快適な住まいについての最近のブログ記事

頭寒足熱は快適な空間の基本!

【頭寒足熱】と言う言葉があります。
一般的には、足元を暖めて、頭部を温度の低い状態にしておくと良く眠れると
言う効果があると言われています。

手足を暖めると、血行が良くなりリラックスした状態になれるからだと言われます。

この頭寒足熱の考え方は、寝るときだけに限りません。
普段、生活をする空間においても頭寒足熱を実行すれば非常に快適な
空間を実現できるのです。

特に冬場においては、エアコンなどで部屋を暖めても頭がボォーッとして、
返って不快な状態に陥るときがあります。
これは寒くなれば寒くなるほど、この状態に陥り安くなります。
そんな時、足元を確認してみてください。

足元が寒くありませんか?
部屋の温度が暖かくても、足元が寒いとこの不快な状態になりやすいのです。


これを経験的に無意識に感じているので、床暖房はとても人気です。
頭寒足熱は人間の存在意識に快適空間を実現できるものとして存在していると
思われます。

ですので、これから新築を考える際に頭寒足熱を意識した、快適空間作りを
意識してみては如何でしょうか。

足元を暖める、あるいは冷やさない方法を考える。
すると、床暖房を取り入れる事だったり、床をしっかり断熱することに
なります。

頭寒を考えると、エアコンはあまり使わない、若しくは上部に設置しないなどの
対策が考えられます。

頭寒足熱を意識する事で、必要な暖冷房方法を見出す事が出来ます。
新しい住空間を頭寒足熱で過ごし易い快適な空間にすることや
そういった提案があるかどうかも選択肢の一つでしょう。

ヒートショックと住まいの関係

ヒートショックとは、急激な温度変化が体に及ぼす影響のことです。

暖かいところから急に寒いところへ行くと温度の変化によって、血管が縮まります。
これによって、血管内に急な圧力がかかり、循環器と呼ばれる心臓や脳などに
負担を与えるのです。

つまり、暖かいところから寒いところへ移動する際は必ず体に負担(ヒートショック)を
かけている訳です。

近年、このヒートショックによる死亡者の数は交通事故者数よりも多いと言われています。
つまり、家の中での死亡事故が多いわけです。
bath_dekishi1.gif 平成19年度、東京ガス都市生活研究所の推計によると、
ヒートショックで亡くなった人の数は全国で毎年14,000人だそうです。
交通事故死者数は全国で5,743人ですので、約2.4倍。

如何に、ヒートショックで亡くなると言う事が、頻繁に起こっているかがわかります。

以下のグラフは、厚生労働省が出している、季節別の循環器系疾患の割合が
見て取れます。(平成16年 人口動態統計特殊報告)
これを見ると、ヒートショックによる冬場での疾患が如何に多いかが分かります。


junnkannki.gif
諸外国でも冬場に疾患に陥る割合は多くなるのですが、
冬場の家の中の急激な温度変化がこれらのヒートショックに起因していると言えます。

このようなことを防ぐためには、家の中において温度差の少ない状況を生み出すことが
一つのヒートショックに対する防衛策と言えます。

日本よりも、高気密高断熱化が進んでいる諸外国と比較すると、
以下のようなグラフの違いが何故起こるかが分かります。

bath_dekishi.gif
温度の急激な変化によるヒートショックを無くすために、浴室を暖かくする方法も一つ
なのですが、家自体を断熱化して、そもそもの部屋間の温度差を小さくする事こそが
根本的な解決策となりうると言えます。

高気密・高断熱住宅がもたらす恩恵はこちら

医療費の推移とメタボ検診と住まいについてはこちら

医療費の推移とメタボ検診と住まい


皆さん、メタボ検診していますか?
メタボ検診が義務付けられましたが、なぜ突然に国はメタボ検診を言い出したのでしょう?

メタボ検診にまつわるお話と、住まいの関係性についてのお話です。

上記の表は、国民一人当たりの医療費の推移です。
見てのとおり、医療費は年々増加傾向にあります。
そして、不景気もあり、国民の所得が停滞状況の推移を示す中、
所得に対する医療費の割合も増加の推移を示しています。

このことから、国は国民の「医療費」の負担を軽減させるために
メタボ検診を始めたのです。

要は、病気になる前の予防策としてメタボ検診を始めました。
しかし、この高い医療費の対策として打てる策はメタボ検診だけなのでしょうか?

本来、国は他にも策があることを分かっています。
それは、メタボ検診は『生活習慣の改善』ために行っています。
もう一つ出来る、対策。

それは、『生活環境の改善』 です。

生活環境の改善が医療費の軽減の対策になっている事を充分承知しています。
しかし、なぜ国がそれを表立って言わないのか??

医療費の増加の問題を扱うのは厚生省。
『生活習慣の改善』を担当できるのは、厚生省
『生活環境の改善』を担当できるのは、国交省。

と、言う事で縦割りの構図がどうやら悪影響を及ぼしているようです。

医療費の軽減をしたいなら、生活環境にも気を使う事が良いでしょう^^)
高気密・高断熱化の副次産物といえます。

高気密・高断熱住宅がもたらす恩恵はこちら

ヒートショックと住まいの関係についてはこちら

住まいの断熱材の比較と種類

住宅エコポイントの導入によって、注目度を上げたのが、断熱材。

一時は断熱材が不足するなどの事態も起こっていましたが、すでに過去の話となっているようです。

住宅版エコポイントの復活などによって、
今後さらに断熱材への関心も高まってくるのではないでしょうか。

 

このページでは、断熱材の種類を知って、ご家族の要望にあった家を
実現して下さい。

 

---------------------- 目 次 -------------------------------------- ------------------------------------------------------------------------
 

家に使われる断熱材とは?

 

断熱材は、家の中の「快適さ」を上げるために、外の寒さ、暑さを家の中に
入れないようにするための住宅建材です。

また、建物の中で暖房や冷房をした熱を外に逃がしにくくする効果が高く、
近年言われる「省エネ」の住宅にするためにはなくてはならない住宅建材となりました。

家の断熱性を上げるために使われる断熱材ですが、
その原理は、
熱を伝えにくい空気を繊維や発泡樹脂などを使って固定し、
熱の移動を防ぐようになっています。

これは、ペアガラスなども同様の原理です。

その空気の閉じ込め方の違いによって材料や性能が異なるのです。

 

エコポイントの申請期限も近付き、今後ますます注目されてると思いますが、
専門的なお話のようでなかなかとっつきにくいものだと思います。。

このページでは、新築住宅の断熱方法の種類や、いろいろある断熱材の中から
ご家族の生活スタイルに合ったものを選べるように基礎的な知識を付けてもらうための
様々な情報を示しています。

 

ハウスメーカーや工務店の言いなりにならないために、少し知識を深めていきましょう!

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壁の外張り断熱と充填断熱の違い

 

木造や、鉄骨造では、壁の断熱方法は、以下の2つの方法とそのコンビネーションがあります。

 

 

 外張り断熱

 

 

外張り断熱とは、読んで字のごとく下の図のように、
断熱材を柱や梁などの構造躯体の外側に張りあげる方法です。

 

◎ 外張り断熱のメリット!

 

構造躯体を家の中の空間に入れるので、屋外の過酷な環境から守ることができるので、
充填断熱と比較して構造材躯体が長持ちするといわれています。

また、気密がとりやすく(家の隙間を小さくすることができ)断熱材が取り付けやすいため、
施工するときのミスが少なくなります

また、構造躯体の外側に断熱材を施工しますので、
比較的施工が容易で、長期間にわたって、
気密性が確保できる可能性が高いです。

 

 

△ 外張り断熱のデメリット・・・

 

外張り断熱は、構造躯体の外側に断熱材を取り付けますので、
厚い断熱材は取り付けできません。(30mm程度が一般的です)

簡単に言うと、断熱できる限界があるのです。

 

外張断熱だと重たい壁が使えないなど言われることがありますが、
これは、重たい壁によって外壁が垂れさがってくる可能性を指摘したものだと
思いますが、
長い専用のビスなどを使い、決められた間隔で留め付けていけば
それほど問題となる訳ではないようです。

ただ、『専用のビスを使い決められた間隔で留める』施工が
しっかりと行われていることが重要です。

 

 

☆ 外張り断熱を採用するときの注意点

 

注意していただきたいのは、雨漏れ等がおきた時を考えると、
湿気を吸いやすい断熱材はお勧めできません。

 

また、タイルや塗り壁などの重たい外壁材を使う場合には、
下地を固定するビスの間隔を密にする方が安全でしょう。

 

 

 充填断熱

 

 

充填断熱とは、柱の間に断熱材を入れる方法です。

 

  jutendannetsu.jpg 

 

◎ 充填断熱のメリット!

 

もともと空間となっている柱の間に断熱材を入れるため、
外張り断熱と比較すると厚い断熱材を入れることができます。

また繊維系の断熱材など安価な断熱材を使用することで、
建築コストを抑えることも可能です。
ただ、鉄骨造は構造材が鉄のため、外の寒さを室内に伝えてしまい、
熱逃げや結露などを誘発してしまいます。
また、コンクリート造は躯体の間に断熱材を入れることができませんので、
この方法は採用できません。

コンクリート造の場合は、ひと昔前に話題になった、
外断熱、内断熱と言う呼び方をして区別しています。

 

 

△ 充填断熱のデメリット・・・

 

充填断熱は、断熱材と気密の施工面で注意が比較的難しいです。
たとえば、筋交いがある場合、筋交いが断熱性能を落とす原因となります。

というのも、木は鉄やコンクリートに比べると熱は通しにくいのですが、
断熱材と比較すると、2.5倍以上熱を通しやすい材料です。
そのため、目標の断熱性能を確保するためには少し工夫が必要で
施工は簡単ではありません。

 

こちらのページでさらに詳しく紹介しています。

 

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断熱材の種類は?

