大阪の南港には、大阪市さんが運営に携わっている
アジア太平洋トレードセンター(ATC)と言う施設があります。
この中に、エコプラザと言う、省エネやエコロジーをテーマに、
様々な省エネグッズやエコロジーに役立つ情報などを展示している場所があります。
今回は、このエコプラザさんが主催となって、
大阪市住まい情報センターさんにある会場にて、
「今のおうちでもっと健康・快適に~末永く暮らす4つのヒント~」
と題して、セミナーが開催され、講演をさせて頂きました。
会場の様子
今回のセミナーでは、前半に健康的に過ごすために、"今の家に対して出来ること"
をテーマに『室温と健康への影響』について、現在わかっている最新の内容について、
お話をさせて頂きました。
更に、これらの室温を実現するためにはどういうことをすれば良いのか。
と言うお話を、"4つの重要ポイント"に分けてお話させて頂きました。
お話をさせて頂いた後に、
「暖房、冷房について我々は節約が美徳と教育されてきたように思う。
それに少し前までは国の施策として節電が叫ばれてきた。正しいことを国、
企業一体となって教育することが大切ではないか」
と、言ったご意見があり、なるほどなと思いました。
しかし、現時点では"国"が声高には室温の影響を"教育"するまでにはまだ至っていません。
我々は、この現状を変えるために、「確かな証拠」をつきとめる活動をし、
それらを国に報告するための活動を行っています。
※一部、経済産業省の資源エネルギー庁にて、「体への負担が小さくなる」
と、紹介されています。
資源エネルギー庁「http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/zeh/」
『6.快適性に優れた住宅について』
ここでも、我々の活動について紹介されています。
また、企業の側ではそれぞれの『損、得』感情があるため、
一体となってと言う事は恐らく難しいことだと感じています。
なので、少しでも多くの方にこれらのことをご理解頂くために、
我々はこういった活動を続けています。
断熱性能と健康との関連性について
後半部分では、前半で紹介した4つのヒントを実現するために、
何をすれば良いのかと言う事を、それぞれの"専門家"の方に
ご登壇頂き、お話をして頂きました。
更には、実物を展示して、その効果を見てもらうように、
用意されている方もいて、参加されている方もとても関心を持って、
聞いたり、触ったりされていらっしゃいました。
講演後のアンケートを見させて頂くと、
「話がはっきりしていて聞きやすかった!」
「太田先生の講演はとても分かりやすく納得ができ参考になりました!」
といった声が沢山あり、本来、目指している
と言う、点について進んでいる方向が間違っていないことを確認できました^^)
今後も、精進あるのみです!