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カバードポーチのバーカウンターでゆったりビールを飲む!!

枚方市のU様邸にて完成見学会を開催させて頂きました。
カリフォルニアスタイルハウスと言うコンセプトのもと、完成したU様邸。
とても面白い仕上がりになっています。

カバードポーチ
これがカバードポーチ

そもそもカバードポーチとは、写真のように天井を被せたような深いポーチ屋根のあるウッドデッキのことを指して言います。
屋根が大きく出ているので、写真のように屋根を支える柱が特徴的に必要となります。

レールフラットの掃出し窓
大開口がとても気持ちいい!

今回のU様邸の間取りは、このようにLDKの南側にカバードポーチが沿ってつくような形となっています。
そして、なんと言ってもカリフォルニアスタイル特有の大開口からウッドデッキへの出入りが魅力的です。直接出る事ができるので、LDKが更に広く感じられます!!

また、ウッドデッキ自体にも大開口の前には手すりを付けなかったことで、更に広がりが加わっています。

また、カバードポーチは屋根が長いので暗くなりそうな感じもするのですが、全くその心配も不要なぐらい明るいリビングでした!

引き分けの掃出し窓
外側から見るとこのような開口に!

大開口を出るととても気持ちの良い、カバードポーチが広がっています!!
カバードポーチの色は、柱に合わせて白にするか迷われたのですが、将来的に汚れが目立たないようにとブラウン系の色にされました。

カバードポーチ
奥に長いのでとても気持ち良い!

カバードポーチのサイズとして、幅は1m30cm程度で、一部が1m70cm程度あり、とてもゆったりしています!!また、奥行きは全長16m!!
お子様が元気よく走ってくるのが、今からでも想像出来ます!
縁側のような気持ちの良い空間で、見学に来られた方々は皆さん口を揃えて取り入れたいと仰っていました!

カバードポーチ2
ここにバーカウンターとソファを設置予定!

キッチンの横に面するこの場所には、窓の下にバーカウンターを設置。
反対側にソファやハンモックを置いて、この場所でピザを片手にビールを味わうのだとか。
この家オリジナルのとてもおもしろい場所です!!

また、この写真に見えているカバードポーチの照明は、電気屋さんがワザとご主人さんのために無骨なむき出し式のライトにしたそうです。

バーウィンドウ
ここからバーカウンターに飲み物を出して貰うのだそう^^)

かなり具体的な生活シーンが見えてますね!!

カバードポーチの玄関
玄関側のカバードポーチ

玄関側のカバードポーチは、まだ未完成ですが現段階でこのような雰囲気となっています。

玄関側のカバードポーチ外観
玄関側の外観

玄関側の外観はこのようになっています。
この横にガレージが出来る予定で、外構はまだ先なのですがこちらも完成が待ち遠しい限りです!

 

新たな暖房方法の家が着工です! In堺市N様邸

従来からこの近辺の場所で土地を探していると言う事で、
長らくお付き合いさせて頂いておりました。
心房強く待ち続けた結果、ついに理想的な場所で、
しかも南向きで角地の日当たりのいい場所を購入され、
建築計画がスタートしていました。

そして、ユックリ確実に計画を進めてきて、
いよいよ工事の段階まで進んで来ました!

角地と言えば、明るくていい場所と言うイメージが一般的ですが、
逆に2方向が道に接しているがゆえ、プライバシーの確保と言う意味では気を使います。
ただ、この場所においては車が通る心配もなく、人通りも近所の建物に住んでいる住人が
ほとんどという環境で、とても恵まれた場所です。

そんな土地における計画を進められてきて、オーディショでは沢山の工務店さんからの提案がありました。
そして最終的にご契約に至ったのは、

「新たな暖房方法」

を提案してきた工務店さんでした!
(もちろん、ここだけが決め手だった訳ではないと思いますが。)

"新たな"と言っても、奇をてらったような複雑な暖房方法ではなく、
今ある暖房器具を活かして、建築に組み込むことで暖房として活かそうと言うものです。
ですので、私を含めた一部の専門家の間では昔から研究されてきた暖房方法ではあります。

