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木造の家の工事の流れとチェックポイント

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On-site flow

 

契約前までに

現地調査

敷地調査

地盤調査

などの調査を行い、図面や仕様の確認を行います。

その後、金額の確認を行い合意すれば
建築主(家を建てる方)と請負者(工務店やハウスメーカーなど)契約を結ぶのですが、
その後工事はどのように進んでいくのでしょう。

ここでは、工事の流れと簡単なチェックポイントをまとめました。

目    次

 

 

工事の流れ

 

工事の流れを工程表で確認してみましょう。

 

 

工事期間 1か月 2カ月 3カ月 4か月 5か月 6カ月
a.解体工事 解体          
b.仮設工事   搬入・地縄 足場組立     足場解体
c.基礎工事   根切
型枠
コンクリート打設
       
d.木工事   プレカット 上棟
屋根、外壁、
内装下地
床張
内装ボード張
仕上  
e.屋根工事     屋根葺
板金
     
f.建具工事     外窓取付   室内扉取付  
g.外壁工事       外壁張  
h.塗装工事         外壁塗装  
i.内装工事       造作家具 左官工事
クロス貼 
 
j.断熱工事     外壁 天井・床    
k.電気工事      配線
換気配管
  機器設置  
l.給排水工事   立ち上り配管 内部配管  外部配管 機器設置  
m.ガス工事   立ち上り配管   内部配管  外部配管 機器設置  
n.外構工事      玄関ポーチ       門扉
車庫
造園
検査 確認申請       中間検査   完了検査

モデルとした建物の例

※ 木造軸組み工法2階建て 約35坪
※ 充填断熱工法
※ 外装:サイディング 内装:クロス、聚楽塗り壁

 

各工事の内容は、次の項で紹介していますので、
確認してください。

 

 

ここで紹介したのは一例で、
工事の種類によって、工事の内容や工程は変わってきますが、
おおむねこのような工事内容と勧め方になっています。

木造軸組み工法の場合は、目安として、上棟から家の床面積が10坪で1か月程度を見込んでいると
完成までの所要時間が分かります。

たとえば、50坪の家の場合は、上棟から5カ月ほどで引き渡しを受けられるといった具合です。

 

なお、工場から部材を入れて、ほとんど加工が必要なく取り付けられるような場合と、
現場で加工しながら組み上げていくような場合では所要時間が大きく変わります。

また、手間を加えることで住んだ後の不具合が少なくなったり
一人の棟梁が現場を担当する方が責任の所在をはっきりしやすいといったことがあるのですが、
工期が短いとそういった配慮が難しくなる場合があります。

 

仮住まいなどの出費などがあるため、
できる限り工期は短い方がいいといった希望があるとは思いますが、
無理やり工期を短くするのではなく、
少し余裕を持った計画を建てるようにしましょう。

 

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工事内容について

 

工事の流れで紹介しましたが、
ここでは、それぞれの工事の内容を確認しましょう。 

 

 

  

a.解体工事 (必要な場合のみ) 

 

 

  家を建てる土地に既存の家がある場合には、
その家を解体する工事が必要になります。

  今は、産業廃棄物の処理は、細かな分別の方法が決められており、
昔のように一気に壊して出てきた廃棄物をまとめて捨てるということは
出来なくなっています。

 

 

b.仮設工事

 

 

 工事に必要な電気やトイレ、足場などの設置を行います。

 近隣に建材の破片が飛んで迷惑がかかる部分には、
養生用の飛散防止シート(メッシュシート)が設置されているか
必ず確認しましょう。

 

 

c.基礎工事

 

 

 遣り方・根切・型枠工事・コンクリート打設などが基礎工事です。

 

   ・ 遣り方

 

   家の位置や基礎の高さなどを決めるためのもので、
これを基準に今後の工事を進めていきます。

 

  ・ 根切り

 

   基礎の底面は地盤面よりも下になるため、
地面の掘り起こしが必要です。

   その作業を根切りと言います。

 

  ・ 地業

 

   地盤に応じて杭を施工したり、基礎を施工する前の工事になります。

   建物の高さにも影響する大切な工事です。
基礎の種類によっては、土を盛る必要もありますので、
しっかりと転圧(突き固め)がされているかチェックが必要です。

 

