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2015年5月

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今年も経団連にて健康・省エネ住宅のシンポジウムが行われました

今年も、(一社)健康省エネ住宅を推進する国民会議が主催者として、
健康省エネ住宅を推進するためのシンポジウムが開催されました。
早くも8回目となる、シンポジウム。
今回は、
仮面性高血圧を含む、住環境におけるリスクを予防に反映するために
と、題して、医療、看護、建築、行政の関係者が意見を交わしあいました。

前夜祭では、全国から集った「健康省エネ住宅を推進しよう」と言う、
(一社)健康省エネ住宅を推進する国民会議の下部組織で、
県単位毎の地域協議会関係者が集まり、懇親会を行いました。

(※ 大阪には「おおさか健康・省エネ住宅推進地域協議会」と言う協議会があり、
   株式会社住宅みちしるべが事務局を行っています。)

会では、(一社)健康省エネ住宅を推進する国民会議の会長で、
IBEC((一財)建築環境・省エネルギー機構)の現理事長である、
村上周三先生もご来賓されました。

※IBECとは、日本の建築における、省エネに関する規定を定めたり、
 規定を記した書籍や計算プログラムを開発、普及させる機関

それぞれの地域協議会は、現在、健康調査を実施しています。
断熱化リフォームの前後において、どのように健康状態が変化するのかを
知るための調査です。
※調査の概要はこちらで確認

村上周三先生は、今回の調査主体である、JSBC((一社)日本サスティナブル建築協会)
役員でもあり、地域協議会の活動を主導、応援している、先生です。
(建築の環境業界で、基準制定に関わるような内容に関しては、殆ど必ず名前の出てくる大御所中の大御所の先生です。)

村上周三先生
来賓の挨拶をする村上周三先生

日本において、冬場の住宅内のおける死亡リスクの高さは既に明らかです。
これが「寒さ」に起因しているのかどうか疫学的に解明することが、今回の調査の主目的です。
疫学的にと、言うと分かりづらいですが、簡単に言うと公的に証明しようとしているのです。

そのために、全国から今回の活動に共鳴する方々が集まってきたこの懇親会では、
これらの調査の進捗状況などを確認したり、情報交換をするためには、とても有益な場でした。

リビングに面した中庭
内閣総理大臣補佐官の和泉さんも出席

シンポジウム当日には、日本と海外における「住宅環境」に関する認識の違いなども
紹介されました。

最近では、これらの違いを知る機会は多いのですが、
まだまだ一般的に知れ渡るまでには至っていません。

日本人は、冬場の寒い屋内で過ごすことがまだまだ当たり前で、
それが如何に、死亡や寝たきりのリスクに繋がっているのかが、
認識される段階にまでは至っていません。

先ほどの健康調査と共に、これらの事実を如何に普及させるのかと言うことも、
我々の大きな課題となっています。

まず、健康調査を多くの人に強力して貰うためには、リフォームに携わる、
工務店などの施工店さんにこれらの事実を知ってもらう必要があります。
工務店や建築士と言っても、これらの事を理解して、人に伝えられる人間はまだまだ少ないです。

現段階では、こういった建築を職業にしている人間や、医療業界、介護・看護業界、行政関係者などに、
こういった事実を広く知って貰うことが先決と考えています。

ですから、今回のシンポジウムにおいても多くの県知事さんや行政関係者、消費者団体関係者が参加しています。
少しづつですが、確実に日本の住宅環境が良くなっていく手応えを感じるシンポジウムだったと感じました^^

今後、2020年には日本の住宅は省エネ住宅化が義務付けされます。
そのタイミングに伴って、住宅の高断熱化による、住宅環境の整備もしていく必要があるのではないか。
現在の国会で、そんな事が話し合われるようになりました。

地道な活動でも、正しいと信じて続けていれば、
きっといつかは、その必要性が広く伝わるはずです!

 

和歌山県岩出市 解体工事

和歌山県の岩出市において、解体工事が始まりました。
解体された住宅は、立派な木材が使用されていた純和風の建物で、
長い年月が経ったとは言え、古き良き日本の建物といった感じでした。

長く住んでいただけあってシロアリが発生したこともあったそうです。
また、耐震診断と言う「古い建物を、現在の法律の耐震の考え方にあてはめてみた場合、
基準からどれだけかけ離れているのか」を診断できる仕組みによって調べてみても、
かなりかけ離れていたと言う事で、建て替えに踏み切られました。

最初に弊社にご来社されてから、1年半ほど経過します。
ここまで、途中奥様のご懐妊によるおめでたい話で中断していた期間もありましたが、
着実に一つ一つの選択肢を吟味されながら進められてきました。
そうして進められてきたご計画が、いよいよ実行段階に入ってきました!

