【家を建てる手順(流れ)】の最近のブログ記事

建売?新築?中古??

 家を新しく、一戸建てでと思った方は結構この時点で迷う方が
 多いようです。 

 一般的に、一戸建てを手に入れいる方法としては、

 ・注文住宅で新築の一戸建てを建てる。
  (既に土地がある方は、この選択肢の方が多いです。)

 ・建売と呼ばれる、土地に建物がついた新築物件を買う。
 ・中古住宅と呼ばれる、既に家が建って2年以上経つ、又は先に誰かが住んでいた
  物件を買う。

 おおまかに分けると、このうちのどれかと言う事になります。
 大きな金額の掛かる話です。
 ご自分の人生設計に合わせて、
 「建売」「新築(注文住宅)」「中古」のどれが良いかを判断する必要があります。
 
 そのうちの判断基準のひとつをここで紹介致します。

 まず、最初に知っておいてもらいたいこと。
 それは、『家の資産価値』についてです。
 
 日本の住宅は1964年の東京オリンピック以降に建てられた住宅が
 約8割を占めると言われています。
 
 つまり、如何に古くて長くもっている住宅が少ないかが分かります。
 
 そして、これらの住宅の価値ですが、新築後15年も経てば2割程度に
 まで落ち込むのです。
 
 住宅ローンを組んで、2000万円で買ったとしても、15年経てば
 その半分も返さない内に、400万円程度の値段にまで下がってしまう・・
 
 これが、今までの日本の『家の資産価値』でした。
 
 これに比べ、土地はその時の経済状況によって上がったり、下がったり
 します。なので、家ほど価値が不安定な訳ではありません。
 
 まずは、この点をしっかり知っておいて下さい。
 
 
 『家の資産価値』を残すために何が必要か。
 それは、海外と日本の住宅に対する考え方の違いにありました。
 
 イギリスでは、家は長い年月が経てば経つほど資産価値が上がります。
 なぜ、価値が上がるのか。
 
 それは、しっかりとお金をかけてメンテナンスをするからなのです。
 転売するとしても、その買い手が充分満足できるようなメンテナンスを
 しっかりして、リフォームをしてもお釣りが来るぐらいの価値に、
 住んでいる人自らが心掛けるからなのです。
 (日本の伝統的な家が、充分に整備されていて、しかも住み心地が
  良ければ、お金を出してでも欲しいと思いませんか?)
 
 これを受けて日本でも今後、新しく建てられる家に関して、『家歴書』と
 言うものをつけて、長期に使用が可能と判断された住宅に対しては、
 補助が受けられるように転換されてきています。
 
 この『家歴書』に、家のメンテナンスの記録を残していく訳です。
 そうする事で、住まい手の資産価値としての意識を高め、将来的に
 家の資産価値を上げようと努力しているわけです。
 
 つまり、今後はこの『家歴書』の有無と実際に行き届いたメンテナンスが
 施されているかどうかで、『家の資産価値』が決められる時代が来るのです。
 
 
 こうした事を背景に、中古住宅、建売住宅、新築注文住宅のどれにするかを
 迷っている場合は、その判断基準のひとつとして、『家の資産価値』が
 将来に渡って、維持されるかどうかを考えると良いでしょう。
 
 こうして、考えるとまず『建売住宅』は選択肢から消えるはずです。
 どうやって建てられたか(家歴書の内容)も分からず、それを証明する
 ものも無いとしたら。いくら安くても、将来売る時に困ってしまいます。
 (例えば、住宅ローンの返済が滞って手放す際も二束三文の値段しかつかないでしょう。)
 
 中古住宅にしたって、『家歴書』の無い中古住宅であれば、逆に値が
 落ちきった、思いっきり古い住宅を購入するほうが資産価値としては
 良いでしょう。
 この後、時機を見て新築住宅を購入する事も良いでしょうし、家の状態が
 良ければ、リフォームをしっかりお金を掛けてすることで、資産価値を
 高める事も可能です。
 (その際も、『家歴書』は、しっかり残しましょう!)
 
 新築住宅に関しても、『家歴書』を作成することを意識して、
 計画を建てる事が重要と言えます。
 もちろん、住んだ後のメンテナンスも大切です!!
 