  ・ 防湿シート施工

 

   地面からの湿気が基礎の中に上がってこないように、
防湿シートを施工します。

   採石の上に施工する場合もあるので、
十分な厚み(0.2mm以上)があるか確認しましょう。

   やぶれていたり裂けている場合には、
その部分を補修するよう依頼して下さい。

 

  ・ 捨てコンクリート施工

 

   次の配筋工事をする際の位置決めや基礎の水平を決める工事です。

   このコンクリートは家の強さに直接関係するものではありませんが、
家が傾きなく建てられるために、重要な意味があります。

 

  ・ 配筋工事

 

   基礎の鉄筋を組んでいく工事です。

   家の寿命や強度に大きく関係する工事になりますので、
とても重要です。

   チェックポイントで確認してください。

 

  ・ 型枠工事

 

   基礎を流し込むための堰を作るための工事です。

   設計図書通りの厚みが確保されているかなどは
ここで確認してください。

 

  ・ コンクリート打設

 

   基礎のコンクリート打設は、

   基礎の底板(スラブ) → 立ち上がり の場合と

   スラブと立ち上がりを一体打つ「一体打ち」があります。

   一体打ちの方が継ぎ目の隙間が生じにくく耐久性が高いとされています。

 

   また、コンクリートは、いろんな試験すべてで合格したコンクリートか
設計や計画と相違がないかの受け入れ検査をしているかを
確認するといいでしょう。

   立ち上がりは型枠の幅で厚みを確認できますが、
スラブは、ロッドと呼ばれる大きな物差しで厚みの確認を依頼してください。

 

d.木工事

 

  ・ 土台敷き

 

   コンクリートの養生期間が過ぎたら、基礎の立ち上がりに土台を敷く工事に進みます。

   土台は、アンカーボルトなどでしっかりと緊結されているかどうかを確認してください。
このアンカーボルトは適切な位置がありますし、水平が取れているかなど
チェックポイントをしっかり確認してください。

 

  ・ 建方 ~ 上棟

 

   いよいよ家のかたちが少しずつ見えてくるようになるのが、
この上棟後です。

   建て方では、あらかじめ加工が行われた柱や梁を現場で組んでいく作業になります。

 

   建て方から上棟までは、2日程度で一気に組み上げていきますので、
現場の確認もとても重要になってきます。

   建て方工事中や上棟後にしっかりとチェックしましょう

 

  ・ 耐力面材の施工

 

   地震の力などに耐えるためにそと壁に面材を施工する施工者も増えていますが、
この面材がしっかりと力を発揮できるように、
柱や梁にしっかりと固定されなければなりません。

   固定の方法にも細かな規定がありますので、チェックポイントで確認してください。

 

  ・ 筋かいの施工

 

   耐力面材が増えてきたものの筋かいはまだ一般的に使用されています。

   筋かいは、金物を使って留め付けなければいけませんので、
筋かいが入っているかはもちろん、金物を使っているかをチェックするようにして下さい。

 

 

e.屋根工事

 

  ・ 野地板の施工

 

   野地板施工とは、屋根からの雨漏れや台風で屋根が飛んでいくのを防ぐために
とても重要な工事です。

   野地板がしっかりと留め付けられているか(150mm以下の間隔で釘やビス留め)

   をチェックしましょう。

   また、野地板の接合部は、防水テープなどの施工は雨漏れに対して有効です。

 

  ・ ルーフィングの施工

 

   ルーフィングは、屋根を雨から守るためのシートです。

   基本的には、屋根材は雨を完全に防いでくれるわけではなく、
このルーフィングの表面までは雨が入ってくるものと考えてなければ
なりません。

   ルーフィングの施工にも雨が侵入しないための重要なポイントがありますので、
しっかりと確認が必要です。

   

 

f.建具工事

 

 

  ・ 外窓・玄関・勝手口の施工

 

   窓の取り付けは、雨の侵入を防ぐための大切な工事になります。

   窓の取り付け前に、防水シートや防水テープが正しく施工されているかを
確認しましょう。

   また、将来に渡って窓などの開け閉めに不具合なく行うために、
その窓を支える構造(窓台・窓まぐさ)にも注意が必要です。

 

