味わわれていました。

竜笛の音色
大開口を前にして2

今回は特別に用意してもらったこの大開口窓。
その重さは200KG近いと言います。
窓を取り付ける際も、4人の大工さん(通常の施工時は大工さんは1人)によって、
設置してもらいました^^

竜笛の音色
大開口を前にして3

今回は、生活感を無くすと言うテーマだったので、普段はあまり使用されることが少ないデザインの
壁クロスや床タイルが使用されています。

できるだけ費用を抑えつつ、ご希望に沿った計画を実現するにはどうしたら良いのかと言ったことについて、
参考にして頂けたようであれば、見学会としては大成功です!

 

1年前にお引き渡しさせて頂いた家にお招き頂きました! IN堺市M様邸

今から約1年前にお引き渡しさせて頂いたM様邸。
ほぼ1年ぶりにお招き頂き、お伺いさせて頂きました^^

久しぶりにお会いさせて頂いたM様ご家族。
この1年間の住み心地について、お話をお伺いさせて頂きました!

高断熱な住宅とすることで、基本的に必要な仕切り以外はなるべく仕切らないようにしたM様邸。
この1年間の住み心地は、とても快適だったと言う事で、とても喜んでいらっしゃいました^^

また、割りと大きなトラックが通る車道沿いにも関わらず、
お仕事の都合上、昼に睡眠をとられることもあるのですが、
一切気になるような事も無く、普通に眠れるそうです。
(当初、昼間でも暗くして眠れるようにと用意した、
 ロフトに関しては、物置として利用されているとの事でした)

確かに、窓を明けてみると、外の工事の音が響き渡っていたのですが、
窓を閉じると、殆ど気にならない程度の音になっていました^^

キッチン前収納
とても綺麗に整理整頓されているキッチン前のオープン収納

また、収納についてお伺いしたところ、リビングに設けたリビング収納と、
キッチン前に設けた、オープン収納を上手く使い分けられているとのことで、
リビングがすっきりとした快適な場所となっていました。
リビング収納を1つ設けたことにより、とても便利だったようです。
隙間空間を活かした、ロールカーテンで仕切るタイプの収納ですが、
とても効果があったようです!

ブラックウォールナットの床
こだわりのブラックウォールナットの床

計画当時、弊社にある打ち合わせ机を見た時から、
「絶対に取り入れたい!」
と、仰られていたブラックウォールナットの床。
机や椅子で傷つけたり、お子様が傷つけないようにと、
マットやラグを利用されていましたが、やはり杢目の味わいは、
今でも変わっていませんでした。

貴重な木なので、とても大切にされているようです。

ストリップ階段のあるリビング
目通しの良いストリップ階段で、開放感があります^^

そして、何と言ってもリビングの開放感を実現するために、
スリット階段とした写真のスペース。
こちらによって、広々とした雰囲気を醸し出していて、
このような作りにして、本当に良かったと仰って頂きました。

「イノベーション」と言う言葉がありますが、その意味を追求すると、
"我々の生活様式を変えてしまうような大きな変革"
と、言うことが言えます。

私は、高断熱住宅によって実現する生活は、
とても大きなイノベーションが実現していると考えています。
冬でも暖かく過ごせて、大きな空間でも快適に過ごせるのですから!!

今まででは考えることが出来なかったような、
生活の変化、それにともなう感動、価値観の変化。

iPhoneが出てきた時に、大きな生活様式の変化がありましたが、
それに負けず劣らず、高断熱住宅においても、
信じられないような大きなイノベーションが生じているのだと、
改めて実感することが出来ました!!

お招き頂き、ありがとうございました。

 

竜笛(龍笛)を吹く神主さんによる地鎮祭が行われました! 生駒市T様邸

生駒市にてご建築計画を進められてきたT様ご家族。
今日のとても良い天気の日に地鎮祭が行われました!

