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コンクリートポンプ車による基礎打設工事 In和歌山県岩出市

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和歌山県岩出市で工事が進行中のK様邸。
この日は、基礎のコンクリート打設工事が行われました!

基礎のコンクリート打設工事は、コンクリートポンプ車と言う専用の機械を搭載した、
ポンプ車によって行われる事が殆どです。
住宅の基礎の場合は、このポンプ車が搭載するホースから直接コンクリートが注入されます。

下の写真のように、ポンプ車にはホースが遠いところまで届くように、
ブームと呼ばれる、折りたたみ式の腕のような物が搭載されていて、
この腕を、車からの距離に対して適切に伸ばします。
(しかも、このブームは、ホースの先端を背負って、コンクリート打設を行う、
 打設する人が直接、コントローラーで遠距離操作します!)

ホースの先のコンクリートが吹き出す部分には、
実際に、作業者がホースを担いで、吹き出すのに必要な量を調整しながら、
打設していきます。
このコンクリートを排出する勢いがなかなか凄い勢いです。
ほぼ、一日中この圧力をコントロールしながら、打設を行っていくのですから、
大変な作業だと思います。
この日は、天候はそこまで暑くはなかったですが、ジメッとしていて、
鉄筋に触れると、火傷しそうな位扱ったので、作業もより大変だったのではと思います。

しかも、作業を終えた後も、自身がこのポンプ車を運転して、移動するのですから、
体力が必要なのは間違い無いでしょう。

コンクリートポンプ車
コンクリートポンプ車によって、コンクリートを打設しています!

また、このコンクリートポンプ車に、使用するコンクリートを持ってきて、
注入するのは、ミキサー車が行います。
このミキサー車は、街中で見かけたことがある人も多いと思いますので、
結構有名ではないでしょうか?

たまたま、今回はコンクリートを生成しているプラントと、
この建物を工事している現場とか近くて、とても良かったのですが、
コンクリートを生成してから、現場にてコンクリートの打設が終了するまでの時間は決まっています。
(気温が25℃未満なら120分、25℃以上なら90分 特別な処理をしたものであれば別途)

ですので、コンクリートを生成するプラントから、現場までの距離があまりに遠いと、
コンクリートが現場に着いて、打設する前に硬化してしまったりと言うような、不具合が生じるので、
特別な処理を行う必要が出て来ます。

そうでなくても、コンクリートを運ぶ道中で、コンクリートの分離(水とその他のものが別々になってしまうこと)が
進行したり、硬化が進まないように、このミキサー車がかき混ぜながら運んで来ます。

ミキサー車がポンプ車にコンクリートを移し替える寸前にも、
分離といったことを少なくするために、ミキサーをクルクル回します。

しかし、そうまでしても、ポンプの最初に出てくる分は、
多少、水気が多かったりするので、少し捨ててから打設を行うように
するのが通常です。

コンクリートは割とデリケートな材料なので、
機械も大分活躍が必要になります。

ミキサー車
ミキサー車からポンプ車にコンクリートを移している途中

この建物で、大体このミキサー車16台(ミキサー車の大きさによって、必要な台数は変わります。)ほどが、
入れ替わり立ち替わりでやってきて、ポンプ車にコンクリートを補充していきます。

家1棟の基礎だけで、これだけ沢山のコンクリートを使用するのですから、
改めて考えると、大したものだなぁと感じます。

昔は、このコンクリートの量をチョロマカスために、このコンクリート車から、
ポンプ車に移し替えるタイミングで、大量の水を加えて、かさ増しをしてコンクリートを
打設するといった、悪どい手口がありました。

それによって、ミキサー車の台数を減らして、少しでも浮かそうと言う魂胆です。
しかし、そんなことをしてしまうと、コンクリートは脆く崩れやすくなります。
新しく工事するような新築の現場で、そのような手法を使って、
安く抑えようとする、悪質業者はかなり減っているようですが、
先ほどもあったように、比較的デリケートな材料なので、ある程度の確認は必要に思います。

基礎工事が終わると、次はいよいよ大工さんの出番です!

 


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