大きく分けると、

dannetsu.jpgのサムネール画像

グラスウールなどのように微細な繊維の間に
空気を閉じ込める繊維系の断熱材

 

発泡スチロールなどのように細かな独立した
気泡の中に空気を閉じ込める発泡系の断熱材

 

とがあります。

ここからは、かなりマニアックな内容になります。
詳しく知りたい方だけ詠み進める事を
お勧めします・・・

 

単に各ハウスメーカーの断熱性の比較結果を知りたい方は
コチラをご覧ください。

 

住宅の断熱性能比較(C値、Q値:ハウスメーカー18社)

 

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具体的な断熱材の種類

 

 

断熱材の種類は、
『繊維系断熱材』と『発砲プラスティック系断熱材』があるということを紹介しました。
では、さらに具体的に断熱材の種類を比較してみましょう。

 

 

 繊維系断熱材(鉱物系)とは?

 

 

☆ グラスウール

 

 

〓 長所

 

  • グラスウールの原料はガラスと砂のため、プラスティック系断熱材と比較して製造エネルギーが小さい
  • 原料が不燃性であるため、耐火性能が高い
  • メンテナンスフリーである
  • 流通量が多く、他の断熱材と比較すると安価で購入できる
  • 吸音材としても使用可能
  • 軽く施工性が高い
  • シロアリの被害を受けにくい<

 

 

〓 短所

 

  • 断熱材の脱落が起きないよう施工に注意する必要がある
  • 吸湿しないような措置が必要
  • 直接触るとかゆみなどを伴う
  • 気密施工には注意が必要

 

 

〓 代表的な商品名

 

商品名

メーカー

熱伝導率

(W/m・K)

設計価格

マットエース

旭ファイバーグラス

0.050

1430~2650円/坪

マグオランジュ

マグ

0.038

5200~6200円/坪

ハウスロン

パラマウントガラス工業

0.050

※ m2あたりの単価に置き変えたい場合は、3.3で割ってください

グラスウールは、比重によって商品が分けられています。

10Kや16Kが多く流通していますが、さらに高い断熱性を求める場合は、
24Kや32Kといったグラスウールも使われます。

 

※ グラスウールやロックウールで使われる「K」ですが、これは、kg/m3 という意味で比重をあらわします。

 

ちなみに、熱伝導率は以下の通りです。

 

【グラスウールの熱伝導率】

比重

熱伝導率
(W/m・K)

10K

0.050

16K

0.045

24K

0.038

32K

0.036

(熱伝導率の数字が小さいほど熱を伝えにくい、断熱性が高い断熱材です)

 

 

また、上記のグラスウールよりも繊維が細く断熱性能が高いものとして、
ハイグレードグラスウール(高性能グラスウール)といった商品もあります。

 

【ハイグレードグラスウール(HGW)の熱伝導率】

 

比重

熱伝導率
(W/m・K)

16K

0.038

24K

0.036

(熱伝導率の数字が小さいほど熱を伝えにくい、断熱性が高い断熱材です)

 

出来る限り薄く軽い材料を選びたい場合には、
こちらの高性能グラスウールが使用されることが多くなってきました。

 

また、天井に断熱する場合には、施工手間が少なくてすむ
『吹込用グラスウール』といった商品もあります。

この吹込用グラスウールですが、天井裏に雪を積もらせるような要領で
グラスウールを吹き込んでいく方法で、
材料や施工費が安いことから、リフォームでも良く使われる方法です。

断熱性能がそれほど高くないことや、
一旦吹き込むとそれを撤去したりするのがとても困難なこと
寒さの厳しい地域では、グラスウール内で結露する危険性があるため、
気密シート(防湿シート)は必須ということもあって
この方法を採用する場合には注意が必要です。

 

【吹込みグラスウールの熱伝導率】

 

比重

熱伝導率
(W/m・K)

GW-1、GW-2

0.052

30K、35K

0.040

(熱伝導率の数字が小さいほど熱を伝えにくい、断熱性が高い断熱材です)

 

 

☆ ロックウール

 

 

〓 長所

 

  • リサイクル可能な資源として「グリーン購入法」断熱指定商品に認定されている
  • 原料が不燃性であるため、耐火性能が保持される
  • 耐水性の高い樹脂バインダーで吸湿対策が施され、安定した性能を維持できる
  • 流通量が多く、他の断熱材と比較すると安価で購入できる
  • 吸音材としても使用可能
  • 軽く施工性が高い
  • シロアリの被害を受けにくい

 

 

〓 短所

 

  • 断熱材の脱落などが起きないよう施工に注意する必要がある
  • 吸湿しないような措置が必要
  • 直接触れるとかゆみなどを伴う

 

 

〓 具体的な商品

 

商品名 メーカー

熱伝導率

(W/m・K)

設計価格
ホームマット ニチアス 0.038 1700~3800円/坪
ダンレーマット 日東紡 0.038 1700~3300円/坪

 

 

【おまけ】

 

比較されることの多いグラスウールとの違いを紹介します。

 

○ 価格

グラスウールと比較すると少し高い

 

 

○ 性能

グラスウールと比較すると少し高性能

 

○ はっ水性

グラスウールと比較すると少し高い

 

○ 耐火性

グラスウールと比較すると少し高い

 

○ 吸音性

グラスウールと比較すると少し高い

 

価格が高い分、グラスウールと比較して性能が少し高いのが特徴です。

 

 

◇ 繊維系断熱材(天然繊維系)とは?

 

 

☆ セルロースファイバー

 

 

〓 長所

 

  • 断熱材が隙間無く施工できる
  • 湿度を調整してくれる
  • 専門業者が施工するので、現場ごとの性能の差が小さい
  • 古紙が原料なので、製造エネルギーが非常に小さい(グラスウールの1/10以下)
  • 吸音してくれるため、外の音を室内に、室内の音を外に伝えにくい

 

 

〓 短所

 

  • グラスウールより値段が高い
  • 抑えのシートを傷つけると溢れ出してくるのでリフォームの際に注意が必要

 

 

〓 代表的な商品名

 

商品名 メーカー

熱伝導率

(W/m・K)

設計価格
デコスドライ デコス 0.038

 

 

☆ 羊毛

 

 

〓 長所

 

  • アレルギーなどの心配は非常に小さい
  • 湿度を調整してくれる
  • 吸音効果がある
  • 製造エネルギーが非常に高い(ただし、輸入品のため輸送にかかるエネルギーは高い)
  • 劣化しにくい
  • シロアリの被害を受けにくい

 

 

〓 短所

 

  • 高価(ただし、使いまわしが可能)
  • 海外からの輸入が多く、輸送コストがかかる

 

 

 発泡プラスティック系断熱材とは?

 

 

☆ 押出法ポリスチレンフォーム(XPS)

 

 

〓 長所

 

  • 断熱性能が高い(3種の熱伝導率は0.028W/m2K)
  • 吸湿しにくいため、上棟中などに濡れても性能の低下などをおこしにくい
  • カッターなどで容易にカットできるため、施工性が高い

 

 

〓 短所

 

  • 繊維系断熱材と比較すると高価
  • EPSと比較すると時間が経過することによる性能低下が大きい

 

〓 代表的な商品名

 

商品名 メーカー

熱伝導率

(W/m・K)

設計価格
スタイロエースⅡ ダウ加工 0.028 1760~5720円/枚
カネライトフォーム カネカ 0.028 2400~16,800円/坪
エスレンフォーム 積水化成品工業 0.028 2530~18,000円/坪

 

 

☆ ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS)

 

EPSは、もともと建築用断熱材として使用されるよりも、
食品保冷用の箱として使われることが多いものです。

そう、トロ箱といえば分かる人にはわかると思うのですが、
魚などの生鮮品を運搬するための用途の方が一般的です。

 

〓 長所

 

  • 断熱性能が高い(特号の熱伝導率は0.034W/m2K)
  • 性能低下が小さい
  • 吸湿しにくいため、雨に濡れても性能低下などをおこしにくい
  • カッターなどで容易にカットできるため、施工性が高い
  • 比較的安価

 

 

〓 短所

 

  • 繊維系断熱材と比較すると高価
  • 熱に弱い(難燃処理は必須)
  • カットすると、粉が舞い掃除が大変
  • 比較的柔らかいので、傷が付きやすい

 

 

☆ 硬質ウレタンフォーム(ボード)

 

 

〓 長所

 

  • 断熱性能が高い(2種1号の熱伝導率は0.023W/m2K)
  • 硬いので衝撃に強い

 

 

〓 短所

 

  • 繊維系断熱材と比較すると高価
  • 性能低下が大きい(カットするとカット部周辺の性能の低下が著しい)
  • 硬いため、カッターなどでカットするのが容易ではない。

 

 

〓 代表的な商品名

 

商品名 メーカー

熱伝導率

(W/m・K)

設計価格
アキレスボード アキレス 0.024 6000~9500円/坪

 

 

☆ フェノールフォーム

 

 

〓 長所

 

  • 断熱性能が高い
  • 発泡系断熱材の中では防火性に優れる
  • 経年劣化が小さい

 

 

〓 短所

 

  • 高価
  • 耐衝撃性に弱い
  • 吸湿性や吸水性が気にかかる

 

 

〓 代表的な商品名

 

商品名 メーカー

熱伝導率

(W/m・K)

設計価格
ネオマフォーム 旭化成建材 0.020

25mm:1799円/枚

50mm:2826円/枚

 

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断熱材の性能を比較するために必要な知識

 

断熱材の断熱性能は、熱伝導率と、厚さで比較することが重要です。
よく、熱伝導率の低さだけを前面に出してアピールされているところもありますが、
それでは比較するのに十分ではありません。

それはなぜか。
下を読んで、ご自身で断熱材を比較できるようになって下さい。

 

 

まず断熱材の性能は、

 

熱伝導率 λ (ラムダ)

熱抵抗値 R (アール)

 

で表されます。

 

 

 熱伝導率とは?

