「エコリフォームPRO養成講座」が行われたこの日、
私は、ついでに開催した会場である大阪市の住まい情報センターの8階に設置されている、
『住まいのミュージアム・大阪暮らしの今昔館』
と、言う施設を見学してきました。
ここでは、江戸時代の大阪の町を再現しています。
入館すると、まず大阪の町を一望できます。
1830年頃の大阪
この時代の大阪は、商人が多く非常に栄えていたようです。
この時代は江戸に武士が多く、江戸では板屋根の家が多かったようです。
(武士は一円も稼いでこないので、商人や百姓が食べさせていた。)
階下に降りると、店が立ち並ぶ街道に出ます。
大阪町三丁目と書かれた商家通り
流石、商人の町と言うだけあって色々な店が再現されていました。
お風呂屋、建具屋、薬屋、本屋・・・
同じ間取りで、同じ作りの建物が建ち並ぶ町並み。
統一感のあるこの町並みを見て、ある種の感動を覚えます。
今現在、家を建てるときに100年住宅やら200年住宅等と言って、
「家」を長く持たせることが大切なように言われますが、
たった、180年前の日本はこのような姿でした。
今とは全く違うこの景色を、皆さんはどう思うでしょうか?
対して、イギリスなどでは100年経った現在でも、当時と殆ど変わらない町並みが今でも残っています。
この違いをどう感じるでしょうか?
地震の多い日本において、建物を長くもたせることは至難の業なのですが、100年・200年先に残したい町並みと言うものを考えさせられる、良い体験でした。
この他にも、明治や昭和の始め頃の日本の町並みを再現したジオラマなどが展示されています。
興味のある方は是非参加してみてください!!