順調に工事が進んでいる、寝屋川市のO様邸。
この建物は、土地に高低差があり、一部建物を持ち出しと言って、
宙に浮いた部分を作っているので、2階建ての木造住宅では、
普段は行う必要のない、許容応力度による構造計算と言うものを行なっています。
そのせいで、鉄筋の量は半端無く多いです・・・
また、使用している鉄筋の太さも、あまり木造住宅ではお目にかかることのない、
D16と言う、鉄筋の太さが約16mmにもなる物も使用されています。
鉄筋の間隔も通常より密に配置される計算となっており、非常に量も多くなっています。
配筋工事が完成した様子
この日は丁度、瑕疵担保と言う構造を保証する保険機関からの派遣建築士による検査も
行われました。
図面と照らし合わせながら、一つ一つ丁寧に確認が行われます。
鉄筋は、使用されている材料の経や鉄筋同士の間隔、定着と呼ばれる鉄筋同士の
繋ぎ目となる部分の重なり具合、かぶりと言う、表面からの鉄筋の距離、
など、割りと多くのチェック項目があります。
増して、この建物は通常違い、場所場所によって鉄筋の太さや間隔が違うので、
図面との照合が重要になります。
検査員とは別で私も確認を行い、キチンと施工されている事を確認して
この日は終えました^^