家づくり関係のお話

空気調和衛生設備工学会 省エネルギー委員会 シンポジウムが開催されました!

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この日、一般社団法人の空気調和衛生設備工学会の
省エネルギー委員会、住宅指針改訂検討小委員会と言う、委員会の主催で、
専門家向けのシンポジウムを開催致しました!

私も委員をさせて頂いているのですが、簡単に言うと住宅に設置する設備機器の
省エネルギー性能についての指針を検討しようと言う会なのですが、
この日は、委員会のメンバーの先生方が普段建築に携わる、専門家向けに最新情報を
提供すると言った趣旨で、シンポジウムが開催されました。

参加者の方々も、ハウスメーカーや建材メーカーなど大手企業の技術開発の方や
工務店さん、建築士、公的な機関で勤務されている建築関係の方など、
様々な種類の方々が参加されました。

省エネ委員会
シンポジウムの様子

この日、メインで話をされたのは、神戸大学の高田先生です。
この日、高田先生は、断熱リフォームを行った際に、その効果がどの程度のものなのかを
正確に計算出来るように、実際の建物をリフォームした前後で、温度や湿度などを計測し、
ご自身で作られた計算と照らしあわせてみると言ったことをされている一部をご紹介されていました。

さまざまなリフォームのケースにおいて、この計算が成り立つように、
今後も研究を続けて行かれるとの事です。

2部では、専門家によるパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッションとは、あるテーマについて専門家同士が、
自身の意見をぶつけ合うと言った趣旨のものが多いです。

今回は、「国土交通省国土技術政策研究所」の方も参加され、
とても面白い意見を仰っていました。

現状日本では、如何に建物の省エネルギー性能を上げるかについて、
いろいろな角度から検討されています。

「本当に省エネを実現するためにはどのようにすべきかと言った時に、
 単純には、今の電気代を3倍にすれば、皆が使いづらくなるので、
 簡単に実現できるだろう。」

「しかし、実際にはそんな簡単にはいかない現実があって、
 では、建物の省エネルギー性能を一般の人が見て分かるようにすれば、
 自然と、省エネルギー性能の高い建物が高付加価値のものとなっていくのではないか。」

と、言った話をされていまいした。
事実、今後の方向性として、建物の省エネルギー性能を表示する、
ラベルを建物の売買の際に、提示しなければならないようにすると言ったような話もあるようです。

なるほどと、思う反面、多くの一般の人は、

「何故、それほど省エネが必要なのか?」

と、言ったところで疑問に思っている方が沢山いらっしゃると思います。
その部分をもっと明確に、分かり易く、普及啓発していく必要があるのではないかと、
個人的には思っています。

そして、省エネと言う議論はどこか住まい手にとっては、
遠い話のように聞こえてしまっていると思います。

これから予想されている未来が如何に深刻な状況になると、
考えられているのか。そのために我々は何をすべきなのか。

と、言った視点の話をもっとすべきでは無いでしょうか?

また、エネルギーを輸入に頼っている点が、
国にとって、ひいては私達の生活にとって、
どれだけ影響があって、どれだけ改善すると生活が変わるのかを
もっと真剣に、分かり易く伝える必要があるのでは無いでしょうか?

こういう事は、政治家の仕事で我々が率先することではない。
と、考える方も多いと思いますが、それはその人自身が、
「現実としてどの程度リアルに受け止める方が未来の子供たちのために得策か」
と言う視点を持ち合わせた上で判断すべきじゃないかと思っています。

もちろん、私自身もそう言う視点で判断すべき人間の一人だと思います。

とても考えさせられる、良いシンポジウムでした。

 
完成見学会


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