本日、大阪市内のH様邸の基礎の配筋状況を確認しに行きました。
既に、基礎の図面などは出来上がっていますので、
分かっていた事とは言え、この鉄筋の量。
3階建てであることと、1階に車3台分の駐車場を作ったために、
随分基礎の平面を保つための鉄筋の量が多くなったものです。
これだけ、鉄筋量の多い建物は早々ありません。
建物の荷重が特にかかるところには、地中梁と言って、これまた木造住宅では
あまりお目にかかれない、立派な鉄筋が入っています。(写真の左右方向に入っているもの。)
奥の方に行けが行くほど、面としての剛性を高めるために、鉄筋の密度が
更に濃くなります。一般的な木造住宅の2倍ほどの鉄筋の量です。
しかも、一般的な木造住宅では殆ど使われないような太い鉄筋も
使用されています。
改めてその量をみると、本当にビックリします。
基礎の配筋をされている職人さんに話を聞くと、
「こんなに配筋量が多いのは、珍しい」
と言っていました。
きっちりと、定着やかぶり厚さと言ったような基本的な施工基準は
守られていました。
次は、いよいよコンクリートが流されます!
因みに、この建物の構造見学会を行います!
「7月31日(日) 大空間を実現! SE構法構造見学会開催!」