No.20 値段交渉をしても無駄!!

 『住宅みちしるべ』が綴る
           |ナットク|して建てる【家作り】総合マガジン
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 《週刊》家を【ナットク】して【建てる!】人の みちしるべ
                              ~第20号~
                                     
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                         《発行部数210部》
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 【今週のテーマ】
 
 ・値段交渉をしても無駄!!
 ・ガス発電よりもっと省CO2な設備
 ・編集後記
 
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 このメルマガでは、
 家を建てる人のみちしるべ役となっている、専門の1級建築士が
 消費者に近い立場から家をナットクして建てるための情報を
 発信していきます。

 どこにも影響されない中立的な立場で、住宅業界の実態も伝えます!
 あなたの家づくりのセカンドオピニオンとしてお役立てください。
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 先週の日曜日、我々が主催する家づくりセミナーが開催されました!
 
 皆様、真剣にメモを取りながら話に耳を傾けて頂きました。
 
 これからも、定期的にセミナーは開催していこうと思います!
 
 家づくりをこれから始めようという方にはとても新鮮な内容です。
 
 セミナーの様子は↓
 
 http://www.cms-izumi.com/news/2010/04/seminar20100418.html
 
 それでは、今週も張り切って参りましょう!
 
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 ▼値段交渉をしても無駄!
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 前回、家づくりに関しては買い物ではなく事業であると言う
 お話をしました。
 
 前回までの内容は以下でチェック↓
 //www.towntv.co.jp/merumaga/
 
 家づくりは莫大な費用がかかります。それ故、今までの日本は
 国民に莫大な住宅ローンを背負わせる事で、経済を動かすと言う
 安直な考えの基に動いてきたのです。
 
 そんな、今までの家づくりですが、今回は経済的な負担を減らすには
 どのようにするのが良いのかについて、お話したいと思います。
 
          ▽ ▼ ▽
 
 まず、最初に結論を言うと値段交渉をしても無駄です。
 
 ・・・
 
 ・・
 
 ・
 
 もっと、シンプルに言うと値引き交渉をしても無駄なのです。
 
 これは、今までの買い物を続けている限り同じことが言えます。
 ただし、建売住宅を"買う"場合は別です。
 
 私がここで、値段交渉が無駄と言うのには訳があります。
 それは、現在の価格表示方法に問題があるからです。
 
 多くの場合は、まず間取りプラン(基本図面と言う)を
 計画して、それに対して見積もりが出てきます。
 
 最初は何項目かに分かれて表示がされています。
 そこには、
 
 本体工事 ○○○○万円
 追加工事 ○○○万円
 基本設計料 ○○○万円
  ・
  ・
  ・
  ・
 などと、書かれたものになっているはずです。
 そして、これを合計して
 総額 ○○○○万円
 
 と、なっているでしょう。
 
 何も言わなければ、この見積もりで
 契約にいたってしまうケースもあります。
 
 お気づきですよね?
 これで総額幾らと言われても、中身がぜんぜん分からないのです。
 例えば、家の中の扉の質は?
 どんなものつかう?
 外壁は何をつかうの??
 屋根は??
 
 この時点では、まったく決まっていません。
 それでも、契約を迫られます。
 
 「予算に合わないから」
 
 と、言うといとも簡単に値引きです。
 
 「では、ウン百万円引きます。」
 
 と・・・
 
 これは、引いたのではありませんよね。
 
          ▽ ▼ ▽
 
 また、もう少し細かい見積もりを出してください
 と、言ったとしても
 
 様々に分かれた項目の中に
 
 ○○工事 一式 ○○万円
 
 などと言う項目の羅列のみ。
 
 見ても、何がなんだかさっぱり分からない訳です。
 
 本来、見積もりを作るとき
 本当は、壁に使う材料の面積数などから、
 事細かに見積もりを出していくものです。
 
 しかし、見積もりにはそんな表示は一切されない。
 なぜでしょう?
 