解体工事
解体工事が始まったT様邸

古屋には、現在ではなかなか作られていないだろうなと思われるようや、
障子や建具(引き戸)など沢山あったのですが、それらは現代の建物では、
大きさが小さかったり、痛みが目立ったりして、再利用はしませんでした。

ですので今回は、古屋に利用されていた立派な丸太の梁(のもの)だけを再利用することになりました。
解体工事では、梁の部分をなるべくそのまま取り出すと言う事で、普段より少し時間を掛けて、
工事を進めることになりました。

梁を取り出すためには、通常、重機で一気に壊してしまう建物を、
一部、人の力を使って抜き出しながら行うため、手間も費用も余分に掛かります。

元々の建物では、屋内側から上を見上げると、梁がそのまま見えるように
掛かっていた部分があったので、その部分に関しては、恐らく湿気が少なく、
比較的乾燥していただろうと言う事で、シロアリの被害も少ないと言う予想で、
そう言った部分の梁を取り出すことになりました。

古屋の古材
解体した建物から取り出した古材

上記の写真はまだ解体の途中ですが、取り出した梁の一部です。
この中で、更に木材を点検して、シロアリに食べられていないかのチェックをしてから、
大工さんの加工場へ運んで、使える状態にします。

かなり長い梁もそのまま取り出すことが出来、これらの中からどれを、
どこに使用するのかを決めていきます。

もちろん、元々梁として使っていたものなので、それなりに強度は残っているのですが、
実際に、新しい建物ではこれらの梁は"飾り"として使用されます。

また、もちろんこのままの状態では使えないので、木材の表面の部分を削り取り、
新しい木材の表面に、塗装をかけて見た目を綺麗な状態にして使用します。

こうして取り出された梁が、新しい建物でどのように生き返るのか、
完成する楽しみが一つ多くなったと言えそうです^^

 

富田林市のT様邸の完了検査

富田林市で工事が進行しているT様邸。
この日は、完了検査が行わました!

T様邸のご計画では、時間を掛けてユックリと進めてきました。
最初は、弊社の家づくりセミナーにご参加された時からの
お付き合いですので、もうかれこれ4年ほどは経過しているかと
思われます^^

そんなT様のご建築計画にいよいよ「完成」が近づいて来ています!

この日に行われたのは、完了検査と呼ばれる、
役所の代わりに指定された民間の機関が、
役所にかわって、役所に申請された通りの建物が出来たかの
確認をするための検査が行われました。

この完了検査が終わると、正式に役所から
「工事完了検査済証」
なるものが発行され、正式に工事が完了した事になります。
(もちろん、役所の申請に直接関連しない工事が残っている場合もあります。)

現場の工事監督さんと共に、私も立会、
完了検査が実施されました!

和風玄関
照明と内装材で雰囲気を統一された和風の玄関

玄関を入ると、一番のこだわりどころと仰っていた、
和風の玄関が迎えてくれます。

まだ、工事がこれからですが、正面にある地窓(床に接した低い位置にある窓)から、
坪庭を眺める事が可能となります!

左側には和室がすぐにあるのですが、
和室と玄関との間には、これから白い玉砂利が敷かれ、
飛び石と呼ばれる石が置かれる予定です。

きっと、どこかの料亭のような感じになりそうですね~

モダン和風リビング
玄関ホールからリビングに入ると、間接照明で彩られた大きな吹抜けに迎えられます

玄関ホールからリビングに入ると、大きな吹抜けが広がります!
この段階は、階段に手摺がついていない状態の写真ですが、
もちろん、完了検査時には手摺が取り付けてあります(法律上、必要)。

表しになっている梁が照明によって、より引き立っているように感じます。
人間が一番リラックスできるのは、木材の量が視覚的に約半分くらいの
割合を占めていると、落ち着くそうです。

リビングに面した中庭
リビングと玄関の両方から中庭を見通す事が可能です!

中庭には、ウッドデッキとシンボルツリーを設置する予定としています。
この部分の工事は、夏のおわり頃に完成する予定なので、
もう少し時間が掛かりそうです。

リビングの吹抜け
吹抜けの上部にも大きな窓があり、明るさも十分です!

吹抜けの上にある大きな窓も、夏と冬で最適に太陽の熱を取り入れたり、
防いだりできるように計画されています!
大きな窓で、寒い思いをするのはもう過去の話と言っても過言では無いでしょう!

モダンキッチン
趣向を変えたキッチンは和風とは違った、モダンな作りに

キッチンはメタリックな色が特徴的な流し台が置かれています。
これから、調理用の台も設置される予定となっていて、
とても機能的な印象のある、モダンキッチンとなっています。

和風モダン
木の雰囲気と、現代の住宅の雰囲気が調和しています。

太陽の光の色に近いと呼ばれる、電球色の照明。
今現在では、「電球」と呼ばれていたものは殆ど生産がされておらず、
全てLEDに変わろうとしています。

ただ、電球色の出せる落ち着いた雰囲気は、
今後も残って欲しいものです。

ファミリースペース
2階のファミリースペースも広々しています!

時間を掛けて計画してきただけあって、それぞれの場所に
思い入れが沢山あると思われます。

完了検査の間も、検査員の方とそんな話をしながら、
検査も無事に終了しました。

後日、無事に検査済証が発行され、いよいよお引き渡しが近づいて来ています!

 
 
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代表取締役 太田 周彰

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