  ・ 内装建具の施工

 

   内装建具とは、室内ドアや窓とその枠のことで、
歪みなく垂直に木下地につけられているかを確認する必要があります。

   少しのゆがみであれば建具側で調整がききますが、
その歪みが大きいと、ドアの上と下で隙間が違って不格好だったり、
ロックを外すと自動的に開いてしまうようなドアになってしまう
危険性があります。

   また、将来に渡って開閉が困難にならないように、
下地にしっかりと固定されているかを確認するようにしてください。

 

 

g.外壁工事

 

 

  ・ 外壁防水シートの施工

 

   一部の外壁材を使用する場合を除いて、一般的に透湿防水シートの施工が行われます。

   このシートは屋根のルーフィングと同様、雨が侵入することを考慮して
施工する必要があります。

   シートの施工の方法が細かく決められていますので、
確認してください。

 

  ・ 通気胴縁の施工

 

   外壁の通気胴縁とは、壁の中の水蒸気を適切に排出して壁内結露を起こさないために
外壁材と防水シートとの間に空気を通すための空間を確保するために施工します。

   そのため、外壁の下部分から入った空気が上まで抜けるような施工がされているかを
確認する必要があります。

 

  ・ 外壁貫通口の隙間処理

 

   雨や空気が自由に出入りしないためにも、
外壁に設けた貫通口の処理をしっかりとしなければなりません。

   貫通口には、スリーブパイプなど、処理のしやすい部材を用いて、
シーリングだけでなく、テープや専用部材を用いた施工が望ましいです。

 

  ・ 外壁材の施工

 

   胴縁に外壁材を張り上げていきますが、外壁の種類によって
留め付け方法が指定されています。

   誤った施工をしてしまうと、見かけの問題だけでなく、
水が侵入し、胴縁が腐って外壁が脱落するなどの不具合に繋がるので、
施工マニュアルを確認しながら現場をチェックする必要があります。

 

  

h.塗装工事

 

 

  ・ 外壁塗装

 

   外壁を塗装する場合は、塗装するペンキが板金部分やサッシに付着すると
侵食される可能性がありますので、しっかりと養生が必要です。

   また、外壁塗装の際には、必ず塗装のために養生シートを足場などに掛けるのですが、
風向きや風の強さによっては、養生をしていない方法に飛散する場合もあります。

   塗装をされる方が近隣に注意しているかどうかを確認しましょう。

 

 

i.内装工事

 

 

  ・ 造作家具

 

   造作家具は、既製品を買って取り付けるものではなく、
現場で大工さんなどが木材などを組んで造りつける家具のことです。
(「造りつけの家具」と呼ばれたりもします)

   図面でしか確認できない部分のため、
棚の位置や出幅などを使い勝手を考えながら
現場で確認するようにしましょう。

   また、しっかりと下地に固定されているか、
コンセントなどの使い勝手なども確認しましょう。

 

  ・ クロス施工

 

   クロスを貼る前には、いくつかの工程があります。

   1、パテ埋め

    石膏ボードの突き合わせ部分やビス留め部の隙間を埋める。
すべての凹凸に対してパテ埋めされているかを確認しましょう。

   2、クロス貼り

    クロスに糊を付けてクロスを貼っていきますが、
クロスの継ぎ目はどうしても出てきます。
その継ぎ目が目立たないところになっているかを
割り付け図などで事前に確認しましょう。

   3、仕上げ

    クロスの糊が残っていると、数年経過するとその部分だけ
汚れが目立つことになります。
貼った直後は分かりにくいのですが、
しっかりと糊の残りを拭きあげているか確認しましょう。

 

 

j.断熱工事

 

 

  ・ 断熱材の施工

 

   断熱材は種類によって施工方法が大きく異なります。

   繊維系断熱材などには、標準施工マニュアルが
「ガラス繊維協会」や「ロックウール協会」などから出されていますので、
事前に確認するといいでしょう。

   また、断熱材の施工ミスで多いのが、
断熱材の垂れさがりや留め付け位置の間違いです。

   断熱材と建材の間に外の空気が入り込むような施工になっていると
断熱の効果は著しく低下しますので、しっかりと確認しましょう。

 

