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あなたは新築する家の間取りにどんな要望がありますか?
これから住む人数や欲しい部屋などは決まっていても、
それぞれの部屋の具体的なイメージが浮かばない・・・
そんな方も多いと思います。
ハウスメーカーの中には
無料でプランを描いてくれるところもありますが、
要望がはっきりしていないと、
合理的だけど面白みのない図面が出てくるのは当然です。
そこで、
プロに任せる前に一度は自分たちで理想の間取りを考えてほしい!
という思いを込めて、間取りを考えるための流れとポイントをわかりやすく紹介します。
プランを考える前に
まず、間取りを検討する前に行ってほしいこと。
それが、敷地の状況をよく確認することです。
新築する際に土地から購入される方はもちろん、
建て替えの方も改めてまわりの家の状況を確認してください。
下に敷地をチェックする時のポイントを挙げますので、
参考にしてください。
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◆ 敷地の状況
まずは、あなたの敷地はどんな状況なのかを確認します。
◇ 法律関連
法律の変更などによって、今建っている家と同じ条件の家が建てられるとも
限りません。
そのため、現状守るべき法律をチェックします。
こちらのページで詳しく紹介しています。 |
◇ 道路、付帯設備、樹木など
道路との高低差がどれくらいか、道路の交通量や上下水道・ガスの位置、
電柱の位置や樹木など
- 前面道路の交通量はどうなのか
交通量や人の流れが多い場合、窓を設けても騒音が入ってきたり、
人目が気になって開かずの窓になったりといったことが考えられます。
そのため、交通量や人の流れによって間取りも変わってきます。
- 上下水管やガス、電気などどこからひかれているかを確認しましょう
現在の付帯設備が使えるケースは稀ですが、
敷地の中に引き込まれている場所から水回りを離してしまうと
付帯工事にかかる費用が高くなります。
工事費用を考えるとできる限り敷地への引込位置から近い場所に
水回りをまとめる方が有効ですので、予め確認しておきましょう。
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- 新築した後も残したい樹木
エクステリアではありますが、
敷地内にシンボルツリーを希望される方も多いです。
目隠しや直射日光を遮るなどの機能性なども得られるので、
間取りなどにも活かしていきたいところです。
◆ 隣地の状況
家を建てる場合には、後から建てる方がある程度配慮しないといけないようになっています。
また、建てた家の採光や採風を考えると、視線が合う位置に窓があるのも
落ち着かない原因になります。
そのため、窓の位置やエアコンや給湯機の屋外機の位置などは配慮したいところです。
そのため、隣地建物の境界までの距離や隣地の窓の位置や室外機の位置、
日中の影の影響などを確認しましょう。

プランを考えるための流れ
間取りの肝は生活の動線や視線をイメージすること。
その動線、視線は
『家に住む人の目線』と『家に招かれた方の目線』の両方の立場でイメージすることがとても重要です。
そうしないと、
「LDKを広いワンルームにしたけど、来客の時には子供にご飯を食べさせることができない」
などといった問題が住み始めて出てきてしまいます。
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それを大まかに考えるために、『ゾーニング』をすることをご紹介しました。
関連ページ
ゾーニングが出来たら、部屋の形状や大きさを決めて具体的な間取りの作成に入ります。
具体的な間取りを作成しようと思うと、各部分の広さをどうするのかや
家具のレイアウトなど迷うことも多いと思います。
理想の間取りを実現するために知っておくといい基礎知識をここでお伝えします。
家を設計する時のノウハウを身につけて、理想の家を実現して下さい。
各部屋ごとに「配置のポイント」「レイアウトの方法」「目安の広さ」などを
詳しく紹介しています。
(下のリンクをクリックすると新しいウインドウが開きます)
- LDKの間取り、レイアウト
- 寝室や洋室、子供部屋の間取り、レイアウト
- 和室の間取り、レイアウト
- 玄関の間取り、レイアウト
- 階段の間取り、レイアウト
- 浴室の間取り、レイアウト
- 脱衣洗面所の間取り、レイアウト
- トイレの間取り、レイアウト
- 収納の間取り、レイアウト

最終更新日:2011年11月27日
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