2015年4月

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スチームパンクな家のお引き渡し!

「スチームパンクな家が建てたい!」
そんなご希望を当初お伺いした際、
私はスチームパンクと言う言葉を初めて知りました。

建築の世界では、イギリスのヴィクトリア女王の時代(19世紀頃)に発達した、
建築様式でヴィクトリアン様式という物があります。

スチームパンクとは、その時代を背景にサイエンス・フィクションとして描かれた、
世界観のことを指すようです。

ヴィクトリア時代の中流階級より上の生活をモデルとし、
マホガニーと真鍮で作られた道具や家具などが特徴的です。
よく、映画などで出てくる、手紙にロウで封をするためのシーリングスタンプなども、
それに当てはまるそうです。

ここから発展して、機械仕掛けの時計やタイプライター、空想上の機械などが
金の装飾と歯車でカチカチ動いている。そんな世界感を表現したいと言う事でした^^

ヴィクトリアンLDK
まさにヴィクトリアンなLDK

最初はスチームパンクと言う言葉自体を知らなかったので、
どんな風に表現したら良いのか難しかったのですが、
とあるブログを、ご紹介頂きそれでそのイメージを掴むことが出来ました。
そのブログがコチラです。

スチームパンク大百科

コチラを拝見して、やっとそのイメージが伝わってきました^^
(これを見て頂いている、皆様もそうでは無いでしょうか?)

これらをヒントに、出来上がったLDK。
壁紙から、ドアや床材、腰パネルから廻り縁(天井と壁の境にある材料)、
巾木(床と壁の境にある材料)、ドアの取っ手や、照明に至るまで、
まさにスチームパンクじゃ無いでしょうか?

ヴィクトリアンな寝室
寝室もかなりその雰囲気が醸しだされています。

ここから更に、家具やカーテンに至るまで、とことんスチームパンクを追求されるようです。
私が羨ましいなと思ったのは、こういったこだわりに対して、ご夫婦のご意見が一致されている事です。
大抵の場合、こう言った事をどちらかがご希望されても、なかなか家族間で意見が揃わないといった事も、
よくあります。

そういう意味で、実現が困難になることもよくあるのですが、
今回はそこの足並みがピタッと揃っていらっしゃったのが、
見ていてとても羨ましかったです!

真鍮のコンセントプレート
コンセントやスイッチのプレートにもこだわられました!

上記の写真にあるように、コンセントプレート一つにしても、
とてもこだわれています。
このコンセントプレートを一つ探すにしても、
多大な労力を使われているかと思います。

そこに、大きな価値があるように思います。

壁紙一つとっても、何を選ばれるかでこの家の雰囲気が
かなり違っているはずです。

そこをピッタリとスチームパンクな雰囲気に合わせてきていることが、
この家の出来の良さを物語っていると思います。

真鍮のドアの取っ手
もちろん、ドアの取っ手も金の真鍮風です!

今回使用されているドアも、かなりの労力を使って見つけ出されているドアです。
今回の雰囲気にピッタリと合わせるためです。

スチームパンクな表現
細部まで表現にこだわっています!

また、ここを施工した大工さんも、お施主さんのこだわりに答えようと、
新たに道具まで新調して、大工仕事をしてくれています。

まさに、大勢の家造りに対する真剣な姿勢と、
それ以上にあった、お施主さんの熱いこだわりが実現させた、
まさにスチームパンクな家が完成致しましたV

最後は皆で記念撮影!
今回も良いお引き渡しになりました!

 

建築学会近畿支部のシンポジウムに参加してきました

建築は、科学でなくエンジニアリング(工学)である。
家を建てる施主にしてみれば、科学であろうが、工学であろうが、
きちんと建てさえしてくれれば、どっちでもいい事かもしれませんが、
建築学会とはそう言う事を大真面目に話し合う、建築業界において最大の権威ある学会です。

日本の建築基準法などは、この学会を通した内容をもって、
議論されることもしばしばあります。

建築学会近畿支部のシンポジウム
建築学会近畿支部シンポジウム

そんな建築学会の近畿支部において、
「環境が形態を決める」-建築エンジニアリングの最前線-

と、題されたシンポジウムが開催されました。

この支部において、事務局をされている方が、
丁度、私と近畿大学で授業を一緒に受け持って頂いている先生だったと
言うこともあり、シンポジウムに誘って頂きました。

普段から、
スマートウェルネス住宅等推進モデル事業
と言う、住まいの断熱性と健康との関連性を全国的に調査する事業で、
お世話になっている、慶応大学の伊香賀先生も登壇され、このモデル事業の
前段階での調査結果などについてお話をされると言う事で、
私も楽しみにしていました。

