2016年5月

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1年前にお引き渡しさせて頂いた家にお招き頂きました! IN堺市M様邸

今から約1年前にお引き渡しさせて頂いたM様邸。
ほぼ1年ぶりにお招き頂き、お伺いさせて頂きました^^

久しぶりにお会いさせて頂いたM様ご家族。
この1年間の住み心地について、お話をお伺いさせて頂きました!

高断熱な住宅とすることで、基本的に必要な仕切り以外はなるべく仕切らないようにしたM様邸。
この1年間の住み心地は、とても快適だったと言う事で、とても喜んでいらっしゃいました^^

また、割りと大きなトラックが通る車道沿いにも関わらず、
お仕事の都合上、昼に睡眠をとられることもあるのですが、
一切気になるような事も無く、普通に眠れるそうです。
(当初、昼間でも暗くして眠れるようにと用意した、
 ロフトに関しては、物置として利用されているとの事でした)

確かに、窓を明けてみると、外の工事の音が響き渡っていたのですが、
窓を閉じると、殆ど気にならない程度の音になっていました^^

キッチン前収納
とても綺麗に整理整頓されているキッチン前のオープン収納

また、収納についてお伺いしたところ、リビングに設けたリビング収納と、
キッチン前に設けた、オープン収納を上手く使い分けられているとのことで、
リビングがすっきりとした快適な場所となっていました。
リビング収納を1つ設けたことにより、とても便利だったようです。
隙間空間を活かした、ロールカーテンで仕切るタイプの収納ですが、
とても効果があったようです!

ブラックウォールナットの床
こだわりのブラックウォールナットの床

計画当時、弊社にある打ち合わせ机を見た時から、
「絶対に取り入れたい!」
と、仰られていたブラックウォールナットの床。
机や椅子で傷つけたり、お子様が傷つけないようにと、
マットやラグを利用されていましたが、やはり杢目の味わいは、
今でも変わっていませんでした。

貴重な木なので、とても大切にされているようです。

ストリップ階段のあるリビング
目通しの良いストリップ階段で、開放感があります^^

そして、何と言ってもリビングの開放感を実現するために、
スリット階段とした写真のスペース。
こちらによって、広々とした雰囲気を醸し出していて、
このような作りにして、本当に良かったと仰って頂きました。

「イノベーション」と言う言葉がありますが、その意味を追求すると、
"我々の生活様式を変えてしまうような大きな変革"
と、言うことが言えます。

私は、高断熱住宅によって実現する生活は、
とても大きなイノベーションが実現していると考えています。
冬でも暖かく過ごせて、大きな空間でも快適に過ごせるのですから!!

今まででは考えることが出来なかったような、
生活の変化、それにともなう感動、価値観の変化。

iPhoneが出てきた時に、大きな生活様式の変化がありましたが、
それに負けず劣らず、高断熱住宅においても、
信じられないような大きなイノベーションが生じているのだと、
改めて実感することが出来ました!!

お招き頂き、ありがとうございました。

 

竜笛(龍笛)を吹く神主さんによる地鎮祭が行われました! 生駒市T様邸

生駒市にてご建築計画を進められてきたT様ご家族。
今日のとても良い天気の日に地鎮祭が行われました!

新築工事にはつきものの地鎮祭。今まで沢山の地鎮祭に参加させて頂きましたが、
今回はなんと初の、神主さんご自身が竜笛(りゅうてき)と呼ばれる横笛を
自ら吹かれながら、式が進行すると言う有難い地鎮祭でした。
(今まで、(今は無き)カセットテープをラジカセで流す神主さんがいらっしゃったことはありますが。)

音色が竜の鳴き声に似ている(誰が効いたのだろう??)ことから、
竜笛と呼ばれるようになったそうですが、確かにこの笛の音色が響くと、
一気に厳かな雰囲気になり、【地鎮祭】と言う感じになります^^

 

竜笛の音色
竜笛の音色が響いています

地鎮祭では、玉串奉奠(たまぐしほうてん)と呼ばれる儀式を行います。
この玉串奉奠は、榊(サカキ)と呼ばれる常緑樹の木(これが玉串)を祭壇に捧げる儀式です。

玉串に工事の無事を祈る思いを載せて、神に捧げると言う意味がありますが、
地鎮祭参加者にとっては、地鎮祭のメインの儀式となります。

このメインの儀式において、神主さんが竜笛を奏でて下さいました。
とても良い雰囲気の中、地鎮祭が進められた事が非常に感激でした^^

地鎮祭を省略することも多くなってきた昨今ですが、
こう言った文化の一種を感じた瞬間。
その良さを改めて感じることが出来るのは、とても幸せな瞬間です^^

経済合理性ばかりを追求し、何でもかんでも効率、効率と言われるようになった、
息苦しい世の中に、昔から好まれてきた文化の一端を不意に味わうことが出来、
その良さを改めて感じることが出来ました。