もちろん、一般の方にとっては"新しい"と言って差し支えない、
恐らく今までには聞いたこともないような暖房方法だと思います。

今回、そんな暖房方法をこの工務店さんのOB施主さんが以前に採用され、
非常に満足されているということでしたので、
N様も実際にそのOB施主さん宅を訪問され、体感されました。
実際に体感してみて、これは良いと言う事になったようで、
N様も採用を決められたようです。

ここまで着実に少しずつ計画を進められてきていたN様にとっては、
"らしい"と思えるような選択だったように思います!

基礎梁を用いた基礎
今回の建物の基礎

今回の暖房方法では、基礎の段階でも通常の基礎とは若干違う作り方が必要になります。
工事が着工して、基礎の"鉄筋"を組み込む工事が始まりましたが、
その通常とは少し違う部分についても、しっかりと作り込みがされていました。

若干違うとは言っても、通常しないような特殊な工事と言う訳ではありませんので、
基礎屋さんも比較的、慣れている工事内容です。
ですので、慣れていないがためのミスが起こりそうと言ったようなタイプの工事ではありませんので、
その辺りは心配には及ばないのですが、それでも念のための確認です。

今後、この暖房方法については、少しずつ専用の施工が伴います。
ですので、暖房に関係する工事内容にも注意を払いながら、
工事の成り行きを見守って行きたいと思っています。

6月の終わりごろには完成する予定のこのN様邸。
今年の年末は、きっと暖かくて快適な環境で過ごすことが
出来ると思います!

 

お隣が近いのに明るい家!完成見学会を開催しました In箕面市

箕面市でお住まいが完成したO様邸の完成見学会。
沢山の方にご来場頂きました!

箕面市の駅前にあるO様邸。駅に近いこともあり隣家との距離が非常に近く、
普通に1階をつくると、昼間でも真っ暗になってしまう可能性がありました。

しかし、1階をリビングにして明るくしたいと言うO様のご要望に応じて、
様々な工夫を凝らした建物が完成、無事に明るい家が出来上がりました。

そんなO様邸の建物を見学会させて頂くことになり、
大勢の方にご参加頂きました^^)

明るい家
2階ホールにて

ただ、明るい家と言っても、単に窓を沢山設ければ良いと言うわけではありません。
明るさを保ちながらも、気密や断熱は必ず確保しなければなりません。
そのバランスを実現することが非常に重要です。

南側は建物で完全に塞がれていて、東、北も同様でした。
普通であれば採光が望めるのは、道路側の西だけ。
しかし、西側だけの採光に頼るとどうしても奥側(東側)が暗くなります。
このジレンマを解消するための工夫を行いました。

今回の見学会では、その部分をどのように解消したのかの説明も行いつつ、
その他のこだわりについてもお話しながら見学して頂きました。

2階のホールにはとても温かい日だまりのような空間が出来、
こちらにソファを置いてユックリと過ごす場所とされるそうです。

日だまりのホール
ここにソファが置かれる予定です

下の写真のように、照明を使わなくても明るく、
ユックリと過ごせそうです。

明るいリビング
ここが1階リビング

実は人も虫などと同じで、明るい場所に無意識のうちに
引き寄せられる習性があります。

これは太古の昔に(危険な)密林から明るい方へ、明るい方へ向けて、
歩き続けていた時代の記憶が今でも残っているからだそうです。

明るい吹き抜け
リビングにて吹き抜けを見上げる

そういう意味では、人間は本来的に暗い場所を好んではいないように感じます。
暗い場所の記憶が、危険な場所と言う認識があるのであれば、
暗い場所にいると、常に神経を尖らせていた時代の記憶も残っていそうです。
だから、昼間でも暗いとなれば落ち着かない気持ちになるのも、
納得がいきそうです。

主寝室
主寝室にて

これと同じように、温かい場所にも人が集まってきます。
つまり、温かくて明るい場所には、団欒が生まれると言うのは、
何となく私達の感覚と一致しているのではないでしょうか?