 

 

物質における熱の伝わりやすさを表す値で、
その値が小さいほど熱が伝わりにくい
(=断熱性能が良い)材料といえます。

 

また、熱伝導率は、材料の厚みに関係なくその材質によって決まります

 

単位は、W/mK で表わされ、材料の両面に1℃の温度差がある時、
1mの厚みの材料の中を、1時間でどの程度の熱量が通過するかを表しています。

 

また、断熱材は、この熱伝導率の数字によって6段階に分けられています。

 

クラス 熱伝導率
A-1 0.050よりも大きい
A-2 0.046-0.050
B 0.041-0.045
C 0.036-0.040
D 0.029-0.035
E 0.028 以下

 


ここで紹介した断熱材の中ではフェノールフォームがもっとも断熱性能の高い断熱材と言えますが、
冷蔵庫などで使われるような『真空断熱材』は、熱伝導率が 0.005 といったものも
あります。

0.005 というと10Kのグラスウールの 1/10 しか熱を通さないということで
夢のような材料ですね。

ただし、製造コストや量産できる体制が整ったメーカーも少なく、
いまは非常に高価です。

将来はこういった断熱材が主流になるかもしれません。

 

 

 熱抵抗値とは?

 

 

ある厚みの材料の熱の伝わりにくさを表す値です。

「厚み÷熱伝導率」の計算で求められ、
その値が大きいほど熱が伝わりにくい
(=断熱性能が良い)材料ということになります。

 

つまり、

 

断熱性能を高めるには断熱材を厚くする、

または

熱伝導率の小さな断熱材を選ぶ

 

ことになります。

 

単位は、 m2・K/W で表わされます。
R(熱抵抗値)=d(厚み)/λ(熱伝導率) によって計算することができます。

 

 

 まとめると・・・

 

 

断熱材の単体の断熱性能を比較したいときは、熱伝導率。
数字が小さいものほど高性能な断熱材です。

家に使った場合の断熱材の性能を比較したいときは、熱抵抗値。
数字が大きいほど熱が逃げにくい断熱材ということになります。

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今話題のエコポイントについて

 

2011年度の第3次補正予算によって、住宅版エコポイントが復活しました。

エコポイントの対象は、

新築住宅の場合:平成23年10月21日~平成24年10月31日の間に着工又は着手したもの

リフォームの場合:平成23年11月21日~平成24年10月31日の間に着工又は着手したもの

が対象となっています。

 

なお、今年度のエコポイントの対象は、
新築の場合、性能表示の断熱性能の等級が4でないといけない
リフォームの場合でも、認定された断熱材を決められた体積以上使わないといけないなど
いくつか条件があります。

詳しくは、こちらのページもご覧ください。

 エコポイントについて知る

 

これから家を建てるときには、省エネ性能も重要になってきます。
営業トークに惑わされず、ご自身でしっかりと断熱性能を比較ができるようにして下さい。

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 最終更新日 : 2011年12月18日

 

断熱材 以外の部位もチェックしてみてください。

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 家の仕様を選ぶための基礎知識

  ・ 外壁材の種類と比較

  ・ 屋根材の種類と比較

  ・ 窓の種類と比較

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シックハウス症候群の対策を知る

1、シックハウス症候群とは

シックハウス症候群は病気としての認定がなされていません。
シックハウス症候群の定義は、「住宅に由来する様々な健康への傷害」の総称であり、
単一の疾患を表す訳ではありません。

それも複合的な要因が考えられるため、化学物質や換気にだけ気を付けておけば
シックハウス症候群にならないという訳ではありません。

シックハウス症候群の主な原因に注意することが基本です。



2、シックハウス症候群の原因


sickhouse.jpgのサムネール画像


化学的な要因
住宅で使われる建材はもとより、家具、カーテン、防虫剤、芳香剤などの
化学物質によってシックハウス症候群を発症する場合があります。

物理的な要因
寒さや暑さ、電磁波、騒音、気圧変化、湿度変化、光などにストレスを感じ、
シックハウス症候群を発症する場合があります。

生物的な要因
花粉、カビ、ダニ、ウイルス、細菌、微生物などによって、シックハウス症候群を
発症する場合があります。

精神的な影響
家を建てる、引っ越しをする、環境の変化などの心理的・肉体的ストレスを
感じることによって、シックハウス症候群を発症する場合があります。

大気・水質汚染の影響
工場や幹線道路、廃棄物の焼却、農薬散布などが原因となりシックハウス症候群を
発症する場合があります。


3、シックハウス症候群の症状

シックハウス症候群には以下のような症状があります。
心当たりはありませんか?

目に出るシックハウス症候群の症状
痛み、かゆみ、涙が出る、充血、チカチカする

呼吸器系に出るシックハウス症候群の症状
せきが出る、くしゃみが出る、喘息(ぜんそく)、痛み、息切れ

に出るシックハウス症候群の症状
鼻水、鼻づまり、鼻血、ニオイに敏感

に出るシックハウス症候群
耳鳴り平衡感覚の異常

食欲に出るシックハウス症候群
食欲不振、吐き気

皮膚に出るシックハウス症候群
アトピー性皮膚炎、じんましん、乾燥、赤み、かゆみ、皮疹

精神・神経に出るシックハウス症候群
疲労感、不眠、頭痛、倦怠感、めまい、眠気、集中力・記憶力の低下、頭痛、
不安、うつ、行動異常
 
末梢神経に出るシックハウス症候群
関節痛、筋肉痛

循環器に出るシックハウス症候群
不整脈、動悸


4、新築時のシックハウス症候群の対策


まず、平成14年の法律改正で新たに規制された内容を紹介します。

・新築時に使う建材の規制

クロルピリホス
使用禁止

ホルムアルデヒド
使用制限
   
・機械式の換気設備の設置が義務化


kanki_system.gif使用する建材によっても異なりますが、
一般的には、「居室」及び「家の中に取り込んだ空気が通過する部屋」の空気が
2時間に1回入れかわるような能力を
持った機械式(ファンをモーター等で動かして強制的に空気を送る方式)の
換気システムを付けないといけなくなりました。



 







法律では、多くの方がシックハウス症候群を発症した大きな原因を規制したことになります。
これによりシックハウス症候群を発症する方を減らすという目標に対しては一定の
成果をあげています。

ただ、これでシックハウス症候群になる方をなくすことまでは出来ていません。

法律でカバーされていない問題1
法律では、どんな条件下でも家の中のホルムアルデヒド濃度は、
100μg/m3未満にしないといけないとなっています。
ただし、それを確認しなくてもよいことになっています。
決められた接着剤や建材を本当に使うかどうかは、各施工者の良心に委ねられています。

解決方法
家の引き渡し前にホルムアルデヒド濃度の測定を依頼しましょう。
基準の濃度未満になっているかを確認して入居すればシックハウス症候群になる
リスクを減らせます。

法律でカバーできていない問題2 
法律で規制がなされたものは、クロルピリホス、ホルムアルデヒドのみです。
接着剤の中に含まれるシンナーなどの原料となるトルエン、キシレン、
エチルベンゼン、スチレンなどの体に悪い影響を与えると考えられている
化学物質全てを規制した訳ではありません。

解決方法
こちらも測定でどれくらいの濃度になっているのか確認できます。
規制はされていませんが、指針値(目標数値)が出されている物質も多いので、
こちらも確認してみると安心です。
→指針値が定められている化学物質はこちらです。


5、シックハウス症候群かな?と思ったら

まずは、医師へ相談して下さい。
ただ、シックハウス症候群かどうかの判断ができる病院は全国でも数か所です。
そのため、専門の医療機関にかかるというのは難しい方も多いでしょう。

シックハウス症候群は一旦発症すると回復するまで時間がかかることが多いです。
ただ、早めに家の中の環境を改善しなければいけません。

下に化学物質を原因としたシックハウス症候群の対策を挙げます。

1、換気の量を増やす
出来る限り窓を開けて換気して下さい。
また、夜や幹線道路沿い、花粉症の季節など窓を開けられない場合は、
トイレやレンジフードなど、普段は停止している換気扇を動かして下さい。
家にいる間動かすことで、家の中の空気をきれいにすることができます。
  
2、ベイクアウトを行う
温度が上がると放散する量が増える化学物質の特性を使い、
建材から出る化学物質を早めに出す方法があります。
家の中の温度を40℃近くまで上げて数時間その状態を維持した後、
窓を開けて換気する、これを数回繰り返すことで化学物質の濃度を強制的に
下げることができます。
但し、建具や内装が急激に乾燥するため、反りや亀裂が生じる場合があります。
そのため、加湿を行いながらベイクアウトすることをお勧めします。

3、普段使うものを見直す
家の中の空気を汚す可能性があるものの使用は控えて下さい。
タバコ、消臭剤、殺虫剤、化粧品、灯油のストーブなど
 
4、定期的な掃除を心がける
ホコリに付着した化学物質を体内に入れないために、定期的な掃除をして下さい。
  

他の原因もあります。

まずは、医師に指示を仰いで下さい。

ホルムアルデヒドの初歩から測定の方法まで


ところで、ホルムアルデヒドとは?


material_illust.jpg ホルムアルデヒドは、フェノール樹脂、尿素樹脂や
パーティクルボード、繊維板、合板などを生産する際の
接着剤の重要な原料として用いられる化学物質です。
それ以外でも、でんぷんのりなどの天然系接着剤の
防腐剤や、身近なところでは、形状記憶シャツにも
利用されています。
 ホルムアルデヒドは、温度が高い程揮発しやすい性質
をもっています。そのため、夏場の室内では、法律で
定められる指針値を超える場合があります。

 ここからは専門家向け
 分子式 HCHO
 無色の気体で、刺激臭をもつ
 ホルムアルデヒドは、一般的な住宅内の
 揮発性有機化合物の放散量が施工後、
 数週間から数ヶ月で当初の1~2割程度に
 減少するのに対し、放散量の減少のスピードが非常に遅いことがわかっている。
 そのため、特にホルムアルデヒドに留意して建材の選定や施工を行う必要がある。


ホルムアルデヒドはなにから出る?

