2件ほぼ同時に工事が進行中のリフォーム工事が終盤に近づいて来ました!
1件は既に大工さんの工事が一旦終了し、仕上げ工事と呼ばれる、
内装の工事が進んでいます。
キッチンも据えられました!
キッチンが据えられ、天井にクロスも貼られはじめています。
ここまで来れば、もう一息と言った感じで大分中の様子が
どんな風になるのか分かるようになってきました^^)
5連窓のおかげでリビングが明るい!
こちらは、最後の最後まで迷われた「5連窓」です。
LDKを明るくしたいと言うことで、5連にするかどうかを迷われていたのですが結局は5連にして丁度良かったと非常に喜ばれていました!
こちらももうすぐ大工さんの工事が終わる予定です。
そうなれば、完成間近まであともう少しです。
住宅CMサービス京都を利用して、現在、滋賀県の東近江市で建築中の
建物の気密測定を行いました。
気密測定の様子
上の写真は住宅CMサービス京都の高田さんです。
この様子は、YOU TUBEで動画としてアップされています↓
(私も出演しております^^)
気密測定の結果
気密測定の結果は、この写真では分かり難いのですが、
C値=0.7(正確には0.66)
家全体の隙間を集めても、10cm☓10cm 程度の隙間があるだけの
性能となっています。
非常に優秀ですね!
大阪市で耐震改修工事を進めているA様邸の耐震改修工事に対する完了検査が行われました。
検査に来られたのは、大阪市役所の職員さんですがどうやら建築の仕事をずっとされて
いたのでしょう。かなり細かいところまで色々聞かれていました。
補強工事後の完了検査の様子
写真はかなりブレてしまいましたが、職員さんの質問に対して一つ一つ丁寧に
施工状況を説明する、工務店の監督さんと現場を受け持つ大工さんの様子です。
大工さんは、もう何件も耐震改修工事をしているとのことで、非常に慣れた様子でした。
補強工事後の内部の様子
補強工事後の内部の様子です。左右に耐震用に新たに加えられた「耐力壁」が見えます。
この耐力壁を取り付けるのために使用する釘や、釘を打ち付ける間隔まで、事細かに
ルールが決められていて、その通りに施工することで強度が得られるとされています。
見た目にも、大分建物が頑丈になったように見えます。
まさに補強工事です!
次は内部のリフォーム工事です。
昨年末までの耐震補強工事に関する大阪市からの補助を受け、
耐震補強工事が行われた、I様邸の耐震補強工事が完成しました。
補強工事後の復旧リフォーム工事
大阪市役所の検査をパスし、復旧リフォーム工事が進められています。
写真は雨が降っても大丈夫なように、屋根部分にシートを被せてあります。
さて、新しい姿になるのが今から楽しみです。
大阪市A様邸にて、リフォーム工事が始まります!
大阪市では昨年末までの受付で、耐震補強工事に関して、
補助金が貰える制度がありました。
大阪市が新しい市長に変わって、この制度が継続されるのかどうか、
非常に注目ですが、今回A様邸では、昨年末までの補助金制度を利用して、
耐震補強工事 → 内装・間取りリフォーム工事
を行います。
ご契約後の打ち合わせ風景
そして、本日は末広がりの8日・大安の日に施工する工務店さんとの契約を交わされ、
その後、仕様の打ち合わせを行いました。
事前に行った、耐震診断の結果を元に、これから、まずは耐震補強工事を行なっていきます。
そして、その後に家の内部のリフォーム工事です。
どのような家になるのか、今から楽しみです^^)
本日、お世話になっている近畿大学岩前教授が、主査をされている、
「空気調和・衛生工学会 省エネルギー委員会・住宅指針検討小委員会」
と、言う長い名前の会が主催して、我々も運営している、
「大阪エコリフォーム普及促進地域協議会」
が、後援として行った、
「節電・省エネを正しく考える ~この夏・冬の健康的な住まい方~」
と、言うシンポジウムが開かれました。
中では、我々専門家にとってもとてもためになるようなお話が沢山聞けたのですが、
その中でも、一般の生活においてもっとも誤解されがちで、大切なお話として、
