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2015年12月

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高気密・高断熱住宅の住み心地を確認してきました!

本年のはじめ頃にお引き渡しさせて頂いた、
高気密高断熱住宅にお住まいのお施主さんのご自宅にご訪問させて頂きました!

それぞれの住まい心地を確かめさせて頂きましたが、
それぞれ快適にお住まい頂いているようで、
とても喜んで頂きました!

中庭の株立の木
大きな掃き出し窓から中庭を望む

上の写真では、リビングの大きな窓から中庭を望んだ写真。
中庭には、株立と呼ばれる地面から複数の幹が伸びている、
種類の庭木が植えられています。

シマトネリコ呼ばれる樹木で、半日陰を好む種類です。
暖かくなってくれば、葉も実ってくることでしょう!

高気密高断熱住宅でも視覚的に季節を楽しむことが出来る。
そんな良い空間が出来ています!

この冬場は、殆ど暖房を運転することが無いと仰っていて、
比較的温暖な今年の冬は、太陽から降り注ぐ暖かい光で十分だそうです。

 

2階ホールからの景色
2階のホールにある窓から、景色を楽しみながらパソコンを利用

川西市に位置する、I様邸。以前はこのご自宅の近くにあった、
お勤め先の社宅にお住いでした。
その頃から、冬場には雪が降ることもあり、地面が凍った日には、
通勤用に使用しているバスが止まってしまうこともしばしばあるほど、
冬場は寒い地域です。

そんな環境ですので、冬場の寒さを如何に凌ぐかは建築にあたっての
とても大きなテーマでした。

お引渡し後初めての冬を迎えられて、そのご様子を聞きにお伺いすると、
とても暖かく過ごせているとの事で、こちらは靴下も不要との事で、
裸足で過ごされていました!

上の写真は、2階にあるホールに設けたパソコンコーナーです。
ここから見える景色を楽しみながら、ユックリお茶の時間と一緒に、
パソコンなどをして過ごすのが、最高にゆったりしたお時間だそうです。
新生活を満喫されているようですね!

また、裏庭に設けた野球の練習用のスペースでは、
週末の空き時間などを利用して、親子でキャッチボールをするなど、
遊び心に満ちた生活を過ごされているとの事です。

全く何も不満なく過ごせているとのことで、
とても喜んで頂いていたのが印象的でした!

どちらの家も、最初は「高気密高断熱住宅」にしたいと言うご要望で
お越しになられました。しかし、"住む"と言う生活の基本を形成する住宅の場では、
それだけを満たせば良いと言うものではありません。

どこに遊び心を持たせ、どこに季節を感じる場を作るのか。
家族とのコミュニケーションの場をどこに形作るのかといった、
高気密高断熱住宅であるがゆえの独自のプランをシッカリ考えることが重要です。

それは、我々プロがお施主さんとの対話を通して、
どこをどのように表現していきたいのかをシッカリ話し合った結果、
出来ていくものです。

家とは、生活の場です。
生活とは、家族とのコミュニケーションの場でもあり、
外の世界と家庭生活との境界を作ることも意味します。

また、子供たちにとってはその成長に大きく影響を与える、
そんな場でもあります。

そのような事も含めて、この生活の場で今をどう過ごすのか。
将来をどう過ごすのか。
その先の未来で、この場がどうあって欲しいのか。

そんなことを考えながら、場を形作っていく。

これこそが本当の家づくりであり、生活の場作りだと感じています。

今回改めて、ご自宅を訪問させて頂いて、それぞれのご家庭が
ご自身の思い思いの描いた生活をされているのを見て、
場づくりの大切さを改めて確認させて頂きました!

 

空気調和衛生設備工学会 省エネルギー委員会 シンポジウムが開催されました!

この日、一般社団法人の空気調和衛生設備工学会の
省エネルギー委員会、住宅指針改訂検討小委員会と言う、委員会の主催で、
専門家向けのシンポジウムを開催致しました!

私も委員をさせて頂いているのですが、簡単に言うと住宅に設置する設備機器の
省エネルギー性能についての指針を検討しようと言う会なのですが、
この日は、委員会のメンバーの先生方が普段建築に携わる、専門家向けに最新情報を
提供すると言った趣旨で、シンポジウムが開催されました。

参加者の方々も、ハウスメーカーや建材メーカーなど大手企業の技術開発の方や
工務店さん、建築士、公的な機関で勤務されている建築関係の方など、
様々な種類の方々が参加されました。

省エネ委員会
シンポジウムの様子

この日、メインで話をされたのは、神戸大学の高田先生です。
この日、高田先生は、断熱リフォームを行った際に、その効果がどの程度のものなのかを
正確に計算出来るように、実際の建物をリフォームした前後で、温度や湿度などを計測し、
ご自身で作られた計算と照らしあわせてみると言ったことをされている一部をご紹介されていました。

さまざまなリフォームのケースにおいて、この計算が成り立つように、
今後も研究を続けて行かれるとの事です。

2部では、専門家によるパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッションとは、あるテーマについて専門家同士が、
自身の意見をぶつけ合うと言った趣旨のものが多いです。

