2014年4月

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TOCLAS(ヤマハ)ショールーム見学

ヤマハと言えば、楽器(主にピアノ)やバイクを思い出す方も多いと思います。
しかし、ヤマハはピアノに使用する材料を使って、
リビング事業部として、キッチンの製造も行っていました。

平成3年から独立した会社として、「ヤマハ」ブランドのキッチン等を製造するヤマハリビングテックを設立。
2013年には、親会社であったヤマハが経営権を売却したため、
「トクラス」と言う社名に変更されました。

今回、トクラスと言う社名に変更されてから、初めてそのショールームに
見学に行きました。

新しい社名となっても、「ピアノ塗装」と言われる、
従来のヤマハが得意としていた色塗り手法は健在です。

ピアノ塗装とは、その名の通り、ピアノを塗装する際に用いられる
ピアノの表面に光沢を持たせる仕上げの事です。
この塗装手法をキッチンの扉などで使用することで、
とても見た目の綺麗なキッチンと出来ます。
また、大きな特徴として、その色の種類が豊富と言う事も挙げられます。

これらの大きな特徴は、そのまま引き継がれているようです^^

トクラス L型キッチン
L型キッチンの引き出し部分

今回は主にL型キッチンを導入する計画でしたので、
見学で特に気になった部分は、
Lとなっているコーナー部分の引き出しでした。

上の写真、丁度コーナー部分が引き出しになっています。
何も知らずにこの部分をパッと見ると、
「この引き出し。開かないんじゃない?」
と、思ったのですが、キチンと引き出せるようになっています。

しかも、その「出てき方」がとても面白かったので、目を引いてしまいました。

トクラス L型キッチン2
この扉の開き方は、面白いですね!

まず、何気に引き出しを引くと、
丸で、虫が羽を広げたかのように、扉がパカっと開きます。

トクラス L型キッチン3
上棟にはクレーンがつきものです!

そして、そのままグッと引くと、何と斜めにまっすぐ引き出される
引き出しとなっていました^^

この引き出され方は想像していなかったので、
ちょっと感動してしまいました!

キッチンのメーカーさんは、それぞれ様々な特色をもっています。
もしかしたら、私がまだ知らないメーカーさんが同じような引き出しの
キッチンを作っているのかもしれませんが、
できれば、この部分はこう言う引出を普及させたら良いんじゃないかなと、
感じています。

写真の引き出しの下には、斜めに出てくるワゴンがあります。
よくあるL型キッチンの引き出しは最近ではこのワゴンの
高さが上まで来ているケースもあります。

それも良いと思いますが、普段の使い方を考えた時は、
通常の引き出しのように使えるようにする方が、
使い勝手が良いのでは無いでしょうか?

キッチンは、デザイン性もさることながら、
このような細かい機能の部分が、どのように充実しているかで、
その使い勝手が変わってきます。

TOCLASのキッチンはその意味でも少し、
他とは一線を置いているように思いました。

 

工務店さん決定! 八尾市U様邸

八尾市でご建築計画を進めている、U様。
U様は、ご自身の理想の住宅について非常に勉強されていて、
ご希望のイメージが固まりつつあります。

今回のU様のご希望に対して、具体的な提案があったのは4社。
熟考をされた後、2社の工務店さんと面談されました^^

工務店 八尾市
面談風景!

提案書の内容や、面談内容については、基本的に自由な形式としています。
ですから、工務店さんによってその内容や密度はバラバラです。
U様のご希望を叶えるために、それぞれの工務店さんがオリジナルの提案をするわけです。

私も毎回、面談を見届けるわけですが、施主さんによって、様々なご希望があり、
それぞれ、工務店さんとの相性などもあります。

ですから、話を聞いていると、何となく、この施主さんと工務店さんは
合いそうだなとか、そうでないなと感じることもあるのですが、
これが必ず私が感じた通りの結果になる訳でも無いです。

今回の面談に関しては、どちらかと言うと、私の第6感が冴えた感じです^^
もちろん、結論が出るまで私は余計な口出しはしませんので、
私が感じたことは、私の胸の内にしまっておくのですが、
後からその感想を、施主さんにお伝えすることはあります。