沢山の先生方がお話をされたのですが、その中で私が最も面白いと感じたのは、
神戸芸術工科大学の齋木学長のお話でした。

齋木先生の今回のお話は、イギリスのロンドンの郊外にある、レッチワースと言う街の
お話でした。

イギリスが工業化の時代に入り、ロンドンの町並みがどんどん悪化していく状況を見て、
エベネザー・ハワードと言う人がロンドンの郊外にもっと人々が豊に暮らせる街を作ろうと提唱し、
実現したのが、田園都市と言われるレッチワースです。

約100年前に作られたこの街が、今もその最初に計画された予定通りの町並みを保ち、
今でも緑豊かで、永続的な人々の出入りが実現している、理想的な街のお話でした。

日本では、無秩序な都市開発が隅々まで行き渡っていってしまったために、
外国人が日本の町並みを見て、「汚い町並み」と揶揄されるようになってしまいました。
悔しいのは、まだ明治維新前に鎖国状態であった日本を見た、イギリス人やアメリカ人は、
息を飲むほど美しい国だったと、言っていた史実があると言う事です。

田園都市であるレッチワースの特徴は、やはり緑が豊であること。
豊かな緑が心のゆとりや生活の安心感など、我々日本人がどこか置いてきてしまったであろう、
「生活の質」を与えてくれている。そんな気がしてなりませんでした。

今の日本の多くの土地開発は、山を切り裂き、限られた土地をなるべく沢山区切り、
そこになるべく多くの建物を建てて、「儲けること」が重視されています。

それに引き換え、レッチワースは土地の所有者の利益より、町並みを醸成し、
人々の暮らしの質が高くなることによって、その街全体の価値(金銭的にも価値が上がる)が上がって、
居住者全てが恩恵を受けるそんな街を100年も前に構想していたのです。

私はこの話を聞いて、悔しい思いがしてならなかったです。
我が子が道を歩く時、危険な自転車や自動車に鉢合わせて事故が起きないかばかりを
気にしなければ、歩くことすら出来ないこの町並み。

歩いても歩いてもまだまだ遠い公園。

我が子は緑が好きなようで、草を見つけては立ち止まって、
しゃがんでその様子を眺めています。

彼にもっと偉大な自然をすんなり感じさせてやる方法は、
他に無かったのでしょうか?(そう言う場所に引っ越せばいい?)

今、日本では空き家の問題が取り沙汰されています。
しかし、一方で今まで人が住んでいなかったような場所で、
山を切り裂き、自然を破壊して、特定の人間の儲けのために、
宅地が作られ続けています。

何かおかしく無いでしょうか?
本当に日本人は、豊になったのでしょうか?

そんなことを考えさせられるシンポジウムでした。

 

感涙のお引き渡し!堺市M様邸

堺市でご建築が進んでいたM様邸。
無事にお引き渡しを終えました!

ここに至るまでの紆余曲折。
お引き渡しの際には、そんな様々な思い出を
色々思い出されたのでしょう、歓喜で涙が溢れていらっしゃいました^^

外観
外構も完成し、存在感のある外観です!

後日、外構工事も終えられ、とても存在感のある、引き締まった風合いに感じます。
お引き渡し時にご主人さんに尋ねると、
「まさか本当にここまで辿り着けるとは!」

と、しみじみと感慨深げに我が家を眺めていらっしゃったのがとても印象的です。
こう言う思い入れのある瞬間に立ち会える。この仕事の本当に有難い瞬間です^^

ブラックウォールナット 長物
床材は、こだわりのブラックウォールナット材の長物

こだわりのリビングには、ブラックウォールナットを利用されています。
一枚一枚がとても長いタイプの床材で、滅多にお目に掛かれない良い材料でした。
「絶対に取り入れたい!」
と、仰っていらっしゃのも頷ける面白い風合いです。

こうした無垢材の良いところは、同じ木目が一つも無いと言うところです。
私が祖父の家で、夜寝る前に天井の木目を見ながら、
寝るまで人の顔を探すと言う、一人遊びをしていた事が思い出されます。

ここで育つお子さんは、どんな思い出を作られるのでしょうか?

