みなさん、普段お使いのキッチンの高さに不満はありませんか?
キッチンは、毎日使う場所で、作業のしやすさによって、調理が楽しくなったり億劫になったり
するものです。
せっかく家を建てるなら、自分の体のサイズに合ったキッチンを選びたいものです。
ここでは、キッチンの高さを決めるポイントを紹介しますので、参考にしてみてください。
台所仕事で体に最も負担がかかるのは、洗いもの!?
調理を行う上で、洗いものの時間は非常に長いものです。
野菜を洗ったり、食器を洗ったり。

調理から片付けまでの時間の半分はシンクの前で作業する時間だというデータもあるのです。
私の場合、そのシンクでものを洗う作業が調理の中で嫌いな作業なのですが、皆さんはいかがでしょう。
野菜を洗って皮を剥いたり、食器を洗うときは、腰を少しかがめた状態で、同じ作業の繰り返しです。
同じ作業を繰り返すことが嫌いという性格もありますが、10分も同じ体勢で作業していると
腰が痛くなってきて、作業の途中で腰を伸ばす体操などをしないととても続けてられない状態になるのが
とても億劫なのです。
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シンクに体をあずけて作業すると、服が濡れてしまいますし、イスに座って作業すると、
他の作業をするときにそのイスが邪魔になるし、どうにかならないかいつも考えています。
ただ、キッチンを選ぶ際に自分にあったシンクの高さにすることで、体への負担を軽減することが
できるのです。
腰が痛くなる原因は、シンクの洗い場部分が低すぎることが挙げられます。
低いと前傾姿勢にならざるをえませんし、その体を支えるものがないので、腰に力を入れておかなければ
なりません。
つまり腰への負担を軽減するためには、少しでも体を起こした状態で作業できるよう、シンクの高さを
上げることと、もたれかかっても濡れないような少し盛り上がった縁があるキッチンを選ぶことです。
あなたに合ったキッチンの高さの計算法
では、腰に負担がかからないシンクの高さはどうやって出せばいいのでしょう。
キッチンの高さは、JISの規格にあるように、5cmごとに選べるようになっているのが一般的です。
JIS規格では、切るときの体勢を基準に高さを出しています。
計算式は、
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(身長) ÷ 2 + 2.5 cm = (基準高さ)
となります。
つまり、身長155cmの人は、高さ 80cm、165cmの人は85cmといった具合です。
ただ、ものを切るときにちょうどいい高さと洗いものをするときの高さは少し変わります。
洗いものの場合は、先ほど書いたように、少し高めにしておいた方が腰への負担が減りますし、
逆に、ガスレンジ(IHクッキングヒーター)などの高さは、少し低めの方が使いやすいのです。
※「少し」の具体的な数字は人によって様々ですが、3cm程度とお考えください
ただ、この数値がすべてではありません。
癖などもありますので、実際にショールームなどに行って高さを確認する方がいいでしょう。
キッチンの高さの種類
キッチンの高さは、80、85、90、95cmの4種類がJISで決められています。
5cmごとですので、まずはショールームなどで上の計算結果に近いものから試してみてください。
また、ショールームで確認する時には、家と同じ状況を再現することが重要です。
靴を脱ぐことはもちろんですが、普段スリッパを履いたり、マットなどを敷く予定があるのであれば、
その高さも考慮しておくべきです。
あとで失敗したといっても、取り替えることは簡単ではありませんしね。
ちなみに、現在は、キッチントップがすべて同じ高さとなるものが主流です。
見た目の綺麗さや、掃除のしやすさなどが支持されているのでしょうが、作業しやすい高さは、
それぞれの作業によって違います。
機能性を考慮するのであれば、「切る」、「洗う」、「加熱する」の作業場所が分けられる、
アイランドタイプのL型のようなキッチンもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。
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