 結局、材料以外に職人さんの手間賃などを入れて、
 そこに利益を乗せてしまえば、細かい見積もりを
 出す意味が無いと勝手に売り手側が
 判断してしまっているからなのです。
 
 つまり、「売る」感覚になっているのです。
 
 物を売ると思っているから、当然です。
 相手に事細かにその内容を伝える必要など無いと
 勝手に解釈するわけです。
 
 で、その都合を「買い手」側に勝手に見立てた
 お客さんに押し付ける訳です。
 
 こうして、内訳の良く分からない見積もりのまま、
 めでたく契約に至るのです。
 
 誰にとってめでたいかって?
 分かりますよね・・・
 
 
 このような現状を見ていくと、下手な値段交渉は全く意味が無い。
 始めに出てくる値段(総額)に関して言うと、
 
 「ふかし見積もり」
 
 の可能性があるので、幾分か値段交渉の余地はあるかもしれません。
 ふかし見積もりとは、「売り手」が買わせたい値段よりも、
 値引きを予想して、あらかじめ高めの値段で見積もりを出す事です。
 
 ですので、このまま契約すれば儲けもの。
 値引きを言われても、ちっとも懐が痛まない。
 
 それどころか、親切に値引きをしてくれる、
 ヒーローにさえなれる・・・
 
 
 全く馬鹿馬鹿しい事です。
 
 この、ふかし見積もり分を値引いた後でも、
 更に値段交渉されれば、今度はまだ決まっていない部分を
 弄れば良い訳です。
 
 決して、儲けになる部分を削るような事はしないでしょう。
 
 最近は原価公開などといって、建てる側が買う材料の値段と
 それに載せる儲けの部分を公開して見積もりを出すところも
 あるのはあります。
 
 これについては、またいずれ触れますが・・・
 
          ▽ ▼ ▽
 
 結局、現状の頻繁に出されている見積もりを使用している限り、
 値段交渉をしても意味が無い訳です。
 
 値段操作は「売り手」の手の中にあるからです。
 だから、「買い手」であるあなたが幾ら努力しようとしても、
 のれんに腕押しとは、まさにこの事です。
 
 と、言う事はどうすればいいか?
 簡単な話です。
 事業主である、あなたが判断できるような見積もりを
 作ってもらえば良い訳です。
 
 そうして、考え出された見積もりが
 「部位別見積もり」
 と、言うものになります。
 
 これを使って、出した見積もりをまず値段比較の
 ベースにするのです。
 
 どう言ったものか?
 
 詳しい事は、我々にお問い合わせください。
 
 
 けど、これだけでは本当の意味での値段比較は出来ません。
 では、さらにどうしたら良いのか?
 それは来週にお伝えいたします。
 
 それではまた来週♪
 
 <参考>
 //www.towntv.co.jp/2009/11/post-2.php
 //www.towntv.co.jp/2009/10/sesyusyudou.php
 //www.towntv.co.jp/2009/11/post-3.php
 
             <編集人:住宅みちしるべ 太田周彰>

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  【次は、ちょっとコーヒーブレイク♪】
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       ┌───┐      
 /\へ / ̄V  ロロ|/\ / ̄\ 
 |田  L旧   ロロ└ 日|_| 田| 
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 ここではより良い、家作りのための豆知識や
 住まいの環境を快適なものにするための情報を発信するコーナーです。

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     『ガス発電よりもっと省CO2な設備』

                <住宅みちしるべ 太田周彰>
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 こんにちは。
 
 前回、ガス発電は二酸化炭素の排出をゼロに出来るものではないと
 
 言うお話を致しました。
 
 今回は、ガス発電よりもっと省CO2に貢献できる設備のお話です。
 
 ガス発電の売りは、ガスで電気を発電して、その際に出る熱でお湯を
 沸かすと言う仕組みになっています。
 
 こうすると、電気も出来てお湯も出来ると言うことで確かに一石二鳥な
 訳です。
 
 しかし、電気を作る際に二酸化炭素が出てしまう事。
 そして、そもそもガス自体が使い続けると無くなってしまう、
 枯渇燃料であると言った点から、本当の意味での省エネとは言い難いです。
 
 反面、クリーンエネルギーと呼ばれるものは、この地球上にいれば
 無限に手に入る「エネルギーの源」を使って、実際に生活に使う
 エネルギーに変換してやる事が出来れば、我々の子供達の未来のために
 良いわけです。
 
 無限に手に入るエネルギーの源とはどういったものなのでしょうか?
 
 まず、挙げられるのが「太陽の光や熱」。
 これは、地球上で人間が生きていく事ができる限りは無くなることは
 ないでしょう。
 
 他には、「風」「地中の熱」「波」「川の流れ」などなど、
 こういったものが無尽蔵にあるエネルギーの源と言えます。
 
 このような源を使って、我々が生活に実際に使っている必要な
 「エネルギー」に変換してやれば良い訳です。
 
 必要な「エネルギー」としては、
 
 「電気」「熱」
 
 と、言ったところでしょう。
 
 実際に、家の中で使用される事で二酸化炭素の発生が大きいものは
 「照明」「冷暖房」「給湯」
 です。
 
 これらは、そのエネルギーの源として電気や熱を必要とするのです。
 
 さて、この中で特に「熱」を主に必要とするもの。
 それは、他でもない「給湯」です。
 (もちろん、暖房もですが暖房に必要な熱はそんなに高くありません)
 
