姫路市で進んでいたS様邸の工事が完了し、
お引渡しが終わりました!
とても工夫が沢山なされた、大満足の住宅が完成です^^)
道沿いから見えるS様邸の外観
S様邸は丁度、小高い丘の坂道を降りて来た道沿いから、
とても良く見える場所にあります。
私も車から、S様邸を改めて見ると、
ハッとするような、印象を持った外観が表れます!
3パターンの外壁デザインを上手く使い分けられて、
近隣の建物よりも、目立って視界に入ってきます。
近くによるとこんな感じに見えます!
玄関に入ると、すぐ目の前には洗面スペースがあります。
こちらの洗面は、様々な工夫がされていて、利用されている洗面や鏡、タオル掛け等は、
S様ご自身で探されてきたものです!
タイルのように見えるものは、実はタイルではありません。
一体何か。それは是非直接我々にお尋ね下さい。
玄関を入って直ぐに目に入る洗面は、工夫がいっぱい!
和室は、奥様が凝られて設え(しつらえ)をされました。
押入れの下には、ご自身で敷かれた白い玉砂利に
置き石、そして観賞用の造花がおかれています^^
クロスの使い分けも上手くされていて、
間接照明とも融合出来ています。
ふすまも実は、クロスを貼っていらっしゃいます。
こうすることで、雰囲気が随分変わります。
これから、このコーナー部分に、
和紙風の置き照明を設置するそうです!
良いイメージが湧いていらっしゃいますね。
和室は奥様の好みに設えられています!
リビングは、深い色の造作色(ドアの色や、家具の色)と、
光沢のあるフローリングによって、高級感が漂います。
昼間でも明るいので、爽快な印象を受けます。
高級感の漂うリビングに仕上がりました^^
洗面はRCを模したクロスに、
まるで外国のような、トイレと洗面が一体になったスペース。
そして、ガラス張りの浴室によって、
洗面所は区切ってしまうと、狭く感じる事も多いのですが、
こういう風に工夫すると、同じ広さでも
とても広いスペースに感じられます!
こう言う工夫も良いですね~
家族円満だからこそなせる技だと思います。
ガラス張りの浴室と、脱衣室一体型のトイレはまるで外国のよう!?
更にこだわったと仰るファミリースペース。
丁度ハシゴのある部分にソファを置いて、
そこから外を眺められるように計画しています。
外の見晴らしはとても良く、
目前は山景色となっていて、
読書をするスペースとしては、最高ですね!
2階ホールに設けられたファミリースペースとロフト
ロフトを上がっていくと、今度はとても落ち着いた雰囲気に。
「もう、小さい子は居ないんだけど・・・」
と、仰りながらも今回の写真撮影のため(?)に、
イケアで子供用のテントとボールを購入頂いたそうです^^
床が無垢材で、照明が暖かい色をしているので、
ゆったりとした雰囲気になっていますね!
こちらもクロスの使い分けで、
雰囲気が上手く演出されています!
ロフトの床は無垢材を使用。暖かい雰囲気になっています^^
このように、部分部分を人任しっぱなしにせずに
ご自身のこだわりを表現されたので、
とても工夫が凝らされた良い家になっています。
こう言う家づくりは、納得感がとても高くなるので、
お引き渡しの際も、笑顔がいっぱいでした!
先日地鎮祭を終えた、吹田市のK様邸。
いよいよ本格的な工事がスタート致しました!
まずは、地盤改良工事からです。
今回の地盤改良工事では、K様ご自身が気に入られて、採用された、
ハイスピード工法という地盤改良方法によって、工事が行われています。
通常の地盤改良だと、セメントによって柱状にした杭を作る方法や、
鉄製のパイプ杭を打ち込む方法が一般的です。
しかし、これらのやり方は、数年先、更に建物を建て替える際には、
これらの杭を一旦取り除いてやる必要が出て来ます。
このハイスピード工法は、もし何十年か先に建物を新たに建て替える際でも、
杭を取り除く必要がないとされています。
まずは、杭を作る場所に穴をあける
ハイスピード工法の工事手順としては以下となります。
まず、事前に実施された地盤調査の結果を元に、必要な杭の本数や長さを計画します。
そして、計画された必要な深さまで穴を空けていきます。
上の写真が丁度その穴を開けている様子です。
出処の確かな砂利を使用
ハイスピード工法で、建物を支えるのは上の写真の砂利です。
先ほど空けた穴に、この砂利を入れていくことで杭とするのです。
この砂利による杭のおかげで、何年か先に家を建て替えることになっても、
元々が砂利なので、杭(砂利)を取り除く必要はなく、地中にそのまま放置しておいても、
新たな工事にとりかかる事が出来ると言う具合になっています。
もちろん、ここで使用する砂利についても、事前に決められた場所でしか、
採掘出来ない砂利を使用していて、混ざり物などは使用しません。
空けた穴に砂利を挿入して、突き固める
上の写真は、実際に砂利を挿入して言っている所です。
穴を空ける用に使用した機械は、同時に挿入した砂利を突き固める機能も有しています。
徐々に砂利を挿入しながら、突き固めていきます。
この突固めによって、砂利が崩れること無くひとつの柱のようになっていきます。
突固めの深さや強度がリアルタイムで表示される
そして、ここで使用している機械は同時に掘っている穴の深さや、突き固めている状態の強度を
リアルタイムで表示します。ですので、規定の深さまで届いているのか。
規定の強度で突き固める事が出来ているのかを、リアルタイムで確認しながら
施工することが可能となります。
まだ、あまり一般的とは言い難いハイスピード工法ですが、
将来的な事を考えた場合、このような方法で地盤改良をしておくと、
建物が傾かないように出来ると言う本来の目的だけでなく、
土地の資産的な価値を評価する際に、考慮されるようになる可能性もあり、
実際に、杭を抜く必要性がないので、将来必要なコストの差も出て来そうです。
これから家づくりをされる方は、このような手法があることも
知っておいて損は無いでしょう。