この冬の節電は、
『午前9時から午後9時まで』
に、要求されているのであって、
『それ以外の時間帯は別段意識しなくても良い』
と、言うことでした。
特に、家庭生活において節電が必要なのは、
『午後4時から午後9時』
の時間帯なのだそうです。
このことを広く広めることが重要と言うことで、
この場でも改めてお知らせいたしました。
大阪市で全面リフォームを計画中のI様。
40年間大切に住まわれた家を、より使い勝手がよく、
耐震性や断熱性を上げた家にリフォームするため、
今年の5月に相談頂いてから少しずつ計画を進めてきました。
施工をお願いする工務店も決定し、これから具体的な建材選びが進みます。
そこで今日は、キッチンやユニットバスなどをどれにするか決めるために、
南港にあるLIXILのショールームへ伺いました。
ここは展示スペースが広く、
キッチンやお風呂、洗面化粧台、トイレなどの設備機器から
フローリングやドアなどの内部建具、サッシや玄関ドアなどの鋼製建具、
外壁や屋根材など多くの建材が取りそろえられています。
まずは工務店が提案してきたキッチンの確認から始めます。
キッチンは、シリーズごとにカラーバリエーションや
収納のレイアウトなどがある程度決まっていますが、
それでも決めることはたくさんあります。
キッチンの幅や奥行き、カウンタートップの種類、調理器、レンジフードの種類、
水洗の形状や食洗器の有無、収納部のレイアウト、その他のオプションなどなど・・・
迷いだすときりがないほど、種類が豊富です。
「実物を見て良かった」
とI様。
以前工務店からカタログを受け取って
ある程度色などを決めていたようですが、
実際に見てみると少し印象が違ったようです。
これはみなさんがおっしゃること。
色は特にカタログだけでは分かりにくいものです。
また、もともとセカンドキッチンに選んでいたキッチンサイズも
一回り小さなものでも大丈夫ということで変更になりました。
これも、実際に目の前に立って見て分かることです。
図面上ではなかなかサイズは掴みきれませんが、
実際にキッチンの前に立つと
さすが女性、ぱっとイメージが湧くのでしょう。
このサイズでも問題ないと判断されました。
やはり物を見ると欲しい機能は増えていくもの。
一つ一つ丁寧に説明してもらえ、
追加費用がどれくらいなのかも教えてもらえます。
ひとつの追加費用は数千円~数万円程度ですが、
それが積み重なっていくと金額は高くなっていきます。
とりあえず追加しておいて、あとで見積もりを見て取捨選択していくこともできますので、
ここでは欲しいものは伝えておくといいでしょう。
ただし、繰り返しますが、見積もりを見て再検討することをお勧めします。
I様は、それ以外に、洗面カウンターや内部建具、鋼製建具、玄関ドアなど
提案があった商品すべてを確認頂きました。
アドバイザーの方の時間に制約があったため、
お昼休憩なしで4時間半。
本当にお疲れさまでした。
同居型2世帯で選ぶ設備もお風呂を除き2セットあったのですが、
とてもスムーズに打合せが進んだと思います。
これがカタログを見ながら工務店の方と決めていたら、
もっと時間がかかったでしょう。
みなさんも設備を決める段階になったら、
メーカーのショールームをぜひ活用することをお勧めします。
専属のアドバイザーの方に付いてもらうには、
2週間前までには予約をしておいた方が良いようですので、
早めに工務店さんなどにお願いしてみてはいかがでしょうか。
皆さんは御存知でしょうか。
2020年には、住宅に断熱を施し二酸化炭素排出量が少ない住宅とすることが
義務化されます。
こんな動きを背景に行われた今回の講演会。
講師である、東京大学大学院教授の坂本雄三先生はこの分野における、
トップオブトップで、恐らく2020年の新しい省エネ法に向けての法律作りに
大きく貢献されているはずです。
そんな阪本先生の講演を聞いて来ました。
この中の話で、最も興味深かったのは、現在「省エネ等級4(Q値=2.7 Ⅳ地域)」が