   断熱材の種類や施工方法は以下のページで確認ください。

 

   断熱について

 

  ・ 気密シートの施工

 

   気密シートとは、家の中の湿気た空気が壁の中に入って
壁内結露がおこるのを防止するためのシートです。

   繊維系断熱材を使う場合は、必須ですので、
施工されているかどうかをチェックして下さい。

 

   その施工がしっかりと行われているかは、
気密測定によって確認することができます。

 

   以下のページで気密について詳しく紹介しています。

 

   気密について

 

 

k.電気工事

 

  ・ 配線工事

 

   電気の配線は、天井や壁の石膏ボードをを貼る前に施工します。

   将来リフォームする際に、どこにどれくらいの容量の配線が通っているのかが分かるように
図面と実際の現場の相違がないかを確認しましょう。

 

  ・ 配管工事

 

   ここでいう配管工事とは、24時間換気システムやダクトを使った換気扇のための
ものです。

   換気は法律に適合しているかの確認が必要になっていますが、
その時に配管の長さや曲がりの数などを決めて計算しています。

   そのため、図面通りに施工していないと、
新鮮な空気が入ってこない、炊事のニオイがいつまでたっても抜けない、湿気がこもるなど
『法律に適合しない家』にいなる危険性もありますので、
配管の長さは図面通りか、配管が潰れていないか、曲げの数は図面通りかを
確認してください。

 

l.給排水工事

 

 

  ・ 配管スリーブの施工

 

   配管は、基礎のスラブを貫通させて立ち上げるようになっています。

   配管の位置が正しいのかを基礎伏図などで確認してください。

 

  ・ 配管工事

 

   配管工事とは、主管から分岐したさや管を各部へ繋ぐ工事です。

   水漏れの原因として、接合部がしっかりと留め付けられていなかったり、
水が正しく流れるような勾配(水勾配)を確保していなかったりする場合がありますので、
確認が必要です。

   単なる接続忘れで、基礎の中がプールのように水が溜まってしまうことに繋がりますので、
しっかりとチェックしましょう。

 

 

m.ガス工事

 

  ・ スリーブ配管工事

 

   給排水工事と同様に、基礎のスラブを貫通させてガス管を立ち上げる工事になります。

   位置が適切か、配管の太さは図面の通りかなどを確認してください。

 

  ・ 配管工事

 

   立上げ部分からガス使用機器の接続を行う作業です。

   数がそれほど多くないことや、検査が行われることから異常が見つかることは少ないですが、
図面通りに配管されているかを確認しましょう。

 

 

n.外構工事

 

  ・ ポーチ

 

   玄関のポーチなどの下地を作る工事です。

   通常は、タイルなどの仕上げ材があるので、凹凸の調整は仕上げの時に行います。

 

  ・ 門扉・車庫・造園工事

 

   建物が完成した後に行う方も多いですが、
道路との高低差があるなど敷地によっては、建物の工事の完成に合わせて
工事を行う場合もあります。

   カタログなどで確認していても、
実際に現場で施工するとイメージが違う場合もありますので、
現地で確認と打合せをしておく方がいいでしょう。

 

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現場のチェックのタイミング

 

仕事をしながら現場にも足を運ぶとなると
とても大変だと思います。

現在お住まいの家と家を建てる土地が近ければ
頻繁に現場に行くこともできると思いますが、
そういった方ばかりではないと思いますので、
どの時期に現場にいけばいいのかをまとめてみました。

 

 必ず現場にいくタイミング

 

・ 地鎮祭

 

 土を掘り返すことに対して、地の神様を鎮めるための儀式で
その家を建てるご家族が行うものですので、
必ず現場に立ち会う必要があります。

 なお、この際に、地縄などを行いますので、
家の位置を確認するようにしてください。

 

・ 上棟式

 

 上棟式とは、家の棟が上がったことを祝う行事で
家を建てるご家族が家を施工する方を招く形で
行われます。

 上棟の際には、構造の重要な部分を組み上げていきますので、
各部位を確認するようにしましょう。

 

