NO.41 インフォームドコンセントとは??

 『住宅みちしるべ』が綴る
           |ナットク|して建てる【家作り】総合マガジン
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 《週刊》家を【ナットク】して【建てる!】人の みちしるべ
                              ~第41号~
                                    
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 【今週のテーマ】
 
 ・インフォームドコンセントとは??
 ・樹脂サッシと複合サッシの正当な評価
 ・編集後記
 
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 このメルマガでは、
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 ここ最近、何かと買い物に行く機会が多いのですが、
 全く同じものが、あるところで100円で、他のところでは180円と
 言ったような、価格の違いをよく目にします。
 
 先日も、家電量販店に行って家電を買おうと思ったのですが、
 店頭で出ている価格って、あてにならないなと思うくらい
 値段と言うものは上下するものです。
 
 店頭で出ている価格をそのまま買うのは、もはや正直な人と言うよりかは、
 可哀想な気持ちすら出てきてしまいます。
 
 家を建てると言うことも、「店側」の言いなりでは私としては可愛そうな
 気がします。
 いちいちうるさく、文句を言う人だけが得する世界って何か違う感じが
 します。
 
 その辺りを変えていけたらいいなと思う、今日この頃。
 
 それでは、今週も参りましょう!
 
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 ▼インフォームドコンセントとは??
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 皆さんは、インフォームドコンセントと言う言葉を知っていますか?
 医療の世界では、よく言われる言葉のようですが、
 私も最近になって知った言葉です。
 
 医療の世界では、患者が治療などの内容についてよく理解したうえで、
 方針に合意すると言う意味だそうです。
 
 説明する内容としては、対象となる行為の名称・内容・期待されている
 結果のみではなく、代替治療、副作用や成功率、費用、予後までも含んだ
 正確な情報が与えられることが望まれるそうです。
 
 近年、訴訟の多い医療には必要な考え方なのかもしれません。
 

          ▽ ▼ ▽
 
 このインフォームドコンセント、医療の世界では賛否両論あるみたいです。
 インフォームドコンセントを実現しようとすると、
 患者が自分の病気について必要以上に知ってしまう必要があるからです。
 
 ですから、例えばガンなどの告知を本来であれば望まない患者に、
 医者が訴訟を避けたいが為に全てを告げてしまうのは如何なものかと、
 倫理的な問題が投げかけられているようです。
 
 転じて、家づくりの世界にこのインフォームドコンセントを
 当てはめて見ると、私の個人的な意見としては、
 
 「絶対に必要」
 
 だと思うわけです。
 
 これは、施工者が訴訟を避けるためにすると言う意味でなく、
 施主側が当然の知る権利として、建てられる家のひとつひとつについて、
 この材料を使えば、こんな利点があるが副作用としてこんな欠点もある。
 などと言った事を知った上で、両者が合意すべきだと思っています。
 
 一見、両者にとって面倒くさいようなことのように思えるでしょうが、
 これをしておけば、後々のトラブル回避にも繋がるし、
 また、何よりも自分が納得して家を建てることが可能になると
 思うのです。
 
 多くの物を買う場合、その中身がどうなっているかまでは知る必要が
 ほとんど有りません。
 と、言うのも自分に害を与えない限り、使う分には問題ないし、
 例え故障してもまた新しいものを買えば良いからです。
 
 反面、家と言うものはそう言う訳にはいきません。
 家に使われる材料次第で、健康を損なうこともあるし、逆に健康的に
 なることも有りうるのです。
 家次第で子供の成長に多大な影響を与えるものですし、
 家族生活にだって大きな影響を及ぼすものです。
 
 ですから、極力インフォームドコンセントを実践することで、
 想定される事態を把握しておくこと、望まれる期待を知っておくことが
 重要だと思うのです。
 
           ▽ ▼ ▽
 
 トラブルの多くは、「聞いていなかった」と言う類のものが多いです。
 これらもインフォームドコンセントをしっかりと行っておけば、
 恐らくは避けられたであろうことが多分にあると思います。
 
 そして、住宅の供給側も今まではそのリスクについて明確に
 説明することを避けてしきました。
 
 施主に対して、過大な期待ばかりを膨らませて現実を見せない。
 相手が子供であれば、それも「素晴らしいこと」だと思います。
 有名な映画、「ライフ・イズ・ビューティフル」であれば、
 戦争をゲームだと偽って、子供に不安を抱かせなった
 父親の行為も絵になるのですが、家づくりは決してそうではありません。
 