今回は、「国土交通省国土技術政策研究所」の方も参加され、
とても面白い意見を仰っていました。

現状日本では、如何に建物の省エネルギー性能を上げるかについて、
いろいろな角度から検討されています。

「本当に省エネを実現するためにはどのようにすべきかと言った時に、
 単純には、今の電気代を3倍にすれば、皆が使いづらくなるので、
 簡単に実現できるだろう。」

「しかし、実際にはそんな簡単にはいかない現実があって、
 では、建物の省エネルギー性能を一般の人が見て分かるようにすれば、
 自然と、省エネルギー性能の高い建物が高付加価値のものとなっていくのではないか。」

と、言った話をされていまいした。
事実、今後の方向性として、建物の省エネルギー性能を表示する、
ラベルを建物の売買の際に、提示しなければならないようにすると言ったような話もあるようです。

なるほどと、思う反面、多くの一般の人は、

「何故、それほど省エネが必要なのか?」

と、言ったところで疑問に思っている方が沢山いらっしゃると思います。
その部分をもっと明確に、分かり易く、普及啓発していく必要があるのではないかと、
個人的には思っています。

そして、省エネと言う議論はどこか住まい手にとっては、
遠い話のように聞こえてしまっていると思います。

これから予想されている未来が如何に深刻な状況になると、
考えられているのか。そのために我々は何をすべきなのか。

と、言った視点の話をもっとすべきでは無いでしょうか?

また、エネルギーを輸入に頼っている点が、
国にとって、ひいては私達の生活にとって、
どれだけ影響があって、どれだけ改善すると生活が変わるのかを
もっと真剣に、分かり易く伝える必要があるのでは無いでしょうか?

こういう事は、政治家の仕事で我々が率先することではない。
と、考える方も多いと思いますが、それはその人自身が、
「現実としてどの程度リアルに受け止める方が未来の子供たちのために得策か」
と言う視点を持ち合わせた上で判断すべきじゃないかと思っています。

もちろん、私自身もそう言う視点で判断すべき人間の一人だと思います。

とても考えさせられる、良いシンポジウムでした。

 

和気あいあい、2世帯住宅(3世代住宅)の上棟式に参加致しました!

豊中市で工事が進んでいる、T様邸の2世帯住宅(最近では、「3世代住宅」と呼びます。)の
上棟式が行われました!

計画の段階から、とても仲の良さそうなご家族でしたが、
今日の上棟式もその雰囲気そのままに、上棟式が行われました!

上棟の途中
前日の段階ではまだこのような状態

前日の段階では、まだ2階の柱が建てられ始めたばかりでしたが、
昼過ぎには、屋根まで組みあがり、予定通りの上棟式が行われました!

豊中市での上棟
昼には無事に棟が上がりました!

上棟式と言っても、最近では近所の人々も集めて盛大にと言うことは行われません。
しかし、この日は3世代の親子が集合し、全員で式を盛り上げて頂きました。

上棟式の四方お清め
家の四方を清めて周ります

上棟式では、御幣と言うものが用意され、「地鎮祭」の時に神主さんが、
祈祷された御札をその御幣に添えます。

そして、御幣を神棚のように模して(酒、米、塩を用意する)、
参加者全員(この日は、施主さん、大工さん、工務店の社長や監督さん)が、
御幣に向かって、2礼2拍1礼をして、工事の安全を祈願します

そして、用意したお酒で大工さんの労をねぎらう(最近では乾杯だけですが。)と言うのが、
上棟の概要です。

その後、上記の写真のように米と塩とお酒を家の四方にまきます。

一昔前までは、この上棟の日に大工さんにねぎらいとして、
昼間に昼食とお酒を振る舞うといった事が当たり前でした。

もちろん、昼からも大工さんは工事をするので、お酒の入ったまま工事を続ける事になります。
私が昔、工事現場の監督をやっていた時にはまだ一部そのような習慣が残っていましたが、
(上棟の日には、その建物の担当である棟梁の他に、応援の大工さんが5~7人来ますので、
 応援に来た大工さんへのねぎらいと言う意味も多かったと思います。)
見ているこちらはハラハラものです。
もちろん、大工さんは慣れているので、平気で梁の上でも何でも登っていましたが。。。

最近では、飲酒に対して、車の罰則が厳しくなったのと同じように、
現場でお酒を飲むと言ったこと自体が、無くなりました。

その影響もあるかと思いますが、昔のように近所の人を集めて、
餅をまくと言ったことも行われないようになりました。
(元々、そう言う風習が無いところもあります。)
餅をまくのには、新しく近所になる方への「よろしくお願いします」の意味も
含まれていたようですが、お互いの時間の制約もあるので、
引っ越しの挨拶などがその代わりとなっているようです。

無事に上棟式が終わり、その後ご用意頂いたお弁当を
皆でご馳走になりました!
やはり、ご家族が多いこともあるかと思いますが、
新しい家が実際に形になってきて、皆さんとても良い笑顔で、
ワイワイされていました。

この楽しそうな雰囲気がそのまま新しい生活でも続いていけば、
我々にとっても、そんな有り難い事は無いなと感じながら、
おいしく昼食を頂きました!

完成は3月頃の予定です。

 
 

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(株)住宅みちしるべ

代表取締役 太田 周彰

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