これからご建築予定のK様邸では、K様が見つけてこられた、オーストリア産のキッチンを設置する予定です。
このキッチン、クルミやブナ、チェリーやアルダーと言った天然木で作成されるキッチンです。
設置予定のキッチンの写真
上記の写真は、ここキッチンを販売しているサイトの写真です。
かなり綺麗な良い感じですね^^)
そして、本日はこのキッチンを設置するにあたって、日本で輸入販売している会社の社長さんである、オーストリア人のマテ氏との打ち合わせがありました。
マテ氏、私のパッと見た印象ではありきたりではありますが、サンタクロースの様な優しい雰囲気の紳士と言った感じでした。
打ち合わせで色々お話を伺っていくと、設置にはマテ氏自らが建築現場へ足を運び、組立や仕上げなどを自らも行うそうです。全て自分の責任なので、人に施工を任せることは出来ないそうです。
なんとも職人気質な好感の持てる方でした^^)
私はこう言った職人気質の方が大好きです。
また、私も4年程度ではありますが、外国に住んでいた経験があるので、このように異国の地に来て、その地に溶け込んで生活している方を見ると、共感を覚えると共に、今までの苦労などを想像して協力してあげたい気持ちになります。
マテ氏との打ち合わせ風景
打ち合わせとは直接関係無いのですが、この時にマテ氏と話をしていてなるほどなと思うことを聞かされました。
「日本は人口が多すぎる、だからちょっとでも”良い”と噂がたつと直ぐに儲かってしまう。
しかし、我々オーストリアではそもそも人口が少ないので儲かると言う事が無い。
だから、本当に良い物を作ろうと努力するのだ。
日本の少子化・人口減は喜ばいいことだ。」
と。
私はすごく共感しました。
ハウスメーカーの薄っぺらい家づくりを見ていると本当にマテ氏の言う事が正しいように思えてしまいます。
だからと言って、人口が減ることが良い事だとは思いませんが・・・
異文化圏から来た方と、色々お話出来ることは新しい考え方を知ることが出来ると言う意味で面白い事です^^)