納戸の調湿
納戸に杉の無垢材を利用することにより、調湿を期待しています

納戸の壁には杉の無垢材を使用。
無垢材のもう一つの特徴としては、気が湿気をある程度吸湿、
放湿するところでもあります。

人が材質するような場所では、人が継続して湿気を発し続けるため、
やがて、木材が吸湿出来る以上の湿気となり、結局湿度が高い状態に
なってしまいます。

しかし、納戸のような場所では湿度が継続的に供給される状況にならない限り、
木材が適度な湿度に調湿してくれることが期待出来ます^^

とても良い木材の使い方だなと関心しました!

昼寝用のロフト
昼寝をすることも意識した、2階のロフト

ご主人さんはお仕事柄、昼に寝る必要がある場合があります。
そこで、昼間でもユックリ寝れるようにと言う意味も込めて、
2階の屋根裏部分にロフトを作っています。

ここであれば、昼間でも窓からの明るさを気にする事無く、
真っ暗な状態を保ったまま寝ることが出来ます!

もちろん、昔のように夏にはロフトが蒸し風呂状態・・・・
と、言ったような事はなく、きっちりと高断熱にすることで、
ロフトでも快適に過ごすことが可能となっています^^

鍵の引き渡し
恒例の鍵のお引き渡しの瞬間です!

工務店さんから、お引き渡しに当たっての様々な説明がなされている間、
それまでの色々な打ち合わせや、工事期間の思い出や、
それに至る以前のことなどを思い出されたのでしょう、
だんだんお話する言葉が、涙声になってきて、
最後は工務店さんの担当さんと一緒に、涙、涙でした^^
そこまで思いのこもった、真剣な家づくりをして頂けた事が、
私にとっては誇りであり、嬉しい事でもあります。

そして、いよいよ鍵のお引渡しです。
通常、ここで鍵を引き渡すまでの間、大工さんや現場監督さんなどが出入りする際には、
工事用の鍵を使っています。その工事用の鍵は、複製されても良いように、仮の鍵が使われています。

お引き渡しの際に、初めて施主さんが本キーを利用して開け閉めをすると、
工事用の仮の鍵は、2度と使えなくなります。
ですので、その後は工事業者が中に入ろうと思うと、
施主さんに鍵を開けて貰わなくては、勝手には入れなくなると言うことになります。

こうして、お引き渡しが完了すると言うのが恒例になっています。

最後は皆で記念撮影!

とても良いお引き渡しになりました^^

 

オーディション1次審査 提案書に思うこと

住宅CMサービスのオーディションでは、参加工務店さんから、
それぞれ共通の見積雛形を使用した見積と、提案書が提出されます。

この提案書は、規模の大きな企業とは異なり、
手作り感に溢れた提案書であることが多いです。

工務店さん思い思いの提案書ですので、
どれもオリジナリティに溢れています^^

昨今では、家づくりにおいても、
「オリジナリティ」や「個性」のある家づくりが、
徐々に増えつつあります。

それは、個々人が個性を発揮できる、
良い環境が整ってきたことによるものだと思います。

インターネットが普及する以前は、
個々人が個性を発揮する前に、
一応、家づくりを生業としている業界の人間によって、

「こう言うものなのか。」

と、丸め込まれていたでしょうから。

オーディション見積
オーディションで出された、見積や提案資料

今回の提案書を見ていると、そんな個性溢れる施主さんの想いに答えようとする努力が
ヒシヒシと感じてきます。

工務店さんを企業と捉えると、儲ける上においては、

「そんな事ばかりやっていたら、儲からない!」

と、言うのも確かに間違いでは無いでしょう。
標準化、一般化、大量生産
することによって、確かに企業は儲かります。

しかし、私はココに違和感を感じるのです。

家づくりはいつの間にか、
「儲けの道具」
に、変えられてしまいました。

個人が莫大な借金を背負うことになる家づくりにおいて、
本当にそれで良いのでしょうか?

私は町並みの中に、
「日本の文化」
として、同じような見た目の家が揃っているのであれば、
それは良いことだと思います。

京都の町家、木曽の馬籠宿
など、地域に寄り添った、風情ある町並みです。

しかし、これらは「儲け」のためにそうなったのでは無いと思います。
そこの出発点がそもそも全く異なるのです。

全国の需要を平均化して、その中の最大公約数的な需要を
トレンドとしてとらまえて、それがさも今の当たり前のカタチかのように、
家づくりが行われる。

全国を標準化したそんなやり方に、個性や風情が本当にあるでしょうか?