明るい場所
やはりこの場所に人が集まります!

そういう場で話をしていると、いつの間にか時間が過ぎてしまいます。
逆に、寒くてじっとしていられないような場所であれば、
直ぐに立ち去ってしまいたくなります。

明るいダイニング
同じような大きさの土地に家を建てるそうです

人間の無意識とは実に奥が深く、またそれは、自身が感じている"意識"の世界とは、
結構違った反応であることも多いように思います^^)

今回見学して頂いた方の中で、今回の体験やイメージを役立てて貰えるのであれば、
それは本望です!

見学して初めて分かること、体験して初めて分かること、
と、同時にその場に行って聞いてみて、始めて納得するということがあることに、
気づいて貰えたのであれば、大成功だと言えます!

 

無垢が暖かい!年中半袖短パンの家 OB客訪問!

外気温が3℃を指すこの日、新たに家づくりを計画中のお客様と一緒に、
四條畷市にある、標高の高い場所で住んでいらっしゃるOB施主さんを訪問してきました!

外構の植栽
植栽がいい感じになっています

久しぶりに訪れてみると、外構の植栽がいい感じに枯れたり、葉を実らせたりしています。
これは、この季節に葉を実らせる木と、そうでない木があるからです。

植栽があると、良い雰囲気を醸し出すものです^^)

無垢の家
屋内はこんな感じ

早速中に入ってみると、木の香りが奥へと誘ってくれます。
この家では、杉を主とした無垢の素材を沢山使用しています。
本物の木を適切な量を用いると、落ち着きと暖かさをもたらしています。

吹抜の家
吹抜もあります!

大きな吹抜があり、1階と2階は完全に繋がっています!
外が寒いこの日、寒さが心配になりませんか?

床下エアコンの効果
床も満遍なく暖かい

ここは、ある特殊な施工をしているので、床も満遍なく暖かくなっています!
(※カメラの画面の右側にあるゲージの範囲が、19.2℃~25.4℃になっています。
 これは、この色彩画面上の温度分布がその間にあることを示しています。
 そして、左上にある21.9℃というのが画面中央の温度です。
 色の濃淡が殆ど右のゲージの真ん中よりの色をしていることから、床が満遍なく
 暖かいことが分かります。)

床が暖かいのは、寒い日にはとても気持ちの良いものです^^)

ちなみに、この家では元々エアコンが2台しかなく、
この日は、その内の1台が稼働しているのみでした!!

普通はエアコンで暖房を行うと、その気流による乾燥や、
不快感が気になりますが、そもそも1台なので、気流が起こっているのかすら、
感じることはありません。

高断熱住宅の効果
どこを計測しても大体同じような温度です!

更に吹抜の上の天井の温度も計測してみると、
他の場所と殆ど同じような値(写真は22.4℃)を示します。

他にもトイレや、洗面所、個室、LDK、玄関、
様々な箇所を計測させて頂きましたが、どこも同じような温度です!!

適切な湿度
湿度も適切な湿度です!

更には湿度も42%を示しています。
これは、ウィルスの心配や、カビ、ダニの心配、
乾燥肌の心配もない適切な湿度です!

適切な湿度を実現するのにも、ある工夫が必要になってきます。

OB訪問
工務店さんの話を真剣に聞きいるT様

更にこの家は、太陽光発電システムも載せています。
最近、普通になってきているいわゆる、ゼロ・エネルギー住宅をクリアーしています。
写真は、その太陽光発電システムについて、工務店さんが説明されています。

暖かい家
暖かい屋内で談笑中!

屋内が暖かいので、とても居心地が良いです。
ここのお施主さんにお話を聞くと、年中、半袖短パン、裸足で過ごしているそうです。
屋内の至る所の温度が同じなのは、もはや当然のようになってきていますが、
「床が暖かい」のには、2つの大きな理由があります!!
今回は、それを確かめて貰うためにここまでやってきました。

2組の計画中の方をお連れしたのですが、
実際に実感されてみて、
「そうする事に決めました!」
と、どちらも仰っていました。

やはり、体感すると違いが分かるものです。

ハンモック
ハンモックは良い遊び場です!