新築工事にはつきものの地鎮祭。今まで沢山の地鎮祭に参加させて頂きましたが、
今回はなんと初の、神主さんご自身が竜笛(りゅうてき)と呼ばれる横笛を
自ら吹かれながら、式が進行すると言う有難い地鎮祭でした。
(今まで、(今は無き)カセットテープをラジカセで流す神主さんがいらっしゃったことはありますが。)

音色が竜の鳴き声に似ている(誰が効いたのだろう??)ことから、
竜笛と呼ばれるようになったそうですが、確かにこの笛の音色が響くと、
一気に厳かな雰囲気になり、【地鎮祭】と言う感じになります^^

 

竜笛の音色
竜笛の音色が響いています

地鎮祭では、玉串奉奠(たまぐしほうてん)と呼ばれる儀式を行います。
この玉串奉奠は、榊(サカキ)と呼ばれる常緑樹の木(これが玉串)を祭壇に捧げる儀式です。

玉串に工事の無事を祈る思いを載せて、神に捧げると言う意味がありますが、
地鎮祭参加者にとっては、地鎮祭のメインの儀式となります。

このメインの儀式において、神主さんが竜笛を奏でて下さいました。
とても良い雰囲気の中、地鎮祭が進められた事が非常に感激でした^^

地鎮祭を省略することも多くなってきた昨今ですが、
こう言った文化の一種を感じた瞬間。
その良さを改めて感じることが出来るのは、とても幸せな瞬間です^^

経済合理性ばかりを追求し、何でもかんでも効率、効率と言われるようになった、
息苦しい世の中に、昔から好まれてきた文化の一端を不意に味わうことが出来、
その良さを改めて感じることが出来ました。

私も人の親になり、改めてこの生まれてきた子の未来を考えた時、
我々日本人は、経済合理性ばかり求めていて本当に良いのだろうかと言う考えが
改めてよぎるようになりました。

我々がどこかに置いてきてしまった「文化」に象徴されるように、
きっと効率ばかりを求めれば、その分失われるものがあるはずです。

心豊かに健やかに、子供が育てるそんな環境を望むなら、
我々が長く好んで育んできた文化を大切にする(そのまま受け継ぐのでなく、継承発展させていくと言う事)ことも、
とても大切だと考えています。

T様邸のご計画も2世帯住宅となっています。
ここに至るまで、紆余曲折色々ありましたが、良き雰囲気の漂うこの日を迎えることが出来て、
尚更良かったと感じる気持ちと、ここに繰り広げられる新たな生活が、幸せなものになることを
期待せずにはいられません!

本当におめでとうございます!

 

パッシブ高断熱の3世帯住宅お引き渡し! IN松原市

とても良い天気だったこの日、松原市で完成した、
パッシブで高断熱な3世帯住宅のお引渡しを行いました!

待ちに待ったこの日、無事にお引渡しをさせて頂きました。
住み慣れた松原のこの界隈にて、予てから家を建てるための土地を探されて、
相当の月日が経ちました。

土地との出会いは、「縁」と言う部分も多分にあり、
すんなり見つかる場合もありますが、相当な時間がかかることもあります。
今回のT様のご計画でも相当の時間と、迷いを抱えながら土地探しをされていたそうです。
そんな中、我々のところへご相談に来られたのが最初の始まりでした^^
(その当時のお話は、以下のリンクで記載頂いています。
  住宅CMサービスお客様の声
http://www.cms-izumi.com/reputation/2016/05/012t5.html    )

そしてやっと見つけた場所だけに、家づくりへの思いも深まることだと思います。

その思いが遂に結実する日。それがお引渡しと言うことになります!

家族の集うダイニングキッチン
ご家族が集う場所としてのダイニングキッチン

その拘りの一部をここでご紹介致します。
上の写真は、「ご家族全員が集える場所」として計画されたダイニングです!
ご両親や弟さん達と一緒に、仲良くユックリと食事を楽しみながら過ごされるのでしょう^^

無垢材の床が、和やかな雰囲気を醸しだしてくれています。

パッシブ2階リビング
4月25日の午前11時頃の2Fリビングの日の入り方

2階リビングはシアタールームを兼ねています。
ご夫婦、ご兄弟揃って、映画を見られるとのことで、
こちらは、「若人の憩いの場」とでも言うべき場所でしょう!

もちろん、当たり前にパッシブ設計となっています。
この日の11時頃では、計画通り直射日光が入らないように計画されています!

