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上棟が行われました! IN八尾市S様邸 

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工事が進行中のS様邸。
この日は、建物の構造躯体を組み上げていく、
「上棟」と呼ばれる工事が行われました!

基礎工事が終わると、その後に給水や排水の配管工事を行い、
準備が整うと、木材を使った工事に入っていきます。

1.「土台」と呼ばれる、基礎に直接寝かせて、ボルトで直結する材料を施工することから始めます。
そしてそれが終わると、大引と呼ばれる、床を受けるための木材を施工します。

これで、1階の床部分になる木材が組まれた事になります。

2.次に、最近では、合板を敷いて1階の床とします。(以前は、根太と呼ばれるものを施工していました。)

3.更に1階の柱を立てて行きます。柱を「立てる」時は、まだ「建てる」と言う感覚ではありません。

4.次に、1階の柱の上に、梁や桁と呼ばれる、横に掛かる木材を組み上げます。
 こうして、1階の柱・梁を仮に組み上げます。

5.ここで、柱が本当に真っ直ぐに「建っている」のかを確認する作業(屋起し)を行います。
 (ここで始めて、「立つ」と言う感覚から、「建てる」と言う感覚を覚えます^^)
 この作業の事を「建ちを見る」と言います。
 屋起しの詳細なやり方は、以下です。
 //www.towntv.co.jp/blog/2013/11/post-96.html

6.1階が出来上がると、同じ手順で2階を組み上げます。
 こうして、1階と2階が組み上がれば、今度は屋根の部分を組み上げます。
 この部分の木材を「小屋組」と言います。

上棟 八尾市
上棟にはクレーンがつきものです!

丁度、下の写真が「小屋組」部分となります。
一連の1~6までの作業を指して、「上棟」と言ったりします。

しかし、上棟とは本来、棟を上げる事を指しますので、「棟木」と呼ばれる、
小屋組の一番てっぺんの部分を上げる事を指す言葉です。

上棟
中央奥に棟が見えています。

上記写真の中央に、小屋組のてっぺんが見えます。
このてっぺんの木材が、「棟木」です。
これを上げると、「上棟」した事になります!

昔は、上棟が終わると、お祝いの酒盛りが上棟作業を手伝った人々の間で始まりました。
古い時代では、上棟は村の男手が総出で手伝いました。
最近では、5~8人程度の大工さんが、上棟を行います。

上棟を手伝う人々は、上棟後の酒盛りのお祝いが楽しみで手伝っていたと
言う部分も多分にあったと思います。

しかし、現代では棟が上がったと言って、それで工事が終わる事は殆どありません。
工事は、大体夕方の5時頃まで進められます。

その間に、屋根を作り、出来れば雨に濡れても、構造躯体がびしょ濡れにならない程度の、
状態になるように、屋根の防水まで行う場合すらあります。

この日も、屋根に遮熱用のシートを貼る作業まで行っています。
ですから、一連の上棟作業以上の事を、2~3日に集中して行い、
極力、棟梁の大工さん(その住宅建築の担当大工さんのこと)が、
1人で充分に工事が行える状態まで工事を行ってしまいます。

ですから、この上棟と呼ばれる2~3日で、5~8人の大工さんが、
家の大まかな部分を作り上げてしまいます。

今回、お施主さんであるS様はお仕事もあり、
この上棟をリアルタイムでは見られていませんので、
突然、ある日見に来たら、家の形が出来上がっている状態になっている訳です^^

とてもビックリと同時に、感動されていたようです!

今後も、工事の進行が楽しみです。

 


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