2011年5月

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N様邸の打ち合わせに同席しました

いよいよ打ち合わせも終盤に差し掛かったN様邸ですが、
今日は、内装仕様や住宅設備の見積もり確認などを
行いました。

 

N様邸は、すべての部屋にこだわりを盛り込んだ家ですが、
玄関から和室にかけては特にこだわりの強い部分。

前回の打ち合わせでもこだわりを強めて頂いたのですが、
今回もさらに良案がでたりして、
N様邸は毎回の打ち合わせが楽しみです。

 

新築では、何もないところから、
イメージを膨らませていくため、
ハウスメーカーのように短期間の打ち合わせでは、
なかなか思い描くこだわりを盛り込むことが難しいかと思います。

長く時間をかければ良いというものでもないですが、
提案内容を実際に確認したり、
悩んだりしているうちに
また良案が出てきたりということもあります。

『じっくりと進められる家づくり』
それが工務店の良いところですので、
みなさんも是非優良な工務店との本当の注文住宅を
実現してみませんか?

 

基礎コンクリート打設工事  K.M様邸

本日、基礎工事の施工状況を確認し、コンクリートの打設に立ち会いました。

鉄筋の施工状況については、かぶり厚(鉄筋から出来上がったコンクリートの厚み)や
定着(鉄筋の継ぎ手部分の重なり長さ)、金物の設置状況、などなどを
事前にチェック。特に問題のない施工であることを確認後、コンクリートの打設工事を
始めました。

 

かぶり厚確認
このような部分をチェックしていく訳です。

 

アンカー固定
法律では定められていませんが、
金具が固定されていると安心です。


丁寧に施工されており、基礎幅も150mmと余裕をもって設計されていますので、
規定の余裕が充分にとれています。

 

コンクリート打設
コンクリートを流した後、コンクリート中の気泡などを
取り除く作業が行われています。

コンクリートの打設と、コンクリート中の気泡などを取り除いて締め固める作業が、
順番に行われていきます。

きっちりとした丁寧な施工によって良い建物の良い基礎が
出来上がっていくわけです。

 

タイルのショールームにて H様インテリア打合せ

タイルを専門で扱うメーカーさんのショールームにて打合せを行いました。

タイル専門のショールームと言うのは、大変珍しいのですが、このショールームは
かなり古くから大阪にあったようです。

インテリアコーディネーターの三輪さんの提案で、タイルによるインテリア提案が
いくつかなされましたので、今回は実際に使用するタイルを見て決めようと
言うことになったためです。

 

タイルショールーム
どのタイルがお好みでしょうか?

デザインタイルと呼ばれるものは、本当にお洒落なものばかりです。
輸入によるタイルを多く取り扱っているこのショールームでは、
日本のタイルとは違い、色彩に非常に飛んでいます。
ですから、目に飛び込んでくるタイルは、どれも活き活きとした印象を受けます。

タイルショールーム2
色とりどりのタイルたち

こんなのが、洗面所の鏡の回りに貼ってあったら・・・

とか、色々想像を掻き立てられます^^)

他にも様々なタイルがあります。

タイルショールーム3
床に貼ってあったタイル

 

タイルショールーム4
変わった形のタイル

とは言うものの、こう言うところに来ても、意外と自分の好みがハッキリと出るものです。
私が良いと思って、写真に収めているこれらのタイル達。
あなたの好みとあいますでしょうか?

H様とはどうも好みが違うようでした^^)

 

基礎工事状況の確認に行ってきました K.M様邸

大阪箕面市のK.M様邸の基礎工事が始まりました。
本日、K.M.様邸の基礎工事における掘り方(基礎工事のために、土を掘る作業)
と捨てコンクリート工事(地面を平らに保ち施工精度をあげるための工事)に立ち会いました。

 

基礎確認
基礎の位置やサイズを確認中


位置を確認したり、種々の確認を行っています。
この土地は、山間にあることもあり、
岩盤石のような硬い地層が土地の表層近くにあることが、
地盤調査によって分かっていて、非常に硬い土地です。


ですから、地盤を強化する目的で行われる『砕石(写真のねずみ色の部分)』は、
本来あまり意味を成さない(無くても十分と言う意味で)のですが、
ここではキチッと施工をされています。


確認が終わると、今度は防蟻のための薬剤を散布。
更に、蟻や湿気を防ぐためのシートも敷設します。

 

防蟻剤散布
防蟻剤散布中

 
この後、基礎のコンクリートを施工するために、コンクリートの型枠を設置するのですが、
その型枠設置を綺麗に行うための、捨てコンクリートを施工します。

 