更に、主寝室の前室には、書庫ルームがあり、
沢山ある本を楽しめるスペースなども設けています!
一人の時間を楽しめそうです。

お引渡し説明
工務店さんのお引き渡しの説明を受けるT様

お引渡しでは、工務店さんから家の中の設備や仕様についての説明が改めて行われます。
全ての使い方を説明すると言うわけでは無いですが、困った際にどうしたら良いか。
使い出すに、登録しておくべきこと。
などについての話がありました。(とは言え、量が多いので当然忘れることも出てくるかと思いますが。)

そして、これぞお引渡しと言う事で、鍵をお渡しし、
その鍵にて初めての解錠作業をして頂きます。
その作業によって、それまでの間、工事関係者が使用していた、
工事用の鍵が利用できないようになります。

これをもって、お引渡しが完了です!
いよいよもって、お施主さんの家となるわけです。

お引き渡しの鍵
鍵を初めて使う事で、お引渡しが完了します!

ここに至るまでの紆余曲折、更に家づくりについてのアドバイス等、
我々にとっても大変嬉しいお言葉を以下に頂いております。

住宅CMサービスお客様の声
http://www.cms-izumi.com/reputation/2016/05/012t5.html

これから始まる生活についても、また改めてお聞かせ頂けたらと思います!!

 

3世帯住宅の完成見学会を行いました! IN松原市

松原市で工事が進んでいたT様邸。
このほど工事が終わり、ご好意によって完成見学会を開催させて頂きました!

3世帯と言っても、最近名前が定着してきている、3世代同居型住宅とは少し違います。
ご兄弟が一緒に住まわれると言う事で、3世帯と言う意味です。

ですので間取りに関しても、世帯ごとの導線を考え、それに合った間取りとなっています。
1階では、家族全員が集えるダイニングを中心として、親世帯が主に過ごす場所として計画されています。

また、子世帯側はご兄弟と夫婦が一緒にリビングで映画を見られると言う事で、
シアタールームを兼ねたスペースを2階に大きくとっています。

そんなT様邸の見学会にご参加頂いた皆様は、それぞれにご参考になったようです!

2階リビング
2階リビングでバルコニーについて説明する工務店さん

2階シアターリビングには、パッシブ効果を考えて大きな掃き出し窓を設置しています。
ここで言うパッシブ効果とは、冬場に太陽の熱を取得し、夏には熱を遮るための工夫がされています。
(簡単な計算をすると、太陽の熱を冬場にどれだけ取得出来るのかが分かります。)

ここで工務店さんはバルコニーの施工方法について、説明中です。
既に写真の段階でもそのポカポカさ加減が伝わってきそうです!

シアタールーム
2階リビングのプロジェクターをお借りして上映中

更に、今回の見学会ではお施主さんが新生活用にご用意されたプロジェクターとスクリーンをお借りさせて頂き、
施工中の写真をスクリーンに映しだして、それを見ながら説明をさせて頂くと言う、
なんとも贅沢な見学イベントをさせて頂きました!!感謝感謝です!!

無垢床ダイニング
1階のダイニングで無垢床についてご説明

1階のダイニングには、無垢材を使用しています。
無垢材は、メンテナンスはある程度手間を掛ける必要がありますが、
その肌触りの暖かさや見た目の印象の良さから、とても人気があります!

家づくりは、それぞれの材料にこだわりを入れることが出来ます。
もちろん、間取りでも同じです。
それにどこまで時間を掛けて、こだわりを実現していくかは、人によって様々です。

ですから、このような見学会では、
「この家の人は、どこにどんなこだわりがあるのだろうか?」

と、言った視点から見学をすると、自分自身の計画にも活かすことが可能です。

もちろん、完成段階では見えてこない部分にこだわりをもって計画されている場合もあります。
時には、
「こんなところにまでこだわりがあるのか!」
と、ビックリすることもあると思います。

そんな出会を楽しみながら、完成見学会を見て回ると、
きっとご自身のより良い計画の糧になると思います。

ご見学頂いた皆様も、家づくり計画の進行状態はそれぞれ違います。
しかし今回の見学をヒントに、自分たちの計画に取り入れてみようとされることも
きっと出てくると思います!

T様、有難うございました!!

 

フレンチスタイルのOB施主さん宅見学訪問!

フレンチスタイルな風合いの建物を見学するために、
OB施主さんの家を訪問させて頂きました!

最近の生活スタイルを聞かせて頂く良い機会ともなりました!

