住宅の防水性能の確認方法

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雨漏りは保証されている!

まず始めに知っておくと良いのが、雨漏りに関しては法律上、10年間の保証があります。
これは、どんな企業に依頼して施工させても、必ずその企業は保険に入るか、それに該当する措置をとることによって、保証する義務があります。

もし、仮に施工した企業が倒産したとしても、代わりに保証している保証会社がその企業が無くなった後でも、雨漏りの修正に必要な金額を保証することになっています。

新築時における施工不良による手直しは、約8割が2年以内におこると言う調査結果があります(全国建設業協会による)。
4年を超えた場合に生じた手直しは、1割程度ということで、新築して直ぐに手直しが生じる事が多いようです。
ですから、新築時における施工不良が原因で生じる雨漏りは、大体10年の保証があれば、ほぼ保証されると考えて良いのでは無いでしょうか。

大きな雨漏りが生じた場合でも、最悪はそのような保証が利用できる事を知っておきましょう。

ただ、実際にこの保証が使われる件数は、年間に1000件未満のようです。
新築が年間に70万~80万棟建てられる事を考えると、大きな雨漏りは0.2%程度と言う事になります。
これは、保証が必要になった事によって、雨漏りが生じる原因となりうる材料を供給しているメーカーや施工をする工務店や企業などが、保証を行わずに済むようにしなければならないと、意識が変わり、急速に対応が広まった結果と言えるでしょう。

しかし、保証が使われない程度の雨漏りはこれ以外にも生じている可能性があります。
直ぐに住めなくなるような雨漏りは起こり難いとしても、若干の雨漏りが木材や使用されている金属類(釘や金物)を劣化させ、耐久上宜しくないことも考えられるので、やはり雨漏り対策をどのように行っているのかを知っておくことは重要です。

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雨漏りが起きやすい箇所の施工の仕方を確認!安

どのような雨漏り対策が行われているのかを知るためには、まずは施主となるあなた自身が、どういった場所で雨漏りが多いのかを、知っておくと、たずね易いはずです。
勉強熱心な企業さんであれば、必ず何らかの答えが返ってくるはずです。

『雨漏りが生じやすい状況や箇所』

  • 【軒の出が短い場合】
    軒の出が、20cmより短くなるとかなり施工の精度が必要です。また逆に、軒の出は長くなれば長くなるほど、雨漏りが生じ難い状況になります。
  • 【バルコニーの角部分】
    上の図にあるような、バルコニーの角部分には防水用のシートに『ピンホール』と呼ばれる、目に止まり難いような小さな穴が空く場合があります。このピンホールへの対策をどのように行っているのかを知ると良いでしょう。
  • 【バルコニーの床の防水】
    バルコニーの床の防水が一般的な『FRP防水』と呼ばれる方法で防水されている場合は、窓等の金属との境目をどのようにしているのかを確認しましょう。基本的にFRPは金属との相性が悪いので、その部分に剥がれが生じやすくなっています。 対策例)下図のようにシーリングをしているなど
  • 【バルコニーの手すりの上部】
    バルコニーの手すりに使用する材料は、アルミ等の金属の場合が多いです。その他の材料の場合でも同じですが、この材料がキチンと雨漏り対策をこうじたものを使用しているのかの確認してみましょう。 対策例)ボルトのシーリング
  • 【窓の周り】
    窓の周りから雨漏りが生じることもかなり多いです。通常、窓の周りは防水用に使用されるテープで防水をします。このテープの貼る手順や、その他の防水の仕方についてなども、何か対策をしているのかも確認すると良いでしょう。 対策例)ベロ、テープの貼り手順、ローラーの使用
  • 【配管などが壁を貫通している部分】
    配管が貫通している部分については、その配管の周りから雨が入る可能性があります。この部分もどのような対策をしているのか、確認が必要です。 また、配管の管自体から中を通って雨が入る場合も考えられます。仮に配管の中に雨が入っても、それ以上中に入らないように、対策が行われているのかを確認しましょう。 対策例)
  • 【防水用のシートの施工手順】
    防水用のシートには、施工の手順があります。その手順をしっかり把握しているかも確認が重要です。また、シートに利用されるテープがある場合も、相性の良いテープを利用していないと、劣化を起こします。この辺りも確認が必要です。
  • 【壁の内側に通気があるか】
    近年では、外壁はどのような種類の外壁であれ、外壁とその内側にある構造の柱や壁との間に、空気が通る層を作ります。この層があるか無いかで、かなり雨漏りのリスクが変わりますので、確認が必要です。外壁通気層と言えば、分かるはずです。
  • 【庇やシャッター等の後から外壁に取り付けるものがある場合】
    これらの取り付け方法をどのように行うのかによっても、雨漏りが生じやすいかどうかが変わってきます。キチンと対策を聞いておきましょう。

防水ひとつとっても、上述のような点に対して質問することで、その住宅会社の施工に対する「姿勢」が見えてくるわけです。
防水性能は、その企業の姿勢を確認する意味でもとても重要な性能です。
上記のような箇所に対して、どのように施工を行っているのかを聞いてみましょう!

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