家づくり関連ニュース

越井木材さんのスーパーサーモ工場見学

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屋外で木材を使用する場合、雨や風などの影響によって、
木材が腐る事が心配されます。

ですから、一般的には屋外で使用される木材は、
重量が重くて硬い木材を使用するか、
防腐の薬剤を使用した木材が利用されます。

古くから、防腐の目的で利用されてきた手法としては、
木材自体を「焼く」と言う手法があります。
焼き杉などは、その典型で、杉の表面を実際に火で焼いて、
表面を炭化させることによって、風雨に耐えられるようにします。

ヨーロッパなどでは、同じ木材を焼くと言っても、実際に火で焼く手法ではなく、
木材を高温で炙る(あぶる)事によって、腐りに強い木材にする手法が、用いられていました。

現在、計画が進行中のH様邸のご計画では、屋外にアクセントとして木材を利用する予定です。
そこで今回、越井木材さんで見学してきたのは、この木材を高温で炙る方法を日本風土に合うように
アレンジすることによってできた、スーパーサーモの処理工程を見学してきました。

サーモ処理
サーモ処理を行なうための機械。

上の写真にあるような巨大な釜の中に、木材を入れて、
高温で炙ることによって、スーパーサーモは実現されます。
越井さんのスーパーサーモの処理方法が、一般的なヨーロッパからの輸入材料との
違う点は、日本の湿気の多い気候に対応出来るよう、高温処理の時間を設けている点です。

処理を行う際は、一定の温度で焼くのでは無く、時間と共に少しづつ段階的に温度を上げつつ、
焼きを入れていきます。高温処理の時間を適度に設けることによって、より防腐性能が高まると言うことです。

また、樹種(木の種類)によっても、この温度処理時間が違ってくるようで、
ここが、越井木材さんの独自のノウハウだそうです。

サーモウッド
焼いたあとの木とその前の木の色の違い。

こうして出来上がった、スーパーサーモの木材が上の写真の、上側の木材です。
下側がサーモ処理前の木材なのですが、明らかに焼く前と焼いた後では、木材の色が違います。
正に焼いたような色になっていますね。

主に、海岸線沿いのデッキや公共施設のデッキなどで利用されるケースが多いそうで、
その利用価値が認められているようです^^

シロアリ
木材に寄生しているシロアリの様子。

越井木材さんは主に木材自体を扱う会社で、創業時期が不明なほど、大阪では老舗の会社です。
元々は、富田林の方で木材商をやっていたのが始まりだと言われているそうです。

そんな遠い昔から木材を扱ってきた越井木材さんとしては、
「シロアリ」が長年の研究対策テーマだったとのことで、
シロアリに対する研究を今でも独自に行なっています。

地下の施設に入ると、シロアリが生息する場所があり、
そこでどんな木材が食べられやすく、どんな木材なら安全なのかを
日夜、研究しているようです^^
木材商の老舗として、とても素晴らしい姿勢を感じます。

そんな越井木材さんが開発された、スーパーサーモ。
良い利用が出来ると面白いですね!


 
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モダン和風な家 堺市S様邸 お引き渡し

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晴天に恵まれたこの日、以前から工事が続いていた、
堺市のS様邸のお引き渡しが行われました^^

計画段階からご希望されていた、大きな下屋のある、モダン和風の外観が特徴的なS様邸。
外構工事も完成し、いよいよこの日がやってきました^^

堺市S様邸 外観
ファサード(正面の外観のこと)には大きな下屋が特徴的な和風モダンの外観

写真のように、ファサード(建物の正面の外観こと)には大きな下屋を配した上、
和風の風合いを出すためのカラー配色になっていて、
S様の意図がハッキリと感じられる、良い外観となっています!

お引き渡し
お引き渡しの定例儀式。鍵の引き渡し。

玄関は、大きく計画された下屋が雨除けとなっています。
ここで、お引き渡しでは、儀式のようなものになっている、鍵の引き渡しが行われます。
最近の玄関ドアでは、工事の間は、工事専用の鍵が使われます。
工事用の鍵は、実際に引き渡される鍵とは別の簡易な形状の鍵になっていて、
実際に引き渡される鍵とは別のものです。
防犯上の観点から、工事の間はこの工事用の鍵にしているのです。
こうしておけば、例え工事中に誰かが鍵を複製しても、引き渡し後にその鍵が使えなくなるからです。

引き渡しの時には、玄関ドアのメーカーから封をして送られてきた、実際の鍵をお施主さんが開けます。
そして、お施主さんが初めてその鍵で、ドアをロックして、その後ロックを解くと、工事用の鍵は、
2度と使えなくなる仕組みになっています。

このようにして、鍵の引き渡しが行われるのですが、
これが、お引き渡しで必ず行われる一種の儀式のような感じになっているのです^^

S様も若干の緊張(?)の面持ちで、鍵を使用され、無事儀式が完了致しました!

玄関の様子
天井を高くしたためかなり広く感じる玄関ホール。

お施主さんであるS様は、身長が高い方です。
建て替え前にお住まいになられていた、S様のお父さん(大工さんをされていた)が作られた
住宅でもそうだったのですが、当時では珍しいくらいに高い天井高となっていました^^

ですから、今回のご計画でも天井高を高くすることを望まれ、
その結果、とても広々とした玄関ホールとなりました!

ホールの様子
玄関ホールを隔てた裏側は家族が使うプラベートスペース。

写真のように、玄関ホールを隔てた裏側は、家族だけが使うためのプラベートスペースになっています。
S様のご希望で、ご趣味のスポーツをして汗をかいて帰って来た時に、直接、お風呂に行けるようにと、
この裏側の通路を通って、直接脱衣室に行ける計画となっています。

また、この裏側の通路が暗くならないように、
格子にて、玄関ホールに窓から入ってくる明かりが、通路にも差しこむように
工夫されています^^

S様の思いが沢山詰まったこのご新居での新しい生活を満喫して貰えたらと思います!


 
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