交野市で建築が進んでいたS様邸。
一部、工事を残していますがお施主様のご好意で、見学会を開催させて頂きました^^
今回はあっという間に予約が埋まってしまい、広く案内しませんでしたが、
来られた方はとても参考になったと喜んでいらっしゃいました!!
今回のこのたてもののテーマは
「生活感の無い家にすること」
です。
そしてもう一つの大きなテーマとしては、この場所を購入することにした、
大きな決定要因である、景色を活かす事。でした。
今回、このどちらものテーマを実現するために、かなり大胆な計画となっています^^
玄関ホール
玄関に入って、まず最初に目に飛び込んでくるのが、このタイル壁。
モザイクタイルと呼ばれる、正方形のタイルを組み合わせて、あしらってあるのですが、
鏡の位置も絶妙で、外出の際にもバッチリ使えるようになっています。
洗面所
洗面室においては、まるでどこかの商業施設の洗面所のようです^^
横幅を広めに取った洗面所で、鏡も2つあるので、親子が並んで使用することも可能です。
書斎(ゼブラ?)
まさに目を引くとは、この事かと改めて思い知らさせた壁紙を利用している、書斎です。
基本的には、一般的な壁紙の中から選ばれていますが、ジックリ見ていくと、
このような柄もあることに気付かされます!!
2階リビングと大開口
景色を活かすために、2階リビングとなっています。
リビングボード側の壁には、ワニ柄の本来は床に使用する素材を利用しています。
そして、リビングから望むバルコニーには、視界を極力遮らないように大開口が設置されています。
もちろん、単なるアルミの窓だと冬場にとても寒くなるので、樹脂サッシを用いています!
更には、大開口を用いたことで構造的に弱くなっては意味がありませんので、
詳細な構造計算によって、地震などに対する安全性の検討も行っています!
リビング
また、リビングからバルコニーへ出て行く部分には、段差を無くしたいと言うご希望を反映し、
一般的でない、少し特殊な計画方法で段差なしのフラットとしています。
こうすることで、外と中のスムーズな出入りが可能となります!
ダイニングから桜の見える景色
また、ダイニングにはお隣さんを気にすること無く、目下に広がる景色を楽しめるように、
専用の窓を配置しています!
春になると桜が咲くこの場所で、桜の色を感じながら、朝食を食べる日が直ぐそこに来ています^^
大開口を前にして
それぞれのご見学者さんも、この大きな窓によって明るくなった場所に立ち止まり、
その感覚を味わわれていました。
大開口を前にして2
今回は特別に用意してもらったこの大開口窓。
その重さは200KG近いと言います。
窓を取り付ける際も、4人の大工さん(通常の施工時は大工さんは1人)によって、
設置してもらいました^^
大開口を前にして3
今回は、生活感を無くすと言うテーマだったので、普段はあまり使用されることが少ないデザインの
壁クロスや床タイルが使用されています。
できるだけ費用を抑えつつ、ご希望に沿った計画を実現するにはどうしたら良いのかと言ったことについて、
参考にして頂けたようであれば、見学会としては大成功です!