 『ライフ・イズ・ビューティフル』→ http://amzn.to/b17Is3
 
 家づくりは楽しく、まためでたい事であると同時に、
 新しい生活を始めるための、準備でもあります。
 
 その準備を、全くの他人任せにすればするほど、
 生活に現実味が無くなってしまいます。
 
 家づくりをするのであれば、まず自分たちがどんな生活をしたいのか、
 どんな将来を作り上げたいのか。それを想像してみることから
 はじめてみて下さい。
 
 勉強にしても、仕事にしても、「計画をしっかり立てる」事が、
 良い結果に繋がる近道です。
 
 家づくりも理想の未来への「計画」を建ててやるわけです。
 そして、各々に描いた計画を実現するためにも必要なことが
 インフォームドコンセントだと思うのです。
 
 逆に、インフォームドコンセントを実現するためには
 業者側の高度な知識も必要となります。
 業者側から自ずと説明してくることが一番なのですが、
 多くはそうはならないでしょう。
 
 では、逆に施主であるあなたが求めた説明に、
 業者側がその場でなくとも、答える姿勢を示すか。
 と、言うことも判断基準の一つになると思います。
 
          ▽ ▼ ▽
 
 今回は、インフォームドコンセントと言う言葉が意味するところの
 必要性についてお話しました。
 
 インフォームドコンセントは、その内容だけに留まらず、
 お互いの相互理解のためにも必要なものだと思います。
 
 「なんだか分からないけど、まぁいいか医者に任せよう・・・」
 それで後悔をする人、訴訟を起こす人が多くなっているからこそ
 インフォームドコンセントの重要性が言われているわけです。
 
 これは、家づくりでも全く同じことだと言えるのです。
 「大手だし安心だからまぁいいか。任せよう・・・」
 果たしてあなたはどう思いますか?
 
 それではまた来週♪
 

 
             <編集人:住宅みちしるべ 太田周彰>

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  【次は、ちょっとコーヒーブレイク♪】
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 ここではより良い、家作りのための豆知識や
 住まいの環境を快適なものにするための情報を発信するコーナーです。

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     『樹脂サッシと複合サッシの正当な評価』

                <住宅みちしるべ 太田周彰>
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 こんにちは。
 
 前回、高気密・高断熱住宅が省エネ対策にとても重要な位置を占めるもの
 だと言うお話をしました。
 
 今回は、その中で出たもう少し詳しい話についてです。
 
 高気密・高断熱住宅は、高い断熱を実現するために必要な要素が
 2つあります。
 
 それは、 断熱材 と 窓
 
 です。
 
 これらの断熱性能を上げることで高断熱住宅は実現します。
 
 そして、この窓について最近まで不正ともいえる省エネ基準が
 公にされていました。
 
 この基準を作った東京大学大学院の坂本先生ご自身が、
 前回お話したセミナーで言われたことです。
 
 「私にも責任があると思います。」
 
 この基準を制定された坂本先生ご自身が訂正をお話されました。
 
 
 何のことかと言いますと、
 
 「樹脂サッシ」と「複合サッシ」の省エネ基準のことです。
 
 今までは、この両者が同じ省エネ性能だとされてきたのです。
 
 樹脂サッシとは、プラスチックのような材料で出来た
 窓の枠(サッシ)の事で、
 複合サッシとは、プラスチックとアルミを合わせて作った
 窓の枠の事です。
 
 だれの目から見ても、明らかに断熱性は樹脂サッシの方が上です。
 それを今までは無理から同じ性能のものとして公的に指標を
 出していたのです。
 
 坂本先生はその内幕についてもお話をされましたが、
 ここでその詳しい内容には触れません。
 新しい省エネ基準では、この不当な基準を公正な基準に変える
 とのことです。
 
 つまり、断熱性能については
 
 樹脂サッシ > 複合樹脂サッシ(アルプラ)
 
 に、なります。
 
 家づくりの参考にしてみて下さい。
 
 
                    <住宅みちしるべ 太田周彰>
 
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 ■株式会社住宅みちしるべ
 〒530-0055
 大阪府大阪市北区野崎町6-8 ノース梅田203
 TEL:06-6268-8116

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 【 編|集|後|記 】
 
 
 
 ではまた、来週お会いしましょう^^)!

                        <発行人:太田 周彰>

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