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F☆☆☆☆をチェック! 姫路市S邸の上棟にて

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とてもいい天気に恵まれて行われたS様邸の上棟。
7月と言う事で日中の暑い中でも大工さん達は協力しあって建て方を行っています!

建て方では、ほぼ一日で建物の柱や梁が組み立てられます。
ですので、全日までそこには何も無かったと思っているような場所に、
いきりなり2階建の建物の骨組みが出来るような感覚を受けます。

と、言う事はこの一日には、家を建てるために使用する材料の多くが、
使われると言う事です。

建築基準法と言う法律では、これらに使用される材料に関して、どんなものが適切なのかが定められています。

上棟風景
天気に恵まれた、S様邸の上棟風景

例えば、釘一つにとっても、どう言った基準のものを使うべきか、どんな長さが良いかなども、
必要な構造的な耐力を実現するために定められています。

建築の特徴としては、こう言った事の根拠が「法律上定められている」と言う事です。
車やその他の工業製品についても、細かい規定によって、その製造方法が決めれれているとは思いますが、
多くが、法律に縛られてそうしている訳ではないと思います。

その中の一つの法律上の決まりとして、建築では使用する材料を製造するための
接着剤についても規定があります。

これは、いっとき大きな社会問題にもなった、シックハウス症候群という病気が
新築住宅に入るとかかったと言うことが原因で、制定された法律によるものです。
(今では、シックハウス症候群にかかる方自体の総数はかなり減っているようです。)

F☆☆☆☆の床合板
使用されている、床の合板のF☆☆☆☆を確認

そして、この上棟の際に、実際にその法律がクリアされているのかどうかを、
いくつかの材料で確認できます。
それが、上の写真にある印字された部分に載っています。
上は、何の写真かと言うと、合板と呼ばれるもので、床に使用されているものです。
色々な表記がありますが、その中の「F☆☆☆☆」と表記されている部分が、
それに当たります。

この表記の読み方は、「エフフォースター」と言う読み方で、
シックハウス症候群が発症する原因物質とされた、「ホルムアルデヒド」の
使用量が極めて少ないことを表しています。

他にも、F☆☆(エフツースター)やF☆☆☆(エフスリースター)などの表記がありますが、
☆の数が減れば減るほど、ホルムアルデヒドの使用量が多いと言う意味になります。

合板は、木を桂むきにして、それを何層にも重ねたものです。
重ねた際に、接着剤でくっつけるので、そこに使用されている接着剤から、
ホルムアルデヒドが発生する可能性があります。

ですので、この合板としてどの程度のホルムアルデヒドが発生しているのかが、
一目で分かるように、このような表記がなされているのです。

F☆☆☆☆と表記されている材料は、
1件の家の中で、どれだけでも使用して構わない事になっています。

つまり、人体に影響が出るほどのホルムアルデヒドは放出されていないと言う解釈が出来る訳です。

F☆☆☆☆の柱
柱ももちろん、F☆☆☆☆

この他にも、柱や梁が集成材と呼ばれる、木を貼り合わせることによって出来た材料の場合にも、
これらの表記が義務付けられています。

今回も、上の写真のように柱にシールが貼ってあり、その中にF☆☆☆☆の表記があります。
つまり、この柱も同じ種類であれば、何本使っても構わないと言う意味になります。

もし、この表記がF☆☆やF☆☆☆だった場合は、使える量に限りがあると言う事です。
ただ、今現在ではF☆☆やF☆☆☆と言う表記がなされた材料を見ることは殆どありません。

使える量に限りがあるのに、わざわざF☆☆やF☆☆☆の材料を使いたいと言う、
建築業者が殆どいないため、市場に殆ど流通していないからです。

とは言え、もしこの表記が無いと言うことになれば、それは、基準をクリアーしていない可能性があるので、
F☆☆☆☆の表記があるか無いかだけでもも確認することは、とても大切な事です。

上棟が終わり、いよいよ建物の形になってきました!

 


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