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敷地測量に立ち会ってきました!

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この日は、大阪市内で建て替えを計画中のK様邸の建築予定地に対して、
敷地の測量を行いました!

敷地の測量とは、土地の大きさを専用の機器を用いて正確に測定し、
建物を計画するためなどの資料として、敷地の図面を作成することです。

トランシット
正確な距離をだすための機械

上の写真の機器はトランシット(セオドライト)と呼ばれるもので、
この機器を利用して、現在の建物の位置やその他の目印を参考に、
土地の大きさを測っていきます。

このような機器が発達する前は、人間の目を利用して測量を行ってきましたが、
現在では、こちらの機器を使うことが主流となっています。
(更なる最新の方法としては、GPSを利用した測量があります。)

測量の様子
距離を計測中!

大阪は、街としての歴史が古く、新しい街に比べると、敷地の境界線がハッキリと決められていない場所が
沢山あります。今回の土地においても、境界線がハッキリと分からない部分が存在しました。

現在、建物を計画するにあたって敷地の境界線をハッキリと明確に決定することを義務付けられている訳ではありませんが、
建物を建てる際に、もしその建物が本来のお隣さんの土地に入ってしまっていたと言ったトラブルが生じないように、
キチンと敷地を測量してみて、境界線がハッキリとしない場合は、隣となる敷地の持ち主と話し合い、境界を確定させると言うことが重要になります。

特に大阪市内においては、建物がひしめき合って建築されている場所が今でも多く、
建物の一部が越境(お隣さんの土地に入り込んでしまっていること)している場合もあります。

そのようなことが現時点であるかないかをハッキリとさせるためにも、
敷地測量はとても重要な役割を果たします。

狭い通路の測量
こちらの通路も測量します。

実際、こちらの通路のように見える通り道は、
今回測定した土地とお隣さんの土地となります。

つまりここは、公道ではなく、私有地と言う事になります。
しかし、いくら私有地とは言え、長年通り道として使用されていたこの通路を
いきなり通れなくするような事は通常は出来ません。

それらの状況を確認し、実際に建て替えにあたってどの程度までなら、
新しい建物を計画しても問題ないのか。
そう言った事を確認するためにも、敷地測量は役立ちます。

また、最近では住宅ローンを借りる際に、この土地を正確に測量した図面が必要になることが殆どです。
と、言うのも住宅ローンは、土地に対して抵当権と呼ばれる担保を付けるので、
実際に、持ち主さんが持っている土地の大きさや、権利関係を把握しておくことがとても重要なためです。

そして、何より重要な事は家づくりにあたって
「自分の土地にはどれだけの大きさの建物の計画が可能なのだろうか?」
と、言う一番大切なことに、ハッキリと答えを出すためにも、必要とされるのが敷地測量と呼ばれるものです。

敷地測量が終わり、敷地図面が出来上がってきたら、いよいよ間取り図面の作成開始です!

3月21日(月・祝)、自分で間取りを作成するための、間取りの基礎を知るためのセミナーはコチラです!!

 


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