捨てコンクリート施工
捨てコンクリート施工中

この捨てコンクリートは構造強度には直接関係はありませんので、
コンクリートの強度自体もあまりありません。
しかし、型枠を綺麗に並べるために行いますので、綺麗な均し作業が必要になります。

これが均し終わった後の状況です。

 

捨てコンクリート施工後
捨てコンクリートを均し終わった後

今日の作業はここまでです。
次回は、真ん中の部分のシートとシートの間のテープを貼るところから始まります。
 

 

東日本大震災 復興まちづくり「今私たちに出来ること」


今日は、あまり実際の仕事には関係してこないのですが、
東日本大震災の復興まちづくりのために、我々が専門家として、
出来ることは何かと言う、話し合いの場に参加しました。

聴衆者として参加したのですが、ここでは「日本建築学会」の現会長である方や、
実際に、現地で復興支援ボランティア活動を行っていらっしゃる方が、
現状考えている方向性について、様々な話しをされていました。

その中でも、いくつか印象に残った話があります。

「被害状況は様々、今後の街づくりは地域地域によって違った方向性を見出すべき。」
「復興の方向性を決めるのは、全体的なバランスを見れる人と、
 実際に被災者の意見を汲み取れる中心の人が、両方で考えるべき。」
「外部の専門家は、実際に現地へ行って、被災者の方と一緒に考えるべき。」

と、言ったような内容のお話がとても印象的でした。

私、太田が阪神大震災で被災を受けたとき。街づくりの方向性としては、
震災前からあった、「都市計画のマスタープラン」なるものがありました。
そのマスタープランとは、すでにあの一帯の地域をどういう風に持っていくかと、
言う計画が決められていたのです。

それは、一部の地域を代表する住民と、役所関係の人々で決められたものでした。

つまり、あの時はそのマスタープランを殆ど変えずにそのまま適用してしまったのです。
私の家族も含め、多くの人が恐らく反対だったのじゃないかと思います。
住民の感情に配慮したものだったのかどうかと言うと、甚だ疑問です。

兎に角、今回はやはりこの中で出た素晴らしい意見を取り入れて、
見事な復興をしてもらいたいと思います。

 

新玉を頂きました^^)


今日はお休みを頂きまして、うちの嫁さんの実家にお邪魔しました^^)

農業を営んでいるのですが、都会生まれの都会育ちの私にとっては
結構、初めてみるものが絶え間ないです。

例えば、今回帰りしなに頂いた「たまねぎ」。
春先に取れる、新しいたまねぎを「新玉」と呼ぶらしいのですが、
たまねぎ自体が畑に埋まっているところを見たことがありませんでした。

たまねぎ畑
たまねぎの頭がちょこっと顔を出している

良く見ると、たまねぎの頭がちょこっと出ています。
たまねぎって、こんな風に成るんですね。

そして、たまねぎを収穫すると今度は保存用に家の裏側で干します。

新玉
新玉の保管方法は、「干す」事です^^)

このように、吊るして干しておけば結構もつそうです。
たまねぎは、カラスなどもあまり食べないようで、干しておいても全然問題ないそうです。
(たまに、誰かに持っていかれる事はあるみたいですが・・・)

こうして出来た「新玉」を家に持って帰って、スライスして頂きました^^)
甘みがあって、最高でした!!

 

H様が工務店とご契約されました!

本日、大安吉日のこの日、H様が工務店とご契約されました!
大手、中堅ハウスメーカーや、建築事務所。
様々な選択肢をご検討された結果、我々の住宅CMサービスを通して、
この工務店さんとご契約するまでに至りました^^)

 

ご契約
ご契約調印中。
 

種々のご検討をされた結果、今日に至りましたので、大変ご満足そうでした。

人生で、一番大きな出費が伴うと言われる、家づくり。
そんな家づくりをどこに任せるか、慎重に検討することは大変重要なことです。

家づくりを任せるのは、「会社」や「ブランド」で選ぶのではなく、「誰に任せるか?」で
選ぶことが最も大切です。

H様も多くの人に会って、最も任せられそうなのがこの工務店の社長さんだと
最終的にご判断された訳です。
(もちろん、当サービスのオーディションを通しても色々な経営者とお話頂いています。)

これらの経緯の上で、今日と言う日を迎えていますので、
「不安」と言うものは一切無さそうな、とても晴れ晴れとした御表情をされていました^^)


建築と言うのはこれからも大切な道のりが待っています。
施工をきっちりと行わなければ、良い家は建ちませんので、
我々プロが、ここで油断するわけにはいきません。
ここからが、プロの腕の見せ所。
工務店さん、良い家作りましょう!!

