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2015年2月

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北海道の北方総合研究所に行ってきました!

北海道の旭川は、日本で一番寒い地域です。
札幌市から車で約2時間ほど走ると、旭川にたどり着く事ができます。
そんな北の果てとも言うべき場所に、日本で一番施設の充実した、
建築のための、総合的な研究所が設けられています。
その名も北方総合研究所、略して北総研。

今回、とある理由からその北総研を訪ねて来ました。

北方建築総合研究所
北海道の旭川にある、北方建築総合研究所(北総研)

まだ、雪の多く残る北海道。
今年は、かなり暖かい冬だったそうで、丁度私が旭川に訪ねた際にも、
雨が降っていました。
この時期に、雨が降ることは殆ど無いそうで、
本来であれば、雨でなく雪がまだまだ降る時期だそうです。

そんな中、辿り着いた北方建築総合研究所。
この施設では、建築おける材料や建物のあらゆる試験を行うことが可能だそうです。

実験施設
とある実験を行っている施設

私が確認してきたのは、家の外側と内側を再現して、
その間にある、壁の状況を確認するための施設。
この他にも、地震を再現するための施設や、吹雪を再現するための施設。
太陽の光にさらされる事を再現した施設など、様々な状況を想定して、
建物や材料を実験するための施設が備えられていました。

また、日本最大級の実験施設と言うことで、
建物自体にも様々な工夫が凝らされていました。

下の写真は、アトリウムと呼ばれるホール。
右側が実験施設のある建屋で、
左側が事務所のあるオフィス棟。
アトリウムを境に分けられています。

アトリウム
とても明るい空間が広がるアトリウム

この建物では、空調や照明を節約して省エネ化を図るための仕掛けが沢山あります。
オフィス棟は、アトリウムと外部の空間の間にあります。
そして、オフィス棟の外部側は窓が張り巡らされていて、
オフィス内には、窓からの明かりと、アトリウムからの明かりで、
まるで外にいるような感覚になります。

実際に、昼間に照明を使うことは殆ど無いそうで、
実際に私が訪ねた際にも、かなり曇った天気でしたが、
照明は使用されておらず、そんな中でもかなり明るい状態を保っていました。

明るいオフィス
まるで外にいるような明るいオフィス

逆に明るくなりすぎるための予防もキチンと考えられていて、
これだけ窓が多くても、構造的な問題がおきなような計画も
きっちり行われています。

この他にも、冬場に降った雪を地下に貯める貯蔵庫があり、
夏にはその雪の冷気を建物内に導入して、冷房の代わりとする仕組みもあります。
ただ、夏場はそもそも冷房を使う必要はあまり無いそうなので、
使わないことも多いそうです。

もちろん、寒い冬でも暖かく過ごすための断熱性能は、
バッチリで私が訪れた際も、暖かく過ごすことが出来ました。

こういった工夫は、住宅でも積極的に取り入れられるべきです。

 

八尾市での完成現場見学会に沢山ご参加頂きました!

建て替え前の思い出の和室部分を残して、
新築された八尾市のK様邸の完成見学会。

多くの方にご参加頂きました^^

住宅CMサービスでは、建物の完成見学会はあくまで、
ご自身の建築計画の参考の場として頂くために開いています。
様々な建物を見学される事をお勧めさせて頂いていて、今回もその一環として、
完成見学会を開催させて頂きました。
(※もちろん、お施主さんのご好意があっての事です)

リビングに面した中庭
リビングに面した、明るい庭空間

リビングの外側には、明るい庭空間が広がっています。
現在、お隣さんは駐車場となっているため、この庭スペースは、
とても明るくなっています。
しかし、将来的にはもしかしたら、駐車スペースに建物が建つかもしれないと
言う事で、リビングを手前にずらし、建物がたっても相応の明るさが確保できるようにと
いう配慮がなされています。

ダイニングルーム
古い住宅の壁部分が残る、ダイニング

ダイニング部分には、以前の建物の壁の部分がそのまま残されています。
写真の中央より少し右側に見える、タイルを貼った壁です。
そのどうしても残る壁を思い切って、タイルを張って、装飾の一部としてしまうと言うのは、
参考にして頂けたのは無いでしょうか。
この壁の裏側には、給湯器などのリモコンが埋め込まれてもいます。

また、このダイニングはシステムキッチンの扉の色に合わせた
壁紙が貼られていて、とてもお洒落な雰囲気を醸し出しています。
また、照明もスタイリッシュな形をしたものを採用されているので、
この空間全体が、スッキリした雰囲気となっています。

既存の和室
思い出の和室部分

和室部分は、建て替え前の和室をそのままの形で残してあります。
しかし、ふすま紙や畳の表面部分(畳表と言う)は、新しく張替え、
まるで新品のように見えます。

建て替え前、こちらの和室はまるでリビングのように家族でお過ごしになられた
場所と言う事でした。
ですので、その面影がちょっとでも多く残るようにと、ほぼそのままの雰囲気になっています。
ですから、真壁和室と呼ばれる建物の構造の一部である柱が部屋の内側に見えてくる、
そのままを残してあります。

「見学に来られた方は、まるで旅館みたいな和室ですね」

と、仰られていましたが、それは正にこの真壁のためだと思われます。

この他にも、キッチン裏に計画された大きな収納や、裏から自由に出入りできる、
回遊性のある勝手口など、これからの家づくりのご参考にして頂けたら本望です!

 

スカッと大きな吹抜の家 お引き渡し後のご訪問  IN 岸和田市U様邸

1月29日にお引き渡しを終えた、U様邸。
本日、改めてご訪問させて頂き、その後の住まい心地を聞いて来ました!