私にはそんなに魅力は感じられません。

村の中で、協力しあって家を建てていた時代はもう終わりました。
今からそんな時代を望んでも、恐らくそれは時代錯誤でしょう。

それと同じように、全国を標準化したやり方にも、
終わりが近づいて来ているのでは無いでしょうか?

インターネットが普及して、さまざまな業界が激変しています。
一番モロに影響を受けているのが、出版やマスコミ関係の業界だそうです。

もう、今までのような儲けは期待できないそうです。

スマートフォンが普及して、ここでも様々な業界が激変しているはずです。

そんな時代に沿った家づくり、街づくり、暮らしづくりが、今後はもっと必要になってくるのだろうと、
提案書を眺めながら、感じていました^^

Ps.
この話にはまだまだ続きがあります。
本当であれば、作り手だけでなく、住まい手側も、
もっと家づくりに対して真剣であるべきだろうし、
子供に教育を施すのと同じくらい、その環境づくりは重要なはずです。

しかし、現状の日本ではそういった事を認識できるシステムは、
今のところ殆ど存在しません。

どんな風に生きたいのか、どんな風に暮らしたいのか、
どんな風に死にたいのか。

そんな観点から、住まいづくりを考える視点を、
学校教育なんかで、広く教えることも必要なんじゃないかと思います。

住まいて側がもっともっと真剣になることで、
そうしたことが実現していくのかもしれません^^

 

無垢素材をふんだんに使用した家の見学会が開催されました!

四條畷市で建築が進んでいたH様邸にて、
見学会を開催させて頂きました^^
多くの方にご参加頂き、とても賑やかでした!

H様邸は、無垢の木や漆喰など、いわゆる「自然素材」と言うものを、
屋内の見えるところ(仕上げと言う)にふんだんに使用しています。

無垢の木は、見るとリラックス効果を促し、
非常に心理的に良い状態にしてくれることが、
学術的な実験によって分かってきています。

特に、室内の面積の半分程度を木にすることで、
人は一番リラックス状態になるそうです。

これは、恐らく、自然界の状態(空や大地を除いた、森林)に
似ているからだろうと予想されています。

見学会来場者
見学会には多くの方がご来場されました!

そして、更にこの家の秘訣は、

「高気密・超高断熱」

で、あると言う事。

四條畷市の中でも、かなり冬が寒い地域にあるH様邸。
冬場に雪が降ることも多いので、寒さ対策は重要です。
自然の素材と、高断熱の組み合わせによってもたらされる「健康効果」は、
非常に高いものとなるでしょう^^

ヤコブセンランプ
照明は超有名なデザイナー、ヤコブセンの照明です。

ダイニングには、有名なデザイナー、ヤコブセンのヤコブセンランプが
利用されています。
そして、そのダイニングから外側に見えるウッドデッキは、
シロアリに強く、腐りにくい、本物の木材を使用した、
ウッドデッキです!
これなら、夏場でもやけどするほど熱くなると言うことも、
かなりマシになるはずで^^

吹抜
明るく、開放感のある吹抜

開放感のある吹抜は、そとの明るさを取り入れる窓が
沢山設置されているので、とても明るいです。

それにも関わらず、冬場が暖かく過ごせるのですから、
羨ましい限りです^^

ファミリースペース
吹抜の脇にある階段を登ると、景色の良いファミリースペースがあります!

こちらは、吹抜脇の階段を登ると現れる、ファミリースペース。
ここから北側の窓を除くと、緑の多い隣の公園が見え、春になったらサクラ並木を
見ることが出来ます^^

ここでも、床と天井、窓まわりに木材を使っているので、
何となく、リラックスしてきませんか?

木製キッチン
キッチンも木製にこだわり、オリジナルで作りました^^

こちらは、シナの木と言う木を貼って作っているキッチンです。
兎に角、この家では既成品は使わず、一つ一つ丁寧に、木を基調にした、
オリジナルの材料を採用されています。

写真にはありませんが、ドアも既成品は使用せず、
建具屋さんと言う、屋内ドアを作成してくれる、
専門の職人さんに依頼して、作成してあります。

オリジナル洗面
洗面ももちろん、オリジナルです

こちらも完全にオリジナルな洗面です。 H様に、洗面器と、水栓、鏡を選んで貰い、
それを組み合わせて出来たものです。

家の中の壁には、漆喰を利用しています。
多少の吸湿効果があることと、見た目の暖かさが特徴です!

