パッシブソーラー

<スポンサードリンク>

 パッシブソーラーとは、太陽光と言う自然の力を機械などを介して変換するのではなく、そのまま利用すること。

 パッシブソーラーとは、太陽と言う自然の力を極力利用した住宅とするための手法の事で、主には「太陽熱利用」の事を指す。

パッシブソーラーは住宅で消費される5大原因、暖房、給湯、照明、家電、冷房の内、
暖冷房や給湯の省エネルギーに貢献する手法といえる。

 

『パッシブソーラーによる冷暖房負荷の軽減』

 パッシブソーラーは、夏や冬の冷暖房に掛かる負荷を軽減させるために、

・夏は太陽の直射日光を極力、住宅内に取り入れないように工夫
・冬は太陽の直射日光を極力取り入れるように工夫

することが、主な着眼点である。

例えば昭和50年代の住宅では、夏場に窓から入ってくる熱の量は家全体の7割程度と試算される。この殆どの原因が、窓から入ってくる直射日光の影響と試算される。(屋根が暖められる量は、全体の1割程度)

このため、パッシブソーラーによって夏の直射日光を防ぐことは、夏を過ごしやすくするためには極めて重要な事となる。直射日光を窓から直接取り入れないためのパッシブソーラーとしての工夫は、庇を設けたり、窓前の落葉樹など窓と太陽の間に、日射を遮蔽する「もの」を計画することにより防ぐ方法が主となる。

但し、パッシブソーラーでは冬場に極力太陽の直射日光を取り入れたいので、遮蔽物が年中日射を遮蔽しては、逆に冬場の暖房が余分に必要になる。従って、夏と冬の太陽高度の違いを利用して、庇の長さを工夫したり、夏場にあった、遮蔽物を冬場には取り除けるように工夫(オーニングやすだれ、落葉樹など)する事が重要である。

また、屋内で冬場だけに直射日光を取り入れることが出来れば、その直射日光が当たる場所に太陽熱集器として、レンガやコンクリートなどの蓄熱出来る素材を取り入れる工夫もある。パッシブソーラーと言う手法によって、太陽熱をレンガやコンクリートなどの蓄熱体に収集し、暖房に活用することをダイレクトゲインと呼ぶ。

ダイレクトゲインによる暖房は、不快とされる空気の流れを起こさずに暖房する事が出来るため、一般的には快適な暖房手法と言われている。
しかし、このダイレクトゲインの注意点として、冬場の日射と言えどもあまり太陽熱を収集しすぎると、住宅内が暑くなりすぎる事もある。自然の力を活かすことは、省エネにとって理想に感じるが、自然の力は活かす事は出来ても、コントロールすることは難しい。
この点は、パッシブソーラーの欠点とも言える。

ダイレクトゲインに利用される蓄熱体は、熱容量と呼ばれる物理数値が高いほうが有利で、一般の木造住宅ではこの熱容量は小さくなりがちである。

 

『パッシブソーラーによる給湯』

太陽の熱によって、水を温める事で給湯に利用する事も、パッシブソーラーと呼ぶ。
但し、給湯に利用できる温水状態にするには、水を直射日光の下に置いて置くだけでは温度上昇に限界があり、太陽熱温水器と呼ばれる、専用の太陽熱収集器を用いて、温水を温める必要がある。

給湯用の太陽熱収集器は、屋根面に置かれる場合が多い。このため、屋根の高さまで水を上げて、温まったら温水タンクに保存すると言う一連の流れがあるため、太陽熱温水器と呼ばれる、ポンプ機能なども兼ねた、給湯装置が必要になる。

 

 

『パッシブソーラーの計画方法』

パッシブソーラーと言う手法で計画するための、最重要とも言える点は住宅の配置計画である。
隣地や周辺状況を踏まえて、住宅をどのように配置し、窓をどこに配置するかを考慮する事が、パッシブソーラーを左右する大事な要素であり、この点は設計者の力量に左右される点でもある。

太陽の直射光は、1年を通して予想することが容易で、まずは太陽の軌道、隣地の建物などによる影の影響などを考慮した、配置とする。また、近隣の将来に配慮した計画とすることもパッシブソーラーでは重要になってくる。

 

 

『パッシブソーラーとアクティブソーラー』

 

 

これらのパッシブソーラー手法を組み合わせて、パッシブソーラーシステムと呼ぶことがある。
また、パッシブソーラーに対をなす言葉として、アクティブソーラーと言う言葉もある。
パッシブ(受動的)とアクティブ(能動的)と正反対の言葉であるが、明確な区別はつき難い。
アクティブソーラーの代表格と言えるものが、『太陽光発電(PV)』で、太陽光をそのまま利用するのではなく、太陽光パネルを介して、電気に変換しエネルギーとして利用する。
電気は、使用用途がかなり広いためさまざまな省エネルギーに役立つと考えられ、暖房や冷房はもちろん、照明や家電など電気を駆動源とするものに対して、省エネルギーとなる。


サイト内検索



サイト運営者の紹介

 

運営者太田

大阪府在住
大阪での注文住宅、 家づくりを応援する 家づくりの「みちしるべ」 太田 周彰(のりあき)です^^)
⇒太田周彰の想いをぜひお読みください

 

運営者木村

大阪府在住
大阪での健康的な 家づくりを応援する 家づくりの「みちしるべ」 木村 敏幸です!

詳細はこちら

 

「どこに頼めばいい家が  建てられる?」 「もっとローコストで  建てられない?」 そんな一戸建て注文住宅、 家づくりの悩みを我々が 解決します!

地元優良工務店への 【競争入札】で、 コストダウンをサポート。

着工後は施工状況をチェックし、 欠陥住宅の心配もゼロへ!

ハウスメーカーよりも 【ローコスト】で【高品質】 な注文住宅を可能とする サービスも運営中!

住宅CMサービスご利用事例