・ 竣工式

 

 竣工式とは、引き渡しを受ける日です。

 晴れて建てた家がご家族に引き渡される式で、
この段階で、所有者が施工者から家を建てたご家族へと移ります。

 引き渡し前に不具合がないかをチェックし、
竣工式までに出来る限り手直しがないようにしておくといいでしょう。

 

 現場のチェックのタイミング

 

 

現場のチェックポイントは他のページで詳しく紹介しますが、
ここでは、どのタイミングで現場のチェックをすればいいのかを紹介します。

細かなチェックができなくても、隠れてしまう部分を写真に撮っておくと
なにかあったときに参考にすることができます。

出来る限り現場に行って、図面を片手に写真を撮るようにしてください。

 

 

☆ 地盤改良時

 

 

地盤の改良が必要な場合で杭などを打ち込む場合には、
設計通りの長さで打ちこまれているか、
場所は間違っていないかなどが確認できます。

 

 

☆ 基礎のコンクリート打ち時

 

 

ここでは、コンクリートを流すと見えなくなる鉄筋の確認などができます。

見えなくなる前に確認して写真を撮っておくことが重要です。

 

 

☆ 上棟時

 

 

ここでは、隠れてしまう梁や柱などの構造材のせいが図面通りになっているか
確認しましょう。

また、柱と梁の接合部や筋交いの取り付け部などには
かならず金物が入っています。

ボルトや釘、ビスで確実に止められているか確認しましょう。

 

 

☆ 屋根葺き工事時

 

 

雨漏れが起こらないように施工されているかは、
屋根材を葺く前に確認すると分かります。

水の流れをイメージして、下地の材料が正しく施工されているか
確認しましょう。

 

 

☆ 外壁の下地施工時

 

 

屋根同様、施工の不具合によって雨漏れが生じる危険性があります。

防水シートの施工や、窓周りの防水処理などを確認しましょう。

 

 

☆ 外壁の施工時

 

 

外壁は火災の時に延焼を防ぐ役目もあります。

そのため、設計通りの厚みの外壁材が施工されているかを確認しましょう。

 

 

☆ 断熱材施工時

 

 

断熱材の施工の方法は細かく規定されています。

施工マニュアルなどを参考にしながら、現場の確認をしてください。

 

 

☆ 木下地工事完了時

 

 

天井や壁に石膏ボードなどの仕上げ材を貼る前に、
下地がしっかりと組まれているかを確認しましょう。

また、絵を飾る部分や造作建具を付ける部分などが
しっかりと補強されているかもチェックするようにしましょう。

この時期になると、給排水の配管作業も終わっていますので、
ボンドなどを使いしっかりと接続されているか
あわせて確認するといいでしょう。

 

 

☆ 竣工2~3週間前

 

 

気になるような傷がないか、扉の開閉はスムーズかなどを
確認しましょう。

 

 

基本的には、「構造」「防火」「防水」「断熱」といった
家の基本性能に関わる部分が確認できる時期を挙げています。

 

現在作成中ですが、
ご自身でチェックできるようなチェックシートを
近く公開したいと思います。

 

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最終更新日 : 2011年5月9日

 

建売?新築?中古??

 家を新しく、一戸建てでと思った方は結構この時点で迷う方が
 多いようです。 

 一般的に、一戸建てを手に入れいる方法としては、

 ・注文住宅で新築の一戸建てを建てる。
  (既に土地がある方は、この選択肢の方が多いです。)

 ・建売と呼ばれる、土地に建物がついた新築物件を買う。
 ・中古住宅と呼ばれる、既に家が建って2年以上経つ、又は先に誰かが住んでいた
  物件を買う。

 おおまかに分けると、このうちのどれかと言う事になります。
 大きな金額の掛かる話です。
 ご自分の人生設計に合わせて、
 「建売」「新築(注文住宅)」「中古」のどれが良いかを判断する必要があります。
 