ダイニングの横にあるスペースでは、ハンモックがぶら下がっています。
そこで、ユラユラゆれてみたり、クルクルまわってみたり、
子供にとっては、とても良いおもちゃのようです。

こちらの家は、お施主さんのご好意で
「いつ見に来て頂いても構いませんよ!」

と、言って頂いています。
家づくりを真剣に考えられている方には、
とても参考になるのでは無いかと思います!!

 

今年に入って3つめのオーディション2次審査(工務店面談) 堺市

今年に入って、3回めとなるオーディション2次審査。
今回のオーディションは、今日で全ての工務店さんとの面談を終える予定です。
その後、施主さんがどのような判断をくだされるのかは、
まさに施主さん次第です^^)


我々は、「工務店さんとの面談」の意味合いを分かり易く伝えるために、敢えて、
「オーディション」と名付けています!

それは、弊社の"理念"でもある、
お客様にとって、かけがえのない道標となれ!

と、言うことの体現だと考えています。

家づくりとは、大きな期待と共に、大きな不安もつきまとうものです。
我々は、その不安な気持ちを払拭し、期待と楽しさを大きく出来るように、
常にお客様の側に立ち、専門家の目線から助太刀(すけだち)したり、場を温めたりすることが、
その存在意義です。

堺市外観
堺市K様邸外観

例えば、直接工務店さんと話をしたとしても、
ふとした瞬間にジャーゴン(専門用語)を使って説明がなされて、

「何となく、分かったような、分からないような・・・」

感覚になり、正確に判断しかねる事が出てきます。
人生を左右しかねない、大変重大な決断をする時に、果たしてそれで良いのかどうか・・・

本来、楽しいはずの家づくりが
「なんだかもう一つしっくりこない・・・」

と、言うことがあるのだとしたら、それは多分、ご自身の中でどこか納得できない部分があるからだと思われます。
そう言った感覚を払拭して、家づくりを楽しむための仕組みが「オーディション」です。

本来、メインであるはずの施主が、
不安を抱えるが故に、何となく相手に任せるしか無いと言うのは、
やはり本来あるべき姿だとはどうしても思えません。

ですので、しっかりと選ぶ側の立場として、
「オーディション」という名の元に、工務店さんとの面談に望んで貰おうと言う意図が名前に込められています。
(もちろん、本当のオーディションの審査員みたいに、厳しい必要はありません。
 あくまで普段通りで良いのですが、下手に出る必要が無いと言う意味です。)

オーディションは、あくまで家づくりの一環にしかすぎません。
しかし、その中においても重要な要素であるということも言えます。

今回のオーディションでは、施主さんのほうが事前に話をする内容を
用意して頂いていました。

「オーディションでは、こういう話が聞きたい!」

と、言う明確な意図をもってのぞまれる方もいらっしゃいますし、

「まずは工務店さんの話を聞いてから」

と、言う事でのぞまれる方もいらっしゃいます。

私はどのような方法で、オーディションにのぞもうが、
それは、主催者である施主が決めれば良いと考えています。
(事前に、こんな話が結構多いですよといったことはお伝えしています。)

しかし、皆さん一様に真剣そのものです。
面談中に語りだす方もいらっしゃいますし、
感激を伝えられる方もいらしゃいますし、
皆さんそれぞれです。

ただ、結局最終的には「やって良かった!」「楽しめた!」
と、思って頂いているのであれば、我々としては大成功です!!