現在の最高等級とされているこの基準が、2020年には最低の基準となりそうだと
言うことでした。
そして、この最低基準から上は「ラベリング制度」を導入することで、
その住宅の省エネへの貢献度を表していくと言うことのようです。
これから、家づくりをされるにあたって、是非参考にして下さい。
現存する日本最古の住宅と言われる、
『箱木千年家』
に、見学に行ってきました。
この「箱木」と言う名前ですが、実はここに住んでいた家主さんの
名前をそのまま使って呼んでいるようです。
国の重要文化財として、指定されているのですが、
どうやら、管理をしているのも箱木さんと仰る方のようです。
恐らく、子孫の方なのでしょうね。
神戸市の北区にあるこの住宅、本来は今建っている場所の西側にある、
湖の底に建っていたようです。
ダム建設の際に、今の場所に移築されたそうですが、
それでも、この建物に使われている柱や梁などは
建築当初のものが今でも使われているそうです。
ですから、分かっているだけで約700年近い経った木のようです。
木材は正しく、丁寧にメンテナンスすればここまで長持ちするのだなぁと、
改めて感心しました。
移築された建物は、元々の家の増築部分を切り離して、
母屋と離れの二棟になっているのですが、
この母屋は主に、高床ではなく、土間の上にそのまま床を組んでいることから、
夏に向けてではなく、冬の対策を考えて作られたのであろうことが
予想されます^^)
日本のいわゆる住宅は、この手の冬に対する対策が取られた住宅の方が
一般的なのだそうです。
権利の象徴としての、高床式建物とは住宅は本当は異なっているとのことです。
ここで、日本の一般的な住宅は寺社仏閣建築とは異なった歴史を辿っている事に
改めて気付かされます。
時代の変遷をもっとよく知り、如何に住宅が発達してきたかを知るのも、
家づくりを行う上で大切な要素です^^)
facebookを通じて知り合った秋田の家具職人、木村和矢さんが手掛けられた、
クラフト家具の展示会が大阪なんばのタカシマ屋で開催されていますので、
私も見に行ってきました。
全て、秋田の県産材が使われています。
使われているのは、主に赤松と栗の木でした。
極力、釘は使わず木村さんが丁寧に手作りによって作成された家具です。
その中の一部を紹介すると。
このベッドフレーム。
栗の木で作られているのですが、パッと見は普通のベッドフレームに見えます。
しかし・・・
分解してやると、あら不思議。
机にも利用できる台と、ベンチに早代わり!
このような、創作家具が他にも沢山!
この他にも、
一見すると、なんの変哲もない普通の幼児用の椅子に見えますが、
それをクルッと反転させてやると・・・・
なんと、座面が少し上がった椅子に早代わり!
こどもの成長に合わせて、少し高い椅子にしてやれるわけです。
さらに、この背面部を回転させて上部にもってくると。。。
台に早代わり!
これなら、大人が台としてでも使えます^^)
どの面を使用しても、ちゃんと重さに耐えれるように作られています^^)
無垢の木で作られているから、温かみもひとしおです。
更に、更に
便利な折りたたみの机。
収納にも困りません。
そして、この机は最近主流であるパソコンを使いやすくするために、
通常の机の高さ、70cmからあえて2cm小さくしてあります!
そして、私が何より驚きを感じ、愛情すら感じた作品はこれです。
この乗り物。
子供のための玩具なのですが、
実はこの左はまだ新品で、右側は作られて26年が経過したものです!
木村さんが生まれてくる我が子のために作ったものだそうで、
実際のお子さんの年齢よりもこの玩具の年齢は上なのだそう。
次に、孫の世代にもこれを受け継いで、遊んでもらいたいそうです。
見れば見るほど、そんなに古いものとは思えないこの玩具。
無垢の木で、丹精こめて手作りで作られたものなら、
ここまでながく捨てられずに壊れずに、愛用されるものなんだと
改めて、実感することが出来ました!
木村さん、有難う御座いました。
最後は二人で記念撮影
木村さん、有難う御座いました!