No.16 コンクリートの家の特徴

 『住宅みちしるべ』が綴る
           |ナットク|して建てる【家作り】総合マガジン
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 《週刊》家を【ナットク】して【建てる!】人の みちしるべ
                              ~第16号~
                                     
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                         《発行部数185部》
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 【今週のテーマ】
 
 ・コンクリートの家の特徴
 ・コーヒーブレイク『窓が一番寒い!!』
 ・編集後記
 
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 このメルマガでは、
 家を建てる人のみちしるべ役となっている、専門の1級建築士が
 消費者に近い立場から家をナットクして建てるための情報を
 発信していきます。

 どこにも影響されない中立的な立場で、住宅業界の実態も伝えます!
 あなたの家づくりのセカンドオピニオンとしてお役立てください。
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 先週、22日の月曜日に京都の烏丸駅ちかくにあるウィングス京都と言う
 
 場所で、住宅CMサービス京都の運営者であるポラリスハウジングサービスの
 
 主催により、家づくりセミナーが開催されました!
 
 10名を越える参加者の方々が熱心に家づくりについて、勉強されるその
 
 まなざしを見ていると、やはり一生に一度と言われる家づくりに対する
 
 想い入れを感じずにはいられませんでした!
 
 次回、大阪でのセミナーは4月18日(日)となります。
 
 家づくりに対する熱い思い入れのある方、お待ちしております!
 
  http://www.cms-izumi.com/news/2010/03/418in.html
 
 それでは、今週も張り切って参りましょう!
 
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 ▼コンクリートの家の特徴
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 前回までの2回に渡り、、展示場に行く前にある程度知っておいた方が
 良い事として、家の構造に関することで特に鉄骨の家の特徴を
 お送りいたしました。
 
 前回までの内容はこちら
  //www.towntv.co.jp/merumaga/
 
 私は建築士として、材料は適材適所で使われるべきであり、
 決して経済優先の考え方で使用されるべきでは無いと考えています。
 つまり、作る側の都合を優先させてそれを買う側に納得させるために
 都合の悪いことには触れず、事実を歪めて押し付けると言うやり方は
 道徳として間違っていると思うわけです。
 
 京都のCMサービス運営者である、高田氏もよく書いていらっしゃいますが、
 本来商売は、当事者の売り手と買い手だけでなく、
 『その取引が社会全体の幸福につながるものでなければならない』
 のでは無いでしょうか?
 
 売り手よし、買い手よし、世間よしという「三方よし」の理念は、
 近江商人の経営理念に由来するものであり、家づくりこそこの理念に
 当てはまるべきものだと考えます。
 
 今週は残る、コンクリートの家と木の家のうちのコンクリートの家について
 お送りいたします。
 
          ▽ ▼ ▽
 
 コンクリートの住宅で代表的なものは、マンションなどがこれに当てはまる
 でしょう。
 (もちろんマンションの中にも鉄骨のものやその他の構造のものも
  あります。)
 
 正確に言うと、コンクリートと鉄筋(鉄の棒のようなもの)を組み合わせて
 作るのがコンクリートで作る建築物なのですが、施工に関して言うと
 非常に手間がかかります。
 
 【費用面】
 戸建て住宅の場合でも、このコンクリートで建てられた家も存在します。
 多くは非常に割高になってしまっています。
 
 これは、先に述べたように施工に非常に手間がかかり、そこに費やされる
 費用が大きいからです。
 
 総額で言うと、木造の1.5~2倍程度と考えると良いと思います。
 
 【遊び心】
 造形的には割りと自由に形が作れるため好まれると言われますが、
 「住む」と言う本来の意味を考えた時にどこまでそれに費やすべきかも
 考えないといけません。
 
 【地震や火事】
 地震や火事については、通常どおりキチンと作りさえすれば非常に
 強いものが出来やすいです。
 但し、その分もとからかかる費用が高いので、同じだけ金額をかければ
 他の工法でも同様かそれ以上のものを作ることも可能です。
 
 【居住性】
 マンションなどでは、比較的過ごしやすい空間になっていることが
 多いです。しかし、これは隣や上下に住んでいる世帯があるから
 こうなりやすいのです。
 