 

気密測定が行われました! 箕面市O様邸

箕面市で工事が進んでいる、O様邸の気密測定が行われました!
こちらの住宅は、隣の建物が近接しているため、何も考えずに設計すると、
昼間でも証明をつけて過ごさなくてはならないことになってしまいます。

そこで、この建物では太陽の光を取り入れる工夫が、そこここになされています。
(もちろん、地震安全性を高めるため、耐震等級3を上回る耐震性能の
 設計となっています!!太陽光発電は今回、載せないことになりました^^)
それが故、建物形状に凸凹があり、気密測定上は本来不利な建物と言えます。
(色々な理由があり、下記のような形状になっています。ここでは説明省略。
 完成見学会などが実現すれば、そこで詳しく説明できるかと。)

箕面O様邸外観
外観はこんな感じ

しかし、今回そんな不利な形状にも関わらず、かなりの気密性能を誇ることが確認されました!
断熱性能が高く、換気計画もキチンと計画されているこの建物では、気密性能の良し悪しが、
住み心地、快適性にかなり影響してきます。今回、それらも満たせるとても良い結果といえます!

気密測定器
気密測定器を設置した様子

下の写真は、今回の実際の結果の写真です。
相当隙間面積: C= 0.3cm2/ m2 となっているのが、今回の測定結果です!

気密測定結果
気密測定の結果

総相当隙間面積: αA=50cm2
となっているのが、今回の測定結果をふまえて、理論上のこの建物にある、
家の中と外との間にある隙間を全て足したときの、隙間の面積を表しています。

大体、名刺の大きさが50cm2なので、名刺の大きさと殆ど同じ大きさ程度の隙間が
この家に存在することになります。

如何にこの建物の隙間が少ないかを実感することが出来るわけです。
(※気密測定の詳細については、コチラを参照して下さい。)

気密測定は、人工的に家の中と外との圧力差を作り、
隙間が多ければ、同じ圧力差でも、機械を通る空気の量が多いハズ。
隙間が少なければ、通る量はその分減るハズ。

と、言う観点で測定しています。

写真では

「圧力差20.7Pa 通気量114m3/h」

と、出ていますが、普通に生活していて、
換気扇の影響が無ければ、ここまでの圧力差になることは、
通常あまりないはずです。

まして、

「50.0Pa 時の確定流量: 195m3/h」

と記載がありますが、50Paの圧力差になることなどは、
殆どありえません(換気扇の具合ではあるかもしれませんが・・・)

殆どありえない状態なのですが、この状態の時に
機械を使用せずに現在の隙間だけで、換気するとするなら、
1時間で、この建物の中の空気の半分を入れ替えることが出来る。
と、言う意味の記載になっています。

やはり、隙間が少ないとそれだけ、空気の抜ける量が減るのです。

しかし、ここで油断ならないのが、たったこれだけの隙間でも、
場合によっては、かなりの漏気になると言う事です!

家の外が、0℃で、家の中が20℃の時、
家の隙間に2m程度(ここがかなり仮です)の
高低差(高さの差がないと通常は換気が生じない)があると、
その圧力差は2Pa位ですので、34m3/h程度の隙間による換気が発生することになります。

これが、結構バカにならないのは
1時間に家の中の空気を10分の1程度換気することになります。
(法律では、1時間に半分の換気をしましょうとなっています。)

そう考えると、少しの隙間しかないように見えても、結構な換気の量に
なることになります。

あくまで計算上ですが、隙間はかなり小さくても結構空気の抜けが生じるということです。

逆に言うと、「気密をすると息苦しくなる」と言うのは、
全くと言っていいほどの隙間のない状態を作らなければ、起こらないという事です。

これからの家づくりの参考にして下さい!

 

昨年お引き渡しをさせて頂いたT様邸にご招待頂きました!

昨年お引き渡しをさせて頂いた、松原市のT様邸。
新年から有難い事に、ご招待して頂き、お伺いさせて頂きました。

大体この日の気温は、3℃~5℃程度の一日で、寒い日が続いていました。
https://goo.gl/zB1fzk

新しいご自宅で、どのようにお過ごしになられているのかを
お伺いする良い機会ですので、タップリお話を聞かせて頂きました^^)

今回はその内容についてここでかいつまんでお知らせします!