フレンチ風
少し遠目からでも、それと分かる佇まい

久々に訪れるこの場所ですが、少し遠目からでも「あれだな」と分かる邸宅は、
郵便屋さんにも良い目印となっているようです。

見学された方も、「あれですね!」と直ぐ分かられたようです。
(写真で残念なのは、電線が視界を邪魔してしまっている部分です。
 早く、電柱の地下への埋設を進めて欲しいものですね。
 町並みの良さが、その町で生活される方の心のユトリを作る。
 と、言うこともあるはずなのです。

 ニューヨークで犯罪が減ったのは、一説には地下鉄で大量にあった
 落書きを消した事による効果だと言う話もあるほどです(他にも要因はあるようですが。)。
 つまり、何気ない周りの環境が雑然としていることは、
 人間心理に何らかの影響を与えている可能性がある。
 私はそのように考えています。)

フレンチスタイル 外観
郵便やさんが「ヨーロッパの家」と勝手に(?)名づけていたようです^^

施主さんに聞くと、よく配達に来てくれる郵便屋さんは、
ご自身の中で「ヨーロッパの家」と勝手に名づけていたそうで、
初めてその郵便屋さんと話す機会に、そのことを打ち明けられたそうです。

色々と配達で回っている郵便屋さんは、
色々な建物を見る機会も多いと思いますが、その中でも印象的な建物だったのでしょう。

建物の形状が特殊な訳では無いですし、奇抜な色を利用している訳でもありません。
それなのに、目に入り易く、印象に残りやすい。
外壁に使用している材料の違いが大きいのですが、
特殊なものではなく、ごく自然にある材料を使っているだけです。
人工的な材料で覆われた建物との比較で、
自然な材料を利用した建物が、際立っているように見えるのも、
不思議な感覚です。

ヤコブセンランプ
照明の明かりが優しく生活を照らしています

屋内側に入ってみると、

「やり過ぎじゃない感じが丁度いいですね!」

とのご感想。
確かに奇をてらったような、
そう言った雰囲気をこの住宅では感じません。
徹底的に生活感を排除して、アートとしての建物を希望される方もいらっいますが、
生活をするための場所として、落ち着きや団欒を重視した計画となっています。
それも一重に施主さんのバランス感覚の良さなのでしょう!!

漆喰の壁
窓からの明かりも優しく映しだされています

上の写真は、階段下から2階を見上げた際の写真です。
何となく優しい感じに見えるのは、私だけでは無いはずです。
この感覚に訴える"自然のもの"の優しさは、
生活の質に影響を与えうると感じます。

この中で育つお子さんは、この優しい感覚に包まれて、
その感覚が故郷となって、育つことになるはずです。

この仕事をしていると、どんな家が好きかを聞いていくと、
幼少期に過ごした家の感じを無意識のうちに思い出し、
それを好みとして確立されている方も多いことに気づきます。

やはり、周りの環境や子供の頃の記憶は、
その後の感性に大きな影響を及ぼすのでは無いでしょうか?

その意味においても、家づくりはとても大切なものなのだと、
改めて認識することが出来ました!

見学させて頂き、有難うございました!!

 

高断熱大開口の窓を設置する家の上棟式! IN交野市

交野市で上棟が行われたS様邸。
建築地は、桜並木が彩る景色の良い山中にあります。

「ここからの景色、最高ですね!!」

古屋付き(古い家付き)の土地を購入されたS様。
初めて現地に伺った際の感想でした。

そんな場所の良さを気に入ってご購入された土地。
今回は、この景色を最大限に活かすための家づくりとなっています!

春には桜並木が見えるこの場所において、
その景色を堪能するため、下の写真にあるように、
2階のバルコニーに大開口を設置しています。

こちらの大開口、通常の窓では断熱性能が低いため、
冬にはとても寒い思いをします。まして、ここは山の上なので、
先日の地鎮祭でもまだ雪が降っていたぐらいでした。

ですので、その寒さにも対応するために、窓は高断熱窓としています!
こちらの高断熱窓とすることで、冬は窓を閉めたまま景色を楽しみ。

春になって暖かくなれば、窓を開け放ってバルコニーなどで桜並木を鑑賞することが可能です。

大開口窓
大開口を設置する予定の2階リビング

また、リビングとバルコニーは、雨の日に屋内に雨水が入ってこないように、適切な工夫をした上で、
フラットに出入りが出来るように計画を行っています。

ですので、屋内との出入りもスムーズに行なうことが可能です。
バルコニーにはベンチを設置し、ユックリ晩酌を楽しみながら、景色を堪能することが出来るようになっています。

そんなS様邸の上棟式が近づき、実際にどのような景色が見えるようになるのか。
S様同様、我々も楽しみにしていました。

徐々に組み上がっていき、やがて2階がその姿を表します。
いよいよ2階に上がったその景色たるや!!