大きな吹抜空間
スカッと大きな吹抜!

U様邸では、スカッと大きな吹抜を設けています。
通常、吹抜けを設けると、生活上様々な弊害を生みます。
階段から、寒い空気が流れてきたり、暖房費が高くなったり・・・・

今回のU様邸では、そんな弊害をクリアすべく、高い断熱性を実現しています。
(もちろん、それだけでクリア出来るわけではありません!!)

ですので、その住み心地を確かめるために、
お引き渡し後、数週間した後にお話をお伺いに来ました^^

作り付けテレビボード
テレビボードも作り付けです^^

吹抜け空間の利点は、その空間に開放感が得られること。
とても明るい空間とできる事。
等が特徴として挙げられます。

通常の間取りでは、得難い利点なのですが、
その反面、上述のような欠点も抱えてしまいます。

しかし今回のU様邸では、そんな欠点を補うように、
建物の断熱性能を良くしています。
(もちろん、それだけで解決出来る話ではありません!何度も言いますが・・・・)

吹抜上部
吹抜上部の廊下から見おろす。

建物の断熱性能を良くすると、色々な利点が生じます。
一番大きな利点は、建物の保温効果です。
建物を断熱材で覆うことで、魔法瓶のような効果が生まれます。
ですので、少しの暖房で暖かさを持続させる事が可能になります。
(実際には、詳細な計算が必要になります!!)

I型キッチン
I型と呼ばれる配置のキッチン(写真手前にダイニングテーブルが置かれます。)

そして、更なる効果として、壁や床の温度が高くなることにより、
冬場であれば、冷放射が減り、同じ室温でも寒さを感じ難くなります。
これがために、一般的には空間自体の温度差が出来難くなります。
(ただし、これだけで全ての欠点を補える訳ではありません!!再三言いますが・・・)

坪庭
玄関入った正面は坪庭です!

そうした様々な工夫を通して、大きな吹抜があっても、快適に過ごせる空間を目指して、
U様邸は計画されています。

もちろん、オーディションを通して選ばれば工務店さんは、
そう言った施工には長けていて、安定して良い施工を行っています^^

実際にお住まいになられて、どういった感想をお持ちになられているのかを
お伺いに行きました。

床暖房も計画されたのですが、お住まいになられてから一度も付けていないそうです。
暖房はもっぱら、エアコンのみでしかも20℃設定で充分だそうです。
私は事前に聞いていたので、寒くないのかなと心配しましたが、
実際に伺ってみると、充分に暖かかったです^^

U様曰く、
「最高に快適です!!」

仕事冥利に尽きる瞬間です!!

 

SE構法(木質ラーメン)構造見学会を開催致しました!

富田林市でご建築中のT様邸にて、構造見学会を実施させて頂きました!
沢山の方にご参加頂き、感謝感謝です^^

こちらの建物では、SE構法と言う構造的にかなり強度の高い構法で建てられています。

SE構法
構造についての説明中!

SE構法は一般的に「木質ラーメン構法」と言う呼ばれ方をしています。
どういう特徴かと言うと、通常の木造軸組構法であれば、
耐力壁と呼ばれる、地震に耐えるための壁が必要とされます。

耐力壁は筋交いと呼ばれる、斜めのの部材や構造用合板と呼ばれる板を、
柱と柱の間に取り付けます。

こうする事で、壁が水平(横)方向から受ける地震の力に負けて、
倒れてしまうのを耐えれるような壁を要所要所に作り、建物全体で、
地震の力に耐えるようにします。

もちろん、このSE構法においても、構造用合板を用いた耐力壁は存在するのですが、
それだけで地震に耐えようとすると、壁が必要になります。

例えば、大きな吹抜けがあるような空間を作りたいとしたとき、
通常の木造軸組構造では、そんな大きな空間に耐力壁のような壁が
どうしても必要になる場合があります。

なるべく開放感を出すためには、極力壁は少ないほうが良い訳です。

そこで、壁でなくても同じように耐力に出来ないかと言う事で、
考えだされたのが、木質ラーメンと言う考え方です。

この木質ラーメンでは、壁を作る代わりに、
柱と梁(横に向けられる木材)の接合部を頑丈にし、
その接合部分が、曲がらない事で地震に耐えようとする。
そんな構造になっています。

お施主さんのT様は、この大きな吹抜にこだわりを持っていらっしゃいました。
吹抜の上部にある、ファミリースペースから眺める景色が、
(それは、時に外のスペースだったり、時に階下で遊ぶ子供達だったりするかもしれません^^)
普段の疲れを癒やす良い場所になると、イメージされたのでしょう^^
そんなご希望を叶えるべく、採用されたのがSE構法でした!

そして実現したのが、写真のような大きな吹抜です。

SE構法の吹抜
実現した大きな吹抜!

家づくりでは、それぞれのこだわりポイントは千差万別です。
今までに無いような斬新なデザインを望まれる方もいるでしょう。
昔から住み慣れた、和風の空間を望む方もいるでしょう。

今回、たまたまT様のご希望を紐解いていくと、
それに適した構法がSE構法だったと言うだけのことです。
私は、適材適所でそれぞれのこだわりを実現していくことこそが、
注文住宅の醍醐味であり、魅力だと思っています。

今回はそんな醍醐味の1つとして、
SE構法が最適なものとして、採用されました。

今回の構造見学会で、それを感じ取って貰えたら、
今回の見学会は大成功です!!

 
 
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代表取締役 太田 周彰

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