大阪府住宅供給公社さんの団地建物において、
現在お住いの方の住居に対して、断熱リフォーム工事を行いました!
こちらは、国が補助金を支給しながら行われるスマートウェルネス住宅等推進モデル事業の
一環として行われているものです。
壁への断熱工事
大阪府住宅供給公社さんのご協力元、行われたこの断熱リフォーム工事。
この工事は、国の事業とし進めている調査の一環となります。
調査とは、リフォーム前後で居住者の方の健康状態がどのように変わるのかの調査を指します。
この調査の詳細内容は、こちらのホームページに記載がありますが、簡単に説明すると、
リフォーム前の血圧の状態や温湿度の状態、活動量の状態と、リフォーム後の状態の変化を調査するものです。
これらの調査にご協力頂けると申告して頂けた方に対して、リフォーム工事を行いました。
今回、こちらの住戸では壁への断熱工事と窓への断熱工事を主に行いました。
今まで、全く断熱材が入っていなかった状態と比べると、相当暖かく、快適に住むことが可能となるはずです。
計算上のリフォーム後の断熱性は、ゼロ・エネルギー住宅(ZEH)を実現する際に、
満たしておくべきとされている断熱基準を上回る性能となっています。
ですので、従前と比べると相当な断熱性能になっています。
窓への断熱内窓工事
今までは、窓や玄関ドアからの隙間風に悩まされていたと話される方が多いこの住戸において、
窓の内側にもう一つ窓を設けて、隙間を少なくすることは、体感上も非常に効果があります。
また、今回は玄関ドアもカバー工法と言う方法によって、新たな玄関ドアに変身します。
「特に玄関ドアのポストの部分からの隙間風が、寒かった」と話をされていた方も多かったのですが、
こちらも大幅に改善されるはずです。
壁内へセンサー設置
今回は壁の中にセンサーを入れて、壁の中の状態も計測します。
今回の調査を通して、新たに分かったことは、年明け頃にまずは速報として
報告が予定されています。
より安全で、より快適な住まいとはどのようなものなのか。
それがハッキリと解明されて、
更により広く、より多くの方が健康的で、末永く元気に生活できるような住まいが
提供できるように。
これらの調査が実を結ぶ日もそう遠くはないような気がしています!