今日は、K.M様邸の断熱材の施工状況の確認です。
住宅業界は一時、断熱材としてよく使用される、
「グラスウール」や「ロックウール」
と、言ったような繊維系断熱材が不足した時期がありました。
今回、K.M様邸においてはその不足した時期とちょうど同じ時期でしたので、
代用品にての施工となりました。
(もちろん、断熱材の性能としては同等程度のものです。)
この代用品も、繊維系の断熱材なのですが、この繊維系の断熱材の
大切なところは、「断熱材自体に裏表がある」と、言うことです。
この、裏表は重要で部屋側に本来くる面には防湿層と言って、
部屋側から断熱材に入り込む湿気を防ぐ効果があります。
これをもし、まかり間違って裏表逆に施工してしまうと・・・
将来的には、カビの天国と化してしまうでしょう。
ですから、繊維系の断熱材を施工する場合はこの防湿層をしっかりと
部屋面にだして、そしてミミと呼ばれている部分をしっかりと出して、
施工してやることなのです。
これら以外にもいくつかの注意点がありますが、K.M様邸では、
それらの断熱施工がとても綺麗にビシッと施工されていました^^)
家の性能に関わる部分は、残すところ後天井の断熱材施工のみとなります。
ここからは、だんだん家として仕上がっていく段階に入っていきますので、
徐々に実感が沸いてくると思います!
私としても、とても楽しみな今後です!