私も人の親になり、改めてこの生まれてきた子の未来を考えた時、
我々日本人は、経済合理性ばかり求めていて本当に良いのだろうかと言う考えが
改めてよぎるようになりました。

我々がどこかに置いてきてしまった「文化」に象徴されるように、
きっと効率ばかりを求めれば、その分失われるものがあるはずです。

心豊かに健やかに、子供が育てるそんな環境を望むなら、
我々が長く好んで育んできた文化を大切にする(そのまま受け継ぐのでなく、継承発展させていくと言う事)ことも、
とても大切だと考えています。

T様邸のご計画も2世帯住宅となっています。
ここに至るまで、紆余曲折色々ありましたが、良き雰囲気の漂うこの日を迎えることが出来て、
尚更良かったと感じる気持ちと、ここに繰り広げられる新たな生活が、幸せなものになることを
期待せずにはいられません!

本当におめでとうございます!

 

健康・省エネシンポジウムⅨ IN経団連 が開催されました!

今年も恒例の経団連会館にて、健康・省エネシンポジウムが開催されました。
今回で、早くも9回目になります。

今年も様々な分野の「リーダー」とされる方々が出席され、
今後の日本の住宅のあり方について、様々な角度からお話されました。

今回は、「住宅と健康に関する最新の研究から」と題して、
(一社)健康・省エネ住宅を推進する国民会議の会長であり、
(一財)建築省エネルギー機構の理事長もされている、
村上周三先生(この分野における、まさにリーダーです。)が、現在分かっている住宅と健康との関連性を示す、
調査研究データをとても詳しく、ご紹介されました。

また、我々が国民会議の一員として調査協力している、
健康調査についてもお話され、この調査の社会的な意義について、
お話されました。

今回は、イングランドの公衆衛生庁で健康保護についての部署を担当されている、
Angie Boneさんも公演され、英国における住宅と健康に関する取り組みについて、
お話されました。
中で印象的だったのは、イギリスでは寒い日に暖かく過ごすべきと言う事に対して
都度警告を発信する必要があるかどうかについて、
検討がなされていたようで、色々な調査の結果、死亡リスクが高くなるような外気温になった時に、
警報を発しようとすると、冬の殆どの日に警告を発することになるので、
それならば、いっそのこと住まいを断熱化し、暖房するほうが重要だという結論になったそうです。
(前提として、暖かく過ごす環境を作ることは必須となっています。)

そのようなイギリスでの考え方を参考に、日本ではどのような対策をすることが
大切なのかを考えていく必要がありそうです。

村上 周三
健康・省エネ住宅を推進する国民会議 村上 周三会長

今回のシンポジウムでは、議員連として健康・省エネ住宅を推進することの重要性について、
検討をする会の会長をされている、高村議員も来賓の挨拶に来られました。
寒さに対する規制や法律などを作ろうとすると、厚生省が管轄になって、それらの内容について、
検討することになるようなのですが、高村議員は

「薬などの副作用を調べることとは別の事として考えるべきだ」

と、言う意見を述べられ、出来れば早く冬に家の中が寒いと言う事実に対応すべきと言った趣旨の
お話をされました。

高村 正彦
健康・省エネ住宅を推進する議連連盟 高村 正彦 会長

そして、今回は総理大臣の補佐官をされている衛藤晟一氏も挨拶にこられ、
今回の活動の意義について、お話をされていました。

衛藤 晟一
内閣総理大臣補佐官 衛藤 晟一氏

更に、もう一人の総理大臣補佐官である和泉洋人氏も挨拶に上がられ、
「先の2名がこれだけ長くお話をされたと言う事は、この内容が如何に重要なことなのかを分かって貰えたと思います。」
と、お話されていました。

つまり、冬場に寒いという事実が、如何に改善すべきことで、
それを実現する何らかの手段が必要なのではないかと言う事です。

和泉 洋人
内閣総理大臣補佐官 和泉 洋人氏

もちろん、その具体的な手法についてはこれからどんどん議論が進んでいくものと思われますが、
毎年行われている恒例のシンポジウムとは言え、一歩一歩確実に、良い方向に向かって進んでいるのではないかと
感じるシンポジウムとなりました!

 
 
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