【暖房の運転はどのように行っていますか?】
「電気ヒーターをたまに使用していたが、電気料金が高かったので、
 エアコンに切り替えた。」
「エアコンは就寝前に1~2時間運転するとそのまま朝まで暖かく、
 日中は殆ど消している。」
 (実際に伺った時に、室温計は19℃~20℃を指していた)

「昼間はダイニングに居るのとポカポカ暖かいので、ダイニングで過ごしています」
(パッシブ設計を取り入れているため、太陽の熱が活かされている)

「1Fでは、殆ど素足で過ごしています。その方が気持ちが良いので!」

「先日、急に寒くなりましたけど、家の中は変化が無かったです。」

「脱衣室に物干しを儲けたので、干すのが楽になった!
 屋外に持っていくときも、一旦暖かい家の中が竿に掛けてから、
 竿ごと持って出ます!」
なるほど、これは新しい使い方かも^^)

と、かなり快適に過ごして頂いているようでした^^)

【他に気づいたことは?】
「音が静かで、高速道路が割りと近いですが殆ど聞こえません。
 寧ろ静かすぎて、雨が降っても気づくのが遅れることがあります」
 音の問題は、良し悪しが難しいところがあります。

「結露は殆ど無い。寝室の窓に少し付くくらい」
 かなり寒い日でも、殆ど結露は出ていないようですね。
 窓以外の場所でも、殆ど結露は出ないそうです。

「ガス代は、今までの半分で済むようになりました!
 電気代は、冷蔵庫2台が前のままでこれから変える予定です。
 冷蔵庫を変えてからが楽しみです!」

「ホコリが減りました!TVの上にたまりにくいのが、とても嬉しいです」

「毎日開け閉めするシャッターは電動にして良かったです。
 無視を気にせず開け閉め出来ます^^」

「クローゼットに(昇降式の)アームを付けたのは成功でした!
 無駄なスペースをなるべくなくし、有効に使えています!」
 ハンガーポールが上下で2段となっていて、上段側が、
 引っ張ると、手前に降りてくるようになっています。

【気になる点はありませんか?】
「冬場に野菜が腐りやすくなった!最初に見たときはショックでした。」
 家の中が暖かくなると、以前の生活とは変わる部分が出て来ます。

「扉がないので、換気扇をせずに餃子を焼くとその臭いが2階の弟の部屋に
 溜まっていました。。。弟の部屋だけ臭っていたのです。」
 弟さんの部屋にはロフトがあるのですが、そのロフトに臭いが残っていたようです。

などなど、この他にも楽しいお話、もう少しここをこうしておけば良かったと言ったお話が
沢山聞けました!!

概ね、生活を満喫されているようで、とても良かったと言って頂けたのは、
仕事冥利で感謝につきます!!

大変、貴重なお話ととともに、楽しいお時間を過ごさせて頂き、
有難うございました!!

 

基礎の捨てコンクリート施工中! IN熊取町

熊取町にて新たな工事が始まりました!
この日は、基礎の捨てコンクリートの施工の様子を確認しにやってきました。
基礎の捨てコンクリートとは、基礎の底面を平滑・水平にするために行う、
基礎を綺麗に施工するための事前準備として施工するコンクリートの事です。

この捨てコンクリートを行うことで、基礎の高さをより正確にして施工することが可能となります。
下の写真では、まさに捨てコンクリートの施工真っ最中の様子です。

捨てコンクリート
基礎の捨てコンクリート施工中!

大きなホースを背負っているのが、ポンプ車から送られてくるコンクリートを必要な箇所に
流し込む施工を行う職人さんです。
そして、もうひとりが流されてきたコンクリートを平滑にかつ、高さを予定の高さに保つために、
施工を行う職人さんです。

水平器
高さを確認するための機械

そして、この機器がレーザーレベルと呼ばれる機械で、この機械を水平に据えることで、
レーザーが水平に放出されます。
このレーザーを先程の職人さんが確認しながら、高さの調整を行うわけです。

建物が歪んだりしないか、真っ直ぐに建てることができるかは、
この時点からの微妙な調整から既に始まっています。

まさに、基礎が大事と言うのは、この点も往々にして含まれています!

