家づくり関連ニュース

感涙のお引き渡し!堺市M様邸

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堺市でご建築が進んでいたM様邸。
無事にお引き渡しを終えました!

ここに至るまでの紆余曲折。
お引き渡しの際には、そんな様々な思い出を
色々思い出されたのでしょう、歓喜で涙が溢れていらっしゃいました^^

外観
外構も完成し、存在感のある外観です!

後日、外構工事も終えられ、とても存在感のある、引き締まった風合いに感じます。
お引き渡し時にご主人さんに尋ねると、
「まさか本当にここまで辿り着けるとは!」

と、しみじみと感慨深げに我が家を眺めていらっしゃったのがとても印象的です。
こう言う思い入れのある瞬間に立ち会える。この仕事の本当に有難い瞬間です^^

ブラックウォールナット 長物
床材は、こだわりのブラックウォールナット材の長物

こだわりのリビングには、ブラックウォールナットを利用されています。
一枚一枚がとても長いタイプの床材で、滅多にお目に掛かれない良い材料でした。
「絶対に取り入れたい!」
と、仰っていらっしゃのも頷ける面白い風合いです。

こうした無垢材の良いところは、同じ木目が一つも無いと言うところです。
私が祖父の家で、夜寝る前に天井の木目を見ながら、
寝るまで人の顔を探すと言う、一人遊びをしていた事が思い出されます。

ここで育つお子さんは、どんな思い出を作られるのでしょうか?

納戸の調湿
納戸に杉の無垢材を利用することにより、調湿を期待しています

納戸の壁には杉の無垢材を使用。
無垢材のもう一つの特徴としては、気が湿気をある程度吸湿、
放湿するところでもあります。

人が材質するような場所では、人が継続して湿気を発し続けるため、
やがて、木材が吸湿出来る以上の湿気となり、結局湿度が高い状態に
なってしまいます。

しかし、納戸のような場所では湿度が継続的に供給される状況にならない限り、
木材が適度な湿度に調湿してくれることが期待出来ます^^

とても良い木材の使い方だなと関心しました!

昼寝用のロフト
昼寝をすることも意識した、2階のロフト

ご主人さんはお仕事柄、昼に寝る必要がある場合があります。
そこで、昼間でもユックリ寝れるようにと言う意味も込めて、
2階の屋根裏部分にロフトを作っています。

ここであれば、昼間でも窓からの明るさを気にする事無く、
真っ暗な状態を保ったまま寝ることが出来ます!

もちろん、昔のように夏にはロフトが蒸し風呂状態・・・・
と、言ったような事はなく、きっちりと高断熱にすることで、
ロフトでも快適に過ごすことが可能となっています^^

鍵の引き渡し
恒例の鍵のお引き渡しの瞬間です!

工務店さんから、お引き渡しに当たっての様々な説明がなされている間、
それまでの色々な打ち合わせや、工事期間の思い出や、
それに至る以前のことなどを思い出されたのでしょう、
だんだんお話する言葉が、涙声になってきて、
最後は工務店さんの担当さんと一緒に、涙、涙でした^^
そこまで思いのこもった、真剣な家づくりをして頂けた事が、
私にとっては誇りであり、嬉しい事でもあります。

そして、いよいよ鍵のお引渡しです。
通常、ここで鍵を引き渡すまでの間、大工さんや現場監督さんなどが出入りする際には、
工事用の鍵を使っています。その工事用の鍵は、複製されても良いように、仮の鍵が使われています。

お引き渡しの際に、初めて施主さんが本キーを利用して開け閉めをすると、
工事用の仮の鍵は、2度と使えなくなります。
ですので、その後は工事業者が中に入ろうと思うと、
施主さんに鍵を開けて貰わなくては、勝手には入れなくなると言うことになります。

こうして、お引き渡しが完了すると言うのが恒例になっています。

最後は皆で記念撮影!

とても良いお引き渡しになりました^^


 
住宅CMサービス

オーディション1次審査 提案書に思うこと

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住宅CMサービスのオーディションでは、参加工務店さんから、
それぞれ共通の見積雛形を使用した見積と、提案書が提出されます。

この提案書は、規模の大きな企業とは異なり、
手作り感に溢れた提案書であることが多いです。

工務店さん思い思いの提案書ですので、
どれもオリジナリティに溢れています^^

昨今では、家づくりにおいても、
「オリジナリティ」や「個性」のある家づくりが、
徐々に増えつつあります。

それは、個々人が個性を発揮できる、
良い環境が整ってきたことによるものだと思います。

インターネットが普及する以前は、
個々人が個性を発揮する前に、
一応、家づくりを生業としている業界の人間によって、

「こう言うものなのか。」

と、丸め込まれていたでしょうから。

オーディション見積
オーディションで出された、見積や提案資料

今回の提案書を見ていると、そんな個性溢れる施主さんの想いに答えようとする努力が
ヒシヒシと感じてきます。

工務店さんを企業と捉えると、儲ける上においては、

「そんな事ばかりやっていたら、儲からない!」

と、言うのも確かに間違いでは無いでしょう。
標準化、一般化、大量生産
することによって、確かに企業は儲かります。

しかし、私はココに違和感を感じるのです。

家づくりはいつの間にか、
「儲けの道具」
に、変えられてしまいました。

個人が莫大な借金を背負うことになる家づくりにおいて、
本当にそれで良いのでしょうか?

私は町並みの中に、
「日本の文化」
として、同じような見た目の家が揃っているのであれば、
それは良いことだと思います。

京都の町家、木曽の馬籠宿
など、地域に寄り添った、風情ある町並みです。

しかし、これらは「儲け」のためにそうなったのでは無いと思います。
そこの出発点がそもそも全く異なるのです。

全国の需要を平均化して、その中の最大公約数的な需要を
トレンドとしてとらまえて、それがさも今の当たり前のカタチかのように、
家づくりが行われる。

全国を標準化したそんなやり方に、個性や風情が本当にあるでしょうか?

私にはそんなに魅力は感じられません。

村の中で、協力しあって家を建てていた時代はもう終わりました。
今からそんな時代を望んでも、恐らくそれは時代錯誤でしょう。

それと同じように、全国を標準化したやり方にも、
終わりが近づいて来ているのでは無いでしょうか?

インターネットが普及して、さまざまな業界が激変しています。
一番モロに影響を受けているのが、出版やマスコミ関係の業界だそうです。

もう、今までのような儲けは期待できないそうです。

スマートフォンが普及して、ここでも様々な業界が激変しているはずです。

そんな時代に沿った家づくり、街づくり、暮らしづくりが、今後はもっと必要になってくるのだろうと、
提案書を眺めながら、感じていました^^

Ps.
この話にはまだまだ続きがあります。
本当であれば、作り手だけでなく、住まい手側も、
もっと家づくりに対して真剣であるべきだろうし、
子供に教育を施すのと同じくらい、その環境づくりは重要なはずです。

しかし、現状の日本ではそういった事を認識できるシステムは、
今のところ殆ど存在しません。

どんな風に生きたいのか、どんな風に暮らしたいのか、
どんな風に死にたいのか。

そんな観点から、住まいづくりを考える視点を、
学校教育なんかで、広く教えることも必要なんじゃないかと思います。

住まいて側がもっともっと真剣になることで、
そうしたことが実現していくのかもしれません^^


 
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