 先に挙げたように、ホルムアルデヒドを含んでいる建材が主な発生源となっています。
 また、たばこ煙や燃焼排気中にもホルムアルデヒドが含まれ、
 大気の中にも0.01ppm前後は存在しますが、シックハウス症候群の主な原因に
 なるほど高濃度ではありません。


ホルムアルデヒドの体への影響は?

 ホルムアルデヒド濃度との関係
 100μg/m3(0.08ppm:23℃の時の換算値) 
  国が定める指針値

 0.4ppm程度(法律で規制される濃度の5倍)
  短時間であっても、目への刺激を感じるなどの人体影響が現れる
  ※個人差があります。

 発がん性
 ホルムアルデヒドに曝されるとがんの原因になる可能性があります。
 鼻咽頭がんが指摘されているようです。
 国際ガン研究機関(IARC)はホルムアルデヒドをグループ1に指定しています。
 

ホルムアルデヒド規制までの歴史

 住宅の気密化が進む
     ↓
 シックハウス症候群を発症する人が増える
     ↓
 ・当時の厚生省(現厚生労働省)の住宅指針検討専門部会化学物質小委員会から
  室内のホルムアルデヒド濃度指針値(0.1mg/m3=0.08ppm)が示される
 ・健康住宅研究会からホルムアルデヒドが優先取組物質に選定される
     ↓
・住宅メーカーや工務店などでもクロス用接着剤のノンホルムタイプへの変更
・F☆☆☆☆・ F☆☆☆といったホルムアルデヒドの放散が少ない建材の使用


ここからは、かなりマニアックな内容です。
特に、気になる方だけがお読みになることをお勧めします。


ホルムアルデヒドの仲間

 ホルムアルデヒドの仲間には分子中に同じアルデヒド基を持つアセトアルデヒドや、
 炭素と酸素の二重結合を持つアセトンなどがあります。
 これらをまとめてカルボニル化合物と呼びます。

 アセトアルデヒド
 平成14年に0.03ppmという指針値が設定されました。
 近年、ホルムアルデヒドの室内濃度が減少傾向にあったのに対し、
 アセトアルデヒドの濃度は上昇傾向にあります。
 アセトアルデヒドは天然成分として乾燥木材からも発生します。
 アセトアルデヒドやアセトンは人体でも生成される化学物質で、
 有識者のあいだでもホルムアルデヒドほどの健康影響はないであろうといわれています。


空気中のホルムアルデヒドの測定の方法

 ホルムアルデヒドを測定する方法はいくつかあります。

 検知管法
  ガラス管の中にホルムアルデヒドと反応して着色する指示薬が入った検知管に
  一定の空気を通して、着色長からホルムアルデヒドの濃度を求める測定の方法
  個人的見解だが、少し高めの濃度が示される場合が多い。

 (高速液体)クロマトグラフ法
  部屋の空気を捕集剤に吸着させ、その吸着された様々な有機化合物を細かく分離して、
  ホルムアルデヒドなどの化合物の量を調べる測定の方法
  もっとも正確に測定する方法のひとつで、空気の補修方法の違いでアクティブ法と
  パッシブ法にわかれる。

  アクティブ法
   捕集剤の中に強制的に空気を通過させて試料を採取する測定の方法。
   (新築の場合の詳しい測定の方法)
   窓開け換気を行う(30分)
     ↓
   窓を全て閉め、5時間以上放置
    ※換気回数が1時間に0.5回の場合
    ※換気計画の中に入っている空間は全て扉を開ける
    ※換気システムは運転
    ※出来る限り生活される状態を維持
    ※生活される方にとっては、家具等の搬入後が望ましい
     ↓
   測定(30分:空気の流量の設定により異なる)
    ※午後2‐3時のもっとも1日で暖かくなる時間の測定が望ましい
    ※原則1箇所2回の測定


  パッシブ法
   捕集剤を測定したい箇所に吊るしておき、試料を採取する測定の方法
   (新築の場合の詳しい測定方法)
    窓開け換気を行う(30分)
      ↓
    窓を全て閉め、5時間以上放置
    ※換気回数が1時間に0.5回の場合
    ※換気計画の中に入っている空間は全て扉を開ける
    ※換気システムは運転
    ※出来る限り生活される状態を維持
    ※生活される方にとっては、家具等の搬入後が望ましい
     ↓
   測定(24時間:最低でも8時間)
    ※午後2‐3時のもっとも1日で暖かくなる時間をまたいだ測定が望ましい

   捕集剤の種類
    たくさんあるので、こちらのページでご確認下さい。
     国土交通省のページ
     http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/hinkaku/090401passivesampler.pdf

 吸光光度法
  ホウ酸溶液の中に室内の空気を通しホルムアルデヒドを捕集する。
  この補修した溶液に、数種の溶液を混合すると赤紫色に発色するため、
  550nm付近の波長で吸光度を測定する方法


 信頼性の高いクロマトグラフ法によるホルムアルデヒドの測定費用は
 年々下がってきています。
 そのため、検知管法との測定費用の差もそれほど大きくないため、
 せっかく測定するのであれば、クロマトグラフ法のアクティブ法やパッシブ法で
 測定を依頼することをお勧めします。

 ホルムアルデヒドを含む室内の化学物質の測定を行う業者は右や下に出ていますので
 興味のある方は、ホルムアルデヒドの測定にかかる費用など確認してみては
 いかがでしょうか?

気密をマスターしよう! ~気密測定とは?~

最近耳にするようになってきた気密性。

そもそも気密性能とはなんなのか?
どうして気密性能はこれから建てる住宅に必要なのか?

良くわからない方も多いのではないでしょうか。

このページでは、ちょっとマニアックな、
でもこれからの家には必要な気密性能について
分かりやすく紹介します。

 

----------------------------  目  次  ---------------------------- --------------------------------------------------------------------------

 

 

気密性能とは?

 

気密性能は、断熱性能と並んで最近よく耳にする言葉に
なってきました。

その気密性能とは、

家の隙間の小ささを表す性能

のことです。

 

日本では、この気密性能をC値という数値で表わします。

このC値ですが、〇cm2/m2と表わし、
家の床面積に対して、どのくらいの隙間があるのかを
知ることができます。

ちなみに、平成11年の次世代省エネ基準を見てみると、

 

断熱地域区分気密性能(C値)
Ⅰ・Ⅱ地域2.0cm2/m2
Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ地域5.0cm2/m2

 

となっています。

これは、JISでも定められた測定方法があり、
その測定によって隙間の大きさを出すことが出来ます。

ハウスメーカーがホームページなどで紹介する数値は、
実験棟での数値だったりしますが、
気密を高めようとしっかりと管理された中で建てる家と
実際のお客様の家とでは数値が変わることは容易に想像がつくでしょう。

 

気密性能を高くするためには、

 

1、気密性を上げる仕様

2、現場の職人さんの真面目な作業

3、現場の測定

 

が必須です。

 

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本当に気密性は必要ない?

 

『家を気密すると良くない!』

そういう工務店の社長さんがいました。

理由を詳しく聞いてみると、

「木は呼吸をしていて、家の隙間を無くしてしまうと、
ちゃんと息が出来なくなるから、寿命が縮む」

といったことでした。

 

確かに、天然の木は湿気を吸ったり吐いたりしています。

その吸湿や放湿を妨げると、腐ったりシロアリの被害を受けやすくなり、
木の寿命(家の寿命)は短くなってしまいます。

ただ、家の気密は湿気のやり取りを止めるのではなく、
屋外と室内の空気のやり取りを止めることなのです。

そこを勘違いしてしまうと、工務店の社長さんが
言うとおり、寿命が短い家になってしまいます。

では、気密住宅のメリットと併せて
さらに詳しく紹介します。

 

◆ 気密住宅のメリット

 

◇ 家の寿命を縮めない!