 どれにするか、選ぶ参考にしてもらえればと思います。

家を建てる手順(流れ)

予算決め

家づくりの必読書

『家づくりで泣く人・笑う人』
若本修治 著

まず、一番大切なことは総額でいくらまでなら出せるかを試算することです。
「現金」で全額支払える方もいるのでしょうが、一般的には「住宅ローン」を
組むことが多いです。

住宅ローンは、収入などによって借り入れ限度額も決まってきます。
自分がどれくらい借りられるかを知ることも大切ですし、
生涯設計の中で、毎月の返済額がいくらなら返していけるかを
しっかりと考えないといけません。

決して他人任せにせず、自分で納得できる住宅の総予算を出す事が重要です。
もし、予算の出し方などに困った場合は専門の
ファイナンシャルプランナーに相談する事をお勧めします。
住宅会社の営業や銀行に相談する事もできるのですが、
できる限り高い建物を売りたい、できる限りたくさん貸したいといった思いがある方に
アドバイスを受けても、中立なアドバイスをしてもらえているか判断に迷いますし、
言われるがまま契約しても責任をとってくれるわけではありません。

建てる土地の決定

予算が決まったら、土地探しです。(もちろん、建替え等の場合は不要です)
総予算の中から、土地に出す金額をおおよそ割り振ります。
場所によっては土地よりも建物の方が高い場合もありますし、逆の場合もあります。
土地の広さや、法的規制の有無、インフラの整備状況や周辺環境などを確認して自分に合った土地を探します。
土地によっては家を建てる依頼先が決まってしまっている物件もあります。
果たして、それで納得できるのかを慎重に判断しましょう。
<参考>「土地の選び方・探し方」

土地が決まってくれば、住宅ローンの事前審査などで金融機関から希望額が本当に借りれるかどうかの
審査などを行う事になります。

住宅会社(建築の依頼先)探し

次に家を建てる際の依頼先探しです。
展示場に行く前に、このサイトを参考にしてどのような依頼先があるのかを
しっかりと知った上で、見学に行くと良いでしょう。


<参考ページ>

  1. ハウスメーカーの評判・比 較・坪単価人気あり!
  2. ハウスメーカーのラ ンキングあれこれ
  3. 住宅展示場の利用法
  4. 知って得する住宅設 備
  5. 展示場の案内

住宅設備を売りにしている会社もありますが、基本的に設備の寿命は
10~20年です。
そう考えると、「200年住宅」と言われるような長期優良住宅のように、

長い時間交換されることのない基礎や柱、梁などの構造に関わる部分が

どんな建て方で、どんな性能をもった家かも重視すべきでしょう。


<参考>目次「まず初めに知っておくべきこと」

建物のプランと概算見積もり

気になった住宅会社があったら、家のプラン作成を依頼しましょう。
この時点で、敷地に合った家のプランにするために、「敷地調査」と
呼ばれる敷地の広さや勾配、接する道路の幅や長さなどの土地の現況調査を行うところが多いです。


敷地調査をして、敷地の正確な大きさや法的規制の有無などが確認できますので、
実現可能な家のプランまで作成を依頼できます。
敷地調査は大手ハウスメーカーの場合、無料でプラン作成をしてくれるところも多いですが有料の場合もありますので、営業の方に確認してください。
いくつかの住宅会社で迷っていて、価格で比較をしたい場合は、この段階でのプランは極力同じような間取りで見積もりしてもらう事をお勧めします。

広さも仕様も違うと、総予算も当然違ってきますので、簡単に比較ができなくなってしまうからです。

依頼先の仮決定(設計申込)

納得して家づくりを依頼出来そうな、住宅会社が見つかれば今度は本格的なプランの打合せをするために「設計申込」を 行います。
(仮契約などと言う場合もあります。)
ここからは、実際に費用が掛かる事がほとんどです。
10万円程度~ と、言う事が多いようです。
※この段階になると、あなたが本当に銀行からローンが借りれるかどうかの『事前審査』と 呼ばれるものに申し込む事になります。

しかし、まだ実際に契約を交わした訳ではありませんので、
この時点で『やはり合わないな』等と言うことがあれば支払い金額は設計の実働費と考えて、 解約する事も選択肢として持っておくことが大切です。

地盤調査

最終的な見積もりを出すためには、地盤調査が必要になります。
土地が家を支えるだけの強さを持っているかどうかを調べるための調査なのですが、
ここで補強が必要である事がわかったりすると、その費用として100万円前後掛かることもあります。
土地から探されている方は、ここで余分な費用が掛からないように 極力良い地盤の土地を探すようにすると良いでしょう。
<参考>『地盤で住宅の費用がかわる!?』

