とてもいい天気に恵まれた中、八尾市で建築予定のU様邸工事における、
地鎮祭が行われました!
沢山のご家族や親戚の方々がご列席され、
とても盛大な地鎮祭となりました^^
地鎮祭は地域や、神社さんによって形式が結構違ったりします。
おおまかな流れは、そう大きく違いは無いかと思いますが、
細かな部分で、
「ここはこうするんだ!」
と、思うことも結構あります。
この日も祭壇に祀られている、神具類を見ながら、
やはり、神社さんによって違うもんだなと思っていました。
地鎮祭の準備中
地鎮祭の進行中、私はこの日は鎌で草を刈る仕草をする
「刈初(かりそめ)の儀」を担当させて頂きました。
(刈初の詳細につてはこちら)
地鎮祭も滞りなく終了し、いよいよ工事が始まります。
U様邸のご計画では、屋根の勾配(傾き)が急になっています。
勾配が急な屋根は、見た目がお洒落で私も好きです。
ただ、こと工事となると細心の注意が必要です。
工事の段階で、この急な屋根に足を滑らせると、
とても危険だからです。
もちろん、工事中はそれ以外にも一般の人から見ると、
とても怖くて出来ないような事は沢山あります。
例えば、建て方と呼ばれる、家の構造部分を組み上げる工事。
これも、大工さんが柱を立てて、梁を組、その上に大工さんが登って、
工事をするのですが、素人にはとても危険で真似が出来ないと思います。
大工さんはそんな足元の悪い中で、行ったり来たりして、力作業を行うのですから、
やっぱり、職人技です。
しかし、いくら大工さんが職人で、慣れたこととは言え、
絶対に落ちないという保証はありません。
高いところで作業することだけが危険と言うわけではありません。
以前、聞いたところによると、断熱材の工事業者の方が、
床下で作業をしていたところ、不幸にもその断熱材が発する
揮発物質によって、命を落とした方もいると聞きます。
つまり、工事に危険はつきものです。
工務店さんによっては、そういった事故に備えるため、
職人さんそれぞれに掛けることが出来る保険に入っている
工務店さんも結構あります。
そんな観点からも、地鎮祭で地を鎮め、工事の行末を見守って貰えるように、
祈ることは、これから職人さん達に工事を依頼する立場として、必要なことのように
改めて感じました。