コンクリート車
コンクリート車からピンプ車へ!

こちらは、コンクリートミキサー車と、ポンプ車がコンクリートの受け渡しを行っている部分です。
コンクリートミキサー車(コンクリート車)は、コンクリートを運ぶことが主な仕事となっています。
コンクリートは、プラントと言う場所でコンクリートの原材料を混ぜ合わせて作ります。

出来上がったコンクリートには、賞味期限があり、これがかなり短い時間となっています。
(JISと言う規格では、練り混ぜてから現場に到着するまで90分となっていますが、
 建築学会と言うところが規定している内容では、練り混ぜてから施工が終わるまでを、
 25℃以上の気温がある場合で、90分としています。25℃未満なら120分)

ですので、施工時間にはあまり余裕があるわけではありません。
ある意味、時間との戦いとも言えます。

我々が確認する際は、工場からの出荷伝票を参考にその時間を確認したりする訳です。
(コンクリートはすぐに固まってしまいますので。)

ですので、運ぶ道中にコンクリートが固まったりしないように、コンクリートミキサー車によって、
かき混ぜながら運んでくるわけです。

そして、運び込まれたコンクリートは、こんどは現場に打設(コンクリートを流し込むこと)するために、
ポンプ車に入れ替えられます。これが上の写真の瞬間です。

ポンプ車には、強力な圧力がかかっていて、その圧力によってポンプからコンクリートを
押し出しているのです。ですので、ある程度屈強な体をした職人さんで無ければ、
なかなかホースを上手いことコントロールすることができません。
地味に見えますが、結構大変な仕事なわけです。
(最近は季節が良いですが、これが夏だと炎天下で大変なのです。)

本の小一時間程度で、家全体の捨てコンクリート施工が終わりました。
ここから、基礎の鉄筋工事が始まっていきます!

 

岸和田市の市街化調整区域での建築相談が通りました!

岸和田市のT様からのご相談により、岸和田市内にあるご自身が所有されている「調整区域」内の土地について、
新たに住宅建築が可能かどうかと言う事前の相談を、岸和田市役所に行っていました。

日本の土地は、大きく「都市計画区域」「準都市計画区域」「非線引き都市計画区域」
と、言うものに分けられます。

そして、都市計画区域は更に、「市街化区域」「市街化調整区域」
に分けられます。

市街化区域とは、いわゆる市街地のことです。
市街化調整区域とは、その市街地にはしないで自然環境などを残していきましょうと言った意図がある区域の事です。
ですので、この市街化調整区域とされている地域では、原則、家などの建築物は建てられない事になっています。

しかし、昔からこの地域に住んでいる人にとっては、それではあまりにも不便です。
ですので、昔からこの地域に住んでいる人で、農業を営んでいる人や、その子孫で、一緒にこの地域に住み続けている人には、
特別に家を建てても良いと言ったような規定がある場合があります。(市によって異なります。)

今回ご相談に来られたT様は、昔からご両親とこの地に住まわれています。
そして、ご両親が畑をされていた土地に新たにご自身のご家族の家を建てたいと言う事で、
ご相談に来られました。

APWフォーラム
元々は畑のこの土地での建築計画です

基本的に、ご自身が農業をされている場合は、持っている土地に家を建てることが可能です。
しかし、職業が違う場合は色々な条件が満たされない限りは、家を建てる事ができません。
そして、その条件に関しては、市が決めた条件となっていて、事前に役所に建てられるかどうかの
相談をしないといけないことになっています。

岸和田市役所では、この詳細な条件については直接相談に来た人にしか開示しない方針をとっていて、
私がT様の代理人として、相談することになりました(建築の専門的な知識が必要なため)。

相談と言っても、一度行けばそれで可能かどうか分かるような簡単な相談ではありません、
住民票や戸籍、昔の建築計画の有無などの資料が必要な上に、
家族ごとに条件を満たしているかどうかの追加資料も必要になります。