 

家の隙間が小さいということは、
家の中の空気が外に逃げていきにくいということです。

冬の家の中の空気は、加湿器を運転したり調理したり入浴することで、
外の空気より多くの湿気を含んでいます。

その水蒸気が隙間から家の壁の中に入ってしまうと、
そこで結露する危険性が出てしまいます。

これは、壁内結露と呼ばれる現象です。
この壁内結露(内部結露)は柱や土台を濡らしてしまい、
結果、腐れやカビ、シロアリの発生に繋がります。

腐れやカビ、シロアリが発生すると、家の寿命は極端に
短くなってしまいます。

(図をクリックすると拡大してご覧いただけます) 

 

 

non_kimitsu_image.gif

 

では、気密された住宅ではどうでしょう。

一般的に家の気密性を上げるためには、
壁の室内側に水蒸気を通さない専用のシートを張ります。

このシートは気密シートと呼ばれ、家の中の水蒸気が壁の中に
入るのを防いでくれます。

また、壁の中の湿気は、家の外側に逃げていくため、
湿気の出入りを阻害するようなことはありません。

(図をクリックすると拡大してご覧いただけます) 

kimitsu_image.gif

 

逆に気密シートを張らず、室内の空気を壁の中に入れるような
建て方だと、壁の中で結露が起こり柱などを濡らす原因になってしまいます。

たとえ壁に調湿効果のある聚楽(じゅらく)や珪藻土を使ったとしても
壁内結露を防ぐことはできません。

 

つまり、壁内結露を防ぐためには、家の中の多く湿気を含んだ空気を
壁の中に入れないことが重要なのです。

このように、
「シートを張って気密を高めることが家の寿命を短くしないための方法」
というのは分かってもらえるのではないでしょうか。

 

◇ 快適になる

  

近年では、住宅に断熱材を入れることが当たり前となってきています。

 

断熱性を上げることによって、外に逃げていく熱を防ぐことができますので、
断熱性が低い家と比べると、同じ暖房費を使って家の中を暖めても室温が
高くなります。

しかし、いかに断熱性だけが優れていても家に隙間風が入る状態では、
なかなか暖かいと感じられなくなってしまいます。

また、隙間風はとても冷たいので、床付近を這うように流れます。

そのため、断熱性が優れただけの家では、床付近と顔付近の温度差が
大きくなってしまうのです。

 

ちなみに、気密性能を上げることで床付近の温度は
断熱性能を1ランク上げるくらいの効果があります。

 

◇ 安全な家にすることができる

 

家の気密性を上げる大きなメリットとして

『その家に住むご家族が安全に過ごせる』

ことが挙げられます。

 

安全な家にするためには、換気がとても重要になってくるのですが、

「換気」 と 「気密性を上げる」

なんだか相反することのように感じてしまう方も多いでしょう。

私もこの分野を勉強するまでは、この矛盾を理解出来なかったものです。

 

理解できなかった理由として、
私の住んでいた実家には、常にまわしておかないといけない換気扇がなかったため、
換気は、隙間から自然と行われるものだという認識があったからです。

 

そのため、

隙間風がなくなる = 換気できない すなわち 危険

という解釈に繋がり、

隙間がないとダメじゃないか・・・

という結論に至っていたのです。

 

ただ、基準となっていたのが、数十年前に建てた家というのが
間違いでした。

 

現在新築される住宅は、シックハウス症候群にならないために、
常に作動させておかなければならない換気システムの設置が
義務付けられています。

この法律では、

「2時間に1度家の中の空気がすべて入れ替えられる能力が必要」

とされています。
(厳密にいうと、使う建材の種類によって必要な換気の量は変わってきます)

 

この2時間に1度という数字の根拠は、

「ホルムアルデヒドの家の中の濃度が
多くの方がシックハウスを発症する危険が小さい濃度に抑えるために
必要な換気の量」

が定められていますので、生活するご家族様にとって安全な家にするためには、
とても重要なのです。

 

ただ、現在定められる法律では、
その能力を持った換気システムの設置の義務付けだけで、
本当に計画通りに換気されているか確認するところまでは
定められていません。

 

私自身も研究して分かったことなのですが、
隙間の大きい家で、家の空気を外に出すところだけ
換気ファンが付いているような家の場合(第3種換気)、
各部屋に取り付けられた空気を取り入れる換気口からは
ほとんど空気が入って来ていません。

その理由は簡単です。

窓を開けてトイレについた換気扇をまわしても家の中の空気が
入れ替わらないのと同じように、
隙間が大きいと、換気扇がまわっているその周辺しか
綺麗な空気が入ってこないのです。

 

つまり、気密性が低いと、家全体の空気の入れ替えができないために、
ホルムアルデヒドなどの体に悪い化学物質が適切に排除できなくなって
しまうのです。

 

また、気密が高くないので、隙間から換気される空気で十分と
考えるのも問題があります。

たとえば、気密を確保しようと思わなくても
アルミサッシやクロスで仕上げるだけでC値は10cm2/m2程度に
なってしまいます。

この10という数値ですが、
夏場の隙間から自然にできる換気の量は、
法律で定められる必要な換気の量の半分程度です。

(家の中と外の温度差が5℃で外の風が風速1mで吹いていた場合)

C値=10 の場合だと、換気口から入ってくる空気の量は排気される量の
1割以下となる場合もあるので、決して安全とは言えないことは分かると思います。

 

気密性が高い = 換気が計画通りに行える

つまり 安全ということが分かって頂けたでしょうか。

 

Memo

・ 第3種換気を採用する場合の気密性能は?

第3種換気を考えて気密性を決める場合には、
C値が1を下回るような計画を提案しています。

 

・ 法律ではなぜOKになっているのか・・・

ホルムアルデヒドは拡散していくので、
一部綺麗な空気があれば自然と混じり合うから大丈夫だろうとされています。

 

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気密性能を上げる方法

 

気密を確保するための方法はどのようにすればいいのでしょう。

 

1、気密仕様の決め方

 

気密性能は、断熱の方法によって変わってきます。

 

◆ 充填断熱の場合

 

充填断熱とは、柱の間に断熱材を詰め込んでいく(充填していく)方法です。

(詳しくは断熱材の種類と比較ページをご覧ください)

この場合、断熱材に何を使うのかを確認しましょう。

 

◇ 繊維系断熱材を使う場合

 

たとえば、グラスウールやロックウールのような繊維系断熱材を使う場合は、
断熱材よりも室内側に気密シートを施工するか、
ポリエチレンなどのシートに包装されている製品を使い、
室内の空気が断熱材に入ってこないように施工します。

また、気密シートで気密を確保するのであれば、
コンセントやスイッチなどの壁に穴をあける部分には
気密タイプの部材を使わないとそこから空気が出入りしてしまいます。

 

◇ 発泡系断熱材を使う場合

 

充填断熱でも、透湿抵抗の高い(湿気を通しにくい)発泡系断熱材を使って、
その断熱材で水蒸気を止める方法もあります。

この場合は、柱と断熱材の間に隙間が開いていては
気密が確保できません。

発泡系断熱材と柱の間に隙間が開かないように
専用の気密部材を入れるか、繊維系断熱材と同様に
気密シートを使って気密を確保するようにした方がいいでしょう。

また、合板を外壁に張る場合は、
その合板で気密を取ることも可能ですが、
室内の湿気が壁の中に入って結露をおこさないような工夫が
しっかりとされているかを確認してください。

 

◆ 外張断熱の場合

 

外張断熱の場合は、発泡系断熱材を使うのが一般的です。

発泡系断熱材を張り上げたあと継ぎ目に気密テープを貼って
気密を確保します。

外張断熱の方が気密性能を上げるのに有利と言われていますが、
それは、断熱材の継ぎ目を埋めていくだけのため、
充填断熱に比べるととても作業がやりやすいからです。

外張断熱の場合は、その断熱材の透湿抵抗や
壁の中に入る湿気がどのように抜けていくのかを
しっかりと確認しましょう。

(一部鉄骨系メーカーでは、高圧縮した繊維系断熱材を使っていますが、
この場合は、気密は室内側で取るしかなさそうです。 )

 

2、気密ラインが繋がるように計画する

 

気密を考える上で重要なのが、
この気密ラインの連続です。

高さ方向と地面と水平方向で、
どこも気密ラインがひと筆で書けるようになっていないといけません。

 

書くと簡単なのですが、大きな実際の家では、
落とし穴が多いのです。

たとえば、床が気密ラインになっているときに、
床下点検口に気密が確保できる点検口を取付けないと、 
気密ラインが寸断されます。

また、柱をたてる前に床の気密シートを貼るのが理想的ですが、
柱を立てた後でシートを施工する場合は、
写真のように、柱にシートを立ち上げて気密テープでしっかりと抑えなければ、
隙間が開いてしまいます。

 

kimitsu_photo1.jpg

 

この気密ラインの連続は、ハウスメーカーでも曖昧になっていることの
多い部分です。

しっかりとイメージできるようにしてください。

 

3、気密の注意点をしっかりと抑える

 

◆ 基本事項

気密シートですが、シートの継ぎ目は柱などの
下地がある部分で留め付けなければいけません。

気密テープだけでは、時間が経ってくると粘着力が落ち
はがれてしまうからです。

そのため、柱などのある部分で両端を重ねて
タッカというホッチキスのような工具でしっかり柱に留め付けた後、
タッカの針の部分をテープで処理し、
その上から石膏ボードなどで抑えつけるようにとめていきます。

そうすることで、継ぎ目からの空気の漏れを
小さくすることができます。

 

他にもたくさんのチェックすべき事項がありますが、
代表的な部分をここで紹介します。

 

(図をクリックすると拡大してご覧いただけます) 

 

kimitsu_line.jpg

 

◆ チェックポイント

 

チェック1 : 壁と天井の取り合い

ここでは、部屋の内側で気密を確保する方法を紹介します。

壁から立ち上げた気密シートと天井の気密シートとを、
それぞれ10cm以上重ね合わせて留め付けることが理想です。

シートをケチって、突き合わせてテープで処理をしようと思っても、
気密性能は極端に落ちてしまいます。

また、コーナー部分では、シートが重ねるのが困難な場合がありますが、
その場合は、コーナー部分だけシートを先張し、
そのあと壁と天井のシートで抑えるようにするといいでしょう。

 

チェック2 : 壁と窓の取り合い

 

窓周りは特に隙間ができやすい部分です。

そのため、特に注意が必要です。

サッシを取り付ける前に、木枠に気密シートを貼り、
隙間ができないようにしっかりと留め付けた後で
サッシを取り付けていきます。

具体的な方法はいくつかあるので、
現場によって変わってきます。

 