 そのうちの判断基準のひとつをここで紹介致します。

 まず、最初に知っておいてもらいたいこと。
 それは、『家の資産価値』についてです。
 
 日本の住宅は1964年の東京オリンピック以降に建てられた住宅が
 約8割を占めると言われています。
 
 つまり、如何に古くて長くもっている住宅が少ないかが分かります。
 
 そして、これらの住宅の価値ですが、新築後15年も経てば2割程度に
 まで落ち込むのです。
 
 住宅ローンを組んで、2000万円で買ったとしても、15年経てば
 その半分も返さない内に、400万円程度の値段にまで下がってしまう・・
 
 これが、今までの日本の『家の資産価値』でした。
 
 これに比べ、土地はその時の経済状況によって上がったり、下がったり
 します。なので、家ほど価値が不安定な訳ではありません。
 
 まずは、この点をしっかり知っておいて下さい。
 
 
 『家の資産価値』を残すために何が必要か。
 それは、海外と日本の住宅に対する考え方の違いにありました。
 
 イギリスでは、家は長い年月が経てば経つほど資産価値が上がります。
 なぜ、価値が上がるのか。
 
 それは、しっかりとお金をかけてメンテナンスをするからなのです。
 転売するとしても、その買い手が充分満足できるようなメンテナンスを
 しっかりして、リフォームをしてもお釣りが来るぐらいの価値に、
 住んでいる人自らが心掛けるからなのです。
 (日本の伝統的な家が、充分に整備されていて、しかも住み心地が
  良ければ、お金を出してでも欲しいと思いませんか?)
 
 これを受けて日本でも今後、新しく建てられる家に関して、『家歴書』と
 言うものをつけて、長期に使用が可能と判断された住宅に対しては、
 補助が受けられるように転換されてきています。
 
 この『家歴書』に、家のメンテナンスの記録を残していく訳です。
 そうする事で、住まい手の資産価値としての意識を高め、将来的に
 家の資産価値を上げようと努力しているわけです。
 
 つまり、今後はこの『家歴書』の有無と実際に行き届いたメンテナンスが
 施されているかどうかで、『家の資産価値』が決められる時代が来るのです。
 
 
 こうした事を背景に、中古住宅、建売住宅、新築注文住宅のどれにするかを
 迷っている場合は、その判断基準のひとつとして、『家の資産価値』が
 将来に渡って、維持されるかどうかを考えると良いでしょう。
 
 こうして、考えるとまず『建売住宅』は選択肢から消えるはずです。
 どうやって建てられたか(家歴書の内容)も分からず、それを証明する
 ものも無いとしたら。いくら安くても、将来売る時に困ってしまいます。
 (例えば、住宅ローンの返済が滞って手放す際も二束三文の値段しかつかないでしょう。)
 
 中古住宅にしたって、『家歴書』の無い中古住宅であれば、逆に値が
 落ちきった、思いっきり古い住宅を購入するほうが資産価値としては
 良いでしょう。
 この後、時機を見て新築住宅を購入する事も良いでしょうし、家の状態が
 良ければ、リフォームをしっかりお金を掛けてすることで、資産価値を
 高める事も可能です。
 (その際も、『家歴書』は、しっかり残しましょう!)
 
 新築住宅に関しても、『家歴書』を作成することを意識して、
 計画を建てる事が重要と言えます。
 もちろん、住んだ後のメンテナンスも大切です!!
 
 どれにするか、選ぶ参考にしてもらえればと思います。

家を建てる手順(流れ)

予算決め

家づくりの必読書

『家づくりで泣く人・笑う人』
若本修治 著

まず、一番大切なことは総額でいくらまでなら出せるかを試算することです。
「現金」で全額支払える方もいるのでしょうが、一般的には「住宅ローン」を
組むことが多いです。

住宅ローンは、収入などによって借り入れ限度額も決まってきます。
自分がどれくらい借りられるかを知ることも大切ですし、
生涯設計の中で、毎月の返済額がいくらなら返していけるかを
しっかりと考えないといけません。

決して他人任せにせず、自分で納得できる住宅の総予算を出す事が重要です。
もし、予算の出し方などに困った場合は専門の
ファイナンシャルプランナーに相談する事をお勧めします。
住宅会社の営業や銀行に相談する事もできるのですが、
できる限り高い建物を売りたい、できる限りたくさん貸したいといった思いがある方に
アドバイスを受けても、中立なアドバイスをしてもらえているか判断に迷いますし、
言われるがまま契約しても責任をとってくれるわけではありません。