 この給湯、今はどんな方法で熱を得ているでしょうか?
 主なものはガス湯沸かし器、ガス給湯器、ガスボイラー、
 このように呼ばれるものから熱を得ています。
 この他に最近ではエコキュート(電気を利用)から熱を得る事も
 可能です。
 
 しかし、電気やガスにしろどちらもクリーンエネルギーではありません。
 (電気は今のところ)
 
 では、先ほど挙げた
 「無限に手に入るエネルギーの源」
 から、熱を手に入れられるようになれば、良いと思いませんか??
 
 さっきのエネルギーの源の中に、とてもこれに向いている
 物質がひとつあります。
 
 どれでしょう??
 
 ・・・・・
 
 
 皆さん、屋根に登ったことありますか?
 登ったことのある方はご存知だと思います。
 
 特に夏の昼間などはめちゃくちゃ暑いですよね?
 あれは、なぜでしょう??
 
 そう、それは「太陽の熱」(ここではあえて、光とはいいません。)
 によるものなのです。
 
 これを上手く使えば、クリーンエネルギーでお湯を作ることが
 出来るのです。
 
 しかも、多くの方はその方法を知っています!
 
 昔、よくCMで流れていたあの方法です。
 
 それは・・・・
 あのCMを流していた会社は、悪い事をしたのでもう今はありませんが、
 本来、『太陽熱温水器』は地球にとってとても優しい設備なのです^^)
 
 しかも、最近の太陽熱温水器は効率が昔よりさらに改善され、
 かなり高い温水(80度近くまで温められる)を作れるようになっています。
 (ただし、ドイツ製品です。ドイツの技術は何でも合理的で先進的です。)
 
 これを、家で使うのに必要な分だけ取り付けてやるのが良いのです。
 これこそ、本当に省CO2で地球のために良いのです。
 
 しかも、ガスと違って太陽の熱はタダ!!!
 
 太陽熱温水器はそのイメージの悪さから、日本では廃れてしまいました。
 しかし、これが省CO2に良いことは、政府高官の連中は
 知っているはずです。
 
 如何に、売れるか売れないかでその方針を決めているか。
 企業も、国もまったく呆れたものです。
 
 本当に、良い世の中を作っていきましょう。
 それはあなたの正しい判断にかかっているのです。
 
 家づくりの参考にしてみて下さい。
 
 <参考>
 //www.towntv.co.jp/2009/10/jusetsu.php
 //www.towntv.co.jp/2009/11/post-36.php
 //www.towntv.co.jp/2009/11/post-32.php
 
                    <住宅みちしるべ 太田周彰>

 ■株式会社住宅みちしるべ
 ⇒ http://www.j-michishirube.com/

 〒530-0055
 大阪府大阪市北区野崎町6-8 ノース梅田203
 TEL:06-6268-8116

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 【 編|集|後|記 】
 
 先週に引き続き、今週も毎日新聞からの取材がありました。
 
 毎日新聞ともなると、ひとつの記事に3回もの取材があるのですね。
 
 今回は、近畿大学の岩前教授のもとで岩前先生のお話を
 
 伺いたいとの事で、我々も同行しました。
 
 今週の話題として、住宅の断熱化を義務付けると言うニュースが業界では
 
 飛び交いました。
 
 現状、日本では住宅の断熱化に関しては指針値(こうしたら良いですよ)は
 
 あるのですが、法律で義務になっているわけではありません。
 
 この件に関して、先生に尋ねてみると、少なくとも先生の所には
 
 なんの話も来ていないそうです。
 
 今の指針値を決めたメンバーの中に岩前先生もいらっしゃるので、
 
 恐らく、この件に関して現実的な話であれば先に先生にも話が
 
 行っているはずです。
 
 新聞などで、取り上げられていた内容も義務化と同時に、
 
 インセンティブ(動機喚起)についても書かれていたことから、
 
 「義務にするのであればインセンティブなど必要無い」
 
 と、言う事で先生としてはまだ話しにちょっと出た程度ではないか。
 
 との事でした。
 
 しかし、今から家づくりを考える人にとっては一度建ててしまえば、
 
 当分の間、変えることは叶わないと思いますので、ある程度
 
 断熱化を意識した、家づくりをお勧めします。
 
 (コーヒーブレークでも良さそうな内容でした・・・)
 
 ではまた、来週お会いしましょう^^)!

                        <発行人:太田 周彰>

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       //www.towntv.co.jp/
       
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