チェック3 : コンセント

 

コンセントは、気密シートを貫通させないとつけることができません。
そのため、外壁には極力コンセントを付けないということが理想ですが、
そういった訳にもいかないでしょう。

そのため、コンセントには気密タイプを採用することが望まれます。

 

チェック4 : 床下点検口

 

床下点検口には、気密タイプとそうでないものがあります。

特に床下点検口はキッチンに取り付けられる場合が多いので、
使う時だけ動かすようなトイレや浴室の換気扇などを付けると
床下点検口から空気が入ってきて足元が冷えるなどの
問題に繋がってしまいます。

見落としがちな部分ですので、
チェックしましょう。

 

チェック5 : 浴室下人通口

 

浴室にユニットバスを選ぶ場合は特に、
ユニットバスまわりの気密が難しいため、
基礎で気密を確保することが一般的です。

ユニットバスの下は、給水や排水のための配管が通ります。

その配管に漏れがないかの点検や古くなった配管の交換をするために、
床下に入れるような点検口が必要になってきます。

その点検口をたとえば浴室と繋がる脱衣室などに設けず、
その他の部屋に付けたとすると、浴室下に入るための人通口が
必要となってきます。

その人通口は人間が入ることができる大きさですので、
当然空気も楽に入っていき、コンセントや内壁と天井や床の取り合いで
空気が入ってきてしまいます。

そのため、この人通口には、空気が遮断できるような蓋を設置するように
しましょう。

 

理想としては、浴室や脱衣室だけを独立させて、
その空間を気密化する方がやりやすいと思います。

 

チェック6 : 内壁と屋根や床の取り合い

 

図で示したように、天井で気密を取る場合には、
必然的に内壁の上下が開放された状態になってしまいます。

ここには、壁が上まで立ちあがってくるため、
気密シートが張れないからです。

そのため、この部分には、
空気を遮断するための「気流止め」と呼ばれる処理を
しなければいけません。

気流止めには、専用部材の他、
断熱材を加工して施工する方法などありますので、
工法などに応じて選択するようにしましょう。

 

チェック7 : 換気扇

 

家の中に取り付けられる換気扇には、
大きく分けて2つの種類があります。

シックハウス症候群を防ぐために取り付けられる
24時間換気システムと
キッチンやトイレ、浴室などのニオイや水蒸気を外に排気する
局所換気扇です。

このうち、気密を特に気にしないといけないのは、
必要な時だけ動かす局所換気扇です。

この局所換気扇ですが、現在は、気密住宅用といった商品があり、
これらには、動かさない時に閉まるシャッター機能が付いているものが
あります。

動かしていない時には、しっかりと空気を遮断できるこういった換気扇を
選択するようにしましょう。

 

チェック8 : 貫通口

 

家に外から引き込まないといけないものは意外と多く、
たとえば、給排水管や換気扇、エアコン、配線などがあります。

これらの多くは、円形をしていますので、
気密の処理が非常に面倒なため、ここは特に現場で作業する方の
真面目さが要求される部分です。

気密の専用部材なども販売されていますが、
価格が高いこともあり、採用するところも少ないのが現実です。

なお、貫通口の原則として、外壁や内側の壁を張ってしまう前に
穴をあけて、その部分にスリーブパイプを通しておき、
しっかりと気密処理する方法が望ましいでしょう。

なお、配線などはどうしても隙間が出てきますので、
気密テープや現場発泡ウレタン剤などを使用し、
しっかりと隙間を防ぐことが重要です。

また、エアコンを後から付けようと思っている場合には、
施工段階でエアコンの配線や配管を通しておくようにしましょう。

量販店などで穴をあけるような工事をしてしまうと、
そういったことを全く考えずに開口してしまい、
気密性の低下のみならず、雨漏りの原因になる場合があります。

 

チェック9 : 基礎換気

 

気密の重要性が認識される前にはよく見かけられたのですが、
基礎の中を換気するための基礎パッキンと空気を通さないための
気密タイプの基礎パッキンを混同してしまっている施工者も
いました。

そのため、空気が入ってきてはいけない
玄関の土間まわりや独室基礎とした浴室まわりに
空気を通すためのパッキンを使っていたのです。

こうなると、気密の確保は出来ませんし、
玄関やお風呂がとても寒い空間となってしまいます。

そのため、基礎パッキンも、空気を通さないといけない部分なのか
空気を遮断したい部分なのかをイメージして、
間違えないようにしてください。

 

また、基礎は平坦に見えますが小さな凹凸があります。

そこにプラスティック製のパッキンをそのまま置いてしまうと
隙間が生じてしまいます。

そのため、気密タイプの基礎パッキンを施工するところには、
隙間を埋めるためのクッション材を必ず施工するようにしましょう。

このクッション材も、薄かったり、幅が狭いものだと効果が出ない場合があります。

しっかりと確認するようにしましょう。

 

 

気密性はどんなに設計段階で完璧だと思っても、
現場で施工する方の腕や丁寧さなどで大きく変わります。

例えば、30坪の家でC値が2だった場合、
その家には約200cm2の隙間があることになります。

家1軒のすべての隙間を足し合わせても、
はがき1枚程度の大きさなのです。

そこからさらに隙間を小さくしようと思うと、
とても丁寧な仕事をしないといけないとことが
分かってもらえるのではないでしょうか。

そして、その隙間の大きさや位置を知るためには、測定をするしかありません。

実際に気密測定を行わないとその家の性能ははっきりしないのです。

  

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気密測定について

 

◆ 気密測定とは?

 

気密測定とは、家の隙間の大きさを知るための測定です。

 

その方法は、JISで決められていますが、簡単に説明すると、

1、家の中の空気を排気するファンを作動すると、
  家の中が減圧され負圧になり、隙間から空気が入ってくる

2、家の中と外の圧力差がおおよそ 20Pa ~ 50Pa の間の
  5点から7点を決めて、圧力差と家の外に出ていく風量を
  グラフ上に落とし込んでいく

3、出てきた結果から、以下の数値を算出する。

 ・隙間特性値(n)

  グラフの傾きから算出

 ・通気率(a)

  内外圧力差が1Paの時の通気量

 ・9.8Pa時の通気量(Q9.8)

  日本の場合は、Δ9.8Paの時の性能を求めます
  この数値は国によって変わってきます

 ・総相当隙間面積(αA)

  家の中の隙間がどれくらいの単純な開口面積があるのかを計算


 ・相当隙間面積(C)

  上で出された相当隙間面積を延べ床面積で割って算出

  ※延べ床面積は、気密測定で決められた計算の方法がありますので、
   その通りに計算しなければいけませんので、ご注意ください。

 

◆ 気密測定器について

 

気密測定には、以下のものが必要です。

・ 家の中の空気を外に排気するためのファンと
  そのファンを制御するためのコントローラー

・ どのくらいの空気を外に出したかを確認するための風量計
  もしくは、風速計

・ 屋外と室内の温度をはかるための温度計

・ 室内と屋外の圧力差を測るための圧力計

 

精度よく測ろうと思うと、誤差の小さい計測器を準備しなくてはいけません。

 

ただ、これらの機器を組み合わせて測定するには、
数人がかりとなってしまいます。

そのため、測定を簡単に行えるように、
気密測定専用の機器も製造・販売されています。

 

kimitsu_kiki.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

日本で、主に使われる測定器は、
コーナー札幌が製造・販売する測定器だと思いますが、
この測定器だと、設置をすれば、あとは自動で測定をし
結果を算出してくれます。


ただ、測定器から出てくる数値が正しいのかの判断や
家の気密性能を落としている原因を見つけるためには、
専門の知識が必要になってきます。

 

◆ 当社の気密測定について

 

当社では、JISに基づいた気密測定を実施するため、
コーナー札幌社製の機器(KNS-5000C)で測定を行っています。

100件以上の気密測定の経験から、要望に応じて
気密性能を落としている個所を測定時に確認するようにしています。

また得られた結果は、
測定から2週間ほどで、財団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC)の
書式に準じた気密測定結果報告書を提出しています。

 

IMG_0190.JPG

 

なお、引き渡し前に気密測定をする場合は、
その家の気密性能を知ることしかできません。

もし、気密性が高い家に住みたいと思って気密測定をするのであれば、
気密施工が完了した段階で「気密測定」を行う事で
隙間の大きい場所を確認し、その後の補修に繋げることが可能です。

 

気密性を高める事は、決して息苦しい家をつくるのではなく、
家の寿命、住む人の快適さや安全を考えると、とても重要な事なのです。

 

気密測定により目標どおりの気密が取れているかどうかを

ぜひ確認してみませんか?