 また、ラット等の動物実験などではコンクリートに囲まれた空間で
 過ごすものと、木に囲まれた空間で過ごすものとの間では木に囲まれた
 空間で過ごすものの方が、長生きであると言う実験報告もなされて
 います。
 ですので、最近流行のコンクリート打ちっぱなしと言ったような、
 コンクリートむき出しで家の中で過ごすことは私はあまり
 お勧めできません。
 
 下記の様にコンクリートの居住性については、調べると色々な
 実験結果が出てきます。
 
  http://bit.ly/9tXisj
 
 
 【地域性】
 沖縄ではコンクリートで建てられた住宅が比較的に多いです。
 
 これは、戦後にアメリカの影響によってこのようなコンクリート
 住宅が増えたと言われています。
 
 ただ、他の地域ではコンクリートで建てられた住宅は比較的少なく、
 あまり、普及もしていません。
 
          ▽ ▼ ▽
 
 以上のように、あまり戸建て住宅でコンクリートの家が採用される事は
 ありません。
 
 コンクリートの家で、快適に過ごせたと言う話は聞いたことが無く、
 逆にコンクリートの家に住むことで非常に苦労されている話を聞いた事は
 何度かあります。
 
 日本人の超有名な建築家が設計した住宅があります。
 この住宅は世界的にも有名な程の建物ではありますが、
 実際にそこで住んでいる人は、異常な生活を送っているそうです。
 造形美を追求したことの代償として、「生活」としての機能が完全に
 失われてしまった、最悪のケースだと個人的には思っています。
 
 設計した本人が住めばまだ幾らか良いのでしょうが。
 
 
 建築家と呼ばれる人種の人間は、コンクリートで住宅の設計をする事を
 好む傾向にあります。
 先にも述べたように、造形が比較的簡単に出来るからと言う理由も
 あるようですが、それとは別に「設計料」の決め方にもこの理由が
 あるようです。
 
 設計料は、全体の総工費の○%といったような形で決められている
 事がほとんどです。
 そして、先にも述べたようにコンクリートの住宅は比較的高く
 なりやすいです。
 
 依頼するあなたが、何も知らずに特に構造材を指定せずに
 建築家に依頼するとしたら、何を選ぶでしょうか??
 
 ここにも、利益優先の考え方が見え隠れしてしまうわけです。
 やはり、色々なことを知った上で家を考えることは重要です。
 
          ▽ ▼ ▽
 
 以上のように、コンクリートで住宅を建てたいと計画する場合でも、
 その良いところ、悪いところを十分に理解した上で計画することが
 重要です。
 
 どの住宅会社や建築家に相談したところで、良い所は教えて貰えても、
 悪いところを教えるところは無いからです。
 
 先に出た超有名な建築家でも、自分で住むことを想像していたら、
 果たしてあのような設計にしていたかどうか、疑問の残るところです。
 
 しっかり勉強して、自分なりのフィルターを作ることが
 まず重要です。
 
 
 それではまた来週♪
 
 <参考>
  //www.towntv.co.jp/2009/12/post-47.php
  //www.towntv.co.jp/2009/11/rc.php
 
             <編集人:住宅みちしるべ 太田周彰>

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  【次は、ちょっとコーヒーブレイク♪】
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       ┌───┐      
 /\へ / ̄V  ロロ|/\ / ̄\ 
 |田  L旧   ロロ└ 日|_| 田| 
 ┴─────────────────────────

 ここではより良い、家作りのための豆知識や
 住まいの環境を快適なものにするための情報を発信するコーナーです。

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     『窓が一番寒い!!』

                <住宅みちしるべ 太田周彰>
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 こんにちは。
 
 前回、エアコンもしばしの間、休息に入りますと言いましたが、
 まだ少し休息には早いようです。
 
 最近、天気予報を見ていて知ったのですが4月の中旬頃までは
 雨が降ると、その後気温が1度程度下がる日々が続くようです。
 それ以降では、雨が降るたびに気温が上がっていくと言う事です。
 