役所側も全ての人が、これらの条件を完璧に把握していると言うわけでは無いので、
この場合は、こう言う資料が必要で、この場合はこう言う資料を揃えて欲しい、
と、言った話が順々に出てきます。

何度か相談しに行った後、一度は条件が揃わないと言う事で、建築が不可能と言う事になりかけたのですが、
今年に入って、新たに規定された条件が準用されることが発覚し、その新しい条件で建築が出来ないかどうかを
改めて、市役所側で調べて回答して貰える事になりました。

市街化調整区域での建築となると、「農業委員会」と言われる組織の許可も必要になります。
更には、役所の他のいくつかの部署の許可も必要になるので、なかなか時間が掛かります。

揃えた資料を、それぞれの関係部署内で確認し、現地(建てる予定の場所)調査も経て、
本日、建築が可能であることの連絡が入りました!

今回、この知らせがくるまでヤキモキさせたかもしれませんが、
何とか無事に計画が進められそうです。

一重に家づくりといっても、地域ごとに様々な規定があります。
その点に関して、専門家に相談することが必要な場合(場所)があることを
知っておくと良いと思います。

 

新たな工事が土用による工事中断をまたいで始まります!

東大阪市にて、新たに工事がスタートしました!
ここで計画されている建物は、
ZEH(ゼロエネルギー住宅)で、HEAT20(ヒート20と言う団体が規定する
G2レベル(最高レベル)の断熱性能を有する建物が建築される予定です^^

地盤改良工事がスタート!

したのですが、実は「土用」の期間をまたぐために、
工事が一旦中断します。
土用明けに工事が再開されるのですが、土用とは一体何でしょうか??

土用と工事
土用により工事中断中!

土用とは、雑節(ざっせつ)と呼ばれる季節の変わり目に設けられた特別な期間のことで、
節分や彼岸と言った期間と同列です。

雑節は、そもそも五行(ごぎょう)と呼ばれる中国由来の自然哲学の思想です。
(全てのものは、木・火・土・金・水の5種類で出来ていると言う説)

春に木、夏に火、秋に金、冬に水、ということになっていて、
残った土は、季節の変わり目ということとなって、これを「土用」と呼ぶようになりました。

この時期は、土の気(力)が盛んになると言う事で、土を動かしたり、穴を掘ったりしてはいけないと言う事になっています。
ですので、この習わしに従い、この期間中は工事をしないことになりました。
(以前にも、土用の期間を工事しないことになった事がありました。)

季節の変わり目にあるこの土用は、だいたい18日ほどの期間があります。
土用の期間がはじまることを、土用の入りと言いますが、この土用の入りは、毎年少しづつ違います。
また、土用の入りが決まる方法も2種類あるので、注意が必要です。
今年の夏は7月19日からと言う事で、ここから8月18日までは、工事をしないことになりました。

季節の変わり目を表す、この土用の期間。
気候が変化するので、比較的温度変化が激しい時期でもあります。
ですので、この期間には特に健康管理に注意しましょうと言うことも言われます。

四季はともすれば、日本特有のものと思われがちですが、
実は、中国にもあれば他の国でも四季に近い考え方があります。
(英語でもあります Summer Winter Spring Autumn)

ですので、中国においても同様に季節の変わり目に感じ取る変化を、
「気」の変化と捉えたのだと考えられます。

最近では、「土用の丑の日」と言うフレーズをスーパーマーケットの広告などで見かける程度で、
土用を意識する機会はめったにないと思いますが、折角の家づくりと言うイベントにおいて、
土工事が忌み嫌われるこの期間に敢えて土をいじるのではなく、避けたいと思われるのは、ある意味で当然かもしれません。

また、土用の期間が開けて工事が再スタートする時期には、お盆が終わる頃となります。
ひと時の休暇を過ごしたあとに、リフレッシュして更に新たな気持ちで工事がスタート出来れば何よりです^^

 
 
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