一般の方や気密に真剣に取り組みたい工務店からの
ご依頼をお待ちしております。

 

※ 対応可能な地域

大阪、兵庫、京都、和歌山、奈良、滋賀の関西一円

 

気密測定バナー

 

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最終更新日 2011年4月26日

快適な空間の実現のために

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 はじめに

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せっかく建てる家だから、すべてに満足できる家にしたいものですね。

 

ただ、新しく建てる家に必要なものすべてを取り込もうと思っても、なかなか予算内に納まりきれないと思います。

そんななか私たちがアドバイスしているのは、
ほしい設備や性能をリストアップして、その中で優先順位を付けていくこと。

予算に応じて優先順位の高いものから選んでいけば、納得できる家に近づくと思います。

優先順位ですが、その基準はご家族それぞれだと思います。

ただ、優先順位を付けるときに考えてほしいのは、ご家族の『安全』や『病気にならない』性能は絶対にはずしてほしくないということ。

 

『快適』というとどちらかというと「あればいいな・・・」と思う方も多いと思いますが、実は、『快適性能』が安全や病気にならない家づくりに繋がるとしたらどうでしょう。

ここでは、快適の本当の必要性を考えてみましょう。


***************************   目 次  ******************************
  1. 快適な家の本当の必要性
    • 1年間で1万人以上が亡くなる「ヒートショック」
    • 寒さは万病のもと
    • シックハウス問題は終わっていない
    • 知らずに溜まるストレスの原因
    • 結露がアレルギーの原因に…
  2. 快適な空間とは?
    • 快適な空間の恩恵
    • 頭寒足熱が基本
    • 暖房しなくても10℃以上を保てる家
  3. 快適な家を実現するために
    • どれくらいの性能を目指せばいいのか
    • 高気密高断熱住宅とは?
    • 外断熱VS内断熱
    • 断熱材と窓の種類と比較
    • 24時間換気システムをマスターしよう
    • 暖房・冷房機器の選び方
  4. Q&A
***************************************************************************

 

 

快適な家の本当の必要性

 

あなたが家に求める性能はなんですか?

  • 耐震?
  • 防火?
  • 防水?

上にあげた3つの項目は、建築基準法でも基準が定められており、それに違反した場合は、
瑕疵として、建築した業者が責任もって改修をしないといけないと定められている家の絶対に必要な基本性能です。

ただ、それ以外の、「快適性」や「遮音性」など快適な生活を送るために必要な性能は、まだ法律できちんと義務化されているわけではありません。

現在、地球温暖化の問題解決のために、住宅版エコポイントの発行や、税制優遇などの政策によって、省エネ住宅の普及促進が進められていますが、地球温暖化というあまりに漠然とした問題を身近に感じられない方も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、快適住宅にする必要性を考えていきましょう。

 

◆ 1年間で1万人以上が亡くなる「ヒートショック」

 

みなさん、「ヒートショック」という言葉をご存知ですか?

ヒートショックは、家の中の温度差が原因で起こる大きな血圧変動のこと。

そのヒートショックによって亡くなる方は交通事故で亡くなる方よりも多いのではないかと推測されています。そして、日本の家に住む方が、特に多いことが徐々に分かってきています。

それはなぜか・・・
そして、その怖いヒートショックを防ぐための方法は・・・
下のページで詳しく紹介します。
(クリックすると新しいページが開きます)

 

ヒートショックと住まいの関係 実は他人ごとでは済まない問題かもしれません。

 

 

 

◆ 寒さは万病のもと

 

 

冬になると亡くなる方が多くなったり、救急で運ばれる方が増えることをみなさんご存知でしょうか。

人間の体は、体温が下がると免疫力も下がってしまい病気になりやすいのです。風邪のとき、家を暖めて、体が冷えないようにするのもそのため。

でも、病気になった時だけ家を暖めるのではなく、普段から暖かくしていると、病気にかかりにくくなるのです。

このようなお話しをしていると、「昔の人は、寒さに耐えて生活していたから元気なのだ」といった持論を展開される方もいます。

たしかに、人間いろんなストレスに打ち勝ち、体が強くなっていることを否定するつもりはありません。

ただ、昔の人は、家の中の寒さで体が強くなったのでしょうか?

田舎にいる私のおじいちゃん、おばあちゃんを見てみると、畑仕事などをするために規則正しい生活をし、
日中は外で体を動かしていたからこそ、90歳まで田んぼや畑で仕事ができていたのではないかと思うのです。

それに、家族の寝顔しか見ずに朝から晩まで働くビジネスマンやビジネスウーマン、学校から帰っても受験戦争に勝つために塾に通う学生など昔に比べてストレスの溜まりやすい社会ではないでしょうか。

であれば、せめて家族のいる家は、ストレスフリーにしてもいいのではないかと思います。

押し付けるつもりはありませんので、将来のことやお子様のことも含めて、しっかりと考えてほしいと思います。

 

それに関連して、メタボ検診、どうして急に始まったのでしょう・・・

メタボ検診の本当の目的を知らない方はぜひ覗いてみてください。あなたの家づくりが変わるかもしれません。

 

医療費の推移とメタボ検診と住まい 驚愕の事実が・・・

 

 

 

 

◆ シックハウス問題は、終わっていない!

 

 

いまから10年以上前、新居に入った方が、めまいや鼻水、咳などの症状を訴える事例が数多く報告されました。原因をいろいろと調べた結果、新築時に使うクロスの糊や防虫剤などに含まれるホルムアルデヒドやクロロピリフォスが大きな原因として考えられ、これらの症状が出た方を「シックハウス症候群」と呼ぶようになりました。現在は、 法律でこれらの物質の使用制限や使用禁止の措置が取られ家が原因でなにか症状が出る方は、少なくなっています。

ただ、減ってはいるものの、いまだシックハウスで悩む方がいる現実を忘れてはいけません。シックハウス症候群の症状が出てしまうと、普通の生活を送ることが困難な場合もあります。車の排気ガスや香水に含まれる化学物質によって症状が出てしまうため、外にすら出られなくなる方もいます。

 また、シックハウス症候群と診断された方の中には、天然の材料から出る化学物質が原因だった方もいます。

「天然だから安全」

こういったキャッチフレーズをよく耳にしますが、鵜呑みにすると危険な場合もあります。

シックハウス症候群にならないための予防策を以下のページにまとめました。

新しい家で病気にならないためにも、ぜひご覧ください。

 

シックハウス症候群の対策を知る シックハウスを知って、家づくりに活かして下さい

ホルムアルデヒドの初歩から測定の方法まで 本当に安全かは測ってみないとわかりません

 

 

◆ 知らずに溜まるストレスの原因

 

 

マンションなどでは、上の階の音が問題になることはありますが、戸建の家でも同じように、家の中の音と、外の音が原因でストレスや眠りが浅くなるなどの原因となるのです。

東京都が幹線道路沿線にお住まいの方5000名以上を調査した結果がありますが、この結果では、騒音が大きくなるに従い「夜中に目が覚める」「憂鬱になる」「イライラする」などの精神的な症状に影響を与えることが分かっています。また、他にも、「耳が遠い」「めまいがする」「貧血」などの自覚症状を高めていることも示されています。

このように、騒音は、お住まいの方の健康を害するものとして認識すべき問題です。

新しい家を建てるのであれば、騒音を遮断する快適な空間の実現も必要なのではないでしょうか。

 

 

◆ 結露がアレルギーの原因に

 

 

冬になると窓の結露に悩まされる方も多いと思います。結露した窓を拭くのが毎日の日課、まずは窓ふきから一日が始まるなんて方も多いのではないでしょうか。

結露を放置していると、窓まわりや窓を支える構造部分がカビたり、腐ってきたりと、いいことはありません。家の寿命も縮むし、アレルギーの原因になることも。

そんな結露ですが、見た目にこだわらなければ、意外にも簡単に防ぐことができます。また、家を建てるなら、結露が出ないような家にしたいですよね。

結露対策の具体的な方法を紹介します。

 

窓の結露について 結露はご家族や住まいの健康を害する危険な現象

 

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快適な空間とは?

 

快適な空間とはどんな空間なのでしょう。

『快適な家の本当の必要性』でも紹介しましたが、快適な空間とは、「暖房・冷房している部屋としていない部屋の温度差が小さい」、「天井付近と床付近の温度差が小さい」、「空気が汚れていない」、「家の中で聞こえる騒音が小さい」、「窓や壁に結露しない」、「省エネできる」 空間ではないでしょうか。

すべてのキーワードは、お住まいのご家族の健康や安全に繋がるものです。

 以下のページで、快適な空間のメリットを紹介します。

 

高気密・高断熱住宅がもたらす恩恵 高気密高断熱とはどんな家なのか・・・

頭寒足熱は快適な空間の基本! 快適な空間づくりの基本をマスターしましょう

 

 

◆ 暖房しなくても10℃以上を保てる家

 

 

勘違いされている方も多いのでぜひ知っておいて頂きたいのですが、快適な家の条件は、「断熱性能」、「気密性能」を高めた家にすることですが、暖房や冷房に頼り切った家にすることを強制するものではないということ。窓も開けられない家といったイメージを一部ハウスメーカーが植え付けているように感じますが、決してそういうものではありません。

確かに、冬に家の中を安定して常に20℃にしようと思えば、暖房が必須になります。しかし、家計の節約を頑張っている奥さまは、月々かかる光熱費を減らすために、いろいろと我慢をして生活している方も多いと思います。

そんな方に、ずっと暖房を付けて生活して下さいといっても到底受け入れがたいことではないでしょうか。

私たちが訴える快適な空間とはそうではなく、必要な時に暖房を付けて、その暖めた熱を外に逃がさず、なにもしなくても、家の中を10℃以上に保てる家を目指すことにあります。昼間は、太陽の光を家の中に取り込み、自然の恩恵を存分に受けながら必要な時だけ暖房を付けて、なおかつ、家の中が10℃を下回らないこと。そんな空間を目指してほしいのです。

家の断熱性能や気密性能を挙げることで、この自然と上がっていく温度は高くすることができます。また、夏にも断熱性を上げた家は熱中症などを防ぐことができます。

夏は断熱すると逆に家の中が暑くなるという専門家もいます。ただ、それは、日射の影響をしっかりと考慮していないから。夏は、断熱に加えて、遮熱をする必要があります。その遮熱を考えずに家を建ててしまうと、昔ながらの家よりも暑くなるのは当然です。

断熱と遮熱がしっかりと考えられた家に住む方の中には、夏にエアコンをほとんど使わずに生活される方もいらっしゃいます。

 

エコ住宅の住まい方 コチラのサイトで紹介しています

 

 

快適な家には、たくさんのメリットがあります。

では、次項では快適な家にするための方法を紹介します。

 

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快適な家を実現するために

 

 

◆ どのくらいの性能を目指せばいいのか?