この景色を如何に活かすかは、今後の詳細な打ち合わせでも変わってきます。
また、更に打ち合わせの楽しみが増えたと思います。

更に高断熱の大開口を設けることによって、2階のリビングはとても明るくて開放的な場所となっていることが
この時点でも確認することが出来ました。
実際に、大開口が設置された後がどのようになるのか、こちらもまた楽しみです!

大工さんへの労い
大工さんに労いのご挨拶をして頂いてます!

この日の上棟式には、お施主さんのお父さんまでもご参加いただき、
棟梁の大工さんに、労いのお言葉を頂きました。

大工さんには、窓の設置についても頼りにしています。
何せ窓だけでもかなり重さのあるものですので、
設置だけでもかなり大変です。

小屋裏の御幣
御幣が御札といっしょに、小屋裏に掲げられました!

御幣に施主さんのお名前を記入いただき、
地鎮祭の時に、祈祷して頂いた御札を添えて、
その御幣を小屋裏に掲げました。

この家を末永く見守り続けて欲しい。
そんな思いが御幣には詰まっている事と思います。

上棟が終わると、いよいよ高断熱大開口の窓が
設置される日が近くなってきます。
大工さん、宜しくお願い致します!

 

K様邸施主検査に立ち会いました!

お引渡しが近づいて来ている、吹田市K様邸。
この日は、施主さんと一緒にお引渡し前の「施主検査」に
立ち会ってきました!

施主検査とは、現場の工事監督や我々のチェックが終わった後に、
更に施主さんの方で気になる点が無いかどうかを確認してもらうための検査です。

K様にも、「施主検査って必要ですか?」

と、ご質問頂いていたのですが、我々や現場監督さんは、
あくまでプロとして、その建物を見ています。
ですので、ある程度の「固定観念」の中で見ている部分は否めないので、
あえて、素人でしかもも思い入れのある施主さんの目で、改めて確認して貰うことが重要です。
そのことをご説明した上で、現在、石川県在住のK様に予定を合わせて、
戻って来られたタイミングで、施主検査を行いました。

造作食器棚
現在製作中の食器棚の位置を確認中!

「どこを見たら良いのでしょう?」

これもよくご質問頂く内容ですが、
「基本的には扉や窓や水栓に機械類、
 動くもの、動かせるものは極力動かしてみて、何か違和感を感じないか、気になるところは無いかを
 確認すると、いろいろと気づくことがあるかもしれない」

と、お伝えしています。

実際に動かすと、

「もう少しスムーズに動かないものか?」
とか
「水道の出が勢いが良すぎる」
と、言ったようなことが感じられます。
このような点に関しては、素人さんだけではともすれば、
修正するのは難しいかもしれませんが、
現場監督さんならその場で修正出来ることが可能な場合があります。
これらも、感覚の問題になるので是非確認しておくべきです。

また、傷や気になる割れ目や裂け目なども、程度の問題はありますが、
気になれば指摘してみると良いでしょう。
ただし、傷に関しては細かく見ていくと、割りと沢山あるものです。
その点を知った上で、

「ここは直して欲しい!」

と、心から思えるところを、修正依頼すると良いです。
最近の補修技術は発達していて、わりとどんな傷でも、
殆ど分からない位にまで、補修出来ることが多いです。
(それでも、目立つ場合は取り替える必要が出てきます。)

外構打ち合わせ
これから始まる外構工事の打ち合わせ

また、今回は建物とは別に外構工事を完成後に行う予定です。
裏側のフェンスの高さはどうするのか?
勝手口のポーチ段の高さは、どこまでどうするのか?
などと言ったことも、図面上で打ち合わせをするより、
実際に現地で確認しながら打ち合わせする方が、より確実なものが出来上がります。

普段、遠方にいらっしゃったご都合上、それらの打ち合わせを施主検査のタイミングにすることに
なりましたが、外構の打ち合わせについても実際にその場所で、大体の大きさなどを把握しながら、
打ち合わせをすることが、より良い外構計画に繋がります。

ドアの取っ手修正
このドアに少し修正を加えることになりました!