 

建てる土地の決定

予算が決まったら、土地探しです。(もちろん、建替え等の場合は不要です)
総予算の中から、土地に出す金額をおおよそ割り振ります。
場所によっては土地よりも建物の方が高い場合もありますし、逆の場合もあります。
土地の広さや、法的規制の有無、インフラの整備状況や周辺環境などを確認して自分に合った土地を探します。
土地によっては家を建てる依頼先が決まってしまっている物件もあります。
果たして、それで納得できるのかを慎重に判断しましょう。
<参考>「土地の選び方・探し方」

土地が決まってくれば、住宅ローンの事前審査などで金融機関から希望額が本当に借りれるかどうかの
審査などを行う事になります。

住宅会社(建築の依頼先)探し

次に家を建てる際の依頼先探しです。
展示場に行く前に、このサイトを参考にしてどのような依頼先があるのかを
しっかりと知った上で、見学に行くと良いでしょう。

 

 

住宅設備を売りにしている会社もありますが、基本的に設備の寿命は
10~20年です。
そう考えると、「200年住宅」と言われるような長期優良住宅のように、

長い時間交換されることのない基礎や柱、梁などの構造に関わる部分が

どんな建て方で、どんな性能をもった家かも重視すべきでしょう。

 

<参考>目次「まず初めに知っておくべきこと」

建物のプランと概算見積もり

気になった住宅会社があったら、家のプラン作成を依頼しましょう。
この時点で、敷地に合った家のプランにするために、「敷地調査」と
呼ばれる敷地の広さや勾配、接する道路の幅や長さなどの土地の現況調査を行うところが多いです。

 

敷地調査をして、敷地の正確な大きさや法的規制の有無などが確認できますので、
実現可能な家のプランまで作成を依頼できます。
敷地調査は大手ハウスメーカーの場合、無料でプラン作成をしてくれるところも多いですが有料の場合もありますので、営業の方に確認してください。
いくつかの住宅会社で迷っていて、価格で比較をしたい場合は、この段階でのプランは極力同じような間取りで見積もりしてもらう事をお勧めします。

広さも仕様も違うと、総予算も当然違ってきますので、簡単に比較ができなくなってしまうからです。

依頼先の仮決定(設計申込)

納得して家づくりを依頼出来そうな、住宅会社が見つかれば今度は本格的なプランの打合せをするために「設計申込」を 行います。
(仮契約などと言う場合もあります。)
ここからは、実際に費用が掛かる事がほとんどです。
10万円程度~ と、言う事が多いようです。
※この段階になると、あなたが本当に銀行からローンが借りれるかどうかの『事前審査』と 呼ばれるものに申し込む事になります。

しかし、まだ実際に契約を交わした訳ではありませんので、
この時点で『やはり合わないな』等と言うことがあれば支払い金額は設計の実働費と考えて、 解約する事も選択肢として持っておくことが大切です。

地盤調査

最終的な見積もりを出すためには、地盤調査が必要になります。
土地が家を支えるだけの強さを持っているかどうかを調べるための調査なのですが、
ここで補強が必要である事がわかったりすると、その費用として100万円前後掛かることもあります。
土地から探されている方は、ここで余分な費用が掛からないように 極力良い地盤の土地を探すようにすると良いでしょう。
<参考>『地盤で住宅の費用がかわる!?』

プランの詳細打合せ

主には間取りや住宅設備(キッチン、トイレ、お風呂)をどれにするかや、電気スイッチ、コンセントの配置、 など見た目に分かるところの打合せになります。
しかし、これだけに終始せず気になるところはドンドンと質問して納得のいくまで打合せしましょう。
(大手ハウスメーカーなどは打合せ期間に制限を設けているところがほとんどで急かされますが、 納得がいく事が重要です。)

 

<参考>

  1. 風水や家相についての注意点
  2. エコポ イントについて知る
  3. キッチンの選び方

 

