2016年3月

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フレンチスタイルのOB施主さん宅見学訪問!

フレンチスタイルな風合いの建物を見学するために、
OB施主さんの家を訪問させて頂きました!

最近の生活スタイルを聞かせて頂く良い機会ともなりました!

フレンチ風
少し遠目からでも、それと分かる佇まい

久々に訪れるこの場所ですが、少し遠目からでも「あれだな」と分かる邸宅は、
郵便屋さんにも良い目印となっているようです。

見学された方も、「あれですね!」と直ぐ分かられたようです。
(写真で残念なのは、電線が視界を邪魔してしまっている部分です。
 早く、電柱の地下への埋設を進めて欲しいものですね。
 町並みの良さが、その町で生活される方の心のユトリを作る。
 と、言うこともあるはずなのです。

 ニューヨークで犯罪が減ったのは、一説には地下鉄で大量にあった
 落書きを消した事による効果だと言う話もあるほどです(他にも要因はあるようですが。)。
 つまり、何気ない周りの環境が雑然としていることは、
 人間心理に何らかの影響を与えている可能性がある。
 私はそのように考えています。)

フレンチスタイル 外観
郵便やさんが「ヨーロッパの家」と勝手に(?)名づけていたようです^^

施主さんに聞くと、よく配達に来てくれる郵便屋さんは、
ご自身の中で「ヨーロッパの家」と勝手に名づけていたそうで、
初めてその郵便屋さんと話す機会に、そのことを打ち明けられたそうです。

色々と配達で回っている郵便屋さんは、
色々な建物を見る機会も多いと思いますが、その中でも印象的な建物だったのでしょう。

建物の形状が特殊な訳では無いですし、奇抜な色を利用している訳でもありません。
それなのに、目に入り易く、印象に残りやすい。
外壁に使用している材料の違いが大きいのですが、
特殊なものではなく、ごく自然にある材料を使っているだけです。
人工的な材料で覆われた建物との比較で、
自然な材料を利用した建物が、際立っているように見えるのも、
不思議な感覚です。

ヤコブセンランプ
照明の明かりが優しく生活を照らしています

屋内側に入ってみると、

「やり過ぎじゃない感じが丁度いいですね!」

とのご感想。
確かに奇をてらったような、
そう言った雰囲気をこの住宅では感じません。
徹底的に生活感を排除して、アートとしての建物を希望される方もいらっいますが、
生活をするための場所として、落ち着きや団欒を重視した計画となっています。
それも一重に施主さんのバランス感覚の良さなのでしょう!!

漆喰の壁
窓からの明かりも優しく映しだされています

上の写真は、階段下から2階を見上げた際の写真です。
何となく優しい感じに見えるのは、私だけでは無いはずです。
この感覚に訴える"自然のもの"の優しさは、
生活の質に影響を与えうると感じます。

この中で育つお子さんは、この優しい感覚に包まれて、
その感覚が故郷となって、育つことになるはずです。

この仕事をしていると、どんな家が好きかを聞いていくと、
幼少期に過ごした家の感じを無意識のうちに思い出し、
それを好みとして確立されている方も多いことに気づきます。

やはり、周りの環境や子供の頃の記憶は、
その後の感性に大きな影響を及ぼすのでは無いでしょうか?

その意味においても、家づくりはとても大切なものなのだと、
改めて認識することが出来ました!

見学させて頂き、有難うございました!!

 

高断熱大開口の窓を設置する家の上棟式! IN交野市

交野市で上棟が行われたS様邸。
建築地は、桜並木が彩る景色の良い山中にあります。

「ここからの景色、最高ですね!!」

古屋付き(古い家付き)の土地を購入されたS様。
初めて現地に伺った際の感想でした。

そんな場所の良さを気に入ってご購入された土地。
今回は、この景色を最大限に活かすための家づくりとなっています!

春には桜並木が見えるこの場所において、
その景色を堪能するため、下の写真にあるように、
2階のバルコニーに大開口を設置しています。

こちらの大開口、通常の窓では断熱性能が低いため、
冬にはとても寒い思いをします。まして、ここは山の上なので、
先日の地鎮祭でもまだ雪が降っていたぐらいでした。

ですので、その寒さにも対応するために、窓は高断熱窓としています!
こちらの高断熱窓とすることで、冬は窓を閉めたまま景色を楽しみ。

春になって暖かくなれば、窓を開け放ってバルコニーなどで桜並木を鑑賞することが可能です。

大開口窓
大開口を設置する予定の2階リビング

また、リビングとバルコニーは、雨の日に屋内に雨水が入ってこないように、適切な工夫をした上で、
フラットに出入りが出来るように計画を行っています。

ですので、屋内との出入りもスムーズに行なうことが可能です。
バルコニーにはベンチを設置し、ユックリ晩酌を楽しみながら、景色を堪能することが出来るようになっています。

そんなS様邸の上棟式が近づき、実際にどのような景色が見えるようになるのか。
S様同様、我々も楽しみにしていました。

徐々に組み上がっていき、やがて2階がその姿を表します。
いよいよ2階に上がったその景色たるや!!

