昨日は久しぶりの雨でしたが、今日はまた晴天です。
この季節、天気が良いと本当に気持ちがいいですね。
そんな天候の中、門真市のN様邸の定例の現場検査に行きました。
今日は、屋根瓦の施工チェックです。
瓦が施工された様子
昔は、屋根の下地の上に土を載せて、
その上に瓦を施工していましたが、
雨漏りや地震の問題から
現在は、屋根の下地の上に防水シートを施工し、
その上に木下地を作った後その下地に瓦を固定していきます。
そのため、雨漏りはもちろん、台風が来た場合でも瓦が飛ばされにくくなっています。
N様は、瓦を選ばれましたが、
瓦にも様々な色やデザインから選択することができます。
この瓦のデザインの特長となっている三角の出っ張りですが、
雨が降ったときに重なる下の瓦の継ぎ目に雨が流れにくくするという
機能性もあります。
材料一つ一つを選ぶのは大変ですが、
こんな特長や見た時の印象をイメージしながら選ぶ作業は
とても楽しいもののようです。
N様も
「落ち着いた雰囲気やサイディングとのコントラストをはっきりと付けたい」
とのことでこの色を選ばれました。
実際に見ましたが、
光にあたった時の高級感や落ち着いた雰囲気を感じるこの瓦は
N様の思い通りではないかと思います。
また、先日ご紹介した屋根の通気ですが、
この棟瓦の隙間から排気されます。
(新しいウィンドウが立ち上ります)
棟瓦のアップ
写真では暗くて見えませんが水返しが付いており、
空気は通して、雨は入らないような工夫がされています。
棟換気をする場合には、専用部材を選ぶなど気をつけたいポイントです。
順調に工事が進んでいるN様邸。
今後、外壁の防水シート、サイディングが施工されれば、外観はほぼ完成です。
次回は、内観をご紹介しようと思います。