 さて、本日は建物自体のお話に立ち返ってみようと思います。
 今日のお話は「窓」。
 
 以前にもお伝えした内容ですが、今日はもう少し掘り下げて。
 (以前の内容は以下でチェック!
  //www.towntv.co.jp/merumaga/2010/01/no04.html )
 
 最近、窓の断熱性を上げるために窓ガラスを二重にした商品や
 サッシ(周りの枠)を樹脂にした商品などが出てきました。
 
 このことにより、窓の断熱性はかなり改善されてきているのも
 事実です。
 
 最近の新築住宅では、最低でも窓ガラスは二重。
 サッシはアルミでは無いものと、言うように採用が増えてきています。
 
 さて、ここで注意して頂きたいことをいくつか挙げます。
 
 まず、こんな事を言われた場合は間違っています。
 (しかし、平気でこの事を言う建築家が沢山いるようです。)
 
 「最近では、窓の断熱性能が良くなっているから、
  窓を大きくとって、明かりを沢山とりましょう!」
  
 窓の断熱性能がいくら良くなったとは言え、本来壁であるはずの
 ところを窓にすることはNGです。
 
 窓の性能は一番良いものでも、壁の4分の1程度の断熱性能しか
 ありません。
 
 上記は、窓の断熱性能を誤解した誤った表現です。
 断熱性能の良い家にするためには極力窓を小さくすることが大切です!
 
 明かりをとるための窓に、そんなに大きな窓は必要ありません。
 それよりも、むしろ明かりを有効的にとれる『位置』に窓を設置する事の
 ほうが遥かに重要です!!
 
 
 それから、次のような話は非常に悪質かつ組織的な背景の下で
 以下のようになっています。
 明らかに事実に反することなので、注意してください。
 
 「樹脂(プラスチック)サッシと複合樹脂(アルミ+プラスチック)サッシ
  の性能が同じ」
 
 これは、今の公的の本でもこのように思わせる記述や数値が並んでいます。
 しかし、これは今までアルミサッシで生きてきた業界人の生き残りを
 掛けた壮絶な葛藤の末このようになっているだけで、
 樹脂サッシと複合樹脂サッシの性能が同じなはずがなく、【断熱】と
 言う観点だけで考えれば、同じ条件下では純粋な樹脂サッシのほうが
 有利です。
 
 アルミ業界は、同じ生き残りをかけるならもっと他の方法で有利点を
 見出しましょう。
 
 最初の例は、単なる勉強不足か自分の都合の良い解釈の末に出てくる例。
 そして、2番目の例は建築業界にまつわる「シガラミ」が生み出した
 歪んだ副産物です。
 
 あなただけは、真実を知っていて下さい。
 
 家づくりの参考にしてみて下さい。
 <参考>
 //www.towntv.co.jp/2009/10/post-57.php
 
                    <住宅みちしるべ 太田周彰>

 ■株式会社住宅みちしるべ
 ⇒ http://www.j-michishirube.com/

 〒540-0026
 大阪府大阪市中央区内本町2-4-16 オフィスポート内本町
 TEL:06-6949-9561

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 【 編|集|後|記 】
 
 京都で開かれたセミナーの直後、その場で個別相談会が行われました。
 
 そのときの様子は以下。
 
  http://hmk-polaris.seesaa.net/article/144399906.html
 
 これは、京都のCMサービス運営者の高田氏のブログの記事です。
 
 私も一組の参加者の方の相談を聞かさせて頂きました。
 
 何でも、大手住宅メーカーで建てるべきかどうかで迷われているそうで、
 
 コストパフォーマンスや企業の大きさなどについて、色々と心配されて
 
 いらっしゃいました。
 
 この後、住宅CMサービスをご利用頂くことになったようで心ゆくまで
 
 家づくりを楽しんで頂けたらと思います。
 
 次回セミナー既に何名かの申し込みがありました。
 
 まだ募集中ですのでお申し込みお待ちしております。
 ↓
  http://www.cms-izumi.com/news/2010/03/418in.html
 
 ではまた、来週お会いしましょう^^)!

                        <発行人:太田 周彰>

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 <発行・編集人>  株式会社 住宅みちしるべ 情報発信室 太田周彰
       //www.towntv.co.jp/
       
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