また、屋外側の壁には「ソトン壁」と言う、シラスと言う、
マグマが岩石になる前に粉末となった、養分の無い(つまりカビたりが無い)、
砂が使われいます。

人口ではなかなか作れないものとして、自然素材と言う材料の中では、
かなり有名な材料です。

こう言った材料を利用しながらも、冬に快適に過ごせるようにも、
配慮した住宅。こちらの住宅はいつでもお願いすれば、
見せて頂けるそうです^^

家づくりの参考にされたい方は、私にご相談下さい!

 

輸入カーテンを扱うカーテン屋さんに行ってきました!

カーテンをご検討中のT様と共に、
輸入カーテンを専門で扱う、カーテン専門のショールームに行ってきました!

輸入のカーテンは、日本ではなかなか作成されないような、
ユニークな色やデザインのカーテンが多数あります。
下記の写真は、カーテンレースなのですが、レースだけでもこれだけ色々な
色合いのレースが展示されています。(中には黒色のレースカーテンもありました^^)

色とりどりのカーテンレース
色とりどりのレースカーテン

下記は、いわゆるローマンシェード(単にシェードと呼ばれる事もあります)カーテンで、
上げ下げ出来るカーテンです。最近では見る機会が減った気がします。
代わりによく見かけるのが、同じ上げ下げが出来る、ロールカーテンです。
しかし、ローマンシェードはカーテンの風合いが強く、
お洒落な雰囲気を創りだすのには、丁度良さそうですね。

シェードカーテン
いわゆるローマンシェードタイプのカーテン

そして、今回最も私の興味をひいたのが下の写真です。
通常、カーテンレースは昼間に使用する事が多く、
普通のカーテンは夜に使用しますので、レースが外側に設置される事が多いと思います。
しかし、下の写真のカーテンは敢えて、レースを内側に持ってきて、
レースに模様を入れています。

カーテンの方は、レースの模様を際だたせるために無地になっているのが特徴です。
こうすると、同じ模様のレースでも、背景になるカーテンの色によって随分と
受ける印象が変わります。

同じカーテンでもまた一つ変わった印象になりますね。

内側レースカーテン
レースカーテンを家の屋内側にするパターン

下の写真は、カーテンを束ねておくための「タッセル」と呼ばれるものを
撮影した(写真では小さいですが・・・)のですが、
このタッセルは通常のタッセルとは違って、磁石が中に入っています。
ですから、カーテンを束ねる必要が無い場合でも、磁石を使って、
タッセルだけで、カーテンにくっつけておくことが出来ます。

タッセルを引っ掛ける場所が別に必要が無いので、
これも面白いですね!

磁石のタッセル
カーテンを纏めるためのタッセルが磁石で止められるタイプ

そして、今回T様にピンときたカーテンは、
トルコからの輸入カーテン。
トルコならではと言って良いかと思いますが、特殊な記事になっていて、
ショールーム屋内で見ている分には気づかないのですが、
実際に、窓際で日光を当ててみると、キラキラ光る。
そんなレースカーテンを見つけられました!

光るカーテン
実際に取り付いた光るカーテン

上の写真が、実際に取り付けられた様子です。
写真では、キラキラ光っている様子がよく分かりませんが、
実際には、光の反射によって、カーテンがキラキラしているように見えるのです。
このような種類のカーテンは、私はなかなかお目に掛かることがありませんでした。

更に写真では、暗くなっていますがカーテンを取り付けているレールも、
光沢のある、銀メッキ仕上げのカーテンレールを使用しています。
こちらもレースにとても良く合っています。

今回、リビングやダイニングなどの家のメインとなる部分は、
この輸入カーテンを導入することになりました。

しかし、それ以外の部分に関しては、一般的にどこでも売られているような
カーテンを利用すると言う事でした。

なかなかメリハリが効いていてい良いと思います^^

カーテンひとつとってみても、自身のこだわりどころを作ると、
一つ楽しみが増えることになりますね!

いよいよ完成が近づいて来ました!

 
 
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