 

 

家の性能のお話になると、難しいから考えたくない・・・

そんな方には、、至ってシンプルな方法をお教えしましょう。

それは、国が定める基準に従うこと。

たとえば、住宅性能表示制度や平成11年に定められた次世代省エネ基準といった国が地域ごとに定めた基準があるのです。大阪のような比較的温暖地とされる地域では、断熱地域区分Ⅳに指定されていますが、この地域では、熱損失係数という数値が2.7より小さい数値になるように断熱仕様を決めていけばいいのです。

次世代省エネ基準では、使う断熱材を決めると、天井や床、壁に入れる断熱材の厚さがすぐに計算できるようになっていますし、窓や玄関ドアにも、どのようなものを使えばいいのかが記されています。世界的にみるとそれほど高い基準ではありませんが、家の中が10℃を下回らないようにできるようです。

もしあなたが家の建築を工務店やハウスメーカーにお願いする時に「次世代省エネ基準を上回る性能にして下さい」もしくは、「住宅性能表示の断熱等級で、等級4にして下さい」と伝えるとこの性能をえることができます。

 

たまに、新省エネ基準を引き合いに出し、新省エネ基準の○倍!などと、あたかもすごいような書き方をしている工務店やハウスメーカーもありますが、この新省エネ基準とは、平成4年に定められた次世代省エネ基準よりも甘い基準です。今は、次世代省エネ基準があるのも関わらず、昔の基準を引っ張り出してくる理由・・・
それは、みなさんわかりますよね。。。
そういうところは、選ばない方がいいかもしれません。

 

逆にもっと性能を上げることも可能です。今後、次世代省エネ基準の見直しがされる可能性が囁かれています。その基準を見据えた家づくりをされると将来的にみると良いのではないでしょうか。

こちらに入っている情報をここではオープンにできませんので、もし知りたい方は、お問い合わせください。

 

なお、性能を上げることでより快適さが向上し、暖房や冷房にかかる光熱費を安くすることができます。

もっと詳しく知りたい方のために、下で詳しく紹介します。

 

 

◆ 高気密高断熱住宅とは?

 

 

高気密高断熱住宅を謳うハウスメーカーや工務店も増えてきましたので、この言葉はどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。

では、高気密高断熱住宅とはいったいどんな家なのでしょう。

気密性は、隙間の小ささを表わす性能とすでに紹介しました。断熱性は、家の中の暖めた熱や冷やした熱を外に逃がしにくい性能です。この両方に「高」という言葉が入っているので、勘のいい方は、気密性や断熱性が高い住宅ということは察しがつくと思います。

では、具体的にどんな性能を持っているかですが、残念ながら高気密高断熱住宅には、具体的な性能の基準はありません。この言葉を使っている工務店やハウスメーカーを見ると、大よそ次世代省エネ基準を満たした住宅か、もしくはそれを上回る性能を持った家を指していることが多いようです。

つまり、高気密高断熱住宅と言われただけでは、もしかしたら、ほしい最低限の性能を持った家なのかもしれません。今販売されるハウスメーカーの家で最も性能が高い数値は、次世代省エネ基準の約3倍。

これだけ違う性能を高気密高断熱住宅という一つの言葉だけで判断するのは危険でしょう。

本当に欲しい性能の家を建てるためにも、営業マンに騙されることなくぜひしっかりと知識を付けることをお勧めします。

 

また、断熱性は間取りと建物の仕様が決まれば、計算によって横並びで比較できる数値を出すことができます。一般的には、熱損失係数のQ値という数字を使うのですが、先に紹介したとおり、Q=2.7が次世代省エネ基準になっています。

では、家の隙間はどうなのでしょうか?

家の隙間は、使う材料や家の仕様によっても変わりますが、大工さんの仕事の丁寧さも大きな影響を与えます。そのため、気密性を確認すると、大工さんの真面目さを判断することができます。

気密性は、実際に測ってみないと分かりません。

家を建てているときに測ればやりかえが可能ですので、気密性を上げるための対策ができます。逆に完成した後では、その家がどの程度の隙間なのかを評価する意味合いが強くなります。

以下のページで気密性能について詳しく紹介します。

 

高断熱住宅を実現するために 高断熱住宅を比較するために必要な情報満載

気密性能とは? 気密性能は、家の快適さや安全に大きな影響が・・・

 

 

 

◆ 外断熱VS内断熱

 

 

数年前に外断熱、内断熱で、ハウスメーカーや断熱材のメーカーがどちらの方がいいのかを争っていたのですが、結局のところどちらでも構わないというのが、私たちの持論です。どちらも長所と短所があり、選ぶ人の求める家に近いものを選択するというのが、いいのではないでしょうか。

ここでは、外断熱、内断熱の特長を紹介しますので、その特長を活かすことができる方法を選択してください。詳しくは、以下のページで紹介しています。

 

壁の断熱方法 外断熱、内断熱を絵を見ながら理解しましょう

 

 

◆ 断熱材と窓の種類と比較

 

 

断熱材には、いろいろな種類があります。また、同じ名称であっても比重や発泡割合などによって、性能が違います。また、ややこしいのが、グラスウールやロックウールのように名称につく数字が大きい方が性能が高いものもあれば、ビーズ法ポリスチレンフォームのように数字が小さい方が性能が高い場合があること。

 

 (低い)           性能          (高い)

グラスウール10K < グラスウール24K

EPS 2号      < EPS 1号      < EPS 特号

 

ただ、断熱材は、その材料の特性もそうですが、厚さを考えなければいけません。逆にいうと、性能がそれほど高くなくても、厚みさえしっかりと確保できていれば問題ないということになります。

それぞれの材料の特長を抑えながら、正しい施工がされるように、以下のページでしっかりと確認してください。

 

断熱材の比較と種類 外張り断熱VS充填断熱で記事を書いています

 

 

また、窓も断熱材と同様にいろいろな種類があります。実は、家の中から逃げる熱の量がもっとも多いのが
この窓なのです。家の快適さは、まずは窓から・・・

窓の種類や断熱性の比較など詳しく紹介します。

 

窓の種類と比較 数ある窓の種類を知って、楽しんで選んでいきましょう

 

 

◆ 24時間換気システムをマスターしよう

 

 

「24時間換気システム」とは、シックハウス症候群の対策のために、新しく家を建てる場合には、ほとんどの家で取り付けが義務化された常時まわし続けないといけない換気扇のことです。

リビングや寝室など、長時間人が在室する居室は2時間に1度すべての空気が入れ替えられる能力をもった換気扇を取り付けなければなりません。

その換気システムにも様々な方法や、種類があります。
イニシャルコストが安いものや、ランニングコストが安いもの、花粉や外の誇りを入れにくくするものなど、多岐にわたります。ハウスメーカーでは、家の仕様を決めると勝手に決められる場合がありますが、せっかくだったら、その特長を知ってご家族に一番合った換気システムを選びましょう。

 

24時間換気システムの比較 家族の健康にも影響する換気システムの比較

 

 

◆ 暖房・冷房機器の選び方

 

家の性能が決まったら、その家に適した暖冷房の機器や必要な能力を決めていきます。暖冷房の機器は、家の快適性や月々の光熱費に大きな影響を与えます。そのため、なにも考えずにエアコンを付けるのではなく、生活のスタイルにあった暖房機器を選んでいけるようになりましょう。

たとえば、家に長時間家族の誰かがいるご家庭と共働きで子供も学校に通っているような家庭では、暖冷房の使い方も違うでしょう。また、ご家族が暑がりなのか寒がりなのか、その両方なのかによっても選ぶべき暖冷房機器の種類は変わってきます。数年、数十年先の将来を考えた計画が必要です。

以下のページでしっかりと選んでください。

 

住まいの暖房機器の比較 快適さやランニングコストを左右する

 

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Q&A

 

ココでは、みなさんから頂いた質問に答えていきます。

家の断熱性や気密性などで 疑問に思っていることがあれば、
ぜひお問い合わせください。

 

Q.1 断熱材って何を使えばいいの?

A:

極論を言えば施工さえしっかりと行えばどんな断熱材を使ってもいいです。

ただ、床にグラスウールなどを使う場合には、床の裏側と断熱材の間に
空気が入らないようにしないと断熱効果が大きく低下するので、
通常は、グラスウールでもボード状にしたものが使われたりします。

使う場所にあった断熱材というものがありますので、
以下のページでしっかりと確認してください。

 

断熱材の比較と種類

 

Q.2 壁内結露ってなに?

A:

壁内結露とは、家の中の湿気が壁の内側に入って起こる結露現象です。
そのため、柱を濡らしてしまうことになり、腐れや断熱材の脱落など
家の耐久性を極端に落としてしまうことに繋がってしまうため、
注意が必要です。

壁内結露させないためには、家の中の湿気を壁の内側に入れないように、
湿気を通さないシートを石膏ボードの内側に張ったり、
湿気を通しにくい(透湿抵抗の高い)断熱材を施工することが重要です。

チェックが難しいので、設計の段階や、施工中にしっかりとチェックして下さい。

 

Q.3 次世代省エネ基準で建てているハウスメーカーを教えて!

A:

こちらのページで紹介しています。

 

ハウスメーカーの暖かい家ランキング(断熱性能比較:C値、Q値)

 

 

ご質問が多い内容を抜粋して紹介します。

具体的な相談は、お問い合わせフォームからご相談ください。

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 最終更新日:2011年4月8日