京都市の住宅政策課さんからのご依頼で、京都市主催の
「平成の京町家」と言う、京都の由緒ある建物を現代風に
アレンジして活かしていこうと言う趣旨で活動している会が開催する
セミナーとコラボして、我々が運営している大阪エコリフォーム普及促進地域協議会と、
空気調和衛生設備工学会(略して、空調学会)さんとの共催で、
セミナーを開催させて頂きました!
セミナーでお話をさせて頂いている様子。
午前の部では、我々と空調学会さんとで、
「がまんせず、楽しく暮らせる健康的な住まいと住まい方」と言うタイトルでセミナーを開催。
近畿大学の岩前先生を始め、奈良女子大学の久保先生、神戸大学の鈴木先生、ミサワホーム総合研究所の太田さん、それに私(太田)の5人が、
それぞれのお話をさせて頂きました!
我慢しないで、健康的に過ごすと言う、趣旨は、省エネのために暖房や照明の使用を「がまん」するのではなく、
省エネを実現しつつも、「がまん」の無い暮らしにするためにはどのようにしたら良いかと言う趣旨です。
このメインテーマを元に、それぞれが専門分野の観点からお話をさせて頂きました。
岩前先生は、断熱性能と運動量との関係を、久保先生は暑い場合、寒い場合の過ごし方について、
鈴木先生は、太陽の明るさを取り入れるための工夫の仕方について、
ミサワの太田さんは、太陽光発電などの機器について、
そして、私が断熱リフォームの手法についてお話をしました。
2時間の間に、これだけの専門家の話を聞く機会は滅多に無いとあって、
会場は満員御礼で、若干の立ち見も出たほどです^^
私自身も、かなりの勉強になりとても良い時間を過ごせました。
会場に参加された方から、終わった後に質問を受けたのですが、
「滅茶苦茶面白かったです!」と、言って頂き、
私としても、とても嬉しかったです。
また、来年も同様のセミナーを開催しようと思っています。
この後、午後の部では京都市さんの「平成の京町家」のセミナーが開催されました。
私が参加している起業家勉強会にて、
住宅と健康との関連性について、
お話させて頂きました。
最近では、暖かい住宅が健康に寄与すると言う点において、
世界的に見てもどれだけ重要視されているかについて、
お話させて頂きました。
起業家勉強会にて、発表中の私
写真は、「平均寿命」と「健康寿命」との差を表した図です。
平均寿命は、よく使われるので馴染みがあると思いますが、
健康寿命とは、人が介助や助け無しで生活できる寿命の事で、
昨年、厚生労働省が初めて発表した数値です。
あるお医者さんのお話では、国によってはここに殆ど差のない国も存在し、
日本でも健康的に生きられる寿命を長くしようと言う、方向に進んでいます。
そのためにも、冬場に安心して住める断熱性能の良い住宅がどれだけ大切か。
と、言う内容についてお話させて頂きました。
もし、具体的な内容にご興味のある方は私に直接お尋ねください^^
普段、奈良県で定期的に開催されている「あをによしSG」さんと言う、
ファイナンシャルプランナーさんが沢山集まる勉強会で、
「家づくり」に関する講演をさせて頂きました。
ファイナンシャルプランナーさんと言うことで、どんな話をさせて貰うのが
良いのかと少し迷いましたが、
「家造り、依頼先の違い・コストの違い}
と、言う表題でお話させて頂きました。
講演でお話させて頂いている様子
普段、弊社へご相談に来られる方にお話する内容も含めて、
もし、この中のFPさんが家づくりの相談をされた時でも、
金銭的なアドバイスが的確に出来るようにと思い、
お話させて頂きました。
もちろん、我々のような存在が何故必要なのかと言う点についても
お話させて頂いたところ、
「私が家を建てるなら、絶対に太田先生にお願いします!」
と、断言してくださる方もいらっしゃいました^^
何れにしても、各々方のためになったのであれば、本望です!
求められる工務店の会さんからの依頼で、
我々が運営している、「大阪エコリフォーム普及促進地域協議会」が
中心となり、「高断熱住宅と健康との関係について」 と、
言う題のセミナーを開催致しました!
セミナーの様子
講師役は、近畿大学の岩前教授!関西ではこの道の第1人者です!
今回、私は先生の付き人のような格好で参加。
工務店の皆さんも、興味深々で岩前先生の話に身を乗り出して、耳を傾けていました^^
今日は、尼崎の商工会議所が主催する「創業塾」と言う、
これから創業を考える方々のための、創業準備講座にて
太田がお話をさせて頂きました。
毎年、開催されているこの創業塾。
今回も30名近くの方が受講されていて、私も非常に良いエネルギーを頂きました。
どんな困難な時代でも、夢を見る力、何かをやってやろうとする気持ちは、
絶えることは無いんだなと実感させてもらったような気にもなります。
お話させて頂いた内容は、私自身の会社のビジネスモデルや事業内容、
それから、会社を経営している立場としての経験談なんかをお話させて
頂きました。
皆さん、真剣に聞いていただいて私のお話の後に行った、質疑応答時間でも、
熱心な方から多くの質問を頂き、30分と言う時間があっという間に過ぎてしまうほどの
充実した時間だったのでは無いかと思っています。
少しだけでしたが、この時間を通して何かを感じていただき、少しでも後に役立つことが
出来たとしたのなら、そんなに幸せなことはありません^^)
非常に、良い機会を与えてもらい、私としても感謝感謝です!
今日は、あまり実際の仕事には関係してこないのですが、
東日本大震災の復興まちづくりのために、我々が専門家として、
出来ることは何かと言う、話し合いの場に参加しました。
聴衆者として参加したのですが、ここでは「日本建築学会」の現会長である方や、
実際に、現地で復興支援ボランティア活動を行っていらっしゃる方が、
現状考えている方向性について、様々な話しをされていました。
その中でも、いくつか印象に残った話があります。
「被害状況は様々、今後の街づくりは地域地域によって違った方向性を見出すべき。」
「復興の方向性を決めるのは、全体的なバランスを見れる人と、
実際に被災者の意見を汲み取れる中心の人が、両方で考えるべき。」
「外部の専門家は、実際に現地へ行って、被災者の方と一緒に考えるべき。」
と、言ったような内容のお話がとても印象的でした。
私、太田が阪神大震災で被災を受けたとき。街づくりの方向性としては、
震災前からあった、「都市計画のマスタープラン」なるものがありました。
そのマスタープランとは、すでにあの一帯の地域をどういう風に持っていくかと、
言う計画が決められていたのです。
それは、一部の地域を代表する住民と、役所関係の人々で決められたものでした。
つまり、あの時はそのマスタープランを殆ど変えずにそのまま適用してしまったのです。
私の家族も含め、多くの人が恐らく反対だったのじゃないかと思います。
住民の感情に配慮したものだったのかどうかと言うと、甚だ疑問です。
兎に角、今回はやはりこの中で出た素晴らしい意見を取り入れて、
見事な復興をしてもらいたいと思います。
午後から半日掛けて、私も参加させてもらってる起業家勉強会WSWS で、
「東日本大震災:今私たちにできることを考える」
と、言うテーマの勉強会が開かれました。
今回は4名のスピーカーさんがそれぞれの得意な視点からお話しすると言う趣向のイベントで、
御依頼に応える形で、私は 「阪神大震災の被災体験」 をお話させて頂きました。
実際に、いろいろな方が震災支援をなされている事をこの場で知り、とても暖かい気持ちになりました。