本来であれば、ここに来るまでも、現場にて詳細な打ち合わせが出来ることが大切ですが、
(建築途中でも、実際にものを見ながら、高さや、大きさなどを確認しながら、
 打ち合わせ出来ることがより良い打ち合わせとなります。)
遠方にお住まいの場合は、なかなか頻回に打ち合わせと言うことが難しいです。
その分、メールでシッカリやり取りをしながら、我々の方で確認して、修正なども指示しながら、
ここまでくることが出来ました。

それもこれも、K様の家づくりに対する真剣な姿勢が、工務店さんを含めた我々にシッカリと
伝わっていたからこその賜物と言えるでしょう。

こうして、ほぼ半日かけて行われた施主検査。
「大満足です!」

と、仰って頂いたのが我々にとって、最高の褒め言葉でした^^

 

東大阪市で高断熱なZEH(ゼロエネルギー住宅)建設予定のO様ご面談

東大阪市で、健康に配慮した高断熱ZEH(ゼッチと読みます。ゼロ・エネルギーハウスの略です。)を
ご建築予定のO様が、工務店さんとご面談されました!

近年では、高断熱で屋内温度を一定に保てることが、健康を維持する上で重要だと言うことが、
種々の調査や研究で明らかになってきています。

弊社に来られた当初、同居されるお母様のために、今の家を何としても冬暖かい家にして、
元気に長生きして欲しいと言う思いを持たれていました。

また、私が講師としてお話をさせて頂いた、
暮らしから始まる健康セミナー
においても、その重要性を改めて認識され、何としても冬に暖かく過ごせる家にしたいと
いう思いを強められたようです。

更に、最近の流れとして国は2020年までにZEH(ゼロ・エネルギー住宅)を
新築住宅の半分になるまで普及させようと言う方向性があります。
先日フランスで開かれた、COP21と言う世界的な地球温暖化防止のための会議で、
日本が掲げた目標を達成するための手段の1つとして、新築住宅の省エネ化が、
重要だと言う点からこのような方向性が出てきました。


これら2つの方向性を加味して、両方を満たした住宅として、
高断熱なZEHを計画することになったO様。

この日は、今回の計画を実現するための工務店さん選びの一環として、
工務店さんの社長さんを交えた面談を行いました^^

O様ご面談
面談の風景

O様のイメージでは、工務店さんの社長さんは皆チャキチャキしていて、
怖い人と言うイメージがあったようです。

しかし、実際に会って話をしてみると、そう言う人ばかりでは無いと言うことが体感として分かってこられたそうです。

確かに、以前大工さんをやっていたとか言うのもあって、古い職人気質の方が工務店さんの社長をしていると、
ちょっと素人さんに受け入れられ難いだろうなと感じるような方もいらっしゃることは、間違いではありません。
(もちろん、全部ではありませんし、古い職人気質の方でもいろいろな性格の方がいらっしゃいます)

ただ、弊社がお付き合い頂いている工務店さんは、どちらかと言うと(元大工さんもいらっしゃいますが)、
お施主さんの気持ちや意見を大切にして、一緒に家づくりをしていきましょうと言う方向性の社長さんが多いと思っています。
(私自身もそう言う方の方が好きですので・・・・)

今回面談頂いた工務店さんの社長さんも、正にその方向性の社長さんです。
もちろん、個人差はありますので、根っこの部分で「こう言うものが良い建物」と、言ったような、
信念を持たれているのは当然ですが、だからと言って強引に何でも決めると言うようなことは、
ありません。

面談ではそのような「人柄」についても、確認頂けたらと思っています。

今回の面談を通して、その部分が改めて確認できたようで、
とても安心したと仰っていました。

私自身は、この業界に入ってもうかなり経ちますので、
イキの良い職人さんも沢山知っていますので、そう言った感覚は、
どこかで忘れていたように思います。

ただ、改めてそのようなご感想を頂いて、確かに私が新人だった頃も、
そのような職人さんに対しての接し方を悩んだこともあったなと改めて思い起こしました。

初心忘れるべからずと言いますが、今回は改めてそのような"不安"を感じるのが、
一般の方なのだとハッと思い起こさせて頂きました!

 
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