仕様の決定と最終見積もり

最近では、建築に関する法律が厳しくなったため工事中での仕様の変更をすんなり応じてくれるケースが少なくなっています。
ですので、この段階で自分が本当に納得したかどうかをもう一度確認してみてください。
そして、間取りや仕様が決定したら最終的な見積もりです。
この段階で当初のあなたの中で決めた予算をオーバーしていないか確認してください。
いくらローンが借りられると言っても、無理をして借りたのでは元も子もありません。
無理の無い返済計画が実現できるように、計画の見直しや適度な値段交渉も必要でしょう。

本契約

最終的な契約です。注文住宅の場合、『請負契約』と言う契約を結びます。
基本的には契約は両者が合意して成立つものになります。契約の約款内容などもよく読んで吟味し、 ここでも納得のいく内容であることを確認しましょう。
少しでも、疑問点があれば専門家に聞くことも良いですし、契約内容の変更を依頼しても良いです。

 

<参考>

  1. 契約内容の確認

 

住宅ローンの申込

この段階で、住宅ローンの本申込となります。
打合せで決まった、設計図書などと共に借り入れに掛かるある程度まとまった費用が必要になります。
●手数料:数万円
●保証料:借入額に対して0.1%程度、あなたの保証人をしてくれる保証会社に支払います。
●火災保険料:
建てる家が木造かどうか、耐火基準を満たしているか、家の規模等で金額が変わります。
一般的には30万円程度掛かります。
●生命保険料:
団体信用生命保険有名です。
返済能力のある借り手が亡くなった場合の残された家族が支払う為の保険です。

建築確認申請

計画した内容の通り、家を建てて良いかどうかを審査機関に届け出ます。
ここで、『建築確認済み証』と言う証書が発行されれば、家を建てる事を公に認められたことになります。
地域や建てる工法によってまちまちですが、審査機関は1週間程度から3週間程度まで掛かります。
ここで発行された『建築確認済み証』は大切な書類です。引渡しが終わった後に必ず住宅会社から貰うようにしましょう。
(言わないとこれらの書類を出さないところもありますので、注意しましょう。)

解体工事

建設リサイクル法と言う法律が制定されてから、解体した資材などの処分方法の記録を残さなくてはならなくなりました。
解体業者がこれらの記録を残してくれることになりますが、 もしこれに違反した場合は解体を依頼した発注者(多くの場合はあなた自身)が、罰則を受ける事になっています。
これらの記録をきちんと残している、優良な業者であることを確認の上、解体を依頼することが大切です。

地鎮祭・着工

地鎮祭は工事の安全を祈願して行う、昔からの習慣です。
近年では、地鎮祭を行わない方も多くなってきています。(地鎮祭は神主さんに支払う費用が必要です。)
この儀式が終わると、いよいよ工事の着工となります。
最初は地盤改良・基礎工事からです、家を支える重要な箇所となります。
この部分がしっかりと施工が出来ているかどうかが大切なポイントです。

上棟

いよいよ、家の骨格が出来上がっていく段階です。場合によっては上棟の日に上棟式を行う場合もあります。
最近では、大工さんの労をねぎらう意味で上棟式を行う場合もありますが、行わないケースも増えています。
この骨組みがきちんと組みあがれば、家の地震などに対する強さは8割程度完成したようなものです。

完成

上棟から完成までの期間は、工法によって大きく変わります。一般的な木造住宅では10坪で大体1月程度と言われています。
最終的に家が完成し、引渡しを受けるまでの間にその出来具合をチェックすると良いでしょう。
この段階では、まだ最終的な金額を払っていない段階ですので、割とスムーズに手直しなどが行われます。

引渡し・ローン実行・登記

いよいよ、鍵を受け取る事で引渡しとなります。
家があなたのものになる瞬間です。
一般的に工事期間中は、『つなぎ融資』と呼ばれる融資で工事代金を支払っています。
これは家が完成するまでの間、担保物件が無いため『住宅ローン』として融資を受けられないからです。
ですので、引渡しを受ければなるべく早く登記を済ませて、名義上もあなたのもになる手続きをし、 『住宅ローン』を実行して『つなぎ融資』を清算すると良いでしょう。