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基礎の鉄筋工事を確認してきました! IN松原市T様邸

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年明けから工事が開始された、松原市のT様邸。
この日は鉄筋工事が終わり、保証機関や役所の代理機関による検査が行われました。

一緒にお施主さんである、T様も立ち会われ、どのような工事が行われたのかを、
工務店の監督さんが説明されていました。

基礎の鉄筋工事にも、工事の仕方がいろいろあり、
この工務店さんの場合は、基礎の立ち上がりに使用する鉄筋を、
工場で溶接してきたものを利用しています。
一般的には、工場で溶接しない場合は、建築現場にて針金で留めると言ったことが殆どですが、
今回のT様邸においては、より確実に鉄筋と鉄筋の接続が可能な溶接を行った鉄筋を
使用していました。

基礎鉄筋工事
工事の方法についてお施主さんに説明している監督さん

基礎には基本的に、
「布基礎」「べた基礎」「基礎ぐい」
と呼ばれるものがあります。

その土地がシッカリ硬ければ、布基礎を使用しても良いことになっていますが、
だんだん土地の硬さが柔らかくなっていくにつれて、「ベタ基礎か基礎ぐい」、
「基礎ぐいのみ」といった順番で利用できる基礎の種類が変わってきます。

最近の多くの木造住宅では、「べた基礎」を基本としているところが多く、
布基礎はあまり見られなくなってきました。
布基礎とベタ基礎では、明らかに使用される鉄筋の量が変わってきます。

今回のT様邸においても、当然ベタ基礎にて施工されているのですが、
そのような違いについても、そもそも一般の人は言われてみなければ、分からないわけです。
そこで、工務店さんの監督さんや我々などがどこがどう違う基礎なのか。
どのように強度的に配慮されているのかをご説明しています。

更に、一般的な建売住宅や極端なローコスト住宅では、法律上は問題のない基礎でも、
鉄筋の太さが、ギリギリまで細くなっていたり、基礎の厚みもギリギリまで薄くしている。
と、言ったようなケースもあります。
そのような違いについては、一般の素人さんには分からないかと思います。
ですので、私が確認する内容としては、キッチリと事前の予定通りに、
基礎が出来ているのかを確認したりしています。

もちろん、過去に弊社が携わった建物で基礎の部分がギリギリに作られていると言ったことは、
一度もありません。むしろ、「かなり丈夫に設計・施工されている」と、言う基礎があるくらいです。

今回は、T様ご自身で確認することが出来たので、工務店さんも実際の実物を見せながら、
説明することが可能でした。

しかし、必ずしも実物を見ながら説明が受けられるとは限りません。
そんな時のために、弊社のサービスでは、一級建築士である私が現場にて、
その状況を確認し、お施主さんと情報をシェアをすると言う事を行っているわけです。

通常、基礎の配筋工事が終わった段階では、多くの方が「意外と狭いねぇ」と、
感想を漏らす方が多いのですが、T様は「やっぱり広いですね!」と、
喜んでいらっしゃいました。
広さの感じ方は人それぞれですが、目の錯覚と言うこともあり、建築中は大体初めに小さく見えて、
やがて上棟を行なうと大きく感じ、屋内の壁がついてくるとまた狭く感じ、最後に仕上がると大きく見える
と、言ったパターンが一般的です。

ですので、今回はT様の期待のあらわれもあって、大きの見えたのかもしれませんね。

 


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