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M様邸の地盤調査

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今日はM様邸の地盤調査。

私も昔、ある大手ハウスメーカーで仕事をしていたころに、地盤調査をしていたことがあります。

地盤調査とは、建物を建てる土地が建物の重さに耐えうるかどうかを調べるための調査です。
地盤が弱ければ、建物が沈んでしまう可能性があります。
また、最悪の場合には不同沈下と言うものが起こり、家自体が傾いてしまうこともあるわけです。

そんなことが無いように、今では地盤調査は家を建てる前に必ずやるようになっています。
(あーだ、こーだ言って、地盤調査をしようとしない一部の建築家が居ますが・・・)

M様の土地は、30年ほど前にニュータウンとして開発された土地です。
造成地と呼ばれる土地で、山を切り開いて宅地とした場所に当たります。

造成地の場合、山の斜面の状況によって土を新たに盛った場合があります。
この場合、その土を盛った分だけ土かシッカリと締まっていないと土地が柔らかい可能性があります。


前回、解体した家が既に傾いていたことから土地が柔らかいであろう事は、大体検討がついていたのですが今回改めて調査を致しました。


家づくり成功へのみちしるべ、太田のブログ-スウェーデンサウンディング試験機
調査用の「スウェーデン式サウンディング試験機」

私がやっていたころは、殆どが手動だったのですが、
この機器は、殆ど自動で調べてくれるようです。
機器のボタンをポチッと押すだけで、どんどん調査を進めてくれる。

調査の方法は、ドリルのような先のついた棒をグリグリ回しながら突き進んでいくと
言う、至ってシンプルな方法です。
100KGの重りが付いていて、柔らかいとその棒がどんどん入って行き、
硬いとなかなか入っていかない訳です。


私と工務店の社長や設計士さんが見守る中、
その棒がどんどん中へ入っていく・・・

ある程度予想はしていましたが、やはり決して強い地盤とは言えなさそうです。
調査員さんが、1ポイント終わるごとにその調査結果をグラフで見せてくれるのですが、表面部分は決して硬いとは言えなさそうです。


家づくり成功へのみちしるべ、太田のブログ-地盤調査
調査の様子

建てた後に、建物が傾いたりしてはいけません。
これはシッカリとした地盤補強などの対策が必要そうです。
次はどのように補強するかがポイントです。
 


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