前回に引き続き、オーディションの2次審査を行いました!
本日は工務店さんの更なる御提案があり、面談となりました。
面談をしていて、地震に関する対策に関してのお話になりました。
当然、不安に思ってしまうことは仕方がないことなのですが、
「揺れ」に対する対策としては、かなりの基準が適用されています。
阪神大震災の後、神戸市が行った現地調査では、1981年に建築基準法が改正されていて、
これを基準に見ていくと、これ以降に建てられた建物の約80%が軽微な被害(もしくは全く被害なし)
に止まり、大破・倒壊した建物は1%程度だったと言われています。
1981年より前に建てられた住宅などは、建物のバランスを考慮した設計にする必要が
法的にはありませんでした。ですから、実際にはバランスの悪い住宅が
多かったと言えると思います。
そして、阪神大震災を受けて耐震性に関する基準は平成12年に更に法律が厳しくなり、今に至っています。
ですから、今の法律の基準の建物が、阪神大震災クラスの地震を受けても、
大破・倒壊の可能性はその当時よりグンと低くなるなずなのです。
ただし、絶対安全と呼べるかと言えば、100%大丈夫とは誰も言えないと思います。
当時、絶対安全と言われていた高速道路が倒壊した事を思い出せばそれも納得だと思います。
阪神大震災で被災した私が言えることは、日本にいる限りは震災に遭う可能性は
ゼロには出来ない。
だからこそ、それに対する対策を適切に考える必要があるのだと思います。