 

N様邸の打合せに同行しました

図面もほぼかたまってきたN様

今日は、図面上で確認してきた窓や玄関、外壁などの細かな仕様を
ショールームや工務店の事務所で確認する打合せを行いました。

 

朝11時

南港にあるLIXIL(旧トステム)ショールームにお邪魔しました。

 

 

P1050712.jpg

 

ここには、窓をはじめ、玄関ドアや外壁、バルコニー、エクステリアなど
様々な商品が展示されています。

予約をしていくと専属のコーディネーターの方が付いて、
いろんな説明を受けながら商品を選んでいくことが出来ます。

 

ショールームでは、窓のかたちや大きさ、シャッターや面格子などを
実際のものを見ながら決めていくことになります。

 

 

 

 

「窓」は、家の見た目を大きく左右するところ。

そのため、サッシの色や開け方によって、
家の雰囲気が変わります。

 

「外壁の色のイメージと合うサッシの色は?」

「和室に合う形は?」

「光を取り込みつつ、外と中の雰囲気がいいものは?」

 

など、ご家族のイメージに近付けるための窓選びを進めていきます。

 

今回は、コーディネーターの方や工務店の社長さん、サッシ屋さんが
打合せに参加していましたので、私は補佐的に仕様選びに参加しましたが、
はじめから相談を受けていたので、
N様の想いを考えつつアドバイスを加えていきます。

 

N様はまだ内装の色や柄が決まっていないかったので、
窓の内側の色は保留となりましたが、
形や大きさ、網戸の仕様はほぼ固まりました。

 

また、窓は、外観だけではなく、防犯や火事のことも考えないといけません。

 

N様の敷地は「準防火地域」になるので、
火事に耐えられる仕様になった商品から選ぶことになりました。

 

ちなみに、去年窓の防火認定で問題が発覚してから
いままでは認定でOKが出ていたものも、認定の取り直しをしないといけなくなっており、
その再認定の手続きに時間がかかっているようです。

LIXIL(旧トステム)のシンフォニーは、まだその認定が取れていないとのことで、
今回は、認定を受けている新商品を採用することになりました。

 

また、防犯ですが、通風を考えつつ光も取り込んでも人が入れないような
幅の狭いサッシもあります。

和室や1階の寝室などには、こういった窓が良く選ばれているようです。

 

 

朝11時から回り始めて、窓の仕様を決めるだけでも午後1時を回っていました。

 

N様は2年以上前から家づくりを始めていましたので商品にはかなり詳しくて、
ほとんど迷わずに決めてきたのですが、
家1軒すべての窓を選ぶだけでも2時間以上はかかるのですね・・・

 

でも、仕様選びを楽しんでらっしゃったので、
あっという間の2時間だったようです。

 

 

その他、バルコニーの敷き材などを決めて、少し遅い昼食を。

 

 

昼食後は、工務店に移動して床の仕様やN様のこだわりの強い和室の仕様を
決めていきました。

 

 

N様邸は、玄関から来客用の和室にとてもこだわりがあります。

本当の注文住宅で、工務店だからこそ実現できる間取りや仕様になっていて
今から出来上がりが楽しみなのですが、
そのこだわりをさらにブラッシュアップさせるための仕様決めです。

 

今回たまたま工務店の社長さんのご自宅に
N様の理想と近い和室がありましたので、
お邪魔しました。

 

 

 

実際にものを見ながら話ができると、
今までイメージしていたものがさらに具体的になり、
さらに良いアイデアが浮かんでくるものですね。

 

私も和室の障子上の意匠を提案させて頂きましたが、
N様も気にいって下さって、採用されるようになりました(^-^)

 

私も『家づくりのみちしるべ』として家づくりに参加できるので、
とても楽しいですね。

 

内装やデザインは主に奥さまの意見が重視されますが、
ご要望を聞くことが、私にとっても勉強になります。

 

N様の奥さまはとてもデザイン感覚の優れた方で、
その上使う材料のこともとても勉強されていますので、
その要望をとても分かりやすく工務店に伝えられています。

 

どんなイメージを持っているのかを上手く表現できる方も少ないため、
私たちがそのイメージを掴んで工務店へ伝えていくようにしているのですが、
N様と打合せしていると、私のセンスも鍛えられるような気がします。

(気のせいかもしれませんが・・・)

 

結局、この日の打合せは、午後7時位までかかりました。

 

