鳩山前首相が地球温暖化防止のために、90年比で25%もの二酸化炭素を20年までに
削減するということを宣言してしまったのですが、実は、宣言時点ではどうやってその目標を
達成するか、全く決まっていませんでした。
その後、厳格に検討された結果、産業で排出される二酸化炭素は既に日本の技術では
かなり効率が良いため、これ以上減らすのは難しいと言う結論になったようです。
そこで、出てきたのが我々の一般の生活活動によって排出されている二酸化炭素の量を
50%削減することによって、この目標を達成しようと言う方向性です。
もし、これが出来ないなら我々の血税を使って外国から「排出権」を購入するしかない
と言う結論に至ったようです。
ですから、今後我々はもっと二酸化炭素抑制について考えていく必要が出てきました。
この中で、今一番効果があるとして、注目されているのが家を「高気密・高断熱化」し、
家の「設備を高効率設備に変える」ことによって削減する方法です。
(国民に寒いのも暑いのも我慢しろと言う方向ではありませんので、 念のため・・・)
つまり、今後は新築だけに限らず全ての住まいがこの方向に改良することになりそうなのです。
そうなると、エコリフォームはかなりの数行われることになります。
しかし、毎回このような事が発表されると、リフォーム詐欺などの被害が多発し、
既に住宅版エコポイントでもこの問題が出てきています。
今回の開催される養成講座は、建築士、工務店・施工店、建材メーカーさんなどを対象に、
正しいエコリフォームの知識・技術をもった方を養成し、国の機関である、環境省が
その資格を来年度を目標に発行・認定する予定で、このようなトラブルを未然に防ぐ目的で
開催されます。
非売品のテキストを使用して、講義が行われます。
使用されるマニュアル
P156 発行:財団法人日本環境協会 非売品
今回は大阪で先行開催と言うことで、無料で行われますので興味のある方は、
詳細を以下で確認下さい。
「
エコリフォームPRO養成講座の開催概要
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