八尾市で建築が進んでいたS様邸。
オープン外構として計画された外構工事が終わり、いよいよお引き渡しの時がやってきました!
オープン外構と外観
最後に残っていた、外構工事は上の写真を見て分かるように、
オープン外構となっています。
オープン外構とは、見ての通り、塀などで覆ってしまわないで、
宅地の外側に対して、オープンな状態になっている外構の事を指します。
オープン外構のメリットとして、防犯性を挙げる事が出来ます。
従来のような、高い塀で囲われた外構では、
もし、外部から誰かが侵入すると、外側に存在する人間からは、
その侵入者を確認することが出来ません。
ですから、もしその侵入者が、泥棒で、家の中に入ろうとした場合、
誰に気づかれる事無く、タップリと時間を使って、窓やドアを破壊して、
屋内に進入する事が可能なのです。
これに対して、オープン外構にしておくと、
もし泥棒が不審な行為をしようものなら、誰かしらが見ている可能性があるのです。
通常、犯罪者の心理として、泥棒は、一般的な人間の心理状態に近い者が多いそうです。
これは、もっと凶悪な異常犯罪者に比べての話なのですが、
泥棒のような犯罪を働く人間は、心理的に一般的な人間の心理状態に近いため、
「なるべく見つかりたくない」 とか、「なるべく楽に入れる家が良い」
と、言ったように、もし通常の人間が泥棒に入るなら、同じような事を考えるであろうことと、
ほぼ、同じような事を考えているそうです。
ですから、オープン外構とすることで、
「見られているかもしれない!」
とか、
「なるべく短時間で入らなければならない!」
と、思わせるだけでも、充分に防犯になる!と言う事です。
ですから、我々が思っている(思いつく)以上に、
オープン外構の効果は高いと言えそうです。
まして、この場所は向かいの家が、
ご兄妹の家と言う事で、なおさら外部から異常事態を気づく確率も高いのです^^
そんな意味からも、最近採用がとても増えているオープン外構ですが、
S様邸のオープン外構もとても良い感じに仕上がっています。
オープン外構の表側
表側からは、軽く目隠しがしてあります。
しかし、その目隠しも完全に覆っている訳ではないので、
上の写真のように回り込めば、庭の様子が確認できます。
つまり、ある程度プライバシーを保ちつつ、死角も少なく出来ているわけです。
オープン外構の住宅側は家庭菜園!
反対に、玄関側から外構を眺めると、
目隠しの裏側に隠れた、菜園が確認できます。
これは、リビングからも眺める事ができ、
景色としても、一役買っています。
このように、同じオープン外構でも作り方一つで、
大分受ける印象が変わってきます^^
コーナー和室を配したリビング
内部を覗いてみると、広々としたLDKが広がっています。
上の写真では、右手が吐き出しの大きな窓で、
左側が奥行きの広がる和室です。
ですから、実際のLDKの広さ以上の開放感が感じられると思います。
無垢のフローリングが象徴的なLDK
今度は逆から見たLDKです。
同じように左側の吐き出しサッシが、奥まで続いているので、
非常に開放的に感じられます。
外側のウッドデッキも、リビングの延長のように感じられます^^
無事にお引き渡しも終わり、
非常に満足頂いていたようです!!
【追記】
8月17日(日) 門真市K様邸の完成見学会が行われます!
詳細はこちらまで