工務店の事務所から帰宅する方向が一緒だったので、
話をしていると、

ご主人は、仕事開けで一睡もしていなかったとのこと。

お疲れさまでした。

 

今回の打合せでさらにこだわりが強くなったN様邸。

次回は2週間後の打合せですが、
そこでさらに理想の家に近付けていければいいなと思います。

 

いまから本当に完成が待ち遠しい・・・そんな思いです。

 

 

依頼された気密測定に行きました

今週は天気が悪い日が続いていましたが、
週末はとても過ごしやすいいい天気になりました。

 

P1050590.jpgそんな中、工事中にも気密測定に伺ったK様邸が完成したとのことで、
2回目の気密測定に行ってきました。

 

1回目の気密測定はこちらで紹介しています。

 

普段は、関西一円で気密測定を行っているのですが、
今回は三重県松阪市まで・・・

 

松阪牛が有名な地域ですが、
自然が多く残り、太平洋側で気候もそれほど厳しくない
とても住みやすい地域です。

 

そんな地域に建てられたK様邸は
断熱や気密にとてもこだわって建てた平屋の木造住宅。

 

 

P1050655.jpg 

「北海道でも通用する住宅を!」

と、K様が工務店さんに技術的なマニュアルを作って
渡すほどの熱心さ。

技術畑で仕事されていた経験から
自作の換気システムなども導入されています。

 

P1050606.jpg

 

前職のときに、松阪市の確認検査員の方といろいろとやり取りをしたことがあり、
とても厳しかった印象があったので、
この自作の換気システムで検査員の方に納得してもらい
確認申請が下りたことが私にとっては驚きでした。

 

この換気システムもそうですが、K様邸は、
こだわりが凝縮された家です。

 

ハウスメーカーではまず実現できないであろう工夫が随所にちりばめられています。

 

たとえば、このお風呂。

 

P1050619.jpg

 

ちょっと開放的過ぎじゃないですか?

といった意見もあると思いますが、40cm角の本物の大理石を取寄せて
造作されたようです。

 

また、海外から取り寄せたという木製建具も
部屋のムクフローリングととても相性がよく納まっています。

 

P1050628.jpg

 

そんなK様邸ですが、
工事途中の前回の気密測定では、
充填断熱と気密シートで気密を確保する施工では驚異的な

C=0.36

という性能でした。

 

そして、今回は、換気扇の穴などが開けられた状態でしたので、
少し性能低下が見込まれましたが、

結果は、

C=0.6

 

C値1.0以下を目標にされていましたので、
十分クリアした結果に、K様はもちろん、
施工された工務店(ウインドミルの平山さん)も安堵といったところでしょう。

 

P1050653.jpg

            写真 : 有限会社ウインドミル代表の平山さん

 

外気温度や室内温度をこまめに記録されているようで、
記録した温度変化を見せて頂きましたが、

今年の冬、外が0℃、
暖房がついていない室温が12℃を下回ることがないことに
改めて高気密・高断熱の良さを実感されたようです。

 

これから生活を始め、
照明や冷蔵庫、入浴などで自然に室温が上がることを考えると、
暖房をほとんど動かさなくても快適に生活して頂けるでしょう。

 

お施主様の想いの強さもそうですが、
それに柔軟に対応できる工務店も今後増えていくといいですね。

 

K.M様邸の担当現場監督と打ち合わせ

今日はK.M様邸を担当する現場監督さんとの事前の打合せを行いました。
どこをどんな風に、何に気をつけて工事をしてもらいたいか。
日程について、どのように組んでいるのかなどについて、
打合せを致しました。

現場監督と打合せ
真ん中が今回の担当の監督さんです。
施工方法についての確認などを行いました。


我々は、「建物の検査」を専門に仕事をしてきた建築士でもありますので、
建物の工事をするにあたって、当たり前と言われている「建築基準法」に
準じた建て方をしているかどうかだけでなく、「フラット35基準」や「JASS基準」と
言われる基準にも沿っているかどうかの確認を行いたい旨を伝えます。

建物は計画だけでなく、その計画通りに工事が行われているかどうかに関しても、
キチンと施工が行われていないと、計画がパァにすらなってしまいます。

我々は特に、この中でも「肝」となる部分に関してのチェックを行う事になります。

普段は、仕事などで現場に行くことが出来ないお施主さんに変わって、
プロの我々が第三者として、チェックの目を光らせる分けです。

より良い、より確実な建物にするべく、じっくりと打合せをしました。

後は、工事開始を待つばかりです!

 
 
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