この景色を如何に活かすかは、今後の詳細な打ち合わせでも変わってきます。
また、更に打ち合わせの楽しみが増えたと思います。

更に高断熱の大開口を設けることによって、2階のリビングはとても明るくて開放的な場所となっていることが
この時点でも確認することが出来ました。
実際に、大開口が設置された後がどのようになるのか、こちらもまた楽しみです!

大工さんへの労い
大工さんに労いのご挨拶をして頂いてます!

この日の上棟式には、お施主さんのお父さんまでもご参加いただき、
棟梁の大工さんに、労いのお言葉を頂きました。

大工さんには、窓の設置についても頼りにしています。
何せ窓だけでもかなり重さのあるものですので、
設置だけでもかなり大変です。

小屋裏の御幣
御幣が御札といっしょに、小屋裏に掲げられました!

御幣に施主さんのお名前を記入いただき、
地鎮祭の時に、祈祷して頂いた御札を添えて、
その御幣を小屋裏に掲げました。

この家を末永く見守り続けて欲しい。
そんな思いが御幣には詰まっている事と思います。

上棟が終わると、いよいよ高断熱大開口の窓が
設置される日が近くなってきます。
大工さん、宜しくお願い致します!

 

K様邸施主検査に立ち会いました!

お引渡しが近づいて来ている、吹田市K様邸。
この日は、施主さんと一緒にお引渡し前の「施主検査」に
立ち会ってきました!

施主検査とは、現場の工事監督や我々のチェックが終わった後に、
更に施主さんの方で気になる点が無いかどうかを確認してもらうための検査です。

K様にも、「施主検査って必要ですか?」

と、ご質問頂いていたのですが、我々や現場監督さんは、
あくまでプロとして、その建物を見ています。
ですので、ある程度の「固定観念」の中で見ている部分は否めないので、
あえて、素人でしかもも思い入れのある施主さんの目で、改めて確認して貰うことが重要です。
そのことをご説明した上で、現在、石川県在住のK様に予定を合わせて、
戻って来られたタイミングで、施主検査を行いました。

造作食器棚
現在製作中の食器棚の位置を確認中!

「どこを見たら良いのでしょう?」

これもよくご質問頂く内容ですが、
「基本的には扉や窓や水栓に機械類、
 動くもの、動かせるものは極力動かしてみて、何か違和感を感じないか、気になるところは無いかを
 確認すると、いろいろと気づくことがあるかもしれない」

と、お伝えしています。

実際に動かすと、

「もう少しスムーズに動かないものか?」
とか
「水道の出が勢いが良すぎる」
と、言ったようなことが感じられます。
このような点に関しては、素人さんだけではともすれば、
修正するのは難しいかもしれませんが、
現場監督さんならその場で修正出来ることが可能な場合があります。
これらも、感覚の問題になるので是非確認しておくべきです。

また、傷や気になる割れ目や裂け目なども、程度の問題はありますが、
気になれば指摘してみると良いでしょう。
ただし、傷に関しては細かく見ていくと、割りと沢山あるものです。
その点を知った上で、

「ここは直して欲しい!」

と、心から思えるところを、修正依頼すると良いです。
最近の補修技術は発達していて、わりとどんな傷でも、
殆ど分からない位にまで、補修出来ることが多いです。
(それでも、目立つ場合は取り替える必要が出てきます。)

外構打ち合わせ
これから始まる外構工事の打ち合わせ

また、今回は建物とは別に外構工事を完成後に行う予定です。
裏側のフェンスの高さはどうするのか?
勝手口のポーチ段の高さは、どこまでどうするのか?
などと言ったことも、図面上で打ち合わせをするより、
実際に現地で確認しながら打ち合わせする方が、より確実なものが出来上がります。

普段、遠方にいらっしゃったご都合上、それらの打ち合わせを施主検査のタイミングにすることに
なりましたが、外構の打ち合わせについても実際にその場所で、大体の大きさなどを把握しながら、
打ち合わせをすることが、より良い外構計画に繋がります。

ドアの取っ手修正
このドアに少し修正を加えることになりました!

本来であれば、ここに来るまでも、現場にて詳細な打ち合わせが出来ることが大切ですが、
(建築途中でも、実際にものを見ながら、高さや、大きさなどを確認しながら、
 打ち合わせ出来ることがより良い打ち合わせとなります。)
遠方にお住まいの場合は、なかなか頻回に打ち合わせと言うことが難しいです。
その分、メールでシッカリやり取りをしながら、我々の方で確認して、修正なども指示しながら、
ここまでくることが出来ました。

それもこれも、K様の家づくりに対する真剣な姿勢が、工務店さんを含めた我々にシッカリと
伝わっていたからこその賜物と言えるでしょう。

こうして、ほぼ半日かけて行われた施主検査。
「大満足です!」

と、仰って頂いたのが我々にとって、最高の褒め言葉でした^^

 
 
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