プランの詳細打合せ

主には間取りや住宅設備(キッチン、トイレ、お風呂)をどれにするかや、電気スイッチ、コンセントの配置、 など見た目に分かるところの打合せになります。
しかし、これだけに終始せず気になるところはドンドンと質問して納得のいくまで打合せしましょう。
(大手ハウスメーカーなどは打合せ期間に制限を設けているところがほとんどで急かされますが、 納得がいく事が重要です。)


<参考>

  1. 風水や家相についての注意点
  2. エコポ イントについて知る
  3. キッチンの選び方


仕様の決定と最終見積もり

最近では、建築に関する法律が厳しくなったため工事中での仕様の変更をすんなり応じてくれるケースが少なくなっています。
ですので、この段階で自分が本当に納得したかどうかをもう一度確認してみてください。
そして、間取りや仕様が決定したら最終的な見積もりです。
この段階で当初のあなたの中で決めた予算をオーバーしていないか確認してください。
いくらローンが借りられると言っても、無理をして借りたのでは元も子もありません。
無理の無い返済計画が実現できるように、計画の見直しや適度な値段交渉も必要でしょう。

本契約

最終的な契約です。注文住宅の場合、『請負契約』と言う契約を結びます。
基本的には契約は両者が合意して成立つものになります。契約の約款内容などもよく読んで吟味し、 ここでも納得のいく内容であることを確認しましょう。
少しでも、疑問点があれば専門家に聞くことも良いですし、契約内容の変更を依頼しても良いです。


<参考>

  1. 契約内容の確認

住宅ローンの申込

この段階で、住宅ローンの本申込となります。
打合せで決まった、設計図書などと共に借り入れに掛かるある程度まとまった費用が必要になります。
●手数料:数万円
●保証料:借入額に対して0.1%程度、あなたの保証人をしてくれる保証会社に支払います。
●火災保険料:
建てる家が木造かどうか、耐火基準を満たしているか、家の規模等で金額が変わります。
一般的には30万円程度掛かります。
●生命保険料:
団体信用生命保険有名です。
返済能力のある借り手が亡くなった場合の残された家族が支払う為の保険です。

建築確認申請

計画した内容の通り、家を建てて良いかどうかを審査機関に届け出ます。
ここで、『建築確認済み証』と言う証書が発行されれば、家を建てる事を公に認められたことになります。
地域や建てる工法によってまちまちですが、審査機関は1週間程度から3週間程度まで掛かります。
ここで発行された『建築確認済み証』は大切な書類です。引渡しが終わった後に必ず住宅会社から貰うようにしましょう。
(言わないとこれらの書類を出さないところもありますので、注意しましょう。)

解体工事

建設リサイクル法と言う法律が制定されてから、解体した資材などの処分方法の記録を残さなくてはならなくなりました。
解体業者がこれらの記録を残してくれることになりますが、 もしこれに違反した場合は解体を依頼した発注者(多くの場合はあなた自身)が、罰則を受ける事になっています。
これらの記録をきちんと残している、優良な業者であることを確認の上、解体を依頼することが大切です。

地鎮祭・着工

地鎮祭は工事の安全を祈願して行う、昔からの習慣です。
近年では、地鎮祭を行わない方も多くなってきています。(地鎮祭は神主さんに支払う費用が必要です。)
この儀式が終わると、いよいよ工事の着工となります。
最初は地盤改良・基礎工事からです、家を支える重要な箇所となります。
この部分がしっかりと施工が出来ているかどうかが大切なポイントです。

上棟

いよいよ、家の骨格が出来上がっていく段階です。場合によっては上棟の日に上棟式を行う場合もあります。
最近では、大工さんの労をねぎらう意味で上棟式を行う場合もありますが、行わないケースも増えています。
この骨組みがきちんと組みあがれば、家の地震などに対する強さは8割程度完成したようなものです。

完成

上棟から完成までの期間は、工法によって大きく変わります。一般的な木造住宅では10坪で大体1月程度と言われています。
最終的に家が完成し、引渡しを受けるまでの間にその出来具合をチェックすると良いでしょう。
この段階では、まだ最終的な金額を払っていない段階ですので、割とスムーズに手直しなどが行われます。

引渡し・ローン実行・登記

いよいよ、鍵を受け取る事で引渡しとなります。
家があなたのものになる瞬間です。
一般的に工事期間中は、『つなぎ融資』と呼ばれる融資で工事代金を支払っています。
これは家が完成するまでの間、担保物件が無いため『住宅ローン』として融資を受けられないからです。
ですので、引渡しを受ければなるべく早く登記を済ませて、名義上もあなたのもになる手続きをし、 『住宅ローン』を実行して『つなぎ融資』を清算すると良いでしょう。