特に、U様は理想とされる「我が家像」が、ある程度固まっていたので、
その想いをどれだけ汲み取れるかと、言うことがとても重要だと感じていました。

U様が決定された工務店さんは、私の目から見ても、その想いをとても大切に
汲み上げていた印象でした^^

ハウスメーカーや一昔前までの工務店さんは、
自分たちの得意とする技術については、得意気に語るけど、
施主さんの想いを汲み取る努力を怠っていると感じる所が多いです。
私はそれを「技術の押し売り」と思っているのですが、
自分たちの都合の良いことは、全力で進めるけど、
自分たちに都合の悪い事は、むしろ施主に諦めさせて、
まるでそれが「悪い」ことかのように言われている施主さんが異常に多いです。

折角の「注文住宅」。
一生に一度と言われる、大仕事で、
自分達の理想が「普通で無く」て、玄人であるハウスメーカーや工務店さんの
言うことが、常識で正しいと、無理矢理されてしまうのは、
悲劇以外の何者でもありません。

そのような態度は、施主さんの希望を汲み取る努力に欠けているとしか、
言いようが無いと思っています。

今回のU様が工務店を決められた理由は、
「想いの汲み取り」
が、最も出来ていた工務店さんだったと私は感じました^^

良い家が出来上がるのが、今から楽しみです!

 

上棟が行われました! IN八尾市S様邸 

工事が進行中のS様邸。
この日は、建物の構造躯体を組み上げていく、
「上棟」と呼ばれる工事が行われました!

基礎工事が終わると、その後に給水や排水の配管工事を行い、
準備が整うと、木材を使った工事に入っていきます。

1.「土台」と呼ばれる、基礎に直接寝かせて、ボルトで直結する材料を施工することから始めます。
そしてそれが終わると、大引と呼ばれる、床を受けるための木材を施工します。

これで、1階の床部分になる木材が組まれた事になります。

2.次に、最近では、合板を敷いて1階の床とします。(以前は、根太と呼ばれるものを施工していました。)

3.更に1階の柱を立てて行きます。柱を「立てる」時は、まだ「建てる」と言う感覚ではありません。

4.次に、1階の柱の上に、梁や桁と呼ばれる、横に掛かる木材を組み上げます。
 こうして、1階の柱・梁を仮に組み上げます。

5.ここで、柱が本当に真っ直ぐに「建っている」のかを確認する作業(屋起し)を行います。
 (ここで始めて、「立つ」と言う感覚から、「建てる」と言う感覚を覚えます^^)
 この作業の事を「建ちを見る」と言います。
 屋起しの詳細なやり方は、以下です。
 //www.towntv.co.jp/blog/2013/11/post-96.html

6.1階が出来上がると、同じ手順で2階を組み上げます。
 こうして、1階と2階が組み上がれば、今度は屋根の部分を組み上げます。
 この部分の木材を「小屋組」と言います。

上棟 八尾市
上棟にはクレーンがつきものです!

丁度、下の写真が「小屋組」部分となります。
一連の1~6までの作業を指して、「上棟」と言ったりします。

しかし、上棟とは本来、棟を上げる事を指しますので、「棟木」と呼ばれる、
小屋組の一番てっぺんの部分を上げる事を指す言葉です。

上棟
中央奥に棟が見えています。

上記写真の中央に、小屋組のてっぺんが見えます。
このてっぺんの木材が、「棟木」です。
これを上げると、「上棟」した事になります!

昔は、上棟が終わると、お祝いの酒盛りが上棟作業を手伝った人々の間で始まりました。
古い時代では、上棟は村の男手が総出で手伝いました。
最近では、5~8人程度の大工さんが、上棟を行います。

上棟を手伝う人々は、上棟後の酒盛りのお祝いが楽しみで手伝っていたと
言う部分も多分にあったと思います。

しかし、現代では棟が上がったと言って、それで工事が終わる事は殆どありません。
工事は、大体夕方の5時頃まで進められます。

その間に、屋根を作り、出来れば雨に濡れても、構造躯体がびしょ濡れにならない程度の、
状態になるように、屋根の防水まで行う場合すらあります。

この日も、屋根に遮熱用のシートを貼る作業まで行っています。
ですから、一連の上棟作業以上の事を、2~3日に集中して行い、
極力、棟梁の大工さん(その住宅建築の担当大工さんのこと)が、
1人で充分に工事が行える状態まで工事を行ってしまいます。

ですから、この上棟と呼ばれる2~3日で、5~8人の大工さんが、
家の大まかな部分を作り上げてしまいます。

今回、お施主さんであるS様はお仕事もあり、
この上棟をリアルタイムでは見られていませんので、
突然、ある日見に来たら、家の形が出来上がっている状態になっている訳です^^

とてもビックリと同時に、感動されていたようです!

今後も、工事の進行が楽しみです。

 
 
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