家づくり関連ニュース

岡山にて樹脂窓(樹脂サッシ)についてお話させて頂きました

<スポンサードリンク>

お世話になっている、大学の先生に私をご紹介頂き、
樹脂窓(樹脂サッシ)を扱っているメーカー(YKK AP)さんの主催するセミナーで、
樹脂窓やZEH(ゼロ・エネルギー住宅)、高断熱住宅の今後についてのお話をさせて頂きました。

今回は岡山にてお話をさせて頂いたのですが、他にも和歌山や三重等でもお話をさせて頂きました。
今回の講演を聞きに来て頂いたのは、200名以上の工務店さんや建築士さん、建築材料の流通関係の方です。
沢山の方にご参加頂き、とても光栄なことでした。

APWフォーラム
会場には沢山の方に集まって頂きました!

2020年までに、国が新築住宅の半分をZEH(ゼロ・エネルギー住宅の略で"ゼッチ"と言います。)にすると言う目標を立てて、
今では、それに対する補助金などが沢山出ています。

経済産業省がこのZEHに関する「ZEHロードマップ検討委員会」なるものを結成し、
そこで、ZEHとはこういうものだ。というものを「とりまとめ」に記載しています。
今回のこの「とりまとめ」の中の6ページにある、「ZEHの判断基準」というものを参考にすると、
UA値と言う、家全体の断熱性能を表現する数値が、比較的温暖な地域で0.6(W/㎡・K)と言う数字以下であることが、記載されています。

この意味は、
「ZEHを計画するのであれば、通常、国が最低限と規定している断熱性能

 比較的温暖な地域で0.87(W/㎡・K)

 よりも、より高い断熱性能の家を計画しなさい。」
と、いう意味です。

これをより確実に実現するためには、樹脂窓(樹脂サッシ)を利用することが、
一番、優先順位が高いと言えます。
しかし、この基準。
 あくまでZEHとするための最低基準と言う位置づけなので、注意が必要です。)

APWセミナー
丁寧にご紹介頂きました

今回、私がお話させて頂いたのは、樹脂窓(樹脂サッシ)が今後普及するかどうかと言ったお話でした。
私は、ZEHの最低断熱基準を目標にしてしまうと、今後、樹脂窓(樹脂サッシ)の必要性は薄まってしまうと考えています。
(樹脂窓(樹脂サッシ)でなくても、上の断熱基準はクリアーしてしまうからです。)
しかし、

「世の中に求められているものが、本当にZEHなのか?」

と、言った視点に立つと話は全く変わってきます。
より快適で、より健康的な住宅を目指した時、
必ず、断熱性能の良い窓は必要になります。
その時に必要となるのが樹脂窓であり、樹脂サッシです。

私個人的には、樹脂窓(樹脂サッシ)は、今後必ず普及すると考えていて、
それは何故かと言った理由について、色々な過去の事例や、数字的な根拠を元に、
お話をさせて頂きました。

今回は、プロ向けにお話をさせて頂いたので、
一般のこれから家づくりをされる方に対して、
知っておくべきことをここで、あえて挙げるとすれば、

「より快適で、健康的に暮らそうと思えば、家の断熱性能を高くすることが必要(十分条件でない)で、
 そのためには、窓を断熱性能の高い窓(樹脂窓(樹脂サッシ)など)にすることが、
 優先順位として一番高い。」

と、言うことが言えます。

そして、今回の講演では更にその先を見据えたお話をさせて頂きました。
(※割りと評判が良かったそうです。)
まだ他に2会場ほど講演予定をしております!


 
住宅CMサービス

新たな工事が土用による工事中断をまたいで始まります!

<スポンサードリンク>

東大阪市にて、新たに工事がスタートしました!
ここで計画されている建物は、
ZEH(ゼロエネルギー住宅)で、HEAT20(ヒート20と言う団体が規定する
G2レベル(最高レベル)の断熱性能を有する建物が建築される予定です^^

地盤改良工事がスタート!

したのですが、実は「土用」の期間をまたぐために、
工事が一旦中断します。
土用明けに工事が再開されるのですが、土用とは一体何でしょうか??

土用と工事
土用により工事中断中!

土用とは、雑節(ざっせつ)と呼ばれる季節の変わり目に設けられた特別な期間のことで、
節分や彼岸と言った期間と同列です。

雑節は、そもそも五行(ごぎょう)と呼ばれる中国由来の自然哲学の思想です。
(全てのものは、木・火・土・金・水の5種類で出来ていると言う説)

春に木、夏に火、秋に金、冬に水、ということになっていて、
残った土は、季節の変わり目ということとなって、これを「土用」と呼ぶようになりました。

この時期は、土の気(力)が盛んになると言う事で、土を動かしたり、穴を掘ったりしてはいけないと言う事になっています。
ですので、この習わしに従い、この期間中は工事をしないことになりました。
(以前にも、土用の期間を工事しないことになった事がありました。)

季節の変わり目にあるこの土用は、だいたい18日ほどの期間があります。
土用の期間がはじまることを、土用の入りと言いますが、この土用の入りは、毎年少しづつ違います。
また、土用の入りが決まる方法も2種類あるので、注意が必要です。
今年の夏は7月19日からと言う事で、ここから8月18日までは、工事をしないことになりました。

季節の変わり目を表す、この土用の期間。
気候が変化するので、比較的温度変化が激しい時期でもあります。
ですので、この期間には特に健康管理に注意しましょうと言うことも言われます。

四季はともすれば、日本特有のものと思われがちですが、
実は、中国にもあれば他の国でも四季に近い考え方があります。
(英語でもあります Summer Winter Spring Autumn)

ですので、中国においても同様に季節の変わり目に感じ取る変化を、
「気」の変化と捉えたのだと考えられます。

最近では、「土用の丑の日」と言うフレーズをスーパーマーケットの広告などで見かける程度で、
土用を意識する機会はめったにないと思いますが、折角の家づくりと言うイベントにおいて、
土工事が忌み嫌われるこの期間に敢えて土をいじるのではなく、避けたいと思われるのは、ある意味で当然かもしれません。

また、土用の期間が開けて工事が再スタートする時期には、お盆が終わる頃となります。
ひと時の休暇を過ごしたあとに、リフレッシュして更に新たな気持ちで工事がスタート出来れば何よりです^^


 
住宅CMサービス
←前へ
 

<スポンサードリンク>


「いいね」ボタンを押しても、あなたの友達にしか顔写真は見えません^^)
 
資料請求・お問合せ