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SE構法の評判

SE構法とは、NCN(New Constructor's Network)が在来工法の弱点となっている
接合部の強度を上げ、地震や台風などの自然災害などから家族を守るための家を
提案している構造の方法です。


詳しくは、以下をご覧ください。

----------------------------------------     目   次    --------------------------------------------------
◆ SE構法の特徴
◆ 
SE構法の目安坪単価は?
◆ SE構法の評判
◆ SE構法のデメリット
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◆ SE構法の特徴

SE構法は、

  • 集成材の使用
  • SE金物で構成
  • すべての家で構造計算
という3つの特徴があります。

集成材の使用

まず、集成材の使用ですが、
集成材は、ムクの木材と違い、精度や乾燥による収縮、反りなどが小さく、
精度が高いと評判です。

また、ムク材よりも1.3倍の強度が認められています。
そのメリットとしては以下のことが挙げられます。

室内の空間を広くすることができる

柱や梁を細くすることができますので、
天井を高くするなどの室内の空間を広くすることができます。
広い空間でも対応できる

木造では、一定間隔で梁の下に柱を設けないといけません。
ムク材の場合、その間隔はだいたい2間(3.6m)までが一般的です。
あまり間隔を拡げると地震などに弱くなりますし、天井が下がってきたり、
建具が閉まらない(開かない)などの不具合が出ます。

梁の強度が高いものを使うと、その柱の間隔を拡げることができるのです。
つまり、ムクの木材より強度の高い集成材では、柱を設けないといけない
間隔が広がりますので、ムク材よりも大きな空間を実現できるのです。

SE金物の使用

在来工法ではプレカットなどで「ほぞ」や「継ぎ手」を刻みそれを接合するのですが、
SE構法ではその断面欠損をできる限り小さくできるプレートとドリフトピンで接合する
方法をとっています。

また、SE構法で使われる金物はカチオン電着塗装をしています。
錆びに対抗するための方法ですが、促進試験では沿岸地域でなければ100年の耐久性が
あると認められています。
ちなみに、沿岸部ですと、10年相当のようです。

金物は錆びると強度が著しく低下します。
建築中の雨などの養生をしっかりとしないといけません。

すべての家で構造計算

構造計算が義務付けられるのは、「3階建て以上の木造建物」と
「2階建て以上の鉄骨、鉄筋コンクリート造の建物」です。
つまり、2階建ての木造住宅では、
家の構造の強さを確認するための計算は必要ありません。
(壁量の計算は行います)

ただ、SE構法では、大規模建築物と同様に応力解析による構造計算を
行っています。
地震はもちろん、台風などの自然災害もシミュレーションし、その安全性も
確認。
もしもに備え、最長20年の保証も構造に対してついています。

住宅性能表示でもこの構造部分の強度は証明しないといけないことになっていますが、
初めから計算する前提での価格設定になっていることは、メリットとして高いのでは
ないでしょうか。

◆ SE構法の目安坪単価は?

SE構法では、坪単価が上がるといった評判がネット上で噂されています。
では、いったいどれくらい費用が変わってくるのか、調べてみました。

まず、条件を揃えずに比較してもしょうがないので、
耐震等級3の2階建てでどれくらい変わるのか確認してみましょう。

まず、変わってくるのは、

  • 構造計算を行う点
  • 集成材の使用
  • 専用のSE金物を使用する点
  • 工務店がSE構法を採用するためにNCNに加盟する登録料
などが挙げられます。

上記点を加味すると、坪当たり5~10万円ほど高くなるようです。
3階建ての場合は、追加でかかる費用は小さくなるでしょう。

この価格をどう見るのかですが、特徴で示したことをメリットとして理解される方は
SE構法を選択されているようです。


◆ SE構法の評判

SE構法の家と言っても、地場の工務店が家を建てます。
そのため、SE構法だけの評判というのは少なく、建てている工務店の評判とセットで
評価されています。

施工する工務店によって評価が分かれますので、その点に注意する必要があるでしょう。

ただ、SE構法の特徴に共感される方の意見として、以下の点が挙げられるようです。

SE構法の場合は、NSNで構造計算を行っているため、
構造上問題があるような間取りにすることができません。
工務店の家の耐震性に不安がある方にとっては評判が高いようです。

また、SE構法独自の金物を使いますので、
木材の継ぎ手部分が施工の良し悪しに左右される可能性が小さいことが安心につながると
考える方もいます。

工務店への不安を小さくするといったマイナス側のメリットが評判で多く聞かれます。


その他にも、SE構法の間取りの自由度は高い評価をされる方が多いです。

在来工法では窓を設けることができないような位置でも、窓を付けることができたり、
間仕切り壁を設けなくても大丈夫なこともあり、間取りの自由度が評判です。


建築中に倒産した場合は、
SE構法を採用する他の工務店が引き続き工事を行ったりはあるようですが、
払いすぎたお金は返ってこないため、その工務店をしっかりと判断する必要があるでしょう。
また、払いすぎない出来高払いを徹底することが必須です。


◆ SE構法のデメリット

SE構法のデメリットとして考えられるのは、
価格と歴史と工務店ではないでしょうか。

価格

価格は先ほどご紹介したとおりですが、
坪単価が上がりますので、SE構法のメリットに十分理解されないと高いだけになってしまいます。
SE構法を活かした間取りなども工務店や建築士などの設計力になります。

歴史

SE構法は、販売を始めてまだ10年程度しか経過していません。
継ぎ手が強固であるということは、理論計算や実験によって確認されているようですが、
経時変化や劣化などはまだ証明されているわけではありません。
なにかを開発すると、見つかる不具合に対しさらに改善を加えながら
徐々によいものに繋がっていきます。

その時間がそれほど経過していないということがSE構法だけに限ったことではないですが、
家の安全性の基本性能となる構造だけに慎重にならざるをえません。

十分に納得のいく説明が受けられるのか、
なんでもそうですが、選択される場合は、ご家族が納得できるまで施工者に確認し、
その対応で見えてくる部分もあります。

大きな事業ですので、シツコイくらいに確認してください。

工務店

あえて工務店とあげましたが、SE構法は「構造の方法」のばら売りです。
SE構法を扱う工務店だからすべて大丈夫とはいきません。
また、SE構法を扱う工務店でもまだはじめて2・3年しか経っていないところも多く、
SE構法のメリットを十分に活かした間取りの提案ができていないところも多いように
感じます。

不安の解消でSE構法を選ぶのではなく、安心してお任せできる工務店を選んで
その工務店でもSE構法か在来工法か選択する方が理想の家にできるでしょう。

また、工務店も淘汰され多くの工務店が倒産するといった状況です。
SE構法でも、工務店が倒産すると、構造に付けられた保証を受けることができないようです。

保証に頼らないしっかりとした家を実現するのが望ましいのですが、
歴史の浅いSE構法では、やはり何かあったときのために保証は欲しいものです。
その工務店との相性と合わせ、経営の健全度などもしっかりと確認する必要があるでしょう。